Wizadry8 プレイ記録 24.墜落船

アルニカ

トシ
「ようやくアルニカが見えてきたぜ。過酷な冒険が続いたから少し心が休まるな」

メタル
「安心するのはまだ早いぞ。この先の道の真ん中に野盗の集団が待ち伏せしている」

ルガード
「あれは…ラットキンでしょうか?」



ラットキン・ハラス
「ギィ!今、おんしの噂をしていたところじゃ」

アイス
「盗賊じゃなさそうね。何の用なの?」

ラットキン・ハラス
「おんし等はもうちっと警戒したほうがえぇ。護衛しちゃろか?カオ ス・モライリィを持っていることをムークが知ると、きっと取り返しにくるギィ」

ファロウ
「こいつらまでカオス・モライリィのことを知ってるのかよ」

トシ
「むしろムークにばれてないのが不思議でならないんだが…」

メタル
「おまえらが俺達の護衛をしてくれると言うのか?」

ラットキン・ハラス
「少し謝礼が必要だギィ…」

ルガード
「ラットキンは敵に回したくないですから、ここは護衛を頼んでおきましょう」

ラットキン・ハラス
「あんがとよ!がっかりはさせないギィ」

アイス
「この街道でパトロールしてくれるみたいね。ありがたいような、ありがたくないような…」

ファロウ
「敵に襲われたらこいつらに任せて、さっさとアルニカへ行こうぜ」





トシ
「ヘ・リの酒場にでも寄っていこうぜ」

ファロウ
「そうだな。久々に平和な所に来たから、一杯やっていくか」



ヘ・リ
「ここに来ると思っていたわ!どういうつもりなの?!ムークから盗 んで来たんでしょ?ムークは、まだあんた達の仕業とは思っていないようだけど、 HLLはかぎ付けているよ。しばらくはおとなしくしていることね」

メタル
「なに!?へ・リまでそのことを…」

ディージア
「サヴァント兵も知ってたし、もうそこら中に知れ渡ってるみたいね」

ファロウ
「こりゃティーラング達も気付いてるんじゃねーのか?」

ルガード
「カオス・モライリィを盗み出すというのは、ティーラングからの任務でしたしね」

アイス
「ティーラング基地に行って様子を見てこない?」

メタル
「そうするか…。せっかくアルニカに来たことだし、ヴィとアーを仲間に加えて出発しよう」

ディージア
「RFS-81とはしばらくお別れね。なかなか役立つ奴だったから名残惜しいけど…」



RFS-81
「RFS-81は任務から解除されマシタ」

メタル
「さて、それでは出発だ」

トシ
「…て、アルニカの街中に置き去りにしていくのかよ」

アイス
「ここで待機させてたらHLLのパトロールに狩られかねないわね…」




マーテンズ・ブラフ

メタル
「やあ、ズ・アント、ご機嫌麗しゅう」



ズ・アント
「妙だぁーーな…我がウォッチャーの報告では、あの装置はまだあそ こにあるそぉーだ…」

トシ
「そうか…こいつらはウォッチャーに俺達を監視させてるんだっけ」

ファロウ
「ほら、宝珠はちゃんと手に入れたぜ。偽物とすりかえたんだ」

ズ・アント
「それはカオス・モライリィだぁーな!私の予測は当たっていぃー た」

ルガード
「やはり気付いていたようですね」

ズ・アント
「おまえ達が留守の間、この装置はコズミック・サークルへ入る3つ の装置の1つかもしれないと分かったのぉーだ。伝説によると、いわゆる三種の 神器のようなものらしぃーい。これが我々の手にある限り、ダーク・サヴァントはアセンションできなぁーい。この装置は大切に保管する事にすぅーる。必要な 時はおまえ達にもわかるはずぅーだ。それにしても見事な成果だぁった!ウォッチャーもお前達を見習うべきだぁーな…」

アイス
「よかった…。とりあえず、宝珠は没収はされなかったわ」

ディージア
「8000ゴールドも報酬をくれたわ!」

トシ
「やっぱり、こいつはガーディアにいたエイチ・ジェン・ラとは性質がかなり違うな」

ズ・アント
「ウォッチャーは私が必要としている重要な情報をまだ入手でき なぁーい…そこで今回はおまえ達に依頼する事にすぅーる」

メタル
「また別の任務か。今度は何なんだ?」

ズ・アント
「我々はダーク・サヴァントの船を破壊すぅーる…奴もろとぉーも」

トシ
「船を破壊!いよいよ攻撃を仕掛けるのか!」

ズ・アント
「しかし肝心の船の位置が不明なぁーのだ。恐らくクローキング技術 で隠されているのだぁーろう。これでは手も足も出ないとおまえ達は思うに違い なぁーい」

メタル
「ダーク・サヴァントの船、ブラックシップか…。前にガーディアで情報にアクセスしたことがあったが、詳細は全く不明だったな」

ズ・アント
「だが心配するぅーな。いいアイデアがあぁーる。少なくとも2隻の 船が奴にドミナス上で打ち落とされていぃーる。その船を調べれば攻撃のあった 座標を記録しているかもしれなぁーい。そこで、その落とされた船を探し出し、ログ情報から座標を調べだしてくぅーれ。うまくいけば、攻撃計画が実現すぅー る!」

ルガード
「なるほど…船のフライトレコーダーを解析すれば、その情報は得られるかもしれませんね」

ズ・アント
「これに成功すれば報酬ははずもぉーう。座標知らせてくぅーれ」

アイス
「確か、アルニカの施設でフライトレコーダーの解析ができたわ。あとは撃ち落された船だけど…」

ディージア
「サヴァントに撃墜された宇宙船ねえ…。私達の乗ってきた船は海に沈んじゃったし…」

トシ
「アルニカの町中に墜落していた船があったけど、あの船のフライトレコーダーは壊れていて解析できなかったぞ」

ファロウ
「さっき2隻が撃ち落されたって言ってたけど、それには俺達の船は含まれてるのか?他にも落された船があるのか?」

メタル
「ベイジンで撃ち落された船が比較的損傷が少ないという話を聞いたことがある。その船を探してみる必要がありそうだな」

ルガード
「ベイジンで行方不明になったアンパニ部隊の捜索も中断していますから、ちょうど良いですね」

トシ
「俺達もラパクス・リフトで大分鍛えられたから、もう海の中でも大丈夫だと思うぜ」

ズ・アント
「任務中はドラジクの行方にも注意しておいてくぅれ。彼はまだ戻っ てこなぁーい。任務を完了してくれていればいいのだぁーが…。このことも忘れ ずぅーにな」

アイス
「アンパニ基地に偵察に向かったティーラングね。そういえば、アンパニ基地はほとんど中を見回ったけど、まだティーラングの姿は見かけなかった わ…」





メタル
「では、再びベイジンへ向かう」

トシ
「それはいいけど、ヴィは確かベイジンには行きたくないんじゃなかったか?せっかく仲間に加えたのに、すぐ別れることになっちまうぞ」

アイス
「それなら心配ないわ。前にアンパニの任務で水洞に潜った時にポータルの呪文をセットしておいたから」

ファロウ
「どういうことだ?」

アイス
「無理矢理現地にワープすれば、ヴィとも別れることもないわ。リターン!」



トシ
「グボボ…前回行った水洞にリターンの呪文でいきなりワープ…!い…息が…!」

メタル
「ス…スキューバボンベを…」

ディージア
「せめて準備してからにしてよ!」

ヴィ
「どうしてこんなとこにいるのよ?こんなとこには絶対にいたくな い!今すぐここから連れ出してよ!」

ルガード
「こうやって強制的に同行させるということですか。ヴィもたまには良い経験になると思いますよ。これがきっかけで海が嫌いなのも治るかもしれません」

ファロウ
「いきなりボンベ無しで海の底に連れて行かれたら、逆にトラウマになるだろ」

アー
「待ちたまえ。私が行動不能となっている間に君達はこのエリアに 入ったようだが、ここは君達との契約には含まれていないエリアだ。従って直ちにこの地域から離脱することを要求する」

ディージア
「また?あんた本当にこの星を調査する気あるの?」

アイス
「ネッシーは避けて、横の穴から先に進みましょう。おそらく、この先がベイジンに通じているはずよ」



トシ
「あそこに船が沈んでるぜ。海賊の亡霊らしき奴らもいるから、たぶん海賊船だったんだろうな」

メタル
「ここにもアンパニ兵はいないな…。もっと先へ進んでみよう」

ルガード
「水難の死体を捜し出すのは困難極まりないですね」

ファロウ
「死んだと決まったわけじゃないんだろ。まあ絶望的だけど」

ディージア
「あ、半魚人よ!」



アイス
「これは…リンジンね!ベイジンで暮らす水棲種族よ」

メタル
「彼らがリンジンか…。我々はI.U.F.の特殊潜水部隊だ!諸君にいくつか尋ねたいことが…」

トシ
「もう襲われてるんだけど」

ファロウ
「見た目どおり凶暴な奴らだな」

ディージア
「結構強いわ!呪文も使ってくるし体力もあるし…!」

ルガード
「ドミナスで暮らす者達が彼らを恐れる理由が分かりますね」





トシ
「ふう〜、ようやく地上に出られたぞ」



メタル
「ここがベイジンか…。向こうに集落が見えるな」

ディージア
「うわー、集落には半魚人がうじゃうじゃいるわ」



アイス
「リンジンの集落ね。あの中に入っていくのは危険だから、島の外周を回ってみましょう」

ルガード
「まずは墜落した船を探さなくてはなりませんね」

トシ
「この山に登れば島全体が見渡せそうだぜ」

ファロウ
「そんなに大きい島じゃないな。島の半分が集落といったところかな」



ルガード
「そこかしこにリンジンがいますね」

ファロウ
「こいつら全員狂暴なんだよな…。こんなに数がいたら、おちおち探索もできないぜ」

アイス
「うまく交渉とかできないのかな」

メタル
「よし、山の上から集落に向かって、毒と閃光弾を放つぞ」

ディージア
「え?いきなり攻撃なんかして大丈夫なの?かなりウジャウジャいるわよ」

ルガード
「いや、広く見渡せる山頂ならば、地の利はこちらにあります。ここからの範囲指定の攻撃ならば一方的に狙えそうです」

ファロウ
「そうだな…。相手もすぐに気付いて向かってくるだろうから、撹乱したらすぐに山の反対側に撤退するってのがいいかもな」

メタル
「毒さえ仕掛ければ、しばらく時間をかければ奴らも次第に弱っていくだろ う」

トシ
「あの…少々卑怯な方法なのでは…」

ルガード
「見ての通り彼等は凶悪極まりないのですよ。数でも力でも劣る我々が勝つためには躊躇してはいけません」

ディージア
「よーし!じゃあ私はフラッシュパウダー投げて目を眩ませるわ!」

ファロウ
「俺はガジェットのポート・オ・ポッティで毒ガスを散布するぜー!」

メタル
「あまり近づいたらリンジンの魔法の射程に入るから慎重にな。何度か繰り返せば奴らの戦力を大きく削ぎ落とせるだろう」

ルガード
「敵の重要拠点を攻める時には、毒で一網打尽にするにかぎりますね。なかなか良い作戦です」

アイス
「かなり外道な作戦に聞こえるんだけど…」





ファロウ
「む!あそこに見えるのが、例のサヴァントに落された船じゃねーのか?」

メタル
「意外と早く見つかったな。近くまで行ってみよう」



ディージア
「どうせなら集落の中に墜落してくれればよかったのにね」

ルガード
「フライトレコーダーを回収しました。比較的状態は良いですね。これならログを解析できるかもしれません」



トシ
「中には誰もいない…。まあ、船がこれじゃ全滅だよな」

ファロウ
「この星に近づいたのが不運だったな」

アイス
「じゃあ、このレコーダーを解析しに行く?」

メタル
「いや、その前にリンジンの集落の中も探索しておこう。高価な宝が隠されているかもしれない」

ルガード
「そろそろ毒が効いて弱っている頃合です。一斉攻撃を仕掛けて残らず駆逐しましょう」

ディージア
「これで財宝も根こそぎいただきね!」

トシ
「敵とはいえ不幸すぎる…」



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