Wizadry8 プレイ記録 26.竜と宝珠

アルニカ



メタル
「さて、次はアルニカだ」

ルガード
「HLLのステーションで、ベイジンで手に入れたフライトレコーダーの解析もしなくてはなりませんね」

トシ
「見たところ、町の様子は前と変わってないぜ」

アイス
「スワンプで襲ってきたサヴァント兵の言葉が気になるわ。ムーク達の基地は…」



ファロウ
「なんだよ、ピンピンしてるじゃねーか」

ルガード
「話を聞いてみましたが、特に変わった様子はないですね。我々がカオス・モライリィを持ち出したことにも気付いていません」

ディージア
「完全にデマだったみたいね。あのサヴァント兵、機械のくせにウソをつくなんて大したもんだわ」

トシ
「まあ、これで一安心だな。ヘ・リの酒場にでも行こうぜ」



ヘ・リ
「また会えて何よりだわ…まあ座って何か飲みなさいよ。大変なよう ね」

アイス
「またエールをくれたわ」

ルガード
「相変わらず安い酒ばかり勧めますね」

ヘ・リ
「さっきまでラパクスの客がいたの。たまに来るのよ。正直言って奴らにサービスしたくないんだけどさ、ま、そんなことはどうでもいいわね」

ファロウ
「ラパクスはどこでも嫌われてるんだな」

ヘ・リ
「彼はとっても上機嫌だったわ。なんでもラパクスとダーク・サヴァントが同盟を結んだそうよ。もっと情報があれば良いのだけど、今はそれしか知らなくて ね。フォーンザングのご加護がありますように…」

メタル
「ラパクスとダーク・サヴァントが同盟…。以前にブラフィットからも聞いたが、やはり本当のことだったのか」

アイス
「またラパクス城にも行かないとならなそうね」

ディージア
「前に行った時は城に入る前に引き返しちゃったのよね」

トシ
「目ぼしい情報はこんなところか…。じゃあ、フライトレコーダーの解析に行こうぜ」







ファロウ
「ここに来るのは久々だぜ。こっちの建物に解析機があったんだっけ?」



ブラックボックス
「フライトレコーダー分析ステーション。システムバージョン 4.1.2. スロットにデータレコーダを挿入して下さい」

トシ
「えーと、この装置にフライトレコーダーを入れればいいんだな」

ブラックボックス
「読み取り中…」

アイス
「壊れてないかな…」

ブラックボックス
「呼出:HLL Guardia I 追跡:011:34 2X:2Y:30Z Dominus イベント:エンジントラブル…」

ブラックボックス
「遭遇ターゲット:Black Ship, DAEDALUS ターゲット座標:1X:1Y:2Z イベント:システム損傷… イベント:危険−−危険−−危険 イベント:破損−−破損−−破損」

ファロウ
「お、動いたぞ!レコーダーは生きてたみたいだな」

ブラックボックス
「軌道座標を取得するには軌道計算装置を使用して下さい」

ルガード
「この数字を軌道計算装置とやらに入力すれば、目的の軌道座標を算出してくれるみたいですね」

アイス
「軌道計算装置は隣の建物をエレベーターで上に昇った部屋にあったわ」



オービットトラッカー
「HLL軌道追跡コンピュータ。以下のオプションが選択可能… TRACK CALCULATE EXIT」

メタル
「こいつで計算を選べばいいんだな」

ディージア
「同じ所に置けばいいのに、面倒なことしてくれるわ」

オービットトラッカー
「軌道座標の計算 軌道座標(x y z)を入力またはメインメニューへ切替」

メタル
「さっき出てきたブラックシップの座標を入力すると…」

オービットトラッカー
「軌道座標:10:24」

アイス
「出たわ!この数字がブラックシップの軌道座標なのね!」

ファロウ
「俺たちにはさっぱり分からないけど、この数字があればティーラングがサヴァントの船を見つけ出せるんだな」

ルガード
「では、さっそくティーラング基地へ行ってみましょうか」




マーテンズ・ブラフ



ファロウ
「ヤミアー将軍が言ってたティーラング母船からの転送装置って、これのことだよなぁ…」

ルガード
「卵から孵化したティーラングが続々と送り出されてきますね」

メタル
「しかし、破壊しろと言われても、こんな巨大な装置をどうやって破壊したものか…」

アイス
「こんな基地の中で破壊活動をしたら、さすがにティーラングも黙ってないわ」

トシ
「今はとりあえず、ズ・アントに座標を報告してこようぜ」



ズ・アント
「何か見つかったぁーか…」

メタル
「頼まれていたブラックシップの座標を突き止めてきたぞ。ほら、この数字だ」

ズ・アント
「おお、これかぁ!これがサヴァントの船の座標なのぉーか?見 事ぉーだ!」

ディージア
「15000Gもくれたわ!」

ファロウ
「やっぱ気前いいな。アンパニは金はくれなかったのに」

ズ・アント
「この軌道は我々が予想していたものに近ぁーい…間もなく攻撃を開 始すぅーる!我々のアセンションの妨げになるのは今やアンパニだけぇーだ!幸 いな事にアンパニ側には我々のスパイがいるのぉーだ」

トシ
「え?アンパニ軍にスパイなんているのかよ」

ルガード
「抜かりないですね。ティーラング側の形勢が有利なのも頷けます」

ズ・アント
「おまえ達にはスパイと接触してドラジクのこの合言葉を伝えてもら いたぁーい。”運命は今夜訪れる”だぁ。彼がおまえ達を船にのせたぁーら、船 を破壊するのぉーだ!我が帝国のために、成功を期待すぅーる!我々の勝利は目の前だぁぁ!」

アイス
「でも、スパイってのは誰なんだろう…。それは教えてくれないのね」

メタル
「それっぽい人物に合言葉を言ってみるしかないだろうな。”運命は今夜訪れる”って言えば分かるんだな」

ズ・アント
「そう、それがドラジクがスパイへ伝えるはずだった合言葉ぁーだ」

トシ
「そういえば、アンパニ基地もさんざん見回ったけど、結局この行方不明のドラジクって人は見つからなかったな」

ディージア
「どっかで野垂れ死んでるんじゃない?」

メタル
「アンパニとティーラングの戦いも、いよいよ最終局面だな。しかし、このまま中立の立場で居続けられるのだろうか…」





メタル
「もう一度、ラパクスの城へ行ってみよう。サヴァントと同盟を結んだというのが気になるし、城の周囲の探索もまだ完全には終わっていないからな」

ルガード
「まずは、ラパクス城に向かう途中で見かけた山に登ってみますか」



トシ
「登山は毎回いい思い出が無いから嫌なんだよな〜」

アイス
「はぁ…高くて疲れそう…」

ファロウ
「ほら、さっそく強そうなモンスターが見えるぜ。こいつは先が思いやられるな」

ディージア
「うわー、あれボスっぽくない?」



ベラ
「やっと来たか!もう来ないかと思ったぞ。さあ、こっちへ。火のそ ばに来い。お前達と話をするため、長いこと待っていたのだ…」

メタル
「こいつ、なんか見たことあるモンスターだな」



ルガード
「ふむ、ブラックドラゴンですか」

トシ
「ベ、ベラじゃねえか!!」

ファロウ
「え?ベラって、あのアラム城のベラか!?」

ベラ
「私を恐れることは何もない。私の名はベラ。お前達同様に長い旅の 末ここまでやって来た…ダーク・サヴァントを追ってな。お前達と話がしたかった。だ から安全なこの場所でお前達が来るのを待っていたのだ」

アイス
「何年ぶりかしら…ガーディアで別れて以来ね」

メタル
「彼もまたこの星に来ていたとは…。まさか、また会えるとは思ってもなかった」

ディージア
「こいつに勝手に宇宙船から降ろされたせいで、ガーディアではとんでもなく苦労したわ」

ファロウ
「ていうか、こいつ俺達のこと忘れてねーか?」

トシ
「ガーディアに行くまでの間、同じ釜の飯を食った仲なのに…」

ベラ
「私の過去はコズミックフォージの一部と言ってもいいくらいだ」

メタル
「コズミックフォージ…そうだ、おまえはあの時ガーディアでコズミックフォージの行方を追ったのだったな」

ベラ
「そう、コズミックフォージだ。この世界ではその存在はほとんど知 られていない。コズミックロードが宇宙の運命を書き記すために使うペンのことだ。こ れで書かれた事は現実になる。”宇宙が終わる”と書けば、実際にそうなるのだ」

ディージア
「コズミックフォージの話をされるのって何年ぶりかしら」

アイス
「元はといえば、コズミックフォージを手に入れるために旅を始めたことを忘れそうになるわ」

ベラ
「もちろんコズミックロードはこのペンをコズミックサークルの安全 な場所に保管していた…ずいぶん前に不幸な出来事が起きるまでは、な」

メタル
「今までに何度も聞いたが、コズミックサークルとは何なんだ?」

ベラ
「私は個人的な理由から…コズミックサークルにずっと興味を持って いた。そしてサークルについて調べているうちにサヴァントについても感心を持ち始め た。方々で、彼がコズミックサークルに関する言い伝えを必死に集めている事は有名で、私はさらに興味を持つようになったのだ」

ルガード
「何か分かったのですか?」

ベラ
「結局私はサヴァントがアセンションを熱望している理由を突き止め るには至らなかったのだが、ただ一つ、はっきり言えるのはサヴァントはサークルへ辿 り着かんとしている、ということだ。そしてそこでコズミックフォージが全てを明らかにするだろう!」

メタル
「ダーク・サヴァントをコズミックサークルに入れろ、ということか…?」

ベラ
「妙に聞こえるだろうが、私を信頼してもらいたい。もし私が間違っ ていたならば、お前達に協力して奴を殺すことにしよう。だがまずはお前達の助けが必 要なのだ。協力してくれるか?」

アイス
「え?でも…コズミックサークルに行くってことは、そこでアセンションしてコズミックロードになるってことでしょ?」

トシ
「そうしないために、今まで長い旅をしてきたんじゃないのか?」

ディージア
「ダーク・サヴァントが宇宙の王なんて、どう考えてもバッドエンドよ」

ルガード
「せめて理由を話してもらえないと、こちらも納得できませんね」

メタル
「おまえの言っていることはよく分からないが、いいだろう、協力しよう」

ベラ
「思っていた通りだ。お前達を選んだ甲斐があったというものだ」

ファロウ
「って、勝手に協力するな!苦楽を共にした仲間の意見をないがしろにするなって」

ベラ
「人間よりも強い力を持っているティーラングやアンパニを私が選ば なかったのは、何故だか分かるか?連中は力だけでなく欲も強いからなのだ…。ダー ク・サヴァントを生かしておくことなど、連中には絶対に理解できぬだろう。仮に連中の一部を説得できたとしても、残りの者達が私の計画を邪魔しようとする だろう。だが、お前達ならそうはしない、そう思ったわけだ」

メタル
「確かに、アンパニもティーラングも、ダーク・サヴァントを絶対的な敵と見なしているからな」

ベラ
「かつてヤモというアンパニの将軍なら知っていたが。私は彼にダー ク・サヴァントの生い立ちとコズミックサークルに関する理論について説明したのだ が、聞き入れてもらえなかった。彼は寛容で礼節に厚かったが、何年間にも渡る恐怖や怒りは克服できなかったようだったな」

トシ
「ヤモ将軍に会ったことがあるのかよ。ガーディアではニアミスだったんだな」

ルガード
「ティーラングには会ったことはあるのですか?」

ベラ
「ティーラングはここ数年ずいぶんと変わってきた。しかし彼らのサ ヴァントへ対する憎しみはかえって強くなってきている。たとえサヴァントの死がちっ ぽけな価値しかないとしても、そのためなら彼らは死をも恐れぬだろうな」

メタル
「で、さっき言っていた協力というのは、具体的に何をすればいいんだ?」

ベラ
「まずお前達はアルニカへ向かい、塔の内部にある爆弾を解除するの だ。その後3つのアーティファクトを全て集めてアセンションピークまで持って来ても らいたい。そこで落ち合うことにしよう…。サヴァントの追っ手が伸びてきている事を忘れぬようにな…」

ファロウ
「そういえば、アルニカの塔にはサヴァントが仕掛けた爆弾があるんだっけな」

ディージア
「ほら、やっぱサヴァントは悪じゃないの」

ベラ
「サヴァントの塔には強力な爆弾が仕掛けられている。我々がアセン ションしようとすれば、爆弾が爆発し、アルニカだけでなくこの星全体が吹き飛ぶだろ う。そこでまずはそれを防ぐべく爆弾を解除するべきだろう」

ルガード
「どのみち、この爆弾は解除しなくてはなりませんね。しかし…」

ベラ
「私はダーク・サヴァントをずいぶん長いこと追っている。奴がいろ んな世界を恐怖に陥れ、何百万もの人々が奴の力の前に脅える様子を私は見てきたの だ。しかしいつまでも見ているだけというわけにはいかぬ。サヴァントは単なる悪ではないのだからな。奴がコズミックサークルへ行きたがる理由を調べている うちに私はそう実感したのだ」

メタル
「さっき言っていた3つのアーティファクトは、俺達が集める必要があるんだな」

ベラ
「アストラル・ドミナ、デスティネ・ドミナス、カオス・モライリィ の3つだ。コズミックサークルへ行く鍵を解くにはこの3つが必要なのだ。真実の力は コズミックフォージにある。それを使えばアーティファクトなど幾つでも作れるのだからな!」

メタル
「分かった。では、残った2つを探してまたここに戻ってこよう」

ベラ
「アセンションピークで…」

ヴィ
「ベラ…今は無きガーディアへ行った時、彼に会ったわ。ほんの一瞬 だったけどあたしは覚えてる。彼は彼なりのやり方でコズミックフォージと呼ばれる何かを探しているみたいね」

トシ
「ヴィもベラのことを知っていたのか」

ファロウ
「何かしら考えがあるなら、そのことをちゃんと説明してほしいもんだぜ」

ディージア
「こいつ、実はアラム城で会った時から肝心な事を何一つも話してくれてないわ」
アイス
「ベラがいる門の向こうがアセンションピークみたいね」



トシ
「へえ、この山がそうだったんだ」

ルガード
「3つのアーティファクトを持っていない今、ここに行っても意味が無さそうですね」

ファロウ
「そろそろバルローンからアストラル・ドミナを買い戻しておいた方がいいんじゃねーか?」

メタル
「そうだな、アンパニやティーラングの任務でかなり金も貯まったことだし、一旦トリントンへ寄るか」




トリントン



バルローン
「むぅ…また来たのか…」

メタル
「やあ、久々だな、ドン・バルローン」

バルローン
「この遅れがどういうことを意味するか、理解しているかね?この品をここに置いておくことがどれほど危険か分かっているのかね?今までで5回は売ることが できたぞ。もちろん、まだ買う気はあるね…」

トシ
「よかった、まだアストラル・ドミナはバルローンの手元に残ってたぜ」

ルガード
「我々の交渉スキルが上がったからか、以前より2000ゴールドくらい安くなってますよ」

ディージア
「それでも高すぎるわ。盗品のくせに足元見てくれるわね」

メタル
「とはいえ、これは何としても必要な物だ。金は何とか足りるから買い戻そう」



アイス
「ガーディアであれだけ苦労して手に入れたアストラル・ドミナを、こうやってお金で買い取るって何か変な気分ね」


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ステータス画面


Metal   レベル : ロード 15 ファイター 2

メイン武器 : デモンズベイン/ヘビークロスボウ     サブ武器 : ライスバックラー/ハンタークォレル
頭 : エボニーヘルム    体(上) : プレートメイル+3   体(下) : ガウン・オブ・ディバインメイル
手 : マンティスグローブ    足 : シルバーサラレット    マント :
アクセサリ : ドラゴンズティース  リング・オブ・ブリーズ

 





Toshi  レベル : サムライ 11 ニンジャ 6

メイン武器 : エンチャンテド・ワキザシ/エンチャンテド・ボウ    サブ武器 : ウィンターワンド/シュライクアロー
頭 : ニンジャカウル   体(上) : ニンジャガーブ    体(下) : ニンジャガーブ 
手 :    足 : タビブーツ   マント : ミッドナイトクローク
アクセサリ : アミュレット・オブ・ヒーリング  ブラーニィストーン・アミュレット

 





Lugard  レベル : サイオニック 9  バード 9

メイン武器 : ダブルショットスリング     サブ武器 : バレットストーン
頭 : ウィザードコーン    体(上) : ローブ+1    体(下) : ローブ+1
手 :   足 : サンダル   マント : 
アクセサリ : ヴァレンタインネックレス  ブレイサー・オブ・ディフェンス

 





Falow  レベル : レンジャー 11  ガジェッティァー 7

メイン武器 : デーモンスティング/ソード・オブ・ハート   サブ武器 : シュライクアロー/シーブズバックラー
頭 : スティールヘルム   体(上) : スタッドホウバーク    体(下) : チェインメイル+1
手 : メイルミトン    足 : チェインホーセン    マント : フォレストケープ
アクセサリ : アンク・オブ・ヒーリング  グラナイトリング

 





Disia  レベル : モンク 6  ヴァルキリー 11

メイン武器 : ミスティックスピア     サブ武器 : 
頭 : スカルキャップ    体(上) : ローブ+1   体(下) : ローブ+1
手 :             足 : サンダル    マント : オイルスキンクローク
アクセサリ : ブレイサー・オブ・ディフェンス  ネックレス・オブ・エンデュランス

  





Ice  レベル : ビショップ 15  ローグ 2

メイン武器 : ダイヤモンドエペ/ファイアスタッフ     サブ武器 : シールド・オブ・ウィンド
頭 : ブリリアントヘルム    体(上) : ジャザラントチュニック   体(下) : スタッドショウス
手 : シャモアグローブ    足 : レザーブーツ    マント : シャドウクローク
アクセサリ : ダイヤモンドリング  アミュレット・オブ・スティルネス