五つの試練プレイ記録
#0
[1980年作品] 03
地下4階へ降りた早々、盗賊メリッサがエナジードレインを受けて非常に嫌な気分になる。
盗賊って隠れて攻撃しても大して助けにはならないんだけど、カーソルがデフォルトで「隠れる」になってるから、ついつい連打してしまい、こういった事故が起こってしまう。
まあ、レベル8〜9の盗賊がドレインされるのなんて、献血するのと同じようなものなので、栄養取ればすぐに元通りになる。
気を取り直して探索を再開する。
この階層は、細い通路とワープゾーンのある玄室で構成されているようだ。
玄室でワープすると、再び違うエリアの細い通路に飛ばされて、そこからまたワープゾーンのある玄室に入る……というのを繰り返す。
たまに、通路の脇にこんなエリアがあり……
このメッセージと共に、いきなり城へとワープする。
これは、多くのプレイヤーにとっては非常に馴染み深い、ある意味ウィザードリィを象徴するかのような構造である。
作者の方の注が、この階層をより詳しく説明してくれております。
まさかここが最終階ということはないと思うけど……
……けど、地下4階といえば、#1では「モンスター配備センター」と「プライベートエレベーター」という二大イベントのあった場所だ。
この#0でも、そろそろ何らかのサプライズがあるのではないかと予想してしまう。
サプライズと言えば、通路にはこんなメッセージがあったが……
次の一歩は踏み出せなかった。
ピットならまだしも、#3のようにいきなり石の中というのも有り得る話なので、ここはせめてマロールを覚えてからにしておこう。
とりあえず、レベルを上げつつ慎重に進んでみることにした。
ちょっとだけ戦闘 → ワープして帰還、と繰り返していると、途中で宝箱からドラゴンスレイヤーをゲット!
性能的にはメイジマッシャーよりも上で、+2相当の武器のようだ。
あんまりドラゴンは出てこないけど、ありがたい品ではある。
また、こんな敵も出てきた。
ヨコズナダイミョウ!!
ダニエル
「見ろよ、スモーレスラーがいるぜ」
メリッサ
「オウ……エキセントリック!」
アンソニー
「ノーノー、違う違う、あれはサムラーイのチーフだよ。前にテレビであんなのを見たことある」
ケビン
「どっちも似たようなものさ」
クリストファー
「ヘイ、みんな、このクールガイ達と一緒に写真でも撮らないか?」
ジュリー
「じゃあ、私が話してくるわ」
アンソニー
「OK、頼んだぜ!」
ジュリー
「スイマセン、ワタシタチ、シャシン、イショニ、イデスカ?……アウチ!!」
HPが際立って高く、クリティカルまで持っているという強敵でした。
英語表記は「Yokozuna
Daimyo」だったから、ヨコズナというわけですか。
地下5階に下りる階段はあっさり見つかった。
このワープゾーンの玄室を奥へ奥へと進んで行っても、一番最後には城に飛ばされてしまう。
ということは、この階層には何もないということか?
じゃあ、先に進んでしまおうかな……と思った矢先、事件は起こった。
出てきた敵はレベル7メイジ。
こちらが行動する前に、相手に2発のマダルトを許してしまった。
そう、こいつは#1と同様に、レベル7でありながらマダルトを使えるという天才メイジなのだ。
2発のマダルトには耐えられず、メリッサとアンソニーが死亡。
その後のジュリーとケビンのモンティノが効いたため、何とか戦いには勝利できたが、今までで一番の打撃を喰らってしまった。
この辺のバランスは、#1と変わらないところだ。
で、事件というのはこちらの事である。
全キャラ中で唯一の盗賊、メリッサが消失!!
これは実にマズイ……!
今はまだ影響は少ないが、今後下層に行くにつれ、宝箱の重要性はどんどん増してくる……。
とりあえずメリッサの代わりに、以前パーティーにいたレベル7魔術師のベンジャミンを加えた。
最終的には、アンソニーかベンジャミンの魔術師どちらかを盗賊にしなくてはならなそうだ……。
悲しみを乗り越えて地下5階へと降りると、いきなりメッセージが出てきた。
いよいよ、ボスが出てきそうな最終エリアっぽい気配が伝わってくる。
ヒキガエルと言われると、どうしても#5のソーンを思い出してしまう。
恐れをなして、一旦は素直にねぐらに帰らせてもらいました。
その後、再び迷宮に入って周辺の敵と戦ってみたが、別段大した敵は出てこなかった。
それどころか、フロストジャイアントやアースジャイアントなど、経験値が10000前後も手に入る敵が出てくるため、稼ぐならばこの階が断然良い。
でも、これから先レベル上げをするにせよ、アイテムを探すにせよ、そろそろエレベーターが無いと厳しい。
もう地下5階だから、さすがに歩いて行き来するのは面倒になってきた。
この階あたりでエレベーターが使えるようになると見ているので、ちょっと頑張って周囲を探索してみるとしましょうか。
先に進むと、更にこんなメッセージが。
#2にあったような、分岐の扉がある。
あちらは3つだったけど、こちらは5つのようだ。
う〜ん……怖いけど、こういう所からエレベーターが見つかるような気がしないでもない。
探索がてら、飛び込んでみるのもアリかな……ということで、一番右の扉に突入した。
すると……
シュート!!
いきなり地下6階へ落とされる。
更にまたヒキガエルと罵られる。
これはヤバイ!
実に恐ろしい!
コントラ・デクストラ・アベニュー とか言われても、こっちはそれどころじゃない!
しかも、扉を出ると辺りはダークゾーンであった。
このダークゾーンが延々と続く。
デュマピックでの現在地確認がかかせないため、MPが切れたら遭難というサバイバルな状況である。
せめてロクトフェイトを覚えてから来るべきだったか〜……
だが、しばらく歩いてみると、意外と単純な構造だということが分かった。
基本的にダークゾーンは一本道のようで、壁に当たりながら歩けば、一応は先に進める。
玄室も存在しないようなので、あまり危険はない。
このダークゾーンの通路が、四方を扉で囲まれた明るい小部屋を途中に挟んで、細長く続いている……といった構造のようだ。
また、明かりのある部屋の中には、こんなのもあった。
地下3、4階では見なかったけど、不思議な記号の床だ。
これは「LOAR」かな?
更に手探りで進んで行くと……
なんと、エレベーター発見!!
た……助かった〜!
即座に地下1階へ行き、扉にかけられた閂を外す。
これで、エレベーターへのショートカットが可能になった。
シュートに落ちた時はドキッとしたが、これが見つかれば今後の探索は非常に楽になるので、結果オーライであった。
名前 |
種・性・属 |
職業 |
LV |
力 |
知 |
信 |
生 |
早 |
運 |
HP |
年 |
死 |
クリストファー |
Hum/男/悪 |
Fig |
10 |
16
+1 |
12 |
7 |
17 |
13 |
11 |
103 |
14 |
3 |
AC 1 |
ドラゴンスレイヤー 大型の盾 鎧 兜 |
ダニエル |
Elf/男/悪 |
Fig |
10 |
16
+1 |
16 |
13 |
16 |
12 |
9 |
99 |
15 |
0 |
AC 3 |
ドラゴンスレイヤー 小型の盾 鎧 銅の小手
|
ジュリー |
Gno/女/悪 |
Pri |
10 |
11
+2 |
9 |
18 |
15 |
15 |
11 |
76 |
15 |
3 |
AC 5 |
フレイル 小型の盾 胸あて |
ベンジャミン |
Gno/男/中立 |
Mag |
9 |
13 |
13 |
14 |
9 |
16 |
9 |
34 |
14 |
0
|
AC 9 |
杖 ローブ |
アンソニー |
Hum/男/中立 |
Mag |
10 |
13 |
18 |
10 |
10 |
11 |
13 |
41 |
15 |
1
|
AC 9 |
杖 ローブ |
ケビン |
Dwf/男/悪 |
Bis |
9 |
16
+1 |
15 |
15 |
15 |
13 |
11 |
60 |
15 |
0
|
AC 8 |
メイス 革鎧 |
盗賊不在というのもあるかもしれないが、このシナリオでは店売り以上のアイテムが全然見つからない。
武器はともかく、防具なんては+1クラスの物が1つとして出てきていないのだ。
なので戦士の攻撃力もタカがしれているが、地下5階でも敵のHPは15〜25程度と低いため、ラハリト程度が使えれば一掃できてしまう。
このパーティーではアンソニー&ベンジャミンの魔術師と、司教ケビンが全員モリトを使えるので、集団で襲われても全然問題ない状態である。
商店の販売スペースは、まだまだ結構あるみたいなのだが……エレベーターの表示では地下6階までしかないから、もう最終階間際なのだろうか……?
←プレイ記録02へ プレイ記録04へ→