Wizardry 外伝3 プレイ記録 08　魔の山

山頂の城へ向かって出陣したアガン王を追って、パーティーも南の市街地へと行く。
鍵のかかっていた扉を盗賊が開錠して先に進むと、道中に展望台があった。
望遠鏡を覗いてみると、遥か山の上にそびえ立つ古城が見える。
王が向かったのは、この城のことであろうか。

また、このエリアには何故か唐突に『ダンス会場』と書かれた建物があり、広い部屋の中にはびっしりと回転床が敷き詰められていた。

ちょうどWiz#5のダンスホールみたいに、歩くとぐるぐる回転してまともに進めないような所だ。
ただ、中には何かイベントがあるわけでなく、ひたすら回転床があるだけの場所であった。
一体なんだったんだ。

先に進んでいくと、行く手を遮る崖にロープが吊るされ、下に降りられるようになっていた。

どうやら、王の軍隊はここを通って山に行ったようだ。
ロープを降りてデュマピックで確認すると、そこは山脈の1Fと表示される。
全部で8階構成のようなので、こいつは長い旅になりそうだ。

ここで僧侶ウェイバルがレベル13となったので、性格を善にした後に新職業レインジャーに転職した。

錬金術を使い、罠や扉の開錠ができる戦士系職業である。
本編Wiz#6でのレンジャーは装備が貧弱でレベルも上がりづらく、得意武器の弓矢は他の武器に比べて使い物にならない弱さ、という地雷職業であったが、果たしてどれほどのものか。

さて、この1Fは、ここまでの野外マップの延長のような感じだったので特に迷うこともなくマッピングは完了し、2Fに昇る階段が見つかった。
ここに山脈入口と書いてあり、町外れから直接来ることができるのも、この2階からのようだ。

しばらく探索すると、2～4階に通じているエレベーターが見つかる。

マップ自体も、ほぼ通路のみの単純構造のようなので、さっさとエレベーターで上に行ってしまってよさそうな感じだ。
なんだ、階層は多いけど各フロアは短いのかな？

しかし、勢いに乗って先に進んで行きたいところだが、ここらで敵の強さがかなりインフレしてきた。

強烈な呪文攻撃やブレス、石化・麻痺などの追加効果、高い打撃力など、まともに戦ったら1ターン持ちこたえるのが至難である。
こちらの前衛の攻撃力では、力が最大値に振り切れているドワーフやリズマンであっても、ようやく3～4発で1体を倒せる程度なのに、敵は毎回3～4グループで目一杯出現するため、実質こちらの有効手段は全体攻撃できるティルトウェイトしかない。
そして、強力な攻撃をしてくる敵というのは大抵、呪文無効化能力も合わせ持っており、ちょっとでも生き残られるとすぐに死人が出たり戦闘不能になるような有様だ。

ということで、ここであっさりと全滅してしまった。

もうしばらくはティルトウェイトごり押しで進んでいけるかと思っていたが、こいつはなかなか手強い…。

このシナリオには、全滅したパーティーを1人1万ゴールドで救助してくれるサービスがある。

ダンジョンの奥深くやボス戦で全滅してしまった場合、二次災害を防ぐためにもありがたいサービスである。

彼らに救助をお願いし、全員復活させたところで探索を再開した。
しかし…

ここで出てくるブロブアイというモンスターが異常に強く、集団で出現して石化ブレス、麻痺攻撃といった一撃必殺の攻撃ばかり繰り出してくる。
しかも、見た目に反して守備力が高いため直接攻撃はほぼ当たらず、、魔法も無効化してくるためティルトウェイト連発でも倒せない。
そうなると当然…

またしても、あっという間の全滅。
全然歯が立たない、というか敵があまりにも強すぎる。
こちらの主力のレベルは現在13～14程度だが、ここは20前後は必要だろうか…？
10人パーティーで経験値が分散しているとはいえ、ちょっと急激なインフレだなぁ…。

今作はこれまでの外伝シリーズ以上に戦闘が苛烈なので、このままノーリセットで行くのは厳しそうです。
いや、出来ないことはないかもしれないけど、あまりにも不毛な戦いになりそうだし、そこまでして頑張ろうという気持ちがなんとなく湧き上がらない。
ということで、ここでリセット解禁します。今回は諦め早いです。
一応、マニアモードだけは継続していくけど、これもこの先の難易度次第ですかね。

エッゴ
「ふう、もうボロボロだ。一度町に戻ろうぜ」

セルム
「敵があまりにも強すぎるわ。町の近くにこんな危険な山があったら、そりゃ国も滅ぶわね」

ベッケル
「こんな凶悪な魔物の巣窟を、アガン王はどうやって進んで行ったんだ…」

エッゴ
「まったく、ろくな報酬も無しにこんな危険な所に来いとか、あの王は人をなんだと思ってやがるんだ」

マーチ
「助けた後、よく見たらポケットに1万ゴールド入ってたらしいじゃないですか」

カリチア
「全滅した時に救助隊を派遣した費用で赤字だけどね」

ウェイバル
「これはもう、財宝とか貰っても割に合いませんね…」

2階の各所にHPやMPが全快するスイッチが設置されていたので、そこを拠点にしてレベル上げをした。

とはいえ、いくら全快しようが戦闘では大抵即死なので、あまり意味はない。
リセットを解禁したものの、マニアモードで継続して耐えられる戦闘回数は2～3回がせいぜいで、得られる経験値は一戦あたり1万5千程度。
これでレベル13以降の多大な経験値を稼ぎ続けるのは、なかなかキツイものがある。

頑張ってレベル17～18くらいまで上げたところで、もう疲れてきたので、ボチボチ先に進むことにした。
正直これでも普通に苦戦するが、だいぶマシになった気はする。

さて、続く3階は、フロア中心部を残して外周の通路だけのマップであった。
隠し扉の中で見つけたメッセージでは、『正しき穴は一つ』とある。
そのままエレベーターで4階まで上がってみると、一面に広がる大部屋の中に、無数のピットとシュートが仕掛けられていた。

　

試しにリトフェイトを解いてシュートに入ってみると、先ほど入れなかった3階の中心部に落ちた。
だが、そこはすぐに行き止まりとなっている。
先ほどのメッセージからして、この4階の無数のシュートの中のどれかに正解ルートがあるということか…。

ここはシラミ潰しにシュートに入る他なく、ひたすら落ちては昇ってを繰り返した。
シュートの数が多くなかったので、そこまでの苦労はしなかったが、なかなか面倒な仕掛けだ。
正解のシュートの先には、5階に昇る階段があった。
一度上がってしまえば、あとはマロールでワープできる。

5階は動く床のフロアだった。

所々に3つのスイッチがあり、それを押すことで床の動きを変えて進んでいくようだ。

ここも複雑で難しそうだが、適当にスイッチを切り替えながらマロールでワープしていたら、すぐにマップは埋まった。
移動床が面積を占めている分、実際に歩くエリアは非常に少ないし、移動床の上では敵が出ないので快適なフロアであった。
そして、上に続く階段は隠し扉の先、というのはいつもと同じである。

このフロアの途中の部屋で、『封印の書』と題された書物の1ページを見つけた。

メッセージはこれだけであったが、このページはアイテムとして手元に残ったので、この先で他のページも見つかるということか。

＜現時点のステータス＞

名前	種・性格	職業	LV	力	知	信	生	早	運	HP	年
	エルフ/中立/女	Val	19	17	17	16	17	19	15	169	19
セルム	AC-3　ハルバード　ごくじょうのよろい　てつのたて　かわのかぶとぎんのこて
	ドワーフ/悪/男	Sam	17	19	14	15	20	15	17	179	20
ベッケル	AC-2　かたな　ぶしのよろい　かたあて　あくのかぶと　てつのこて
	人間/悪/女	Pri	19	13	17	16	18	15	18	154	22
マーチ	AC4　モーニングスター　どうよろい　かわのかぶと
	人間/悪/男	Nin	17	19	17	15	17	18	16	107	20
バルク	AC-4　まっぷたつのけん　どうよろい　ささえのたて　しんちゅうのかぶとかわのこて　しのびのタビ
	エルフ/中立/女	Thi	19	16	17	18	17	19	15	129	18
コルティナ	AC4　とうぞくのゆみ　ごうかなかわよろい　かわのかぶと　かわのこて
	フェアリー/悪/女	Mag	18	11	13	15	10	21	14	55	25
カリチア	AC2　ほのおのつえ　きりのローブ　かげのマント
	リズマン/中立/男	Fig	19	22	14	16	23	19	13	215	16
コー	AC-4　まっぷたつのけん　まもりのよろい　てつのたて　にんたいのかぶと　かわのこて
	ドラコン/悪/男	Fig	18	20	15	14	22	18	16	202	17
エッゴ	AC-2　まっぷたつのけん　ますらおのよろい　てつのたて　しんちゅうのかぶと　てつのこて
	ラウルフ/悪/男	Ren	16	16	14	18	17	16	18	151	18
ウェイバル	AC2　せんしのゆみ　どうよろい　かわのたて　かわのかぶと　かわのこて　はじゃのゆびわ
	ムーク/中立/女	Bar	17	16	16	16	18	17	18	126	16
ス・トーヴァ	AC6　こがたのゆみ　かわよろい　かわのかぶと　かわのこて　ねむりのふえ　ちんもくのハープ　あくまのふえ

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