Wizadry7 プレイ記録 19.アトラクション

ルガード
「大穴に阻まれた通路……」



トシ
「対岸に何か置いてあるみたいだぞ」

ファロウ
「的みたいに見えるな……何かを当てるんだろうけど、それらしいアイテムを持ってないぜ」

アイス
「矢じゃダメなのかな……?」



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アイス
「吊るされたこの桶が穴の中に次々と降りていくわ」

ディージア
「この桶に乗って下まで降りろってことかな?」

ルガード
「じゃあ乗ってみますか……」

トシ
「うわっ!途中で何かに引っかかった!」

ファロウ
「お……桶から放り出される!」

メタル
「ぐっ……下まで叩き落されたぞ……」

ディージア
「痛たた……なんて危険な装置なの……」



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ディージア
「え、なに!?この床、勝手に上に昇って行く!」

メタル
「乗ってしまったら戻れないみたいだな……」



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トシ
「この装置は何だ?」

ルガード
「太いチューブ……パイプのような物が床の下まで続いているみたいですね」

ファロウ
「何に使うのか全く分からん」

アイス
「見当もつかないわ……」



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ルガード
「水路ですか……浅いから溺れはしなさそうですが……」

アイス
「このエリアは行き止まりだから、ここを進むしかなさそうね」

メタル
「こ……この水路!滑る!!」

トシ
「うわぁー!!」



ファロウ
「ハアハア……ここはどこだ?一気に下まで流されちまったぞ」

ルガード
「なかなかエキサイティングでしたね」

ディージア
「も……もうイヤ……」









ファロウ
「疲れた……」

アイス
「さっきから、同じ場所を何度も回ってるわ……」

ルガード
「同じアトラクションばかりでは、さすがに私も飽きてきましたよ」

ディージア
「……これってアトラクションなの?」

トシ
「こんな所、どうやって先に進むんだよ……」

メタル
「皆よく聞け……この複雑極まる仕掛けを潜り抜けるために、これから俺の言う通りに行動するんだ」

ルガード
「何か突破口を見つけたのですか?」

ディージア
「もう帰ろうよー……」

メタル
「まず、ここの壁に空いている穴に、1階で見つけた棒を差し込む」



ファロウ
「何も起こらねーぞ」

アイス
「スイッチとかじゃないみたいね」

トシ
「そもそも、これって壁を貫通してるだけの、ただの穴みたいだぜ」

メタル
「続いて、道中で拾ったボールを、通路の奥に立っている的に当てる!」

ファロウ
「どっかの穴に落ちた時に拾ったな」





ルガード
「ブルズアイ!的に当たりましたよ!」

ディージア
「……何も景品は貰えないみたいだけどね」

トシ
「見たところ変化はないけど、何か意味あるのか?」

メタル
「次に、地下に降りていく桶に乗る」

アイス
「途中で引っかかって、下まで落とされた装置ね」

ファロウ
「あ!今度はちゃんと途中で止まったぞ!」

ルガード
「ここは……先ほどボールを当てた的が立っていますよ。的にボールを当てることで、桶に引っかかった扉が開くのですね」

メタル
「ここの通路を進むと、突き当たりに穴があるので、道中で見つけたロープと棒を使う」



トシ
「淵に引っ掛けて使うのか。これなら、ロープにぶら下がっても大丈夫そうだな。ここを下に降りるのか?」

メタル
「いや、次はこっちだ」

アイス
「壁にスイッチがあるわ」



ファロウ
「こっちにもあるぞ。全部で5箇所あるのか……これを作動させるんだな」

メタル
「待て!ここ、そこと、これの3つだけだ。あとの2つは触るな」

ディージア
「なんで?全部動かさなくていいの?」

ルガード
「スイッチを押しても、何も変化はないように見えますが……」

メタル
「そのうち分かる……次は、流れる水路に行くぞ」

トシ
「あそこから一番下まで流されると、また戻って来るの面倒なんだよな〜」

ファロウ
「さっきから、いったい何の作業をしてるんだよ?」

ルガード
「とりあえず、水路を滑ってみましょう」



アイス
「あれ……?さっきまでと違う道を滑ってるわ……?」

メタル
「さっきの5つのスイッチは、ここの滑走路のコースを切替するスイッチなんだ」

ルガード
「あれは……前方に、さっき上の階の穴から垂らしたロープが!」



メタル
「よし、これに掴まれ!勢いで前方に飛ぶぞ!」

ファロウ
「そ……そんな無茶な!」

トシ
「ひゃああぁぁ!」

メタル
「ふぅ……無事に着地できたか……」

ルガード
「……ここは……今まで来た事のない通路ですよ」

ディージア
「もう、何が何だか分からないわ……」

アイス
「通路の奥には何か変な装置がある……」



ルガード
「天井から太いパイプが出てますね……管の下の台座には、変なボールが置いてありますよ」

メタル
「このボールを持っていくんだ」

トシ
「結構でかいボールだな」

メタル
「そして、再び上の階に行く。目的地は、このパイプの入口の部分だ」

ファロウ
「そういえば、上の階にそれっぽい装置があったな」

ルガード
「ここですね。床の下まで続く太いチューブパイプ……ここの口にボールを入れるのですか?」

メタル
「そうだ。このボールを入れると……」



ディージア
「パイプが下まで続いてるなら、さっきボールが置いてあった台座まで、また落ちていくだけでしょ」

メタル
「そして、また下の階へ行く」

ファロウ
「何でこんな事を……」

トシ
「……着いたぞ……やっぱりボールはパイプを通って、また台座の上に落ちてきてるみたい……だ!?」

アイス
「ゆ……床が……!?」

ファロウ
「は……跳ね上がった!!」

ディージア
「きゃああぁ!!と……飛ばされる!!」

メタル
「あのボールが……スイッチになってるんだ……!」

トシ
「うわーっ!!こ……こんな高くまで……!」

メタル
「落ちる前に、この壁から突き出ている棒に掴まれ!!」



ファロウ
「そ……そんな無茶な!」

ディージア
「えいっ!」

メタル
「ふぅ……みんな、無事に着地できたか?」

ルガード
「こんな所に掴まる棒があって助かりましたよ」

アイス
「また穴の下まで落ちるところだったわ……」

トシ
「この棒……何か見覚えがあるぞ……?」

メタル
「そう……この棒は、最初に俺達が壁の穴に突き刺した棒だ。壁を抜けて、ここまで突き出ていたんだ」

ファロウ
「す……すげえ!何から何まで計算づくってわけか!」

トシ
「まるで全てを知っているかのようだったぜ!」

メタル
「ま……まあ、俺にかかれば、こんな仕掛け造作もないものだ」








アイス
「ようやく奥まで着いたみたいね」

ファロウ
「こっちの階段から外に出られるみたいだぞ」



ディージア
「ここって……どこなの?」

メタル
「地図によると、ラツキンの廃墟がこの辺だから……多分、アクパイルの山を越えたあたりだと思う」

ルガード
「これで先に進めるようになったということですか」

トシ
「さっきのファンハウス、まだ奥に部屋があるみたいだから、先にそっちに行ってみないか?」

ディージア
「ま……まだあるの……?」

トシ
「いや、この鉄格子の先の部屋で終わりみたいだ」

ファロウ
「ここを何とかして開ければいいんだな」

ルガード
「こっちに何かありますよ」



アイス
「これは……槍?なぜか槍が円形に固定されてるわ」

ファロウ
「この槍……よくよく見ると、歯車とかに接続されてるぜ。これを回せば、何かの装置が動いて、鉄格子が開くんじゃねーのか?」

トシ
「6本の槍……これこそが、ニクタリンスでエイチ・ジェン・ラから聞いたヒントじゃないか?」

アイス
「確か……『6本の槍の向こう……1番目は3番目の前ではなく、2番目でもない。しかし、6番目の後だ。5番目が1番で、3番目の後の4番目が2番だ……これにより道が開けるだろう』……って言ってたわ」

メタル
「まさに、ここに架かってる槍のことを指していたんだな」

ルガード
「何かの比喩だと思ってたんですけど、そのままでしたね」

ファロウ
「じゃあ、言われたヒントの通りに回してみるか」

ディージア
「(……ヒントを聞いても分からない……)」

トシ
「……よし!これでどうだ!」

アイス
「やった!鉄格子が開いたみたいよ」

ファロウ
「まあ、ちゃんとヒントがあったしな」

ルガード
「子供でも分かりますよね」

ディージア
「………」

ルガード
「部屋の中には宝箱が1つだけ……やはりこの中身は……」



ファロウ
「地図だ!」

トシ
「や……やっと見つけた…・!」

メタル
「『ボート』の地図……やはり、このラツキンの棲家の下にあったんだな。ということは、さっきバルローンから聞いた地図は、また別の物か……」

ディージア
「ものすごく疲れた……こんな所、もう二度と来たくないわ……」

アイス
「じゃあ、地図を読んでみるね」



アイス
「『人生の海とは、その天候によって変わり、その中で汝は凪と嵐を知る……。嵐に呑まれる者は姿を消し、海を渡る術を知る者は、その旅を続ける……。怖れが怒りに変わる時、人は魂を失い、悪魔が笑い始める……。その舌を静め、驚嘆をもたらすことができれば、汝、啓発を受けて至福の喜びを得られよう……。かくして船は見つかり、海を進む。かくして己自身は見つかり、人生を進む……』」



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