Wizadry8 プレイ記録 30.二人の将校

アルニカの塔



トシ
「こいつらを倒せば塔の外に出られそうだぞ!」

アイス
「このサヴァントベヘモス、かなりの強敵ね!私は呪文でサポートするわ!」

ディージア
「でやー!三段突き!」

メタル
「よっこらしょっと。…おっと、避けられてしまったな」

ファロウ
「おい、真面目に戦えよ!こいつらかなり強いぞ!」

メタル
「い…いや、呪いで力が入らなくてさ…。早くラパクス城へ帰りたいんだけど…」

ルガード
「すっかりアル・セデクサスの飼い犬になってしまいましたね」

アイス
「ラパクス城から出られないなんて、テンプラーになった代償は大きすぎるわ」

トシ
「よし、撃破した!この先にエレベーターがあるぜ」

ディージア
「ふう、やっと外に出られるわ」



ファロウ
「アルニカの町が見えると安心するな」

メタル
「俺はラパクス城が見えないと安心しないよ…」

トシ
「もう爆弾は解除したから、アルニカは安全になったんだな。誰かこの功績をねぎらってくれないものかな」

ルガード
「ロード・ブラフィットあたり、感謝の品でもくれるかもしれませんね。会いに行ってみましょう」



ロード・ブラフィット
「ラパクスは未だに問題を引き起こしています。あなた達が来る前に ラパクスの警備兵がやって来て、アセンションの計画について話していきました。何と言ったと思います?『全く望みはない』と言い残していったのです」

ディージア
「ここでもラパクスの話?私の偉業のこと、まだ知らないのかな」

ロード・ブラフィット
「彼らは地滑りを起こしてアセンションピークへの道を封鎖し、ラパ クスキャッスル以外からアクセスできないようにするということです」

トシ
「アセンションピークを封鎖だと!あそこに入れなくなったら大変じゃないか」

ルガード
「確かにラパクス城にはアセンションピークに通じてる転送装置がありましたね。もうテ ンプル団の一員になったから、その辺は問題ありません」

アイス
「とりあえず、アセンションピークに行く前にラパクスの王様にも会っておいた方がいいわね。ポータルをセットしてるから、すぐに戻れるわ」

メタル
「よし、そうと決まれば早く戻ろう。さあ、早く!」




ラパクス・アウェイ・キャンプ



テンプラーガード
「よく来た、テンプラーよ」

アイス
「今度はすんなり中に入れてくれたわ」

トシ
「どうだ?体調は戻ったか?」

メタル
「いや、まだダメだ…。やっぱ城まで行かないとダメなようだ…」

ディージア
「他のラパクスはピンピンしてるじゃないの。あんた、特別強力な呪いでもかけられたんじゃないの?」

ルガード
「しかし、すごい数のラパクス兵ですね。みんなテンプラーやナイトといった、エリート兵ばかりですよ」



ファロウ
「俺たちも同じテンプラーなんだから、物怖じすることなんかないぜ」

アイス
「どんな種族でも歓迎するとか言ってたわりに、ラパクス以外のテンプラーは見かけないわね」

メタル
「ふう、力が入らんな…。ちょっと、この幕舎の中で休ませてもらうか…」



トシ
「あれ?こいつ、あの時のバカ王子じゃないか」

ディージア
「また女を侍らせてるわ!遠征にまで来て何やってんのよ、まったく」

ラパクスプリンス
「またおまえ達か!?!よくも邪魔をしてくれたな!俺様は今取り込み中だということがわからないのか?おまえ達は囚人を尋問しているはずだぞ。俺様の侵攻 作戦には囚人からの情報が必要なのだ。まあいい!アセンションピークへ向かう時に父が教えてくれるだろう」

アイス
「また出て行っちゃったわ。本当に身勝手な王子ね」

ファロウ
「こいつが跡継ぎじゃ、ラパクスの未来も暗いな」

ルガード
「向こうに大きい幕舎があります。中に王がいるようですから行ってみましょう」



ディージア
「いたいた。さっきの王子にそっくりね」

ラパクスキング
「うむ、うむ!おまえ達は遂にここまで来たか。おまえ達がテンプラーに加わったと聞いてから、余は使者を城へ送った。おまえ達は尋問がとても好きなようだ な。報告によると、ドミナスに着いてからというもの、いろんな奴に質問ばかりしているそうだな。そこで、その特技を有効に活用してもらう任務を与えること としよう」

メタル
「特技ってほどではないのだがな…」

ルガード
「尋問なら任せてください。なにせマインドリードで心の中を読めますから、得意なんてものじゃないですよ」

ラパクスキング
「この近くにある坂の途中に囚人達が監禁されている。連中は誰とも口をきかぬ。お互いに話すことさえもな!ティーラングとアンパニだから、仲は最悪のよう だ」

トシ
「ラパクスの捕虜になるなんて、どっちも間抜けな奴だな」

ラパクスキング
「いいか、何故奴らがここに来たのか尋問してこい。我々の同盟について知っていることもな。奴らのリーダーの耳に入れるわけにはいかないのでな」

アイス
「ラパクスがサヴァントと同盟したことなんて、アルニカの市民も知ってたくらいなんだけど…まあ、いいわ」

ラパクスキング
「ダーク・サヴァントからの申し出は我々にとって非常に魅力あるものだった。彼はコズミックサークルが、我々はドミナスが欲しい。そのために我々は協力し て対抗勢力を破壊し、双方が勝利者となるのだ!塔の中にある装置は我々に勝利を約束してくれるしな…」

ファロウ
「塔の中の装置って、あの爆弾のことか?」

ラパクスキング
「そう、あれはすばらしいものだ!あれはドミナス上の全ての生物を破壊する。そして誰も我々の計画を阻止できない!もちろんいざという時には、我々は彼の 船に退避することになっているからな」

メタル
「もう爆弾を解除したことを知らないみたいだな。それに、ダーク・サヴァントがそんな約束を守るとは思えないが…」

ディージア
「そんな危険な奴と手を組んだら、自分達も危ないって考えなかったのかしら」

トシ
「とりあえず、その囚人に会いに行ってみようぜ」





ルガード
「木の上に、仮設の檻が2つ建てられています」

ファロウ
「あの中にいるアンパニとティーラングが捕虜か」



メタル
「どれ、近くに行って話しかけてみるか」

アイス
「さっきラパクスキングから預かった鍵では、独房の中までは開けられないみたいね」



ロダン
「ラパクスには見つからなかったのか?ラパクスは知っているだろ?」

メタル
「我々はI.U.F.の者だ。ラパクスに身分を隠してここに来た」

ロダン
「連中か?軍事行動を誰に習った?訓練コースでか?どうやら危険ではないようだな…とにかく俺はおまえ達の問題が解決するまで待てないのだ。俺の話を聞い てくれ!」

トシ
「おいおい、こいつはロダンじゃないか!」

ディージア
「え?誰?アンパニはどれも同じに見えるわ」

ルガード
「彼はガーディアで会ったアンパニ将校、ロダン・レワークスですよ」

ファロウ
「あのロダンか!この星に来ているとは聞いてたけど、こんな形で再開するとはなー」

ロダン
「俺がベースキャンプを離れた時、俺はティーラングの技術を盗み出す任務を受けていた。しかしラパクスに捕まってしまった。そして翌日にはドラジクが捕ら えられてきた」

メタル
「ドラジクというのは、隣の檻に入れられているティーラングか」

アイス
「行方不明でズ・アントから捜索を依頼されていた人ね。こんな所にいたなんて…」

ロダン
「俺がドラジクを殺そうと画策していると、何とダーク・サヴァントが現れたのだ…ラパクス王と話すために」

ルガード
「ほう、ダーク・サヴァントが直接やってきたのですか」

ロダン
「ダーク・サヴァントはドミナスの全てを破壊するためにラパクスを利用しようとしている。そして俺は判った…アンパニとティーラングが協力する以外は、誰 も奴等を止めることはできない」

トシ
「アンパニとティーラングが協力…!?そんなことができるのか?」

アイス
「でも確かに、このままアンパニとティーラングが戦争を続けていたら、サヴァントとラパクスが漁夫の利を得るのは目に見えているわ」

ロダン
「サヴァントが攻撃してくる前に、ドラジクと俺は我々のリーダーに会う必要がある。しかし俺達はこうして捕らえられている。たのむ、ここから出してくれ、 そうしたら宇宙の歴史で画期的な一歩が起こるのだ!」

メタル
「あのドラジクというティーラングは、そんなに信用できるのか?」

ロダン
「ここに監禁されて判った…誰が信頼できて誰が友となるか。彼の信念は堅い」

ルガード
「ロダンは父親をティーラングに殺されてから、ティーラングに対する敵対心はアンパニの中でも特別に強かったはずです。その彼がこんなことを言うとは、余 程の事態なのでしょう」

ロダン
「俺に銃があれば…ダーク・サヴァントはラパクスに武器やトルーパーを与えているようだ。ダーク・サヴァントはラパクスを最終目的のために利用しているの だ。しかし、ドラジクと俺には奴の計画を止める考えがある」

メタル
「ならば、ドラジクの方にも話を聞いてみるか」



ドラジク
「シィーッ!気を付けろ!おまえ達ぃ!ラパクスにつけられてないかあ?」

ファロウ
「大丈夫だ。俺達はラパクスのテンプラーだからな」

ドラジク
「いいかぁ、よぉーく注意しろよぉ。これからぁ困難な試練がぁ始まぁる。俺の話をよぉーく聞くんだぁ…。俺はティーラングの偉大なるドラジク様だぁ。ラパ クスに捕まりぃ、ここへ囚人として連れてこらぁれた。隣の牢にいるのは世界の悩みの種ぇのあのアンパニだ!」

ディージア
「こいつらの喋り方って、どうしても頭悪そうなのよね」

ドラジク
「俺はある夜あいつを殺そうとした。だが、さらに凶悪なぁ奴が現れたぁ。ダーク・サヴァントだ!奴とラパクスキングはドミナスからぁ他の種族を一掃しよう としてぇいる!そこで俺は考えたぁ。アンパニとティーラングが協力すれば、奴らを決別させて…奴らの同盟をぶち壊すことができるのではないかとなぁ!さ あ、我々をここから出してくれぇ!そしてサヴァントが攻撃を開始する前にぃ、我々のリーダーの元へ連れて行ってくれぇ!」

トシ
「こいつも考えは同じのようだな。よくもまあ、あのロダンと分かり合えたもんだ」

ドラジク
「ロダンはどんなことがあっても俺の味方だぁ!俺はロダンをぉ信頼している。おまえ達もロダンを信頼しろぉ!」

アイス
「じゃあ、この2人を連れて、ズ・アントとヤミアー将軍に話してみる?」

メタル
「そうだな…。両方の間を行き来している俺達からすれば、願ってもない話だ」

ドラジク
「アンパニとティーラングが同盟を結べば、ラパクスキングなど敵ではなぁい!シィーッ!」

ファロウ
「よし、それじゃあ一緒に行こうぜ。今から鍵を開けるからな(ガチャガチャ)」

ドラジク
「わかぁった!一緒に行こぉう!」

ロダン
「しかし注意しなければならない事がある。それはラパクスキングとラパクスプリンスだ!連中を始末しなければ我々は追跡され、任務も失敗する。まずはやつ らを探し出すことにしよう。見つけたら私の脳外科技術の腕前を披露してくれる」

ディージア
「え?え?どういうこと?私たち、ラパクスキングに言われてここに来たんだけど…」

ルガード
「ふむ…この2人を勝手に牢から出すことは、ここにいるラパクス達に敵対する行動だったようですね」

トシ
「げえっ!ラパクス兵達がこっちに向かってくるぞ!」

ファロウ
「これってヤバいんじゃねーか…?このキャンプにいるラパクス兵がみんな敵になったってことか…?」

アイス
「ロダンも言っているとおり、ラパクスからの追跡を阻止するために、これはもう戦うしかなさそうね」







トシ
「こいつら強えーよ!剣も魔法も一流だぜ」

ディージア
「しかも、なんで揃いも揃ってこんなに頑丈なのよ!」

メタル
「さすがにテンプラーだけあって、ラパクス城にいた奴らよりも遥かに強力だぞ!しかもこの数…!ひっきりなしに襲ってくる…!」



ルガード
「まともにやり合ったら勝ち目はありません。状態異常攻撃などで奇襲して戦力を削ぎましょう」

アイス
「毒の雲を発生させるトキシッククラウドの呪文が効果的ね。毎ターン毒や気絶の効果があるから、先制攻撃できればかなり優位に立てるわ」

ディージア
「あの即死させるボムはもう無いの!?」

トシ
「デスクラウドのボムは、ラパクス城で全部使っちまったんだ…」

メタル
「援軍を呼ばれると厄介だから、敵が少数のところを狙って襲うしかないな」

ファロウ
「よし、それならテントの中に毒ガスをぶち込もうぜ!外にいぶし出されてきた奴を袋叩きだ!」



メタル
「グッドアイデアだな。俺も手持ちの爆弾を放り投げる」

アイス
「私はテントの前にエレメンタルを召喚して待ち構えておくわ」

トシ
「俺達の戦い方って、この星に来てから何かセコいよな…」

ディージア
「そういえば、ここってラパクスキングのテントじゃなかった?」



ファロウ
「お、本当だ。キングがいぶし出されてきたぜ」

メタル
「ラパクスキング!聞いてください、我々は…」

ルガード
「毒ガス浴びせておいて和解できるわけないでしょう。早く戦いますよ」

アイス
「周囲には誰もいないわ!今ならチャンスよ!」

ディージア
「よーし!一斉攻撃!」

トシ
「いくぜ!電光石火の4連攻撃!」

ファロウ
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラ!(ガジェットを操作する掛け声)」

メタル
「くっ…!強敵だというのに力が入らん…!この呪いを早く何とかしないと…」

ルガード
「かなり攻撃力が高いですが、他のラパクス兵に比べて圧倒的というわけではありません。相手が1人ならば我々の方が優位です」

アイス
「麻痺攻撃が効いたわ!」



トシ
「よし、勝負あった!喰らえ!ワキザシ+1でとどめだ!」

ファロウ
「微妙な武器だな」

メタル
「他にこれといったカタナが見つからないからな」

ディージア
「倒したわ!ラパクスの王ってだけあって、かなり強かったわね」

アイス
「ふう…これで大方は片付いたわね。さすがに連戦で疲れたわ…」

ルガード
「あのバカ王子が何処にもいませんね。上手いこと逃げたのでしょうか」

メタル
「成り行きで仕方なかったとはいえ、一族の王を殺してしまったか…。これでラパクスとの和平の道は完全に絶たれてしまったな…」

トシ
「ラパクスキングが鍵を持っていたぜ」



ディージア
「??城の中で使う鍵かしら?」

アイス
「こっちにも牢があるわ。そこの鍵じゃない?」



メタル
「ロダンとドラジクの他にも捕虜がいるのか。一体誰が…」


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