Wizadry6 プレイ記録 11.ピラミッドの主


ピラミッド地下1階

メタル
「地下は一本通路みたいだな…おっと、突然落とし穴が開いた」

トシ
「よくよく見たら、壁にスイッチが隠されてるぞ。これで落とし穴を解除するみたいだな」

ルガード
「慎重に進めば何てことありませんね。もう奥の部屋まで着いてしまいましたよ」

ファロウ
「でも何も見当たらないな…」

ディージア
「スイッチすらないわ。これで行き止まり?」

ルガード
「いや、まだ行っていない箇所があります。落とし穴の下です」

アイス
「え?わざと落ちるの…?」

メタル
「仕方ない、他に道はなさそうだからな」

ディージア
「また〜?山でも散々落ちたのに…誰かレビテイト覚えてよ〜」

トシ
「石畳だから痛そうだなー……とうッ!」

ファロウ
「イデデッ!やっぱり痛い!」

メタル
「ここから更にスイッチで通路を開くのか…これはかなり複雑だぞ」





ピラミッド地下1階〜地下2階




メタル
「何度もスイッチを押し、何度も落とし穴に落ちて行き来…わけが分からなくなってきたぞ」

トシ
「現在地も分からないのにマッピングとか無理だっつーの」

ディージア
「落とし穴に落ちる度に回復しなきゃいけないから面倒…」

ファロウ
「こりゃあ、シラミつぶしに調べていくしかなさそうだぜ」

アイス
「キャッ!部屋に入ったら毒ガスが!!」

ルガード
「表のスイッチを押してからじゃないと罠が作動するみたいですね。これはオーソドックスながら、なかなか効果的な仕掛けです」

トシ
「今の毒ガスでファロウが死んだぞ」

ディージア
「はぁ〜、また回復が大変ね…」




ピラミッド地下2階 最深部


ファロウ
「…ふぅ、さっきの毒ガスは死ぬかと思ったぜ」

ディージア
「いや、死んだんだって。みんなを回復するのにかなり苦労したのよ」

メタル
「ファロウは装備が貧弱でACが高いからHPの減りが激しいな」

トシ
「俺、何も装備してないけど、いつの間にかファロウよりもAC低くなったぜ(全部位AC5)」

ファロウ
「な…レンジャーの存在意義とはいったい…。俺も転職しようかな…(全部位AC6〜9)」

ルガード
「この部屋…何かがいますよ!」

トシ
「ミイラだ!今度は結構強そうな奴だな…!」

メタル
「ディージアはお供にディスペルを頼む。皆はボスを攻撃だ!」

アイス
「呪文を使ってくるわ!ダメージが大きい…!」

ディージア
「悪霊退散ー!」

ルガード
「お供は消えましたね。あとはボスだけです」

トシ
「あたたたた!俺の拳法を受けてみろ!」

ファロウ
「すげーな、もう3回も攻撃できるのか」

トシ
「倒したぜ!生まれ変わった俺の力を見たか!」

アイス
「すごーい!」

ディージア
「裸じゃなければもうちょっとカッコイイんだけどねぇ…」





メタル
「では部屋を捜してみるか」

ファロウ
「ここは何かの祭壇とかかな?」

ルガード
「偶像が置いてありますが、結構重要な物なんじゃないですか?」

ディージア
「あんまりかわいくないけど、一応持っていく?」

(カチッ)

トシ
「うわ!また毒ガスが!!これは強力だぞ!!」

ファロウ
「ゴホッゴホッ…!うぐぐ…」

メタル
「このダメージは…耐え切れん…!」

アイス
「ああ…みんな……」




ルガード
「もう一発きます…!さすがにこれは…グフッ…」

メタル
「そ、そんな…こんなところで…む、無念…!」












メタル
「はっ!今のは…幻覚?」

ファロウ
「いやあ、恐ろしい夢を見たもんだな」

トシ
「いや多分リセッ…」

ルガード
「みなさん、この人形を取ると非常に恐ろしい罠が作動します。罠愛好家の私には分かります」

アイス
「どうしよう?解除のスイッチも見当たらないし…」

ルガード
「このタイプの罠は、人形の代わりに何か別のものを置いておけば防ぐことができるでしょう。罠愛好家の私には分かります」

ディージア
「そんなものどこにあるのよ?」

トシ
「ピラミッド内で手に入れた怪しいアイテムは、このカラッポの袋くらいしかないぞ」

アイス
「この袋に何かを詰めて、代わりに置いておけばいいんじゃない?」

メタル
「そうか!そういえば、ピラミッドの入口の前に、砂で塞がれてる通路があったな。その砂を入れよう!」

トシ
「え?その砂じゃなきゃダメなのか?詰めるだけなら別に何でもよさそうな…」


一行はピラミッドの外に出て、通路にあった砂を袋に詰め、再度戻って来た。


メタル
「ふぅ、砂を拾いに行くのに一苦労だったな」

トシ
「砂とか石とか、そのへんにいっぱいあるような…」

ファロウ
「細けぇことは気にするな。じゃ、これを偶像とすり替えるぜ」

メタル
「…罠は作動しないな。よし、このヘンな偶像を手に入れたぞ!」

ディージア
「やった〜!この像、マウ・ムームーっていうらしいけど、何かしら?」

ルガード
「3階の扉の前に奇妙な動物の紋章がありました。何か関係ありそうですね」




ピラミッド3階

ピラミッドの3階の鉄格子の前でマウ・ムームーの像をかざすと、鉄格子が開き、上に行く階段が現れた。
その先の部屋にいたのは、このピラミッドを守るアマズール族の女王であった。




トシ
「女王様も、こんなあられもない格好とはな。目のやり場に困るぜ」

メタル
「お前も裸だろうが」

アイス
「いきなり『石』のことを聞かれたわ。お供の戦士もいっぱいいるみたいだから、なるべく刺激しないようにしましょう」

メタル
「やはり、もう一つの石は、この場所と何か関係があるみたいだな」

ファロウ
「おいおい、女王から貢物を要求されたぜ。下手に出てればいい気になりやがって」

トシ
「何か渡しておいた方がいいんじゃないか?」

ルガード
「仕方がないですね。では外で倒したアマズールアーチャーの落としたブラジャーを…」

ディージア
「あんた殺されても知らないわよ」

貢物を与えると、女王は後ろにいる仮面をかぶった女性に囁く。
ひとしきり話をして立ち去ろうとすると、その仮面をかぶった女性クワリ・クボナがこっそりと一行の前にやってきた。


メタル
「フムフム、どうやら彼女は、ここの神官みたいだな。マウ・ムームーというのは、この部族が崇めている神なのか」

ファロウ
「マウ・ムームーは炎の池の中にいるそうだ。とりあえず、そのマウ・ムームーにも会ってみようか」

アイス
「薬や呪文の本をいっぱい売ってるから、いくつか買っていきましょう」

ルガード
「彼女の話によれば、女王は下着を着ていないらしいですよ。私としたことが、無用な物を献上してしまいましたね」

ディージア
「無用という以前に色々問題がありすぎるわ」




ピラミッド4階

ファロウ
「この先は火山か。地面が溶岩で熱くて進めないな」

メタル
「クワリ・クボナが売ってくれたフットパウダーを使えば、溶岩の上でもダメージを受けないで歩けるみたいだ」

ディージア
「程度の低い蛮族だと思ってたけど、けっこうスゴイもの使ってるのね」

トシ
「じゃあ先に進むか。お、裸足でも大丈夫だぜ」

ルガード
「ここらが終着点のはずですが…。む、何やら不穏な空気が…」

アイス
「何か来るわ!」



ディージア
「こいつがマウムームー…見るからに邪神ね」

メタル
「問答無用で襲い掛かってくる気か…!それならば下手に出る必要もないな!」

トシ
「あっちぃぃ!!思った通りファイアボール使ってくるぞ!」

アイス
「私は冷気の呪文を使えないわ。回復に専念するから、みんなお願い!」

ルガード
「とは言っても、私もメタルもチリングタッチしか使えないんですがね」

ファロウ
「くっ、俺もヒールくらいでしか役に立てない!レンジャーとは哀しき職業…!」

メタル
「チリングタッチ6!!」

ディージア
「倒したわ!危なかった〜!」

メタル
「ルビーの目を落としたぞ!これで2つ揃ったな」

ファロウ
「さあ、こんな所さっさと出ようや」

トシ
「よくよく思えば、俺達って神聖なピラミッドを侵して、一族を大虐殺した上に、崇めていた神も殺して宝を奪っていったってことだよな…」

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