五つの試練プレイ記録 #0 [1980年作品] 04

ようやくエレベーターが使えるようになったので、これまで行けなかった所に行ってみることにした。
地下1階〜地下4階には、エレベーターホールからでないと入れない区画があるのだ。


ざっと回ってみたところ、地下1階、2階、4階には特に何もなかったものの、入れないエリアの広かった地下3階には、ちょっとした物があった。



宝物庫。

しかし中にはもちろん何もない。
もちろんってのは、#1をやったことのある諸兄ならばご存知のことだろう。

いや、何もないどころか、ピットが仕掛けられていた。
リトフェイトで回避しているから別段影響はないが、ムカつき加減は#1よりも上だ。


さらに、こんな看板のある部屋も。



この扉の先は、地下3階の通常エリアに繋がっている。
つまり、俺達は今まで延々と豚小屋の中を歩かされていたってわけさ!

まあ、これらはイベントってほどの物ではないが、行く必要のない場所にわざわざ来た人に対するサービスのようなものだろうか。







これまでの階層を見て回ったので、改めて地下5階を探索する。


まずは一通りマップを埋めるべく歩いてみたが、同じような通路が延々と続くため非常に惑わされやすく、しかも至る所にシュートが仕掛けられている。
だが、落とされた先の地下6階は基本的に玄室戦闘が無く、ランダムで出現する敵も地下5階のものと同じようなので、さほど危険はない。
この2フロアがセットになった構造のようである。

何度か穴に落とされつつもマップを埋めていくと、こんなメッセージも見つかる。



何かで見たことあるんだよな〜。
元ネタはどこにあったんだっけな。



そして、まずは地下6階のマッピングが完了する。



この区画はこれで行き止まりのようだ。
おそらく、外部のエリアに何とかして入らないとならないのだろう。

となると、地下5階を隈なく探して、こちらに入る道を見つけなくてはならないのだが……





地下5階の方も、行ける所は全て回っても先へ進む手がかりは何も見つからなかった。
例の5つの分岐扉が怪しそうだったが、こちらからも何も見つからない。
1つだけ、外部からは入れない部屋にワープし、そこにはイベントの起こりそうな床があることはあったのだが……




そこでも何も起こらない。
手持ちのアイテムを色々と試してみてもダメだった。

うーん……途中で何かを見落としてるのかな……。








まだ未踏破エリアのありそうな地下4階を再度探索することにした。
といっても、デュマピックで確認した限り、例の「この先に進まぬが得策……」の先以外、全てマップは埋まっている。
あそこはさすがに現状で入り込むにはリスクが大きい。


どうしたもんかな……と思ってウロウロしていると、突然クリストファーが何かの気配を感じた!

おお!?
隠し扉か!

そういえば、今まで隠し扉の存在をすっかり忘れていた。
前回に盗賊のメリッサがロストしてから、これらの隠し扉を見つけられる者がいなくなってしまったから、見過ごしたまま先に進んでしまっていたのだ。

なるほど〜、これが突破口だったわけですか。
メリッサ、やはり君の死は早すぎた……。


隠し通路の先には、このように書かれた扉があった。



おいおい、来たよこれ!
これはアレとか出てきて、アレとか手に入るような所じゃないか!?

きっと、ここ一番のイベントなんだろうけど、既に地下6階まで探索してレベル12となった我々だ。
まず大丈夫だろう!


と、中に突入した。


そして、血走った一行の前に現れた者は……





あれ?
これは……

一瞬デジャブのような錯覚に陥るが、淡々と取引は進んでいく。
どうやら我々は、『魂』なるものを持っていたようなので、代わりにアイテムを貰った。
確認はしていませんが、その魂というのは、道中で見つけた『?剣』のことでしょうか。


で、貰ったアイテムというのが、『亡霊の杖』というアイテム。
鑑定して調べてみたところ、使うとデュマピックの効果があり、装備すると呪われる杖のようであった。

えっと……これをどうしろと?



いや、もっとこう……先に進む手がかり的な物を……







もちろん、この亡霊の杖はクリアアイテムの魔法の杖なんかではなく、地下5階の怪しいポイントに持って行っても何も起こらなかった。
他にも隠し扉があるのかと思って、今度はディアフィックを使って地下5階、地下6階を一回りしてみるも、何も見つからず。

うーん……隠し扉じゃないのか?
でも、ディアフィックってイマイチ効果が薄いから、当てにならないんだよな〜。
1マス1マス調べるのも大変だから、やっぱり盗賊を加えないとダメなのかもな……。


と、色々考えた結果、もう少しでレベル13に到達しそうな現状に着目し、強硬手段を取ってみる事にした。

魔術師アンソニーをレベル13にしてマロールを習得させた後、これを戦闘中に唱えてランダムテレポートする。
何度か唱えれば、地下5階の未踏のエリアに偶然飛ばされることもあるかもしれない。
地下6階は石のエリアがありそうだが、地下5階は構造的に大丈夫だと思われる。

(地下5階 と 地下6階)


万が一、石の中に入ってしまっても、再度マロールを唱えれば大丈夫……だった気がする。
レベル13でマロールを覚えなかった場合は盗賊に転職させて、その後のレベルアップで無理矢理習得させる。
どのみち、この先で宝を集める時に必要な職業だから構わないだろう。



ということで、アイテム集めも兼ねて、少しレベル上げをすることにした。
地下5階に出現する敵はレベル9メイジとヴァンパイア以外危険はないし、リトフェイトで先制率を上げておけばまず安全だ。
大半の敵はマカニトとマダルトがあれば十分片付き、弱い奴等でも経験値は1500〜3000くらい入手できる。
フロストジャイアントやアースジャイアントの群れが出現すれば一気に15000くらい手に入るので、#1と比べればレベルアップ効率は遥かに良い。


問題はアイテムの方である。
前回も書いたが、このシナリオは店で売っている以上のアイテムが出てくる確率が非常に低いため、いまだにパーティーの装備が初期装備と大差ない。
さすがにレベル13となってもこのままというのは厳しそうなので、そろそろ+1以上の武器防具が出てきてほしいところだ。
盗賊がいないので宝箱開錠は危険が大きいが、爆弾やスペルブラスター、電撃、以外の比較的安全な罠の物は、かたっぱしから開けていくことにする。


そして、しばらく戦っていると……



ヘビのメイスが見つかる!
強くはないが毒耐性はありがたい!




つづいて……



ダイヤモンドの指輪!
#6、#7では最強アクセサリーだが、今回は何の効果もないただの飾りであった。
とはいえ、商店に5万GPで売れたので、これで金に困る事はなくなった。
死の指輪のような扱いだろうか?



さらに……



炎の杖!
こいつも、#1ではお馴染みのアイテムだ。
ロッドではなく杖なので、武器として使えるようだ。
だが最も大きな違いは、マハリトではなくラハリトの効果があることだろう。
破損率がどのくらいかは分からないが、いざという時に役立つはずだ。



お次は……



呪いの兜!

……いらね。



と、かなりの戦闘を繰り返して、ようやくこの程度のアイテムが稀に出てくるといった具合だ。
レアアイテムっぽい気はするんだけど、どれも今ひとつ決め手に欠ける。


アンソニー
「DAMN IT!どうしてこうも、ロクでもない物ばかり出てくるかね」

ダニエル
「きっと迷宮にいる奴等も、ワイフに小遣い減らされて大変なんだろうさ」

クリストファー
「おっと、さっき倒したレベル11ファイターの旦那の、なけなしのヘソクリが見つかったぜ。『?刀』って何だろうな?」

ジュリー
「ビューティフル!ニッポン製の剣ね。初めて見るわ」

ベンジャミン
「メイドインジャパンか。それなら確かな品質だな。じゃあ、鑑定を頼むよ」

ケビン
「うむ……これは……まさか……」

ケビン
「MURASAMAブレード!」

クリストファー
「WWWOOHHHOOOO!!!」

ダニエル
「なんだい?そのムラ何とかってのは?」

アンソニー
「ヘイ、知らないのか!?ショーグンをも斬り刻む伝説のカタナだぜ。前にテレビで見た事がある」

ベンジャミン
「ヒュ〜!そいつはクールだ!魔術師アンドリューって奴もこれでイチコロだな」

ジュリー
「じゃあ、誰かがサムラーイにならないといけないわね」

ケビン
「おっと、みんな!落ち着いてくれ。ちょっと落ち着いて、よーく聞いてくれ」

クリストファー
「なんだって言うんだい、ケビン?こんなニュースで喜ばない奴は、ボルタックの店主くらいのもんだぜ?」

ケビン
「いいかい、よく見るんだ。ここに刻んであるブランドネームをよーく見るんだ」



むらさまでした。

アップル版の#1はムラマサではなくムラサマだったらしいので、こっちも完全に偽物というわけではなさそうだが……
このロングソードに毛が3本くらい生えた程度の威力は、どう考えても、あの伝説の妖刀ではないだろう。
とんだヌカ喜びでした。







と、そんな感じでアイテムを集めつつ戦っていると、アンソニーがレベル13になり見事にマロールを習得!
ついでにティルトウェイトも覚えた。
よしよし、なかなか優秀だ。


さっそく、地下5階で戦闘を起こしてマロールを唱えてみると……




見事に未踏の地へワープ!

やりましたぞ!

戦闘中にマロールを唱えたら地下1階に飛ばされるという場合も考えられたから、ちょっと不安だった。



さらに、この場所から少し歩くとシュートがあり、地下6階の未踏地帯に到達した。
一歩踏み込んでしまえば、後はマロールで普通にワープできるだろう。
かなり力技であったが、こうして一行の前には道が開けたのだ!


いやー、どうなることかと思ったよ。
知力及ばずに先に進めなくなってプレイ日記終了……とならずによかった。

あ、ちなみに正攻法は、この部分にある隠し扉を見つける、というものでした。



正攻法も何も、見るからに怪しいポイントですね。
そこも調べたと思ったんだけどな〜……。
しかもディアフィックでも察知してくれなかったし……。








名前

種・性・属

職業

LV

HP

クリストファー

Hum/男/悪

Fig

13

18
+4

13

9

18

13

12

146

14

4

AC 1

バトルアクス 大型の盾 鎧 兜

ダニエル

Elf/男/悪

Fig

13

18
+1

18

15

16

13

11

139

15

1

AC 3

ドラゴンスレイヤー 小型の盾 鎧 銅の小手

ジュリー

Gno/女/悪

Pri

13

12
+3

10

20

16

16

12

101

15

3

AC 4

ヘビのメイス 大型の盾 胸あて

ベンジャミン

Gno/男/中立

Mag

12

15

15

16

10

16

10

48

14

0

AC 9

杖 ローブ

アンソニー

Hum/男/中立

Mag

13

15

17

11

10

13

15

52

15

2

AC 9

杖 ローブ

ケビン

Dwf/男/悪

Bis

12

16
+1

15

16

17

15

12

83

15

0

AC 8

メイス 革鎧 (炎の杖)



おそらく、次の地下6階が最終エリアとなるであろう。
武器防具ともに貧弱この上ないが、今のところ雑魚敵とは十分に戦える。

ただ、さすがに敵の呪文攻撃などで全滅する可能性も出てきたので、有事に備えて1〜2人控えに回すべきかな。

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