五つの試練プレイ記録 ノッキーの井戸 04

町に戻って回復した後、再び地下4階「憂国の城」の、「ノザキ」という表札のかけられた家に向かう。
恐る恐る中に踏み込み、狭い通路を歩く。

ここは一体何なのか…?
開かない扉や、使用中のトイレ…。

 


それらを通り抜け、二階へと向かう。

そして、扉の前には意味ありげな警告文がかけられていた。






扉を開けると、中には何故か南京錠の付いた冷蔵庫が置かれたいた。



このナンバーは、アキハバラのメイド喫茶で聞いたものであろう。
そこで教わった数字を入れると錠が開いた。


だが、この中を調べようとしたら、突如「シュート!」の文字が!
そして落ちた先では…



ボクノ”トラウマ”ヘヨウコソ!!

…いったい、何が何だか分からない。
だが、先ほど見た、「”トラウマ”に落ちたならば決して後ろをふりかえるな」という警告文を思い出す。



注意深く一本通路を歩いて行くと、ムチを持った悪魔に出会った。






その名もレッサートラウマ!
レッサーというからには、彼より上位の存在があることを匂わせる。

だが、トラウマならば、こんな名前を付けられた冒険者達も負けていない。
彼らの持つ負の力を前に、レッサートラウマは1ターンで崩れ去った。

…さあ、先へ進もう。


しかし、ここで振り返ったら、いったいどうなるのだろう…?



厳密には、振り返るだけではシステム上何も起こらないはずだから、後ろ方向に進むとダメだと思うのだが…。
強敵に襲われるのか、トラップに嵌るのか…いずれにせよ、控えメンバーは皆レベル1なので、不測の事態にチャレンジする気にはならない。




そのまま通路を進むと、そこにはテレビが置かれていた。

通路の真ん中にはテレビがある。
壊れかけているのかそれとも電波が悪いのか、この地下世界では随分と不釣合いなその鉄の箱は「ザー・・」という耳障りな音とともに途切れ途切れの映像を映し出している。
どうやら画面は、古いニュース映像のようだ。
(↓以下、ドラッグで反転)

・・14日 国家国防法の主柱である「国民動員法」の成立が本会議において与野党の賛成多数で可決されました。
200X年の国民投票による憲法九条改正から数年での事実上の徴兵制の成立に中国を始めアジア周辺諸国では深い懸念の声が・・



更に進んだ先でも、同様のテレビがあった。

通路の真ん中にはテレビがある。
壊れかけているのかそれとも電波が悪いのか、この地下世界では随分と不釣合いなその鉄の箱は「ザー・・」という耳障りな音とともに途切れ途切れの映像を映し出している。
どうやら画面は、古いニュース映像のようだ。
(↓以下、ドラッグで反転)

・・6月8日未明、合衆国と日本国防軍の連合軍は、朝鮮民主主義人民共和国の首都である「平壌」を制圧・・
・・クーデター政権の鎮圧に成功した模様・・
・・当初懸念されていたクーデター軍における大量破壊兵器及び核兵器の存在はいまだ確認されておらず・・
・・両国は国際社会において・・・・厳しい・・
・・中国および韓国は共同で今回の軍事行動に対する激しい非難声明を発表・・
・・今後、中・韓両国との外交において、日本は難しい立場に・・・


このシナリオの背景が分かってきた。
色々とヤバイ内容だが、大丈夫!
民主党政権では絶対に起こらないことだから…。









通路を進んで行くと、更なるトラウマが出現した。

 

第三…?
第二はいないのか…?


強敵そうだったが、こちらの攻撃が上手く連続でヒットしたため、軽く葬ることができた。



倒した後に、その名も「第三トラウマ」なるアイテムを入手。
こいつはモンスター図鑑にも登録されないようなので、真の実力の程は分からない。
もしかしたら、結構強かったのかも…。




そして、上の赤い扉に入ると、またしてもシュート…!
行き着いた先は水の中であった。

 

デュマピックで確認してみると、このフロアの名称も「トラウマ」となっていることから、まだ続いているようだ。
先ほどの通路でも、この水路でも、通常敵は出てこないようなので、危険なことはなかった。


とりあえず、マップを埋めるべく歩き回ってみると、水路の隅に何箇所か漂流物が溜まっている場所を見つけた。



ここを探すと、色々とアイテムが見つかる。


更に…



同様に部屋の隅にいた半裸の男の霊(?)が、消えた時に瓶を落とした。



これらのアイテムを持って進むと、喋るネズミが現れ、何と城までワープさせてくれた。



これで、ようやくトラウマから抜け出すことができた。
町で鑑定して分かったのだが、水路の澱みで見つけたアイテムの中には「動物語辞典」というものがあり、これを持っていたからネズミと会話ができたようだ。


そして、男の霊が落とした瓶は、「ボトルシップ」であった…!









入手した船・「ボトルシップ」を持って、地下3階の精神の湖へと向かう。
桟橋では、ヤマグチが一行を迎えてくれた。


桟橋の前には、君たちを迎えるように特殊部隊SOGが整列していた。そして、ヤマグチが君たちに声をかける。
(↓以下、ドラッグで反転)
やぁ ご無事でなによりです・・そ ろそろ、みなさんも、このバカげた世界の秘密を知りたいでしょう?
私はね、私の興味本位から、この「井戸」の調査依頼を引き受けたのですが・・
あぁ・・ところで・・みなさんは、私の事を何者だと思ってます? 考古学者?・・地質学者? ・・探検家!? ふふふ・・いやいや・・
私はね、心理学者なんです。正確に云うと”臨床心理学”の博士です。
この「井戸」は、ある青年の精神世界へ繋がっています・・青年の名は”ノザキ ツヨシ” そうです、つまり”ノッキー”
みなさんには、信じられないかもしれませんが”ノッキーの井戸”とはノザキと云う青年の”心の井戸”ということです。
しかし、私たちは、もうすでに心理深層のかなり深いところにきている。これ以上、トランスレベルを上げるのは危険なのですよ。
このさきにあるのは「精神の湖」です。おそらく「彼」はそこにいます。
もし、これ以上深く、彼の意識が潜ってしまったら・・もう、連れ戻す手立てはない。たぶん、最後のチャンスです。
おそらく、もう・・彼を連れ戻せるのは、あなた方しかいない。
さぁ・・彼が待っています!!みなさんが無事任務をまっとうすることを祈ってますよ!!

桟橋に立つ君たち。背後では「SOG」の隊員たちが君たちに敬礼を送っている。
なにか気恥ずかしさを覚えながら、君たちは船に乗り込んだ。


ついに、ノッキーと、このダンジョンの正体が明かされた。

なるほど、そういうことだったのか〜!
…でも、未だ大部分は謎が残るまま…。




とにかく、この湖の中に漕ぎ出してみるが…ここは、至る所で水流に流されるため、思うように進めない。

 

流されるため、すぐに方角が分からなくなるし、どこからどこまで水流で流されているのか判断しづらいため、頻繁にデュマピックで確認しなくてはならなかった。
パーティーに魔術師×2と侍がいて、本当によかった。

だが、水流に囲まれて、どうやっても進入できないエリアもある。
いったい、どうやって進めばいいのか…?



少しずつマップを埋めていくと、こんな墓碑を見つけた。



セイレーンの三姉妹…?
いきなり、聞いたことのない奴等が出てきたぞ…。



水流を避けて進んで行くと、鱗で覆われた尾鰭のある女がいた…!
彼女は、墓碑にあったメガイラという名前のセイレーンで、「ティシポネにお聞き!」と言って、突然襲い掛かってきた!

 

ラハリトを唱えてくる強敵であったが、耐久力があまり高くなかったので、こちらが大ダメージを受ける前に倒すことができた。
そして、彼女を倒すと、水の流れが凪いだというようなメッセージが…。
なるほど、何となく仕組みが分かってきた。

だけどセイレーンは、あの墓碑で眠ってたんじゃなかったのか…?








この湖にはネズミのガンバもいて、すぐに町まで帰してくれたため、回復しつつ探索を進めた。






そして、2人目のセイレーン、ディシポネも撃破。



さっきのメガイアとほぼ同様の強さであった。
お供のミズチは、見た目も強さもモートモンスター級なので、なんら問題ない。




ディシポネを倒すと、最後の1人のセイレーン、アレクトーの周囲の水流が止まる。

 

こいつも、大したことなかったが、結局この3人のセイレーンが何者なのかは分からなかった。




これで全ての水流が止まり、最後に残った小島に上陸できるようになった。
果たして、そこには…

湖の小島の真ん中に青年がひとり立っていた。青年の瞳は暗い湖面を映して、まるで他のものがその視野に入るのさえ忌むような・・そんな様相だった。

君たちを待っていた・・いや、待っていたのだろうか?ぼくは・・

”彼””ノッキー”は振り向きもせず、暗い湖面を凝視しながら呟いた。
(↓以下、ドラッグで反転)
キミたちは・・キミたちなら・・答えを知っているのか?素直に運命を受け入れ・・ここまでも、たどり着いたキミたちならば。
フフ・・ぼくを捕らえに来たのでしょう?兵役から逃げ出した ぼくを・・

長い沈黙・・君たちはたまらずに、何かを口にしかけたが、千載一遇のチャンスだ、じっとこらえた・・

キミたちから見れば、ぼくは・・卑怯者だろうね。でもね、ちがうよ。それはね、違うんだ、絶対に!!そう、ぼくは卑怯者じゃない・・
キミたちが、両手で主そうに抱える”それ”だよ・・それを・・そんなものを、ぼくに、ぼくの求める「答え」さえ、くれない奴らが無理やり持たせようとする・・そのことの方が、よほど卑怯じゃぁないのか!?
・・でも、わかっている。ただ、こんな処にいたって「答え」は見つからない・・わかっているのに、ここを・・動けない、ぼくは・・やっぱり卑怯者なのか・・?

やがて、君たちは気づいた。ふり返った”彼”のその頬は青白くやつれ、寂しげに笑っていた。
そして・・その瞬間、君たちは理解した。君たちの任務が完了した事を・・


え…?これで任務完了なの…?
なんか、アイテムを手に入れたんだけど…。
何のことだか、分かるような分からないような…。


しかし、そう思ったのも束の間。

”精神の湖と対峙する若者よ・・明むには、まだ尚早というものぞ”
突然、湖の底から低い声が響く。
(↓以下、ドラッグで反転)

やがて湖面に浮き上がってきた黒い影は・・アッ!?という間にノッキーの腕を掴むと、”ばしゃんっ!!”
大きな水飛沫とともに湖面に消えてしまった。

・・・・
呆然として顔を見合わせる君たち
そして・・
”いまの河童だったよな・・!?”


どうやら、まだ任務は続くようだ。

ノッキーから手に入れたアイテムは、「憂国の”青いリボン”」であった。
確か地下1階で、リボンを出すように求められた場所があったはず。


とにかく、謎が謎を呼ぶシナリオだ…。









今回は、ほぼシナリオ進行だけとなってしまいました。

あまり戦闘をしていないので、味方の強さはほぼ変わっていない。
前回戦死した、盗賊の零於(れお)くんは、ちゃんと復活させたけど、流音(るい)くんの方が強いので控えに回した。
 

名前

種・性・属

職業

LV

HP

愛李(らぶり)

Dwf/女/悪

Fig

10

18
+1

10

14

16

9

14

85

14

1

AC 2

ウージー 団牌 プレートメイル テッパチ

而莉(じぇりー)

Dwf/女/善

Sam

10

20
+2

15

16

19

14

9

99

14

0

AC 2

無銘の刀 ポリカーボネート盾+1 大鎧 テッパチ

絽るる(ろるる)

Hob/女/善

Pri

10

8

10

16

11

12

19

70

15

2

AC 5

ミネベア9mm自動拳銃 鎖帷子 テッパチ 皮の手袋

流音(るい)

Hob/男/中立

Thi

9

13
+1

11

10

13

16

18

49

15

0

AC 7

盗跖の宝弓 防弾チョッキ テッパチ

輝星(きらら)

Hum/女/中立

Mag

10

13

15

10

14

12

12

36

14

AC 9

警棒 迷彩服

悪駆愛(あくあ)

Hob/男/善

Mag

10

10

18

12

9

15

19

41

15

AC 9

警棒 迷彩服



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