Wizadry7 プレイ記録 11.未知の文明



ルガード
「町の入口にティーラングがいますよ」

ディージア
「ティーラングって、どうにも好きになれないわ」

トシ
「お……話しかけてきたぞ」

ティーラング
「SSsssst……ウォッチャーが……お前らが来ると言っていた……。入れ……だが、我々はお前らを歓迎していない……。執務室へ進め……そこでエイチ・ジェン・ラがお待ちだ……我々を欺こうなどとはしないことだな……」


メタル
「行ってしまった……何だったんだ?」

アイス
「ティーラングの偉い人がこの町にいるみたいね」

ファロウ
「まあ、入ってみようぜ」

トシ
「それにしても、随分とボロっちい町だな〜。ティーラングの町なのかな?」

ルガード
「戦術兵站部やセキュリティーと書かれた建物があります……ここはティーラングの軍事拠点かもしれませんね」

ファロウ
「執務室に行く前に、色々と町の様子を調べておいた方がいいかもな」

アイス
「そういえば……オルコグレ城で会った魔術師ムラカトスの亡霊が、この町の地下に眠る寺院に行けって言ってなかった?」

トシ
「ああ、確かニクタリンスと言っていた。元々あったガーディアの町の上に、ティーラングが新しい拠点を築いたってことかな」

ファロウ
「ティーラングの奴らはこんな拠点まで構えて、本格的にガーディアに侵略するつもりみたいだな……」

メタル
「それにしても、町中がティーラングだらけだ」

ディージア
「こいつらの歩いた跡って、変な粘液が残ってて気持ち悪いのよね。どっか人里離れた所で暮らして欲しいわ」

ルガード
「酷いことを言いますね。ラウルフだってマーキングくらいするでしょう」

ディージア
「しない!!」









トシ
「こっちに赤い紋章の付いた扉があるぞ」

ディージア
「この扉ってニューシティーでも見た……ダークサヴァント兵団の紋章じゃない?」

アイス
「観察制御センターって書いてあるわ」




メタル
「いかにもダークサヴァントに関する重要な秘密がありそうな雰囲気だな……入ってみるか」


ルガード
「ふーむ……中には変な装置がいっぱいありますね」

ファロウ
「装置の前でサヴァント兵が何か作業してるみたいだぜ……」

ディージア
「あ!こっちに襲い掛かって来る奴にまぎれて、何人か奥の部屋に逃げたわ!」

メタル
「やはり何かあるな……追うぞ!」

トシ
「あたたたた!邪魔するやつは指先一つでダウンさ!」

ファロウ
「こいつらはムンク達に比べれば大した相手じゃないな」

メタル
「メイクウーンズ!!……全部倒したな。じゃあ中に入ってみよう」

アイス
「この装置を使って何かしてたみたいだけど……これは何かしら……?」



ファロウ
「何か文字が出てきたぞ」

アイス
「……『さーばー:023@41A2…ほすと……ぶらっくしっぷこまんど……』?」

ディージア
「早くメモって!」

トシ
「うおおお!今こそ俺の写経の特技が活かされる時!」

メタル
「映っていた文字が消えた……」

ファロウ
「動かなくなっちゃったぜ。紙に写しておいてよかったな」

トシ
「ハアハア……人間やればできるな……」

ルガード
「じゃあ、奥の部屋に入ってみましょう」

メタル
「こっちの部屋も同じような装置と……サヴァント兵か……」



ファロウ
「この数はちょっとキツイぜ!」

メタル
「あまり呪文も効果がないから時間がかかる相手だな」

ルガード
「任せてください……光と闇の狭間で産まれし幻影の戦士よ……精神の波動を受け、その身を現世に、その心は虚無のままに……さあ、偽りの空間より出でよ……イリュージョン!」

アイス
「ファンタズマゴラが召喚されたわ!」

トシ
「だが、その前口上は必要なのか……?」

ディージア
「このファンタズマゴラって奴すごいわ!デスウィッシュの呪文で全部一掃しちゃった!」

ファロウ
「凄えな……やっぱ全体攻撃って便利だぜ」

アイス
「でも……さっきサヴァント兵が動かしていた装置が全部動かなくなっちゃってるわ……」

メタル
「一体、これらは何なんだ……?」

ルガード
「この装置は我々の思考の及ばないものですね」

ディージア
「この星に来る時に乗った船で見た装置にちょっと似てるかも」

ファロウ
「こっちのテーブルの上にこんな物があったぜ」



メタル
「ラベルが貼ってあるな……『TXコーダー』……?」

アイス
「名前からして何かの解読器みたいだけど、使い方が分からないわ……」









メタル
「『ランディングポート……ティーラング=ガーディア間』か……星を移動する船の発着場のようだな」

ディージア
「発着場まで造っちゃうってことは、結構頻繁に出入りしてるのかしら?」

ルガード
「みなさん、ここの事務室にあった机から、こんな本を見つけましたよ」

ファロウ
「ティーラングの机って蜂の巣みたいな形なんだな」

アイス
「手足が8本あるから、あの形が一番フィットするんじゃない?」

トシ
「ティーラング・ポートブック……なんて書いてあるか全く分からないぞ……ティーラング語か?」

アイス
「さっき手に入れたTXコーダーで翻訳できるみたいよ」

ディージア
「へ〜、装置にページをかざすと内容を表示してくれるのね」



アイス
「『034:41 1N 100:Younger 100:Disruptor(A) 038:09 OUT……』」

ファロウ
「意味が分からねえ」

メタル
「こんなのが延々と書いてある……」

アイス
「最後のページは『次の到着:ナージッスト・シャトル  ギャラクティック・スターデータ 088:53 ETA』……」

ルガード
「この発着場に関係してそうですが、これだけじゃ何も分かりませんね」










トシ
「この建物、セキュリティーセンターって書いてあったけど、この壁に架かってた変な棒がセキュリティーなのかな?」

メタル
「フィンガーロッドか……何に使うんだ?」

ルガード
「ガリガリ……食べ物ではないみたいですね」

ファロウ
「いや、喰うなって」

アイス
「開かなかった扉に付いてた指穴みたいなのに差し込めば、扉が開くと思うの」

メタル
「それだ!じゃあ行ってみよう」



ファロウ
「家畜飼育場って所は開かないな……ここじゃないのか……」

ディージア
「兵站部って所の中の扉が開いたわ」



トシ
「中はティーラングだらけだな。こいつら数が多いから面倒だぜ」

ディージア
「ルガード、またさっきのやつ唱えてよ」

ルガード
「光と闇の狭(略)……イリュージョン!!」

ファロウ
「出た!ファンタズマゴラ!」

メタル
「またデスウィッシュで一発!これは楽でいいな」

ディージア
「これからは私達は隠れながら休んで、戦闘はこいつに任せようよ」

ルガード
「ハアハア……こ……この呪文は消費MPが大きくて負担が……」

ファロウ
「お、このロッドは……ティーラングの奴等が使ってる武器じゃねえか。いっぱい落ちてるぜ」

トシ
「スタンロッドにショックロッドか……。結構強力な武器だけど、使える種族や職業は限られるみたいだな」

ディージア
「こいつらが使ってる武器だから、何だかイメージが良くないのよね」

メタル
「こっちの部屋で倒したティーラングが、銃を落としたぞ」



ルガード
「ミステリーレイ……彼らの上級兵が使っている光線銃ですかね……」

ファロウ
「仕掛けは凄いけど、大した威力じゃないな」

アイス
「こっちに説明書みたいなのが落ちてるわ……内容はよく分からないけど、障害物などを壊すための道具みたいよ」

トシ
「ふーん、障害物を壊すならブロードソードでも十分なのに、何でこんな複雑な物を作るんだろうな」

ルガード
「宇宙人の考えることはよく分かりませんね」


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