Wizadry8 プレイ記録 31.同盟

ラパクス・アウェイ・キャンプ

ファロウ
「中にいるのはラパクスの…女か?」



ラパクスクイー ン
「まあ!あなた達はラパクスではないわねえ!どうしてここへ…い え、それはどうでもいいこと!まずはここから出してください!」

アイス
「どうやら、ラパクスの女王みたいね。でも、なんで牢の中に…?」

ラパクスクイーン
「彼の死は問題ではありません。確かに私の夫ですが、あなた達がこ の世界のためにしたことですから言うことはありません。それに彼は私をここに閉じ込めたのですから!これでこの同盟も解消されるでしょう!」


メタル
「なるほど、彼女はラパクスとサヴァントの同盟に反対したために、ここに閉じ込められてしまったのか。それも、ラパクスキングから…」

トシ
「実の夫から牢に閉じ込められるなんて、かなりのことだぜ」

ラパクスクイーン
「間違いなくこの同盟はとても危険です。われわれの軍隊と彼の部隊 は、ドミナス上の全ての生き物を殺し尽くすでしょう。我々がこの星を手に入れサヴァントはアセンションする。我々とサヴァントの利害対立はない。まさに完 璧ですよね?」

ルガード
「アンパニもティーラングも、その同盟に脅威を感じたほどですからね」

ラパクスクイーン
「確かに完璧のように思えるかもしれません…でも、私はサヴァント を信用していません。彼は自分の目的を達成するために我々の力を利用しているだけです。 我々の力なしでは、目的を達成できないからです!ではキングは?彼はその欲のために正しい判断ができなくなっています。我々はアセンション後も他の種族と この星を共有するべきなのに…」

ラパクスクイーン
「今ではキングは全て欲しがっています!それも全てはダーク・サ ヴァントのせいなのです。なぜ我々の手が血で汚れなければならないのでしょうか?私は、彼とサヴァントが出会わなければ良かったと思っています…」

ディージア
「気持ちは分るけど、あんまり死んだ人のことを悪く言うもんじゃないわ」

メタル
「殺した俺達が言うことじゃないがな…」

ファロウ
「サヴァントがラパクスに接してきたのはいつからなんだ?」

ラパクスクイーン
「私達がサヴァントと最初に出会ったのがいつだったかは正確には思 い出せません。アントンからあなた達の到着について報告を聞いたすぐ後だったと思いま す。サヴァントがラパクスキャッスルに現れ、キングとの面会を希望しました。その時私達は何と言うべきだったのでしょうか?サヴァントは我々の力を認め、 夫に取り入りました。そして彼の部隊と我々の軍隊が力を合わせることを希望したのです。それがサヴァントとラパクスの同盟の始まりです。でも、私はサヴァ ントを信用していません…」

トシ
「普通に考えたら、利用されるだけ利用されて、あとは捨てられるよな」

メタル
「ガーディアではティーラングがサヴァントと手を組んでいたが、結局裏切られたからな」

アイス
「サヴァントがアセンションした後は、もうラパクスは用済みになるわね」

ラパクスクイーン
「アセンション…ハイガルディが長い間待ち続けていたもので、いつ の日か彼らがコズミックサークルへ到達すると言われています。我々には意味がないことで す。しかしダーク・サヴァントにとっては大きな意味があるようです。ハイガルディの伝説が本当なら、アセンションした者が次のロードとなって宇宙の主とな るのですが、ダーク・サヴァントがアセンションを成し遂げるなら、私はその前に死ぬことを望みます」

ディージア
「とりあえず、この女王は助けてあげた方が良さそうね」

トシ
「ラパクスを滅ぼすことにならなくてよかった。あのバカ王子もまだ生きているし…」

ルガード
「では、ロダンとドラジクを連れて、アンパニとティーラングの基地へ向かいましょうか」

メタル
「待て!その前にラパクス城へ戻って、アル・セデクサスに会いに行かなくては」

ファロウ
「またあそこに行くのかよ。もう用は無いだろ」

ディージア
「そんなにアル・セデクサスに会いたいの?すっかり骨抜きになっちゃって…」

メタル
「この呪いを解いてもらうんだ!こんな状態じゃどこにも行けないからな」




ラパクスリフト



トシ
「ふう、ラパクス兵が襲ってくるようになったから、ここに来るだけでも大変だぜ」

ファロウ
「早く用を済ませてくれよ」

メタル
「いた!やはりアル・セデクサスは、最初に会ったリフトの奥の祭壇の間にいたぞ!」



アイス
「でも、そう簡単に呪いを解いてくれるのかな…」

メタル
「アル・セデクサス、頼みがあるんだ!」

アル・セデクサス
「オマエ達はラパクスキャッスルを去ろうとしているようじゃな!我 の前から立ち去ることは許さん!」

メタル
「え、いや、ちょっと、話を聞いて…」

ルガード
「いきなり襲ってきましたよ」

ディージア
「こうなると思ってたわ」

トシ
「おいおい、どうするんだよ。こいつ無茶苦茶に強そうだぜ…?」



ファロウ
「あのラパクスを支配してるくらいだからな」

ルガード
「しかも部下のテンプルナイトを呼び出しましたよ。すっかり囲まれてしまいました」

メタル
「い…いきなりピンチ!」



ディージア
「どんどん仲間を呼ぶから、アル・セデクサスに集中攻撃した方がよさそうね」

トシ
「うりゃー!ウィンターロッドの突き!」

ルガード
「ダメージは低いですが上手く麻痺させられましたね」

アイス
「この隙にエレメンタルを呼び出して、アル・セデクサスの背後から攻撃させるわ!」



メタル
「今のうちに一斉攻撃だ!」

ファロウ
「エアエレメンタルが信じられないくらいに強くて頼もしいぜ」

ルガード
「こちらの攻撃が麻痺した相手にせいぜい60〜70のダメージだというのに、エアエレメンタルは2〜300くらい食らわせますから、完全に次元が違いま す」

ディージア
「もう、こいつに任せて私達は逃げてもいいんじゃない?」

トシ
「電光石火!」



ファロウ
「倒した!意外とあっさり勝てたな」

アイス
「ダメージの8割くらいはエレメンタルのおかげよ」

メタル
「おお…体が軽くなった!呪いが解けたんだ!」

ルガード
「これで支配者のいなくなったラパクスは完全に崩壊ですね」

ディージア
「どうせラパクスと戦うなら、面倒なことせずに最初からこうしとけばよかったわね」

ファロウ
「でも、まだラパクスの軍隊は残ったままだぜ。丸ごとダーク・サヴァントに吸収される前に何とかしないとな」

メタル
「そうだな、あとはアンパニとティーラングの同盟にかかっている…」





マーテンズ・ブラフ



ロダン
「ここがマーテンズ・ブラフか!すばらしい!案内してくれ、ドラジク!」

ドラジク
「シィーッ!すぐにズ・アントに会いに行くぞぉ!手遅れになる前にぃ和平について話さねばならなぁい!シーッ!」

メタル
「ここから先はおまえらに全て任せるぞ」

ディージア
「ほんとに大丈夫かしら…」



ズ・アント
「待ぁーて!何者を連れてきたのだぁ?アンパニではないぃーか?囚人を連れてくる任務は与えていないはずぅーだ!」

ドラジク
「お待ち下さぁい…ズ・アント…」

ズ・アント
「ドラジク!これは一体どういうことぉーだぁ?今説明してもらおぉーう!」

ドラジク
「経緯を説明しまぁす。数日前、私はアンパニキャンプにいる協力者と接触する任務を受け、無事遂行しましたぁ。シーッ!が、その帰り道にラパクスに捕らえ られてしまったのでぇす…逃げることすらできませんでしたぁ…」

ズ・アント
「ドラジク…貴様を命令違反で処刑するべきだぁーった!警備兵、命令ぃーだ…」

ドラジク
「シーッ!ズ・アント、私の話を聞いてくださぁい。聞かないと命を失うことになってしまうのでぇす!あなたはダーク・サヴァントを殺す事を話していたぁ。 なのに、我々の話は聞いてくれなぁい!これは皆に関わる問題なのでぇす!」

ズ・アント
「1分だけ猶予を与えぇーる…」

ドラジク
「1分ですかぁ…とにかく聞いてくださぁい。ラパクスに捕まり、私はこのアンパニの隣の独房に入れられましたぁ。その夜、私はアンパニを殺すつもりでぇ、 彼が寝入るのを待っていましたぁ。しかしその時、マントを着た誰かがラパクスと話しているのを聞いたのですぅ…」

ドラジク
「それはダーク・サヴァントでしたぁ。彼らは恐るべき事を話していましたぁ。ダーク・サヴァントとラパクスが同盟を結び、我々を皆殺しにするという計画 を…あなたなら理解できるはずでぇす。我々が組まなければ、連中の目的は達成されてしまぁう…」


ズ・アント
「同盟だぁーとぉ?我が偉大なるティーラング帝国がアンパニから得るものは何もなぁーい!奴らは我々を敵とみなしているが、防衛と侵略には明確な違いが あぁーる…そして我々は今までその違いを混同したことはなぁーい。奴らとの同盟など全く考慮する必要はなぁーい!」

ドラジク
「しかしですねぇ、ズ・アント、我々が協力すれば…ダーク・サヴァ ントを倒すことができるのでぇす!お願いですから聞いてくださぁい!シーッ!アンパニは軌道上の船を撃ち落すキャノンを持っていまぁすが、肝心のサヴァン トの船の位置が不明なのでぇす…しかし我々ならその位置がわかるぅ!だから協力すれば奴を倒せまぁす!」

ドラジク
「ロダンにはアンパニのリーダーを説得する自信がありまぁすし…あとはあなたさえ同意してくれればぁ…」


ズ・アント
「アンパニは銃を持っているというのぉーか?本当なのぉーかぁ?うそをつけぇーえ。おまえは始末してやぁーる…」

ロダン
「だから俺はティーラング好きにはなれないんだ、まったく!いや、答えはイエスだ、我々にはキャノンがある。もしお前達も俺達同様に生き延びたいなら、互 いに争うのではなく協力すべきだ。俺がどうして敵地にまで来たと思っている?」

ロダン
「何か他の選択肢があるのなら、俺はこんな所には来ない!だが方法 はこれしかないんだ!ドラジクと俺は話し合った上でここまで来たんだ。お互いが生き残る 唯一の方法は過去を忘れ、未来の為に同盟を結ぶことだ!わざわざ滅びの道を選ぶことはないだろう!」

ズ・アント
「おまえのリーダーを説得できると言うのぉーか?あのヤミアーを…」

ロダン
「あなたの合意さえあれば可能だ。書面での合意さえ頂ければ…」

ズ・アント
「ふぅーむ…アンパニよ、おまえの話は興味深ぁい。ドラジクは私が最も信頼する部下ぁーだ。そうだぁーな…ここはおまえの言う通りにしよぉーう。だがもし 計画が失敗したら、おまえ達をゆぅーっくりと殺すことにすぅーる」

ズ・アント
「ヤミアーはこの提案を受けるかもしれなぁーいが、もしアンパニが 裏切れば、この戦争はかつてないほどさらに激しくなるぅーぞ。くれぐれもその事を忘れる な…アンパニよ…」

ロダン
「さあ行くぞ、ボス、ドラジク。これからすぐに将軍に会いに行こう。ズ・アント…心配は無用だ。そのことなら肝に銘じておくよ」

ズ・アント
「おまえ達は実に優秀な戦士ぃーだ…。私はおまえ達を心から信頼すぅーる。おまえ達は私とティーラング帝国に忠実であり、全てを成し遂げてくれぇーた。そ して我が同胞よりもティーラングに貢献してくれぇーた。大いなる感謝の気持ちで一杯ぃーだ。我々は共に昇ろぉーう…」

ドラジク
「今日はすばらしい日だぁ!ダーク・サヴァントは我々が協力したときの力を思い知るだろぉう!」

ルガード
「ズ・アントが和平を承諾してくれました。これは大きな前進ですよ」

アイス
「トラッキングデバイスを渡してくれたわ。これでサヴァントの船の座標を追跡できるのね」

メタル
「アンパニ宛の親書も持たせてくれた。ズ・アントは本気のようだな」



ファロウ
「じゃ、次はアンパニ基地だな」




マウント・ガイガス



ロダン
「マウント・ガイガス!とうとう着いたか!おい、ドラジク、ついに来たぞ!こいつらのおかげだ!」

ドラジク
「シィーッ!ロダン!案内を頼むぞぉ!シーッ!」



ヤミアー将軍
「ロダン!こうして会えてどれほど嬉しいことか…何たる事だ!?諸君がティーラングを連れてきたと聞いた時には冗談だと思っていたが…。これは軍法会議も のだぞ!」

ロダン
「お待ちください、将軍!これは確かに命令違反です。しかし最後まで聞いてください。私はラパクスに捕らえられ、ドラジクとずっと一緒にいました。もちろ ん最初は私も彼を殺そうとしました。しかしラパクスキングの話を聞いたのです…」

ロダン
「ラパクスとダーク・サヴァントが同盟するという話をです。連中が 組んでアンパニとティーラングを滅ぼそうと計画しているのです。将軍にもおわかりのはずです。連中が組めばそれが可能だということを…。アンパニとティー ラングが組めば奴を倒せるのです、将軍。ティーラングは既に合意してくれています」


ヤミアー将軍
「ティーラングが同意しているというのか?何か証明する物はあるのか?」

ドラジク
「そぉう…我々は同意しているぅ。これが我々のリーダーからの合意書だぁ」

ヤミアー将軍
「私はこれを信用したい。しかし、それはできない。これが、ティーラングの罠ではないとどうして言えるのだ」

ドラジク
「シィー!愚かな将軍だぁ!俺が武器なしでここまで来た意味がわか らんのかぁ?ティーラングが本気で侵攻を決定すればぁ、今までの攻撃とは比較にならないものになるはずだぁ!我々の選択は二つしかなぁい…共にサヴァント と戦うかぁ、それともお互いに潰し合うかだぁ!シーッ!」

ロダン
「我々がサヴァントと倒す方法はこれしかありません。ご存知の通りI.U.F.はブラックシップのシールドすらも貫通するキャノンを持っています。しか し、我々にはサヴァントの船の位置を特定できない。この状況に変化はないはずですが、将軍?」

ヤミアー将軍
「いいや、ちがう…私は何を言っているのだ?!ロダン、これは機密情報だ!今から…」

ロダン
「そして、ティーラングは奴の船を追尾する装置を持っているのです。我々が協力すればサヴァントを倒せます!どうか我々の話を聞いてください…」

ドラジク
「何とか言ってくれぇ!頼むぅ…」

ヤミアー将軍
「ズ・アントが同意したか…奇跡だ!よし、ロダン、お前を信じよう。私はティーラングを信用する。この戦争は長い間続いてきた。今は亡きヤモは『和平など 絶対ない』と言っていたが、もう変わる時だ」

ヤミアー将軍
「我々の武器はマウント・ガイガスの山頂にある。必要なら使うがい い。アセンションピークで落ち合うとしよう。気を付けて行け。未来派君達にかかってい る。私の期待を裏切らないでくれよ…」

ロダン
「お任せ下さい、将軍。さあ、みんな行くぞ!」

メタル
「やった…!ついに双方が合意した!」

ファロウ
「トップシークレットのセキュリティーカードをくれたぜ!」

ルガード
「このカードで屋上に続く扉が開くようですね。では、早速行ってみましょうか」









ディージア
「へ〜、あの基地の上がこんな風になってたなんてね」

アイス
「あそこに見える巨大な砲が、例のキャノンね」



ルガード
「本来はこの巨大な砲はティーラングの母船を撃ち落とすための兵器だったようですが、奇しくもティーラングの協力によって、サヴァントの船を攻撃する唯一 の手段となったわけですね」

メタル
「これがコントロールパネルだな。どれどれ…」



EWAXXCANNON2
「目標:ブラックシップ 位置:不明 ステータス:目標源で妨害 命中確率:0% 損害確率:0%」

ファロウ
「ここにズ・アントから貰った追跡デバイスを使えば、ブラックシップの座標が設定できるんだな」

アイス
「よし…これでいいはずよ」

EWAXXCANNON2
「軌道位置確認 追跡中… 目標ロックオン。発射シーケンス開始 ・・・3 ・・2 ・1 ・・・発射」

トシ
「お、発射した!」



EWAXXCANNON2
「目標 -ブラックシップ- 破壊 確認終了」

ルガード
「やりました!遥か上空で爆発しましたよ」

ディージア
「え?もう終わったの?何かあっさりしてるわね」

ドラジク
「シーッ!ティーラング帝国の怒りを思い知るがぁいい、サヴァントめぇ!今日こそが復習を遂げた日だぁ!」

ロダン
「やったぞ!ついに正義の鉄槌が下された。この功績は非常に大きいぞ、ボス。これでおまえ達も一流と認められるに違いない」

メタル
「ようやくダーク・サヴァントに一矢報いることができたな。さあ、あとは奴を追うだけだ!」


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