Wizardry 外伝3 プレイ記録 09 封印の書


山脈の6階に上がるとBGMが変化し、 ここからが本番といった感じになった。
いや、これまででも十分すぎるほどの難関だったが。

このフロアには『傭兵達の休憩所』と書かれている。



通路の脇に小部屋がずらっと並んでおり、ダークプリーストやハイマスターなど、人間タイプの敵が多く出てくることから、傭兵というのは、こいつらのことを指しているのだろうか。
いくら腕に覚えがあったとしても、何でこんな危険な山で暮らしているのか理解に苦しむ。


戦闘では、素早さが23のカリチアがいち早くティルトウェイトかマロールを唱えてくれるため、そこそこ安定してはいるが、それでもリセット回数は多い。
もはやティルトウェイト一撃で倒せる敵はほとんどおらず、二の手三の手でティルトウェイトやマバリコが早く唱えられることが勝敗に直結している。
敵も大抵は必殺の攻撃をしてくるため、1ターン目で取りこぼしたら戦闘不能者が続出することになる。

 

中でも呪文を無効化する悪魔系の敵、アークデーモンやグレーターデーモンなどはかなり強い。
悪魔に倍打効果のあるファウストハルバードや悪魔祓いの書も手に入ったが、それでもまだ及ばないため、こいつらが出たらマロールで逃げるしかないという現状だ。
かなりレベル上げしたのに、まだまだ足りないのかな。


マーチ
「最近ティルトウェイトも全然効かなくなってきました」

セルム
「もう、その呪文も時代遅れね。もっと革新的な攻撃方法を考えないと」

コー
「コレカラハ ワンリョクガ スベテ カイケツスル」

コルティナ
「この前、召喚の呪文で出てきたモンスターは強かったわね。ああいうのが仲間にいると頼もしいんだけど」



コー
「オレ アノクライ ツヨクナリタイ」

バルク
「ありゃ絶対に関わっちゃいけないタイプだろ。おまえがあんな風になったら縁切るぞ」

セルム
「その辺の魔法使いがレベル9で覚える呪文なのに、あんな奴が召喚されることもあるなんて危険極まりないわね」

各種召喚魔法で呼び出されるモンスターは、基本的には敵として出てくる奴だと思うのだけど、いずれこのアガレスも出てくるということであろうか。
この攻撃力だけでも、もはやインフレとかいう次元ではない気がする…。



さて、探索を続けているうちに、このフロアでも『封印の書』の切れ端を2つ見つけ、さらには表紙らしきものも見つけた。



『この封印の書を用いれば、悪しき本の呪いも解ける。このことは私以外に知られてはならない。アガン・ウコーツ』

…とのこと。
どうやらアガン王に関係がある書物のようだが、詳しいことは全部のページを揃えないと分からなそうだ。
まあ、関係あろうが無かろうが全部揃えないと先に進めなそうなので集めるけど。





そのまま上に昇るエレベーターを発見し、7階へと進む。
ここは『クリスタルルーム』と書かれていた。



一見して何も無い広大な部屋であるが、そこは見えない壁で仕切られており、手探りで進むフロアになっている。
まあ、要はダークゾーンのようなものだ。
しかし本作はオートマッピングなので、手間はかかるが小まめにデュマピックで確認していけば、迷うことは無い。



マロールも禁止されてはいないので、未到達地点の隣に直接ワープすることもできる。
これが紙マッピングだったら壁を間違えたり現在地を見失ったりと、かなり大変だったであろう。
前作や前々作でも、結構複雑なマップはあったのだが、中盤くらいでマロールが使えるようになる上に、使用制限のあるマップがほとんどないため、せっかくの構造があまり活かされてない気がするな。
そして、代わりに全然見つからない隠し扉でマップの難度を高めているような…。


ここでも封印の書の1ページを入手した他、埃に埋もれた床で『城の鍵』も手に入れた。
これは山頂にある城の鍵であろうか。





特に問題も無く7階を突破し、上に昇る階段を見つけた。
いよいよ最上階の8階だ。

ここには何かの儀式を行ったような跡があり、アガン王のマントも落ちていた。
なにやら不穏な感じである。





出てくる敵も終盤の面々ばかりで、これまで以上に凶悪な強さだ。
しかし、得られる経験値は下の階と比べて大きく増えているわけではないので、あえてここでレベル上げをする必要もないだろう。



一応、武器や防具は次々と新しいものが手に入るが、敵の装甲を貫くほどの攻撃力は得られないし、ACをいくら下げても敵の攻撃は受けまくるのでほとんど意味がない。
このへんのバランスは既に崩壊している感じだ。
こんなに敵を強くするなら、プレイヤーのレベルの幅も広くすればいいのに。
初代と同じレベル13を基準としていたのでは、さすがに無理を感じてしまう。


だが、敵は強いもののフロアは特に妙な仕掛けもない普通の構造だったので、すんなりとマッピングは完了した(例によって隠し扉はあったけど)。
奥には悪魔の顔が描かれた書物が埋め込まれた壁があり、いかにもここで集めたページを使うかのような雰囲気である。



このフロアでも封印の書の1ページを入手しており、全6ページが揃っている。
ただ持っているだけでは何も起こらなかったので、ここで各ページのスペシャルパワーを全て解放してみると、壁に埋もれた本が語りかけてきた。

『アガンは300年前、ダリアの命と引き換えに我ら魔族に魂を売った。世界の半分を手に入れし、アガンを魔族の王とすれば、世界は我ら魔族のもの。当然だ。たとえ我が倒されても、もうじきアガンは真の魔族として生まれ変わる。奴は既に我々のものだ』

そう言って、この本は襲い掛かってきた。



その名もデビルブック。
この封印の書関係でボス戦があるとは思っていたが、まさか本そのものと戦うとは…。
というか、話がいまひとつ読めない。


本ということで、 いかにも呪文攻撃をしてきそうだったのでコルツを重ねがけし、前衛はお供を1体づつ攻撃して確実に仕留める。
幸い、お供モンスターはそんなに強くはないので、現在の力でも倒せる。



あとは1ターンに2回コルツを唱え続け、敵の攻撃もほぼ無効化した上で、じわじわと嬲り殺した。
正直、このフロアで出てくるアークデーモンとかヘルマスターとかの方が余程強かった。


デビルブックを倒すと目の前の壁が開いて通路が現れた。
その先には階段があり、昇ると別の建物の中に入る。



ここは山頂に見えた城の中であろうか。
山を登ったらアガン王に会えると思っていたが、この城もまたしばらく探索することになりそうだな…。


<現時点のステータス>

名前

種・性格

職業

LV

HP


エルフ/中立/女

Val

20

17

17

16

17

19

16

197

19

セルム

AC-5 ファウストハルバード ごくじょうのよろい てつのたて にんたいのかぶと ぎんのこて はじゃのゆびわ


ドワーフ/悪/男

Sam

18

20

14

15

21

15

17

223

21

ベッケル

AC-3 かたな だいみょうよろい かたあて あくのかぶと てつのこて


人間/悪/女

Pri

21

14

18

18

18

15

18

173

22

マーチ

AC1 せいなるフレイル こおりのくさりかたびら てんいのかぶと


人間/悪/男

Nin

18

19

17

15

18

17

17

141

21

バルク

AC-7 まっぷたつのけん ぶしのよろい ささえのたて にんたいのかぶと マンティスグローブ しのびのタビ


エルフ/中立/女

Thi

20

15

17

19

17

19

15

130

19

コルティナ

AC4 とうぞくのゆみ ごうかなかわよろい かわのかぶと かわのこ て


フェアリー/悪/女

Mag

20

12

13

15

11

22

15

63

26

カリチア

AC0 ほのおのつえ きりのローブ かげのマント せいめいのぼうし


リズマン/中立/男

Fig

21

22

14

16

23

19

14

238

17

コー

AC-10 ドラゴンスレイヤー まもりのよろい まもりのたて てっかめん マンティスグローブ


ドラコン/悪/男

Fig

20

20

16

14

22

18

17

226

17

エッゴ

AC-6 ヘビーアックス ますらおのよろい あくのたて にんたいのかぶと  てつのこて あくまばらいのしょ


ラウルフ/悪/男

Ren

18

18

15

19

18

17

18

155

18

ウェイバル

AC-8 ヘビィクロスボウ えいゆうのよろい かたあて かわのかぶと かわのこて みどりのケープ


ムーク/中立/女

Bar

19

17

16

16

19

17

18

154

17

ス・トーヴァ

AC2 いなずまのつえ ごうかなかわよろい かわのかぶと かわのこて あくまのふえ



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