Wizadry6 プレイ記録
10.謎の部族
大渓谷 北西部〜ピラミッド
一行は渓谷のトンネルを奥に進み、いつしか奇妙な建物の中に入っていった。
ファロウ
「なんか周りの雰囲気がヘンになってきてないか？」
ルガード
「土の壁に奇妙な模様と絵…。これはまるで異国ですね」
アイス
「この先から外が見えるわ。外壁部に出られそうよ」
トシ
「うわー、外はいつの間にかジャングルになってるぞ」
ルガード
「外壁から見た感じだと、この建物はおそらくピラミッドですね」
メタル
「何で城の近くにこんな物があるんだろうな」
ディージア
「宝はありそうだけど…また複雑そうな所ね」
トシ
「みんな、敵が襲ってきたぞ！」
ファロウ
「お、女！？」
ルガード
「前に城の地下のフック付ロープを使った場所で見かけた女に似た格好ですね。同じ部族なのでしょうか」
メタル
「これは微妙に１８禁じゃないのか？」
トシ
「うーん、なんか戦いづらいな」
ディージア
「ブレーズ・レベル６！！」
ルガード
「容赦のない攻撃をしかけますね。」
アイス
「アマズールっていう一族なのかな。地下にいたゾンビもアマズール・ゾンビって名前だったし」
メタル
「何となくアマゾネスっぽいな」
ファロウ
「戦利品でスカートとかが手に入ったぜ」
トシ
「なんか生々しいなぁ…」
ピラミッド1階
ディージア
「またこいつ！？この手の植物多すぎじゃない？」
メタル
「近くにジャングルがあるからかな」
ファロウ
「さすがに戦い慣れてきて、見ても驚かなくなったぜ」
トシ
「ぬん！撃破！」
ルガード
「何か落としましたよ。持っていきましょう」
ディージア
「え？何かって、このベトベトする汚い液体のこと…？」
アイス
「落としたっていうか、その植物から飛び散った体液のような…」
ルガード
「まあ、まだ荷物に空きもありますし（グチョッ）、便利そうだから持っていて損はないですよ（ドロリ）」
トシ
「それ持った手で触らないでくれよ」
ピラミッド2〜3階にて
ファロウ
「…でさ、その時オレの強烈な一撃が……」
メタル
「こやつめ、ハハハ」
ルガード
「〜♪〜♪〜」
ディージア
「キャッキャ」
アイス
「ウフフ」
トシ
「…なあ、みんな、ちょっと話したいことがあるんだ…」
メタル
「お、スイッチを発見したぞ」
ルガード
「これで先に進めますね」
ファロウ
「さっき見つけたカラッポの袋は何に使うんだろうな？」
アイス
「そろそろ休憩にしない？」
ディージア
「さんせーい」
トシ
「みんな無視しないでくれ！今回はマッピングの話じゃないから！」
ルガード
「なんだって言うんですか？」
ディージア
「マッピングは絶対に交代しないからね」
トシ
「俺、転職しようと思うんだ」
ファロウ
「ほう…確かに現状では、戦力として今ひとつだしな」
メタル
「お前も人のこと言えんだろうが。まあファイターは呪文が使えないというのが、やはり致命的だな」
アイス
「何に転職するの？」
トシ
「忍者になろうかと…」
ファロウ
「なに！？いつの間に能力値を満たしたんだ？忍者は俺がなろうと思ってたのに…」
ディージア
「へー、侍になるとばかり思ってたけど、忍者もいいんじゃない？」
ルガード
「攻撃回数も多そうだし、ヒールも使えるようになるし、一気に強くなれるんじゃないですか？」
トシ
「よし…それじゃあ、みんな賛成ということで転職するぜ」
トシ
「……………………………………………転職終了！」
ディージア
「キャッ！いきなり裸にならないでよ！」
メタル
「簡単に転職できるものなんだな」
トシ
「あ、鎧が装備できなくなってる。何か余ってる防具ない？」
ルガード
「大した物はありませんが…余ってるのはこれだけです」
トシ
「…何も装備できない。ローブやサンダルすらできないとは…」
メタル
「まあ、こんな場所じゃ買い物もできないし、しばらく裸で頑張ってくれ」
トシ
「え…ちょっと…マジで？」
ピラミッド1階
メタル
「上の階でスイッチを探して通路を開いて…ふぅ、なかなか面倒な所だな」
ルガード
「こういうのは嫌いじゃありませんよ。もう少し広くて入り組んでいれば、言うこと無しだったんですがね」
トシ
「そんな所のマッピングはマジで勘弁してくれ」
ディージア
「このピラミッドって、いったい何のための建物なんだろうね？お墓ってわけでもなさそうだし…」
アイス
「ここにいるアマズール族も、何でここにいるのかよく分からないわ」
メタル
「この奥でその謎が分かればいいな」
ファロウ
「お、そこの壁の中に宝箱発見…って、あれ？消えた？」
ディージア
「後の壁にあるわ。見間違えたのかしら」
トシ
「じゃあ今度こそ…あ、また消えた！」
メタル
「近づくと別の場所に移動してしまうみたいだな」
アイス
「スイッチとかも見当たらないわ」
ディージア
「えー？じゃあどうやって開ければいいの？」
ルガード
「さっき戦った植物が落とした、ベトベトするものを移動先に仕掛けてみましょう」
アイス
「宝箱に絡み付けば、移動できなくなるかもね」
ファロウ
「そんな単純なもんなのかな…」
トシ
「お、引っかかったぞ！宝箱が動かなくなった！」
ファロウ
「本当に引っかかるとは…。スゴイのかショボイのか分からん仕掛けだ」
アイス
「中身は鍵ね。地下にあった鉄格子を開ける鍵かな」
ディージア
「なーんだ鍵か。さっきからピラミッドのわりに宝がないわね」
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