Wizadry7 プレイ記録 10.冒険者達



ディージア
「オルコグレの先もずっと森ね」

トシ
「一向にベラやアストラル・ドミナの情報が得られないな」

アイス
「そういえば、すっかり忘れてたけど、それが目的だったね……」

メタル
「聖なる道に夢中になってしまった……」

ルガード
「薬で現実逃避してる場合じゃないですよ」

ファロウ
「お、あっちから来るゴーンの集団は……」

ボエリガード大尉
「やあ、友よ!」


メタル
「ボエリガード大尉か。ずいぶん久しぶりだな」

トシ
「なんでこんな所をウロウロしてるんだ?」

ファロウ
「ゴーンの王様が軍勢を率いて城を出ちゃったから、帰るに帰れないんじゃねえの?」

ルガード
「そういえば、ウルガー王の姿もムンクハラマでちょくちょく見かけましたね」

アイス
「ゴーン族の目的って、一体何なのかしら……?」

メタル
「やあ、最近の情報を何か知らないか?」

ボエリガード大尉
「そうだな……ガリエラ卿がカイマス・ツランの軍勢を川の道で打ち破ったらしい」


ディージア
「カイマスって誰よ?」

ファロウ
「ガリエラ卿って、国境警備隊のあいつか!もう国境を離れて行動してるのか」

トシ
「ゴーン帝国はもぬけの殻だな」

メタル
「他には何か知らないか?」

ボエリガード大尉
「ガリエラ卿がミック・ザ・ピックからクリスタルの地図を入手したそうだ」


メタル
「地図って……俺達が持ってる『テンプル』と『クリプト』のような地図のことか?」

ファロウ
「へ〜、他には?」

ボエリガード大尉
「ガリエラ卿がカイマス・ツランからフールの地図を入手したそうだ」


トシ
「またガリエラ卿かよ!あいつ凄いな!」

ディージア
「うかうかしてると、私達の宝を荒らされちゃうわ!」

ボエリガード大尉
「お前らが『テンプル』と『クリプト』の地図を手に入れたことも噂になってるぞ」


ルガード
「皆、この地図を手に入れようと旅をしているみたいですね。一体この地図にどんな謎があるのでしょうか……?」

メタル
「あんまりのんびりと旅を続けるわけにはいかなそうだな。じゃあ行こう」

ファロウ
「サンキュー、ボエリガード大尉」

ボエリガード大尉
「チャラ!」


ルガード
「なかなか有益な情報でしたね」

トシ
「ところで、ムンクハラマで手に入れた『クリプト』の地図には何て書いてあったんだ?」

アイス
「じゃあ読んでみるね……『汝、死の地にて死霊と悪魔の島を探索せよ。過去の歴史に根ざした知識を持つ時、思想は失われし物と死者の地下聖堂からの反響とはなる。過去の殿堂を闇雲に眺め入る者達は何も見ることができない。遠ざかり、注意深く観察せよ。されば、水と共に眠る秘密を見つけることができよう。死を真実として抱くことは闇の地下聖堂に住まうこと。汝の眼を燦然と輝く太陽の上に向けることを真実とせよ。されば、過去から逃れ、島の意思から旅立つこととなるだろう……』」

ディージア
「また小難しそうなことばっかり……」

ファロウ
「全く意味が分からねーな」

メタル
「きっと『テンプル』みたいに、ある場所で先に進むための手がかりとなるんだろうな。ロストガーディアのどこかに、この地下聖堂があるはずだ」









アイス
「……この森……長いね……」

メタル
「もう二昼夜くらい歩いてる気がするな……」

ファロウ
「……なあ……誰か面白い話でもしてくれよ……」

ディージア
「………」

トシ
「……お前がしろよ……」

ファロウ
「………」

ルガード
「じゃあ、こういうのはどうです?『ガチョウがアバタールに何か言いました。何でしょう?』」

メタル
「……さあ……」

ルガード
「答えは、『アンク、アンク』と言ったのですよ!どうです?」

ディージア
「………」

トシ
「………」

アイス
「ふぅ……長い森ね……」

メタル
「やれやれ……ん?どこからか聞こえてくる、この奇妙な唸り声は……」

トシ
「ブラザー・ツォーバー!」

ブラザー・ツォーバー
「(ヒック!)……ダーン族の●●野郎共が後をつけてきてる気がするぜ……」


ファロウ
「よう……こりゃ酔っ払ってるな……」

メタル
「というか、あんたこんな所で何してるんだ?ムンクハラマの橋を守らなくていいのか?」

ブラザ・ツォーバー
「ダーンの奴等は●●で、その汚ねえ●●から●●な奴等だからな……(ヒック!)」

トシ
「き……聞くに堪えん……」

ファロウ
「とても掲載できるセリフじゃねえ……!」

ブラザー・ツォーバー
「(ヒック!)なあ、近くでダーンの奴らを見なかったか?俺が細切れに引き千切ってやるぜ……!」


メタル
「い……いや、見てないが……」

ディージア
「なんでこんな奴が、聖なる道をどうこう語ってたの……?」

ルガード
「一応情報を聞いておきますか。何か最近の出来事を知りませんか?」

ブラザー・ツォーバー
「そうだな……レジェンドの地図がオールドシティーの近くにあるらしいぞ」


ファロウ
「オールドシティーってどこだっけ?」

アイス
「ニューシティーの前にあった町よ。図書館のワンダーランド教授が話してたわ」

メタル
「そういえば長い話を聞いたことがあったな……」

ディージア
「話の内容を全然覚えてないわ」

トシ
「じゃあ、そろそろ行こうぜ。こいつと一緒にいるとダーン族に襲われそうだ」

メタル
「情報ありがとう。またどこかで会おう」

ブラザー・ツォーバー
「ボーデンドイ……」










ファロウ
「それにしても薄気味悪い森だな……。さっきから俺の五感が、ただならぬ危険を感じているぜ……」

ルガード
「感じてるなら敵との戦闘を避けられないものですか?」

トシ
「次から次へと湧き出てくる敵との終わりなき戦い……俺の心は疲れているのだろうか……?もはや、この森にそびえる木ですら人の顔に見えてきたぜ……」



アイス
「これは敵よ!マン・オー・グローブ!」

ディージア
「こいつ硬いから嫌い!」

ルガード
「燃やすに限りますね」

アイス
「ファイアボール!」

メタル
「エナジーブラスト!……倒したらまた出てきたぞ!」



ファロウ
「うおっ!こいつ呪文使ってくるぜ!木のくせに!」

ディージア
「あーめんどくさい!」

アイス
「ま……また新手が出てきたわ!」



メタル
「こいつは強敵だぞ……オーラが違う!」

ファロウ
「まるで区別がつかん」

ルガード
「ファイアボール!!……そろそろ、もう一段階強力な呪文が欲しいところですね」

メタル
「武器も買い換えないと厳しくなってきたな」

ディージア
「うりゃー!」

ファロウ
「ふぅ〜……なんとか倒したか。この石版を守ってたのか?」

ルガード
「顔のついた巨大な木が描かれていますね。さっきの木の怪物を描いたものでしょうか?」

メタル
「周囲には遺跡らしき建造物もチラホラとあるぞ。明らかにここには何かがあるな」

トシ
「でも、今のところ手がかりはなしか……」

ディージア
「ねえ、疲れたから回復の泉に戻ろうよ」









ゴーン
「オート!」


ファロウ
「森からゴーンが出てきたぜ。またボエリガード大尉か?」

アイス
「ちょっと服装が違うわ。これはウルガー王じゃない?」

ディージア
「そのへんにうろついてるゴーンスピアマンでしょ。さっさと仕留めるわよ」

ルガード
「否!彼はロード・ガリエラ卿です!」

ガリエラ卿
「やあ、勇敢な戦士達!」


トシ
「なんだガリエラ卿か……。最近色々と活躍してるみたいだな」

メタル
「地図を2枚入手したという話をボエリガード大尉から聞いたが……」



ファロウ
「売ってくれるのか!?」

ルガード
「それぞれ1万GPですか……ギリギリ手が出せる範囲だというのが悩ましいですね」

アイス
「すごく重要そうなものだけど、もう必要ないのかな……?」

ディージア
「(どう……?ファロウ、盗めそう?)」

ファロウ
「(やってみなきゃ分からんが……今日の俺はいいコンディションだぜ……!)」

トシ
「よからぬ企みをするなよ」

メタル
「せっかくゴーン族と友好な関係なんだから、余計ないざこざは起こしたくない。2枚とも買おう!2万GPだ!」

ガリエラ卿
「まいど」


ディージア
「ああ〜……私のニュー装備が遠のくわ……」

メタル
「では、先を急ごう。ガリエラ卿、またどこかで出会うことがあったらよろしく」

ガリエラ卿
「チャラ!」


ルガード
「買ったはいいけど、ちゃんと中身を役立てないといけませんね」

アイス
「歩きながらゆっくり読んでみるわ」

ファロウ
「『クリスタル』はいつも通りの不可解な文書だけど、『フール』はちょっと違うみたいだぜ」

トシ
「広大な荒野に記された『X』の印……何かの場所を示した地図って感じだな」

アイス
「この荒野がどこにあるのか、っていう肝心な部分が全く分からないけどね……」

ルガード
「一気に2枚も地図が手に入って、やることが増えてしまいましたね」

ディージア
「でも、この『フール』って宝の地図みたいで期待できそうよ!」

ファロウ
「お、何か見えるぞ。ようやく森を抜けたか?」

 

メタル
「やっと着いたな。ここがニクタリンスの町か……」


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