Wizadry8 プレイ記録 33.三つの道


ファロウ
「ふ~、何だかんだデスティネ・ドミナスも手に入ったな」

ルガード
「これで準備は整いましたね。ベラのいた山にポータルをセットしてありますから、そこから一気にアセンションピークへ行きましょう」

メタル
「その前にちょっと一休みして、ポーションでも一服…」

アイス
「ちょっと、待って!その兜をはずしたら、また皆の精神が狂っちゃうわ」

メタル
「おっと、そうだった!このヘルム・オブ・セレニティの効力で、デスティネ・ドミナスの発狂効果から頭を守っているんだった…」

トシ
「おまえがその兜をかぶっててくれないと、デスティネ・ドミナスを持ち運べないからな。頼むぜ」

ファロウ
「食べる時も寝る時も、ずっと身に着けたままでよろしくな」

メタル
「そんな!」

アイス
「衝撃で簡単にはずれないように、鍵でもかけて縛り付けておく?」

ディージア
「神から与えられし試練なんだから我慢してよ」

メタル
「ぐぐ…なんという過酷な試練だ…」

ルガード
「リターン・ポータル!…アセンションピーク付近まで移動しましたよ」



ヴィ
「ここはアセンションピークね!待ちきれないわ!この先はコズミッ クサークルへ続く道!さあ、行きましょう!」

トシ
「うわー、見渡す限りの山だな。こりゃ大変そうだぜ…」

アイス
「ポータルでトリントンの回復の泉に戻りながら、ゆっくり登るのがよさそうね」

ファロウ
「あそこにいるのって、ラパクスじゃねーのか?」



ラパクス・パトロール
「アセンションするつもりだな。おまえ達がアーティファクトを持っ てココに来ることは予想していた。しかし、これで終わりだ!このルートは封鎖した。今で は、ラパクスとダーク・サヴァントだけがアセンションピークへ行くことができるのだ。おまえ達は行けない」

ルガード
「やれやれ、ここにもラパクスですか」

ディージア
「封鎖とか、なにふざけたこと言ってんの、この雑兵」

トシ
「さっさと片付けてやろうぜ」


<戦闘略>


メタル
「まったく、この神聖な山で不届きな輩だ」

アイス
「あ!この先の道…岩で塞がれてるわ…!」



トシ
「完全に埋まってるな…。こりゃ進めそうにないぜ。他に迂回路とかないのか?」

ルガード
「そういえば、以前にアルニカでロード・ブラフィットが言っていましたね。ラパクス達がアセンションピークへの道で、地滑りを起こして封鎖する計画をして いると…」

メタル
「ラパクス城にあった転送装置を使わないと先に進めないということだな。仕方ない、またあそこに戻るか…」




ラパクス城




トシ
「城内のテンプルナイト達が襲ってくる!」

ルガード
「まあ、王を殺してますから無理ないことですね」

メタル
「転送装置は、確かイニシエーションを受けてテンプルナイトに任命された部屋の奥だったな。さっさと行こう」

ファロウ
「こんな場所にあるんじゃ、奴らの言うとおりラパクス以外はアセンションピークに行くのは無理だな」

ディージア
「あった、これが転送装置ね。じゃあ、中に入るわよ」





アイス
「…移動したみたいよ。ここは、さっきの土砂崩れしてた場所の奥みたいね」

トシ
「これで、ようやく先に進めるってことだな。ふ~、面倒なことさせやがって」

メタル
「うむ、この神聖なオーラ…間違いなくアセンションピークだろう」

ディージア
「そう?なんか荒廃した山にしか見えないけど…」



ファロウ
「落ちてるアイテムも石ころばっかりだぜ」

ルガード
「とりあえず、先に進んでみますか」




アセンションピーク



アイス
「サヴァント・ヘンチマンよ!すでにサヴァントの兵はこの山に入っているみたいね」

トシ
「うりゃー!ザトイチボウ乱れ突き!」

ディージア
「まったく、どこにでも沸く奴らね」

ルガード
「見てください、あそこの広場に奇妙な像があります」



メタル
「何だこれは…?3体の像が並んでいる…」

トシ
「どれも女みたいだけど、誰の像だろうな」

ディージア
「これはトリニーっぽくない?」



ファロウ
「それじゃあ、こっちの角の生えた奴はラパクスかな」

アイス
「この星の種族みたいね。じゃあ、もう1つの人間の像はハイガルディってことかしら」

トシ
「それぞれの像が向いてる方角に門があるぜ」

メタル
「なるほど、この3つの門の先に、アセンションに関わる何かがあるということだな」

ルガード
「じゃあ、まずはハイガルディの像が向いている方に行ってみますか」

ディージア
「そうね。ラパクスの像の先とか、何かイメージ悪いし」

トシ
「あれ…?この門、鍵がかかってて開かないぜ」



アイス
「鍵穴が付いてるわ。鍵があれば、ここから先に進めるんじゃない?」

メタル
「それらしい鍵は無いから、無理矢理こじ開けるしかなさそうだぞ。しかし、こいつは頑丈そうな鍵だな…」

ファロウ
「ふふ…俺の出番だな。これまでの旅の成果を見せてやるぜ」






<30分経過>

ファロウ
「(ガチャガチャ)…これを…こうして…(バキッ)あっ!…くそっ、またやり直しか…!」

トシ
「ふあ~……まだ?」

ルガード
「そろそろ日が暮れますよ」

ファロウ
「も、もうちょっと待っててくれ。時間をかければ開くはずなんだ。えーと、こっちを押したら次は…」

アイス
「…ノックノック!(ガチャン!)」

メタル
「お、開いたか」

ファロウ
「……」

ディージア
「最初からそれ使っとけばよかったわね。さあ、行きましょ」

ファロウ
「ぐぐ…俺のこれまでの長い冒険での集大成が…」

ルガード
「こちらにも、さきほどの女性の像が各所にありますね」



メタル
「ハイガルディにちなんだ何かがあるのだろうか…」

トシ
「それにしても広い山だぜ…。モンスターもどんどん出てくるから、休み休み行かないと厳しいな」

アイス
「その辺にウロウロしてる敵がやたら強いわ。私たちもかなり強くなったはずなのに…」

ディージア
「ふ~、ちょっと疲れたわ。そろそろ休憩にしない?」

ルガード
「あそこに民家があります。中で休ませてもらいましょう」

メタル
「民家?こんな山の上にか?」

ファロウ
「家の前に誰かいるぜ。こいつは…トリニィか?」



アイス
「あのー、すいません…ちょっと休ませてほしいのですが…」

アミット
「自分は賢いと思っている者、より強い者の前で礼儀を尽くすもの ヨ。入場料払え。さもないと、おまえ達みんな押し潰すゾ!」

メタル
「入場料だと?いくらだ?」

ルガード
「13万GPほど要求しています」

トシ
「13万!アストラル・ドミナより高いじゃないか!」

アイス
「そんなにお金を持ってないわ。もう少し安くなりませんか…?」

ルガード
「まったく、こんな山道を通るのに、ふざけた金額ですね」

メタル
「待て、これは既に何かの試練が始まっていて、彼はそれを試しているのかもしれない…。みんな慎重に行動するんだ…!」

ファロウ
「オラッ!こいつ見た目どおり弱いぜ」

ディージア
「このチビ!(ボカッ)さっさとくたばりなさい!(バコッ)」



メタル
「き、君たち何てことをするんだ!」

ファロウ
「ん?何か地面が揺れて…」

ルガード
「急に目の前が暗くなってきました」

アイス
「い…岩陰から巨大なゴーレムが!」



ファロウ
「うおお!で…でかい!今までに戦ったゴーレムの倍くらいはあるぜ!」

ディージア
「このトリニィ、こんな奴を飼ってるから強気だったのね!」

メタル
「くっ!強い…!なんという攻撃力と耐久力だ…!」

ルガード
「しかし、相手も直接攻撃しかしてきません。剣も魔法も効果は薄いですが、こちらも守りを固めれば戦えそうですよ」

トシ
「電光石火!」

アイス
「エレメンタルさん、またよろしくお願いします」

ファロウ
「俺は遠くから矢でも射っとくぜ」

ディージア
「このっ!このっ!」

メタル
「アヴェンジャー2回攻撃!」

ルガード
「倒しました!なかなか強敵でしたね」

トシ
「しかし、このトリニィは何者だったんだ?本当に、こんな所で追い剥ぎをするためだけに暮らしていたんだろうか…」








ファロウ
「こいつも強い!何でこんな奴らばっかり出てくるんだ…!」



ルガード
「後ろにいるユニコーンも厄介です。どうやら、この道を守っているボスのようですね」

メタル
「とどめだ!…ふう、魔術師タイプの幽霊だけあって、集中攻撃すれば意外と脆かった」

トシ
「それでも俺達より遥かに頑丈だったけどな…」

ディージア
「この道いったいどこまで続くのー…」

アイス
「見て、あそこに神殿のような建物があるわ」



メタル
「おお、これはいかにも何かを守っていそうな神殿だ」

トシ
「とりあえず中に入ってみようぜ」



ファロウ
「見た感じ何も無いし、誰もいないみたいだぜ」

ディージア
「ふーん、ガランとした神殿ね。この天井から吊り下がってるの何かしら?」

アイス
「なんだか変な感触がする…。何かに体中を触られているような…」

メタル
「おい、こんな所にまで来て、はしたない真似は止すんだ、トシ」

トシ
「お、俺じゃないって!それに、俺も何かに触られているような感触が…」

ルガード
「これは…体が霧に包まれていきます…!」

ファロウ
「む、あれは…!」



メタル
「アレセイデス…!突然現れたぞ!」

アレセイデス
「デスティネ・ドミナスは父からの贈り物の1つ。ドミナスの創造物 に託されたもの。来るべきアセンションの約束。デスティネ・ドミナスは3つのアイテムの1つ。それは何を内包しているか答えよ」

ディージア
「久しぶりに現れたと思ったら、また突然に何なのこいつ」

アイス
「デスティネ・ドミナスが司るのは『知識』よ」

アレセイデス
「知識、変化を認識する能力、生命への応答、神々の視野への進歩、 自らの存在を経験する者への贈り物。意志の自由、選択の自由、その本質により分離される善と悪。この知識は誰に受け継がれたか?」

アイス
「知識を受け継いだ者?えーと、それは…」

メタル
「マーテンからデスティネ・ドミナスを託された者、それは俺達だ!」

アレセイデス
「運命は完結した!」



メタル
「扉が開いた!やはり、マーテンの言っていたとおり、俺達は神の知識を授かったんだな」

ディージア
「難しいことばっかり言って、何のことかよく分からなかったけど、とりあえず先に進めるわね」

ルガード
「本当に我々でよかったのかと疑問に思う部分もありますが…」

トシ
「扉の先に台座があるぜ…」



アイス
「『デスティネ・ドミナス』と書いてあるわ。ということは…」

メタル
「ここにデスティネ・ドミナスを置けばいいんだな」



ファロウ
「うおっ!地震か!?周囲が揺れ始めたぞ!」

ディージア
「ち、ちょっと!これ大丈夫!?」

トシ
「揺れが収まった…。外の様子を見てみるか」



ルガード
「ここは…最初の3つの像の前…!」

アイス
「出口のゲートに入ったら、ここにワープしたわ」

メタル
「ということは、残った2つの道も大体想像が付くな…」


←プレイ記録32へ   プレイ記録34へ→