Wizadry8 プレイ記録 23.地溝の主

ラパクス・リフト



ルガード
「フリンジ・フィドル!(ギギギギ)」

トシ
「ふう、次から次へとキリがないぜ…」

アイス
「もう、ひっきりなしに戦闘してるから、私達もここでかなり成長した気がするわ」

ファロウ
「しかし、さっきから何かいかがわしい雰囲気なんだよな」

メタル
「ここにいるのはラパクスの僧侶ばかりだ。奴らが崇めているアル・セデクサスの寺院のようだな」

ディージア
「この部屋にも宝が落ちてるわ!倒したラパクスからも戦利品が手に入るし、もう持ちきれないわね」

トシ
「当然のように略奪してるけど、こんなことしてたらラパクスから恨まれないか…?」

メタル
「大丈夫だ。こいつらはどう見ても邪教徒だから問題ない。俺達が悪魔からラパクス達を解放してやれば万事解決だ」

アイス
「いまいち理屈が分からないわ…」

ファロウ
「おっと、行き止まりだぜ」



ルガード
「鏡のような妙な装置…これはもしや…」



メタル
「おお!外に出た!これは転送装置だ!」

ディージア
「見た目によらず高度な物を持ってるじゃないの」

ルガード
「そこに扉があります。寺院の奥から通じているということは、重要な施設なのかもしれません」

アイス
「下で見つけたサンクタム・キーで開いたわ」

トシ
「サンクタム(神聖な場)ってことは、ここは礼拝堂か何かか?」



ディージア
「あの奥に見える人影がアル・セデクサスって奴かな?」

ファロウ
「よーし、みんな準備はいいか!」

アイス
「待って!ここの壁に妙な仕掛けがあるわ。ノックノックで解除しておきましょう」



ルガード
「フム…この仕掛けを解除しないで進むと、両脇の壁にある怪物の像の口からマグマが噴き出し、床一面を覆うことになるでしょう」

トシ
「やけに詳しいなおまえ」

メタル
「では、気を取り直して…行くぞ!アル・セデクサ…あれ?」



アイス
「これは…ただの偶像ね」

トシ
「なんだよ、驚かせやがって…」

ディージア
「これがアル・セデクサスの姿なのかしら。何て言うか、まさに悪魔ね」

ルガード
「気をつけてください。まだ奥の部屋にラパクスの神官がいますよ」

ファロウ
「やれやれ、またこいつらか…。さっさと片付けてやるか!」

<戦闘略>


メタル
「ふう…なかなかの強敵だった。ハイプリーステスってだけあるな。かなり高位の神官だったのかもしれない」

ファロウ
「ここにも宝がどっさりだぜ!」



ルガード
「奥はの部屋は、先ほどのハイプリーステスの私室になっているようですね」

ディージア
「生意気にも豪華な部屋じゃない。何か目ぼしい物は落ちてないかしら」



トシ
「ほどほどにしとけよ…」

メタル
「この石は…?」



アイス
「奇妙な石ね。何かの儀式に使うのかしら…」

ルガード
「しかし、どこを探しても『灰の杖』らしき物が見当たりませんね。あるとしたら、この部屋だと思ったのですが…」





メタル
「俺もそろそろ今後の転職のことを考えてみようと思う」

トシ
「今さら転職するのか?ここからレベル1だと、ちょっと厳しいものがあるぜ」

アイス
「現状でも大して強いとは言えないのに、さらに成長が遅れちゃったら大変よ」

メタル
「大丈夫だ、俺はお前達のように失敗はしない」

ファロウ
「誰が失敗だ!」

メタル
「ファロウは伸ばすスキルが多すぎて明らかに成長が追いついていない。剣、弓、モダンウェポン、エンジニア、探索、開錠、そして錬金術…どれもこれ も中途半端で使い物になっていない状態じゃないか」

ファロウ
「お…俺は大器晩成型なんだ!今日よりも明日を見据えるタイプなんだよ!」

メタル
「確かに、呪文や技能スキルは何としても習得しておきたいものだが、そのスキルが使えない職業に就いている時 には全く伸ばすことができないのが問題だ。と言って、剣も魔法も使える複合職では成長速度も遅いし、色々と制約もあるのが難しいところだな」

ディージア
「私もモンクになってしばらくは魔法関係のスキルが上がらないから、不便で仕方ないわ」

トシ
「そういや俺もそうだったな。ようやく錬金術を使えるようになったものの、今から使いこなせる気がしないよ」

メタル
「新しいスキルを覚える場合は成長の速度も考えなくてはならないから、全く違う職種に転職するのはタイミングも難しいということだ」

ルガード
「私もサイオニックに転職したばかりの頃は、1から呪文を覚えるのに苦労したものです」

メタル
「そこで、俺は純粋に剣の腕のみを磨くためにファイターに転職することにした。これなら、ロードで鍛えた武器や戦闘のスキルも無駄にならないだろ う」

アイス
「ロードからファイター…同じ特性を持つ職業で転職を繰り返すのね」

メタル
「しかも、転職の前にはロードで2レベル分の経験値を稼いでおくんだ。ファイターで1レベル上げると同時に、またすぐにロードに戻って1レ ベル上げる…。こうすれば次も再びロードで鍛えることになるから、呪文のスキルもちゃんと上げられる」



メタル
「ずっとロードでいるよりもトータルでの成長が早いし、一通りの呪文を覚える頃にはファイターでのレベルも十分に上がっているだろう。そうしたら、 高い戦闘力と十分な魔法を使える万能な戦士になるという算段だ」

ディージア
「ふーん、何か回りくどいだけのような気もするけど」

ルガード
「ロードもファイターと同じように剣で戦えるのですから、別にわざわざ転職しなくてもいいのでは?」

メタル
「何を言うんだ。直接的な攻撃力ならばファイターの方が上というのがWizardryでの伝統だろう。思い出してみるんだ、かつてワードナを倒した り、ダイヤモンドの騎士となったり、中立の守護者となった英雄達も皆ファイターだったはずだ」

ファロウ
「そうだっけか?」

トシ
「今も昔もムラマサの侍が最強に決まってるだろ」

アイス
「マハマンでワードナを消し飛ばしたのが真の英雄じゃなかった?」

メタル
「まあ、結果はおのずと分かる。これから始まる伝説をよく見ておくんだ」





ディージア
「ねえ、灰の杖なんて、どこ探しても見つからないわ。もう、あの牢獄のラパクス放っといていいんじゃない?」

メタル
「生贄の烙印を消せるような重要な物だったら、その辺に適当に放置されてはいないだろうしな…」

アイス
「あ、見て!あそこに炎が見えるわ。あれは…炎の檻…?」



ファロウ
「中に何かが見えるぜ…杖みたいな形をしているような…」

ルガード
「もしや、これが灰の杖では?」

トシ
「その辺に放置されてたな…」

アイス
「ほぼ野晒しね。こんなのでいいのかしら…」

ディージア
「でもこの檻、どうやって開くのよ」

メタル
「これは普通の檻じゃない…開錠スキルやノックノックでは開かなそうだな」

ルガード
「ここに鍵穴みたいなのが見えます。これを開ける鍵がどこかにあるはずです」

トシ
「でも、さっきのサンクトゥム・キー以外で鍵なんて見つからなかったぜ」

アイス
「鍵…鍵…。あ!このフレイムクエンチャー(鎮火)ワンドよ!先端が鍵みたいな形になってるわ」





ディージア
「炎が消えた!これで中の杖を取り出せるわね」

ファロウ
「やれやれ、苦労したけど、これで一件落ちゃ…」

トシ
「ん?何か地響きが…」



メタル
「うおお!炎の巨人…ラヴァ・ロードだ!」

ファロウ
「やっぱ戦うことになるのかよ!」

ルガード
「周囲は溶岩に囲まれて逃げ道はありません…やるしかありませんね」

ディージア
「ちょ…こんな奴と戦って勝てるの!?」

アイス
「パラライズ!…あ、効いたわ」



トシ
「なんだ、効くのかよ。動けなくなったら余裕じゃんか」

メタル
「しかし効果は長くは持たない。今のうちに少しでも多く攻撃し、サポート呪文も唱えておくんだ」

ディージア
「こいつ見た目どおり固いわ!」

ルガード
「並外れた耐久力ですね。これは長期戦になりそうですよ」

ファロウ
「げ!麻痺の効果が切れた途端にファイアエレメンタルを呼び出したぞ!」

アイス
「打撃の攻撃力も凄まじいわ…!パラライズも毎回効くわけじゃないから注意して」

メタル
「ならば、この伝家のスタンロッドで痺れさせてやる!」

トシ
「あんまりヒーローっぽくない武器だけど便利だよな、それ」

ディージア
「てい!」



ルガード
「倒しました!」

メタル
「ふう…強敵だったな…」

ファロウ
「灰の杖も無事に回収したぜ」



アイス
「ラヴァ・ロードも倒したのなら、もうラパクス達が生贄にされることもなくなったわね」

トシ
「じゃあ、牢獄に戻ってラフェにこの杖を使ってやるか」







ラフェ
「何を持ってきたんだ?杖か?そいつを俺に渡してくれ…」

ファロウ
「ほら、これが灰の杖だ。苦労したんだから感謝しろよ」

ラフェ
「見つけたのか!ありがたい!死の印が消えたぞ!この牢の鍵さえ外 せば俺は自由になれる」

ルガード
「そこの壁に模様の切り替わる仕掛けがあります。これが牢の鍵になっているのでしょう」

メタル
「何から何まで面倒な奴だな。ほら、鍵を開けたぞ」

ラフェ
「俺は自由になった!俺は約束は守るぞ。アル・セデクサスの祭壇へ 入る方法を教えてやろう。アル・セデクサスに死が訪れるように祈っている」

ディージア
「祈るだけじゃなくて、あんたも協力しなさいよ」

ラフェ
「アル・セデクサスのゲートは見たか?祭壇の前にあるゲートだ。ラ パクス・キャッスルへの入口の近くにある。いつも閉まっているが、彼女の野獣だけ が開けることができる」

ルガード
「あの転送ゲートですか…。2つありましたから、もう片方のゲートでしょうか」

トシ
「野獣って何だよ?」

ラフェ
「その野獣を召喚するには、ベコニング・ストーンが必要なのだ。 もっと教えてやりたいが俺が知っていることはそれだけだ」

アイス
「ベコニング・ストーン(合図の石)…ハイプリエステスの部屋で見つけた石ね。野獣ってのが何か嫌な予感がするけど…」

ファロウ
「そのアル・セデクサスを見つけても勝てるのかよ。ラパクスを従がえるほどの強大な悪魔なんだろ?」

メタル
「なに、このデモンズ・ベインの剣があれば悪魔など恐れるに足らないだろう」

トシ
「そんな微妙な剣で大丈夫か?前にアンパニの訓練場で悪魔と戦った時も、攻撃が当らなくて全然役に立たなかったじゃねえか」

アイス
「確かに、モナステリー修道院に囚われていたラパクスの死体は、アル・セデクサスを倒すためにこの剣を探してたみたいだけど…」







ルガード
「ここがラフェの言ってた扉のようですね。その石を使えば扉が開くということですか」

トシ
「扉の真ん中に窪みがあるぜ。見るからに石にピッタリだな。よいしょ…と」

ファロウ
「おお、開くぜ…」





アイス
「扉の上の石像が!」

メタル
「こ…これがラフェの言っていたアル・セデクサスの野獣という奴か!?」

ルガード
「この門を守護する者のようですね…かなり強力な悪魔ですよ」

トシ
「またボス戦かよ!もう疲れたぞ!」

ディージア
「ちょっと…見るからにヤバそうなんだけど大丈夫?」

ファロウ
「ぶげっ!大丈夫じゃねえ!メチャクチャ強いぞこいつ!」

メタル
「さっきのラヴァ・ロードも強かったが、こいつはそれ以上だ…!」

アイス
「サモン・エレメンタル!召喚したエレメンタルと協力して挟み撃ちにしましょう」



トシ
「ヒイイィ!こええよ!」

ディージア
「そのデモンズ・ベインの剣で何とかしてよ!最強のファイターに転職したんでしょ」

メタル
「いや、その…まだレベル1だし…」

ルガード
「効果は薄いですが、麻痺が通用します。あとは敵のスタミナ切れを待って持久戦しかありません」

アイス
「ブラッドボイルの呪文も強力だけど、即死の呪文が一番恐ろしいわ…!みんな、頑張って耐えて!」

ファロウ
「耐えようと思って耐えられるもんじゃねーぞ!」

ディージア
「でも、背後に回ったエアエレメンタルの攻撃が思いのほか効いてるわ。敵の注意も逸らしてくれるし、役に立つわねこいつ」

ルガード
「私も体力の続く限りフリンジ・フィドルを弾き続けましょう…!みなさん、頑張ってください!(ギギギギ)」

ファロウ
「(うるせえな…)」

トシ
「よし!麻痺が効いたぞ!」

メタル
「今だ、食らえ!(後ろから)デモンズ・ベイン!」



アイス
「た…倒したわ!」

メタル
「ふう…よくこんな奴に勝てたもんだ…」

トシ
「もうボロボロだぜ…。門番がこんなに強いんじゃ、アル・セデクスって奴と戦っても勝ち目は無いんじゃねえのか」

ファロウ
「どうする?この中に入ってみるか…?」

ディージア
「まあ、やばそうだったら逃げればいいんじゃないの」

メタル
「そうだな。ここまで来たんだ。ちょっと中の様子だけでも…」



トシ
「軽く様子見たら、さっさと帰ろうぜ…」

アイス
「…!いるわ!あれがアル・セデクスね!」



ルガード
「上の部屋で見た偶像と同じ姿ですね」

アル・セデクサス
「我が寺院に立入るのはだれじゃ?」

ディージア
「どうしよう、簡単に見つかったわ!」

メタル
「あ、いや、すぐ出て行きますんで」

アル・セデクサス
「…まあ、よい!いつもなら、オマエ達を処罰するところだが、今日 は特別にゆるしてやろう。さあ、城内でテンプラーを探して会って来るが よい。イニシエーションを受けることを認めよう」

アイス
「消えた…私達のことなんて意に介してないみたい…」

ルガード
「ラパクスの城で何らかの儀式を行っているのでしょうか」

ファロウ
「ラフェの言ってた通り、外にある道は城に続いてるみたいだぜ」

ディージア
「さすがにこれ以上は危険なんじゃないの?」

トシ
「せっかく見逃してもらったんだし、お言葉に甘えて出直してこようぜ」

メタル
「そうだな…かなり消耗しているし、一旦アルニカへ戻るか」


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ステータス画面


Metal   レベル : ロード 14 ファイター 1

メイン武器 : デモンズベイン/ヘビークロスボウ     サブ武器 : ライスバックラー/クォレル
頭 : アーメット    体(上) : プレートメイル+3   体(下) : ガウン・オブ・ディバインメイル
手 : スチールガントレット    足 : シルバーサラレット    マント :
アクセサリ : ドラゴンズティース リング・オブ・ブリーズ

 





Toshi  レベル : サムライ 10 ニンジャ 5

メイン武器 : エンチャンテド・ワキザシ/ロングボウ    サブ武器 : ウィンターワンド/アロー
頭 : ニンジャカウル   体(上) : ニンジャガーブ    体(下) : ニンジャガーブ 
手 :    足 : タビブーツ   マント : ミッドナイトクローク
アクセサリ : アミュレット・オブ・ヒーリング  ブラーニィストーン・アミュレット

 





Lugard  レベル : サイオニック 8  バード 8

メイン武器 : ダブルショットスリング     サブ武器 : バレットストーン
頭 : ウィザードコーン    体(上) : ローブ+1    体(下) : ローブ+1
手 :   足 : バスキン   マント : 
アクセサリ : ヴァレンタインネックレス  ブレイサー・オブ・ディフェンス

 





Falow  レベル : レンジャー 10  ガジェッティァー 6

メイン武器 : デーモンスティング/ソード・オブ・ハート   サブ武器 : バードアロー/シーブズバックラー
頭 : スティールヘルム   体(上) : スタッドホウバーク    体(下) : チェインメイル+1
手 : メイルミトン    足 : チェインホーセン    マント : フォレストケープ
アクセサリ : アンク・オブ・ヒーリング  グラナイトリング

 





Disia  レベル : モンク 4  ヴァルキリー 11

メイン武器 : ミスティックスピア     サブ武器 : 
頭 : スカルキャップ    体(上) : ローブ+1   体(下) : クロースパンツ
手 :             足 : サンダル    マント : オイルスキンクローク
アクセサリ : ブレイサー・オブ・ディフェンス  ネックレス・オブ・エンデュランス

  





Ice  レベル : ビショップ 14  ローグ 1

メイン武器 : エンチャンテド・ブロードソード/マスケット     サブ武器 : シールド・オブ・ウィンド
頭 : ブリリアントヘルム    体(上) : ジャザラントチュニック   体(下) : スタッドショウス
手 : シャモアグローブ    足 : レザーブーツ    マント : シャドウクローク
アクセサリ : ダイヤモンドリング  アミュレット・オブ・スティルネス