Wizadry8 プレイ記録 22.炎の亀裂

山岳地帯〜南東の荒野

ディージア
「看板によると、左の道がラパクス・リフトだそうよ」



トシ
「リフト(亀裂)?城じゃないのかよ」

ファロウ
「まっすぐ進むと南東の荒野だってよ」

ルガード
「こちらはスワンプの東に広がる荒野ですね。ここからのルートでもマーテンの砦へ行けるということですか」

メタル
「ついでだから、荒野の方を少し散策してみようか」

ディージア
「こっちは海岸が見えるわ」



トシ
「海か…眺める分にはいいよな。うん、眺める分には」

アイス
「これで変なのが出てこなければ最高なんだけどね」



サヴァント兵
「おまえ達はサヴァント様から逃げることはできない!おまえ達がカ オス・モライリィを持っていることはお見通しなのだ!」

ディージア
「ほらきた」

ルガード
「どうします?戦いますか?」

メタル
「勿論だ、あんなアンドロイドの言いなりになるわけないだろう」

ファロウ
「欲しけりゃ力づくでやってみろ、ポンコツ!」

ディージア
「出来損ない!クズ鉄!」

RFS-81
「RFS-81は敵意を持った生命体を検出シマシタ」

トシ
「あ、おまえのことじゃないからな」

メタル
「では、軽く片付けるか。強力な武器も手に入ったし、こんな奴らは俺達の敵ではない」


ルガード
「まずは私のフリジッド・フィドルで痺れさせましょう(ギコギコギコ…)」

ディージア
「うるさいからもっと離れてやってよ!」

トシ
「相変わらず不快極まりない音だ…!アンドロイドまで停止させるなんて余程のもんだぞ」

ファロウ
「近くで聴いてる俺達にも絶対悪影響あるだろこれ」

アイス
「マジックミサイル!」

ディージア
「パンチ!キック!…ふう、これで全部破壊したわ」

トシ
「こんな所にまで兵団を送り込んでるなんて、ダーク・サヴァントもいよいよ本気だな」

メタル
「やはり、俺達がカオス・モライリィを盗…ゴホン、借り受けて正解だった。あのままムーク達が持っていたのでは、いつかはサヴァントに奪われていたことだ ろう」

ルガード
「まったくです。言うなれば、我々が彼らの代わりに外敵から守っているようなものですね」

アイス
「あのムーク達の方が私達よりも強そうだったけどね…」







ファロウ
「この階段…というか坂は、あの山の上まで続いてるみたいだぜ」

ルガード
「上に派手な城が見えますね。ラパクスの城というわけでもなさそうですし、あれは一体何でしょうか…」



アイス
「とりあえず近くまで行ってみる?」

メタル
「そうだな、こういった所には得てして重要な人物が暮らしていたりするものだ」

ディージア
「あの悪趣味な外装からして、そうは思えないわ」

トシ
「こんな所にポツンと建ってるなんて不気味だよな」



ファロウ
「入口は開放されているみたいだぜ。中に入ってみるか」

アイス
「何とも言えない嫌な予感がするわ…」

ディージア
「見て、門の裏にアズライト石が落ちてるわ。結構良さげな物じゃない?」



ルガード
「ガジェットの材料として使えそうですね」

アイス
「あ…!」

ファロウ
「手持ちのガジェットと色々組み合わせてみるか。えーと、こいつとこいつで…お、できた!」

アイス
「ちょ…ちょっと!」

ファロウ
「パーティー全員にヒールをかけるリジェネレーティング・ストーンの完成だ!これでどんな敵も怖くないぜ!いやー俺ってやっぱ天才だな」

アイス
「後ろ!後ろ見て!」



ファロウ
「げえっ!!」

トシ
「城の中からこっちに向かってくるのは…敵か!?かなりの数だぞ!」

メタル
「ソーサレス・クイーンにデス・ロードが2体…!」

ディージア
「デス・ロードって、この前に墓の中で戦ったメチャクチャ強い奴だっけ…」

ルガード
「客をもてなすといったメンツじゃなさそうですね」

アイス
「に…逃げましょう!リジェネレートとか言ってる場合じゃないわ」

メタル
「体力の続く限りダッシュだ!追いつかれたら死ぬぞ!」

ファロウ
「うおお!後ろから魔法が飛んでくる!」

ディージア
「やっぱロクな所じゃなかったわ!」





ルガード
「ふう…何とか逃げ切れましたね。あそこにはもう近づかないでおきましょう」

トシ
「あんなのに勝てる日がくるとは到底思えないよな」

ディージア
「とりあえず、この周辺も一通り見回ったことだし、さっきのラパクス・リフトへ戻らない?」

メタル
「そうだな。スワンプまで行く道も見つけたことだし、これでドミナスの地理も大体分かった」



ファロウ
「いよいよラパクスの本拠地か」

ルガード
「ラパクスの中にも話の通じる者がいればいいのですが、この星の暴れ者と言われていますからね」

トシ
「アンパニもティーラングもラパクスとは敵対してるから、両方に所属している俺達は立ち回りが難しいかもしれないな」

メタル
「とりあえず、接触してみないことには何も分からない。さあ、見えてきたぞ!」

アイス
「何だかおどろおどろしい雰囲気ね」



サックス
「こんな古い歌を知ってるか?『ここは熱過ぎて、俺は歩けない』っ て曲だ。ここならインスピレーションを得られそうだ!午前2時酔っ払い共で混み混みのロードハウスより熱いぜ!ここを進んでいくんなら十分用心していくこ とにしよう」

トシ
「こいつ、遠まわしにパーティーから離れたがってるみたいだぞ」

ファロウ
「まったく、怖気づきやがって。それでも軍人か貴様!」

メタル
「ラパクスの偵察任務に送り込まれるのは、ロダン・レワークスのような血の気の多い連中ばかりという話だからな…」

サックス
「オーケイ、俺はロードハウスに戻るぜ」

ディージア
「さっそくラパクスの連中のお出迎えよ」



ファロウ
「問答無用で襲ってきやがったぜ」

ルガード
「中にも相当な数がいそうですね。これは骨が折れそうです」

メタル
「かかれー!1人も生かして帰すな!」

トシ
「おい、現地種族との共和はどうなったんだよ」

メタル
「こちらから戦いを仕掛けてるわけではないから、別段問題ないんじゃないか」

トシ
「いや、そういう意味ではなくてだな」

アイス
「ラパクスは肉弾戦が強いから、正面からまともにやりあったら不利よ」

ルガード
「ならば、私のサイレン・ウェイルの角笛で狂乱状態にしましょう(ブオオオオ)」

ディージア
「あーもう!うるさい!何でこんな楽器ばっかりなの!」

ファロウ
「勝手に同士討ちを始めたぜ。見た目どおりの単純バカだな」

メタル
「さあ、奥に進むぞ」

アイス
「何か暑いと思ったら、辺り一面がマグマになってるわ」



RFS-81
「位置:ラパクスリフト 敵の存在:多数 生命体:多数 データ: 溶岩を検出。アル・セデクサスが生息するという噂アリ」

ルガード
「多少のダメージを覚悟すれば、飛び込んでショートカットできないこともないですが…止めておいた方がよさそうですね」

メタル
「まったく、ラパクス達もよくこんな所で暮らせるものだ」

トシ
「まずは話のできるような奴は探さないとな」

ファロウ
「…?…なんか…地面が揺れてねーか…?」

ディージア
「私もよ。さっきのルガードの楽器のせいで三半規管の調子が悪いわ」

ルガード
「大丈夫ですか?何なら回復の曲でも歌いましょうか?」

メタル
「いや、違う!あれを見ろ!」



アイス
「あそこを歩いているのは…炎の巨人!?」

トシ
「うわー、あんなのまでいるのかよ…」

ファロウ
「ふう、通り過ぎて行っちまったぜ。また出くわさないうちにさっさと行こうぜ」

メタル
「これは予想以上に手強そうな所だな…」





ファロウ
「おーい、こっちの牢獄にラパクスが捕まってるぞ」



ラフェ
「ウォォ、ロードに感謝いたします。もう誰も来てくれないと思っていました!どうか助けてください!どの位ここにいたのか分からない」

ディージア
「しっしっ!暑苦しいから離れてよ」

トシ
「ようやく話が通じる奴を見つけたな」

ラフェ
「もしかすると、あんた達なら俺の命を救えるかもしれない。俺は誰かがここに来るように祈っていた。俺を助けてくれるか?それなら、アル・セデクサスの祭 壇に行く方法を教えてやる」

メタル
「アル…セデクサス…?」

アイス
「この星に来て最初に入ったモナステリーの修道院で、確かそんな記述を見たわ。ほら、ラパクスの死体があった独房で…」



失敗してしまった。
墓は閉ざされ、あの鍵を見つける前に俺は奴らに捕らえられてしまっ た。
事態はどんどん悪くなっていて、いまいましいHigardiときた ら、食い物は1日に1度しかよこさない!
数日のうちに俺を餓死させるつもりらしい。
誰か、テンプル団に伝えてくれ。
あの武器はいまだAl-Sedexusにとって脅威であると。

ルガード
「ラパクス族は女悪魔に支配されているという話を聞いたことがあります。おそらく、それがアル・セデクサスという者なのでしょう」

ファロウ
「とりあえず、こいつの話を聞いてみようぜ」

ラフェ
「おぉ、なんとありがたい!俺に起こったことを聞いてくれぇ。俺は 他の者と同じように、アル・セデクサスの囚人なんだ。囚人といっても、懲罰は同じ ではないんだ!そのまま自由になれる者もいるし、その場で殺される者もいる。ラヴァ・ロードへの生贄にされる者もいるんだ。彼女の烙印次第で俺達の生死は 決まるんだ!」

トシ
「生贄?烙印?」

ラフェ
「俺の腕には烙印が押されている。この印が消えないと俺は殺され る。お願いだから、スタッフ・オブ・アッシュを持ってきてくれ。その杖があれば、こ の死の印を消せるんだ。この印が消えれば、ここからおさらばできる」

メタル
「あんたは何故、そんな烙印を押されたんだ?」

ラフェ
「俺はその杖で印をつけられた。我々は全く覚えていないような罪を 問われている。ラパクスはアル・セデクサスを信仰していると言っているが実際は恐 れているのだ。彼女は専断的で残酷だ」

ルガード
「どうやら、そのアル・セデクサスを何とかすれば、ラパクスからの信頼を得られそうですね」

ラフェ
「アル・セデクサスは俺達にスタッフ・オブ・デスで印をつけた。そ してラヴァ・ロードの手で殺されることになっていた。あいつにかかれば、体の内部 から焼き殺されてしまう」

アイス
「とにかく、さっき言ってたスタッフ・オブ・アッシュ(灰の杖)を探して持ってくればいいのね」

ラフェ
「急いでくれ。ラヴァ・ロードが来るぞ…」

トシ
「ラヴァ・ロードって、もしかしてさっきの炎の巨人か…?」







ファロウ
「やれやれ、どこもかしこもラパクスだらけだぜ」

ルガード
「ここで暮らしてるくらいですからね」

メタル
「こっちにも牢獄か…」



アイス
「さっきのラフェと同じ境遇みたいね」

ディージア
「仲間がこんな目に遭ってるってのに、そのアル・セデクサスとかいう悪魔に従がいっぱなしだなんて、ラパクスも腑抜けね」

トシ
「こっちに、ちょっと立派な建物があるぜ」

 

ルガード
「ほう…いかにも杖とかがありそうな雰囲気ですね。部屋を片っ端から調べてみましょうか」

ファロウ
「ここにも大勢いるみたいだぜ」

メタル
「よし、突入だ!なるべく体力を温存するために、麻痺や狂乱などの状態異常にかけて戦うんだ」



アイス
「ここにいるのはラパクスの僧侶…?みんな女性みたいね」

ファロウ
「服装以外で全く区別がつかねえ」

メタル
「女といえど、抵抗する者は容赦するな!これは正当な戦いである!」

ディージア
「わ!何だか高価そうな物がいっぱい落ちてるわ!全部持ち帰りましょう」

トシ
「俺達、こんなことしてて本当に大丈夫なのかなぁ…」





アイス
「そろそろ私も転職する時ね。呪文はビショップだけで十分覚えられるから、前列でも戦えるようにローグも経験しておくわ」

トシ
「ステルスのスキルで守備力を強化できるから、直接前列に立たなくても役立ちそうだな」

アイス
「メインはビショップでいくつもりだけど、ローグならレベルアップも早いから邪魔にならないと思うわ」

ファロウ
「メタルはどうするんだ?今から転職だと色々と大変だぜ」

ルガード
「まあ、今回は無理して転職する必要もなさそうですから、そのままでもいいとは思いますがね」

メタル
「俺はもう少し後だ…。さて、この辺もおおむね探索し終えたかな」

ディージア
「見て見て!不思議な杖を見つけたわ。これじゃない?」



ルガード
「フレイムクエンチャー・ワンド(消火の杖)ですか。しかし、これはスタッフではなくてワンドですね。ラフェの言っていた物とは違うでしょうね」

ファロウ
「変な形してるな。まるで鍵みたいだぜ」

トシ
「これで開けられるような扉がどこかにあるのかもな」

アイス
「こっちにある分厚い扉はどう?」

ファロウ
「うーむ…開かない。ここじゃなさそうだ」

ディージア
「じゃあ、こっちは?地下にも部屋が並んでるわ」



メタル
「ここは…」



メタル
「見なかったことにしよう…(バタン)」

トシ
「となると行き止まりか?あとは溶岩の上くらいしかないぜ」

ファロウ
「もう少し色々探してみるか。うーん、どこか怪しい所は…」

ルガード
「ここを見てください。通路の壁に亀裂ができて、向こう側にある部屋に入れそうです」



トシ
「おお、本当だ!…でも、ここも溶岩だぜ。上を歩くのかよ?」

アイス
「これくらいの距離なら、何か橋の代わりになる物があれば…」

ディージア
「あ、閃いたわ!このボロボロの柱なら、橋の代わりにできるんじゃない?」



ディージア
「ほら、こうやって蹴飛ばせば、簡単にへし折れるわ。私って頭いい〜」

メタル
「あ、バカ!こんな小さいトンネルの柱を折ったりしたら…!」

アイス
「天井が…!」

トシ
「ら…落盤だー!トンネルが崩れるぞ!」

ディージア
「あれ…?」



ファロウ
「な…何とか天井は持ちこたえたみたいだぜ…」

ルガード
「危うく生き埋めになるところでしたね」

アイス
「あ、見て!溶岩の上に岩が…!」



アイス
「この岩の上を渡っていけば向こう側に行けそうよ」

ディージア
「ほ…ほら、結果としては上手くいったでしょ!さあ、行きましょ」


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