Wizadry8 プレイ記録 21.混沌の宝珠

アルニカ

トシ
「で、カオス・モライリィが何だっていうんだ?」

メタル
「おお、そうだ。とりあえずアルニカのムーク基地へ行こう」



RFS-81
「位置:アルニカ 敵の存在:サヴァント・トルーパー、ダーク・サ ヴァントの存在可能性アリ。生命体:多数、多種族。データ:ハイガルディの都市」

トシ
「こいつ、完全にサヴァント兵を敵として認識してるぜ」

ファロウ
「自分の存在全否定だな」

ディージア
「それで、ここの宝珠をどうするの?」

ルガード
「やはりムークが後ろで大勢見張っていますね。隙をついて盗み出すのは不可能ですよ」

アイス
「持ち出すことはできても、台座から珠が無くなってたらバレるわ」

トシ
「強行突破でもするつもりか?」

メタル
「いや…カオス・モライリィの代わりに、これを台座に乗せておくんだ」



アイス
「その緑の珠は…前にサヴァントが捨てていったアストラル・ドミナの偽物ね」

ルガード
「ラットキンがサヴァントからアストラル・ドミナを盗むためにすりかえた物ですか。なるほど、確かに形状は似ていますね」

ファロウ
「こんな偽物とすりかえるのかよ…ほんとに大丈夫か?そもそも色が違うじゃねーか」

メタル
「細かいことは気にするな。さあ、珠は手に入れた。怪しまれないうちに外に出るぞ」



トシ
「俺達が気にしなくてもムークが気にしたらどうすんだよ」





メタル
「ふむ、これがカオス・モライリィか…。見ていると不安になるような不思議な輝きだ」



ルガード
「まあ、あっさり手に入ってよかったですね」

ディージア
「こういうのって、壮大なクエストをクリアした後とかに貰える物かと思ってたわ」

トシ
「国際問題に発展しても知らねえぞ…ほんと…」

アイス
「次はアンパニの任務を片付けておかない?」

メタル
「ベイジンへ向かう途中で行方不明になったとかいう部隊の捜索か…」

ルガード
「前にクロックから、マーテンは砦を出た後に海の洞窟に行ったって話を聞きました。まさにアンパニの部隊が向かった先ですよ」

ファロウ
「じゃあ、とりあえずアンパニ基地へ行ってみるか」




アンパニ基地

トシ
「えーと、たしかルブル軍曹から指令を受けろとか言われてたっけ」

ファロウ
「またあの鬼軍曹か…」



メタル
「やあ軍曹、早速だが将軍から命じられた任務の件だ」

ルブル軍曹
「俺は、おまえ達が銃の扱いを知らなかった頃をよく覚えているぞ! そして今、IUF水中部隊の隊員となった。この任務の危険性は知っていることと思う。なお、これから直ちに任務に就いてもらう。ウェットスーツを着ろ。す ぐに出発だ」

ディージア
「えー?本当に水中に行くの?」

アイス
「ちょっと出発が性急すぎるわ」

ルブル軍曹
「オラオラ、しっかりしろ!戦士はムダなおしゃべりはしないもの だ!さぁ、行け!グッドラック!」

ファロウ
「潜水の訓練もせずに潜らせるとか殺す気かよ!」

メタル
「こっちの部屋に変な道具が置いてあるぞ。ちょうど8人分だな」



ルガード
「これはスキューバダイビング用の装備ですね」

トシ
「やれやれ、本当にこの洞窟の水路から潜って行くのか…。ガーディアでさんざん泳いだのを思い出すな」

ヴィ
「そうね、今にして思えばバカだったけど、子供の頃にここで海のモ ンスターを見たことがあるのよ。おかしな話だと思うでしょうけど、それ以来ベイジンに足を向けることはなかったし、今も行くつもりはないのよ。それじゃま た、アルニカで会いましょう」

ファロウ
「え?なんだよ、こんな所でパーティーから外れちゃうのか」

メタル
「ヴィは水の中が嫌いみたいだな。仕方ない、ここからは7人で行こう。みんな、酸素ボンベを付けて先に進むぞ」



ディージア
「わ、すごい!水の中でもスタミナが減らないわ」

トシ
「RFS-81はボンベなんて要らないんじゃないか?」

ファロウ
「それ以前に水の中に入って錆びねーのかよ」

RFS-81
「位置:ベイジン 敵の存在:リンジン 生命体:多数・リンジン、アンパニ、ヘラゾイドを確認 データ:リンジンの所在地。現在は内乱中」

ルガード
「リンジンというのは、このベイジンに住むという種族ですね。狂暴だという話です」

アイス
「今ヘラゾイドって言った?こんな場所に…?」





トシ
「中は結構広い洞窟になっているな。分岐も多いから探索に骨が折れそうだぜ」

ファロウ
「くっ…敵が強い…!」



アイス
「水の中だから炎の魔法が使えないわ」

メタル
「何だか最近苦戦続きだな。みんな伸び悩んできてるのか?」

ルガード
「こんな魚類や虫なんかに手こずるようでは、アセンションとか言ってる場合じゃないですよ」

トシ
「んなこと言ってもなあ…。こいつら速いし強いし固いし、俺達よりも戦士として優秀だぜ」

ファロウ
「だいたい、おまえのサイオニック魔法も大して役立ってないじゃねーか。昔から思ってたけど、存在意義を疑うような微妙な呪文が多すぎるんだよ」

ルガード
「な、何てことを言うんですか!そういった呪文の使い道を何とか考える醍醐味が分からないとは…!」

アイス
「攻撃魔法も全然効果が無いから自信なくすわ」

ディージア
「強力な武器もあんまり手に入ってないしね〜。ガーディアから持ってきたミスティックスピアとかスタンロッドとか、いまだに現役よ」

メタル
「頑張ってここを抜けて、アンパニからの報酬に期待しよう。ほら、向こうに洞窟の出口が見えるぞ」



ルガード
「ここは位置的には何処になるのでしょうかね。水面から陸に上がれそうな所を探してみますか」

アイス
「待って!前方に何かいるわ!」

ファロウ
「あん?別に何も見えないぞ」

トシ
「うっすらと影が見えるけど、遠くてよく分からないな…」



ルガード
「大型の水棲生物か何かでしょう」

ディージア
「また私がワンパンで沈めてやるわ」



メタル
「うおお!こ…こいつは!」

トシ
「お…おい、こいつはヤバいぞ!逃げた方がいいんじゃないのか!?」

アイス
「パンチとかでどうにかなる相手じゃなさそうよ」

ルガード
「間違いありません…この竜は伝説のネッシーですね」

ディージア
「何でこの星にそんなのがいるのよ!」

メタル
「と…とにかく一旦ここを離れよう」

ファロウ
「どうするんだ、これじゃ先に進めないぞ。引き返すか?」

アイス
「でも…このまま手ぶらで帰ったら、また鬼軍曹にどやされるわ」

ルガード
「向こうの岩壁に別の洞窟の入口が見えます。あの中まではネッシーも追ってこれないと思います」

メタル
「岩陰に隠れながらなら、気付かれずにそこまで行けるかもしれないな。よし、慎重に行ってみるか」



ファロウ
「まったく、アンパニの連中もとんでもないミッションを与えてくれるぜ」

トシ
「うう…鬼軍曹よりもネッシーの方が恐ろしいだろ…」

ディージア
「着いたわ!早く洞窟の中に入りましょう」

ルガード
「いや、待ってください。そこの岩陰に何かが落ちています。これは…」



アイス
「私達と同じスキューバボンベが落ちてるわ。それに、これはアンパニ軍の識別タグ…?」

ファロウ
「ということは、この死体が行方不明になった部隊ってことか」

メタル
「何ということだ!助けに来たのに既に死んでいたとは…」

ディージア
「まあ、そんなことだろうと思ったけどね。証拠にタグを持っていけば、軍の連中も分かってくれるんじゃない?」

アイス
「あっけないけど、これで任務達成なのかな」

トシ
「じゃあ、さっさと基地に引き上げようぜ。ネッシーに気付かれちまうぞ」

ルガード
「待ってください、この哀れな死者にレクイエムを…」

メタル
「後にしろ!」




アンパニ基地

トシ
「…というわけで、あの水洞の先でこのタグを見つけたぜ」

ヤミアー将軍
「悲劇が起きた地だ。グランプ軍曹は任務でそこに向かったはず。底 までたどり着いたことを願う」

ファロウ
「え?これじゃダメなのかよ?見つけるのにどんだけ苦労したと思ってんだよ」

ディージア
「このカバ!」

メタル
「どうやら、このタグだけでは証拠不十分みたいだな」

アイス
「グランプ軍曹って人の死体も見つかってないしね」

ルガード
「生存者がいるかは分かりませんが、あの奥も探してみる必要がありそうですね」

トシ
「てことは、あのネッシーとも戦うのかよ…。さすがに無理じゃないか?」

ファロウ
「他の場所でレベル上げしたり武器を入手した後の方がいいかもな」

ディージア
「他に行くような所って何処かあったっけ?」

ルガード
「あとは…ギガス山の東にあるというラパクスの城、スワンプを抜けた先にある大平原、といったところでしょうか」

メタル
「では、ラパクスの城に行ってみるか。ドミナスに暮らす種族の中で、ラパクスだけはまだ接触がほとんど無いからな。何か貴重な情報を持っているかも しれない」

トシ
「確かラパクスの城へはティーラングの転送装置でワープすることができたけど、それを使って行くか?」

ルガード
「アンパニ基地からだったら、北の荒野を直接東へ歩いた方が早いと思います」

ファロウ
「じゃあ、酒場に寄ってサックスでも仲間に加えてから出発しようぜ」




北の荒野 〜 東部



トシ
「吊橋を渡った先にラパクスの城があるのか」

ディージア
「この先は山みたいね」



メタル
「山に登る道と降る道があるな。どっちに進むべきか…」

ルガード
「こういった場所は、上に行くほど強いモンスターが巣食っているのがセオリーです。先に下に降りてみましょう」

トシ
「そうだな。なんか山頂の方に巨大な鳥みたいなのが見えるし、安全そうな方がいいな」

ファロウ
「ま、キャンプでもしながらじっくり行こうぜ」

ディージア
「いいわね、この辺は景色がいいからキャンプも楽しいわ」



アイス
「最近はアンパニとティーラングのいざこざに巻き込まれて慌しい日々だったから、久々のレクリエーションね」

ファロウ
「たまにはこうやって、のんびりと自然の中を歩くのも悪くねえな」

ルガード
「宝珠や宇宙の王など、こうしていると些細な問題に思えてきますね」

トシ
「サヴァントもアンパニ達も、こんな星まで来て相変わらず同じことやってるからな。馬鹿みたいな奴らだよ」

メタル
「ダーク・サヴァント、アンパニ、ティーラング…奴らは既存の文明を破壊して自らの拠点を造ったり、現住種族に一方的な戦争を仕掛けて星を侵略したり、や りたい放題だ。もしも、宇宙 の創造主という者がいるのならば、そんな連中には決して微笑みかけないだろう。俺達は、奴らとは違う方法でアセンションの謎を解き明かさなくてはならな い…」

ディージア
「あ、モンスター!結構数が多いわ!」



アイス
「じゃあ、私のファイアボールで周囲一帯を焼き払うわ」

ルガード
「ボム(爆弾)も炸裂させておきますか」

ファロウ
「俺が最近開発したガジェットを使えば、毒ガスも散布できるぜ!」

トシ
「ハハハ、やり過ぎだろ」

ディージア
「たまに野生動物でも牙とか羽とかが売れるのがいるから、わりと小銭になるのよね」

メタル
「おい、俺の話聞いてた?」

ルガード
「おや?あそこにいる集団はラパクスではありませんか?」



ラパクス
「その装置をこちらに渡せ。オマエ達にはアセンションする資格はな い」

メタル
「ち、違うんだ!これはこいつらが勝手にやったことで…」

ディージア
「何の話をしてるのよ」

アイス
「装置って…もしかしてカオス・モライリィのこと?」

トシ
「こいつら、俺達が持ってることを知ってるのか!」

ファロウ
「襲ってきやがるぜ!返り討ちにしてやるか」

メタル
「お…おい、現住種族との共和をだな…」

ディージア
「んなこと言ってる場合じゃないでしょ。襲われてるのよ!」



アイス
「私達は既にマーテンの砦でラパクスの斥候を殺してるから、ラパクスからは敵視されてるはずよ」

メタル
「そういえば、俺がスイッチ押して圧殺したかも…」

ルガード
「ティーラングからの任務だったとはいえ、我々とっては何の関係もない相手でしたからね。恨まれても仕方ありませんね」







メタル
「ふう…思わず皆殺しにしてしまった…」

アイス
「私たちがカオス・モライリィを持ってるなんて、どこで知ったのかしら」

ルガード
「ラパクスはダーク・サヴァントと同盟を結んだという情報もありますから、これは注意しなくてはなりませんね」

トシ
「まあ、とりあえずラパクスの城はこっちの方角で正しいみたいだな」

ディージア
「見て!こんな所に洞窟があるわ!」



アイス
「洞窟…?こんな丘陵の真中にいきなり洞窟なんて不自然だわ」

ファロウ
「どれどれ…中は石畳になってるな。これは自然の洞窟じゃねえぞ」



ルガード
「洞窟と言うよりは、陵墓みたいな雰囲気ですね」

ディージア
「これは埋蔵品が期待できるわ!」

トシ
「でも墓の主が突然襲ってきたりなんかしてな」



トシ
「わーッ!!」

メタル
「デ…デスロードだと!墓の主だ!」

ファロウ
「なんて巨大なガイコツだ…!ネッシーほどじゃないけど、かなり強いぞ!」

ディージア
「このサイズ、どう考えても墓の入口よりでかいのに、どうやって中に入れたのよ」

アイス
「攻撃を受けきれないから、エレメンタルを召喚して戦わせるわ!」

ルガード
「私の華麗なフィドル演奏で動きを封じましょう(ギコギコ…)」

メタル
「な…なんて音だ…!まるで全身の神経が硬直するかのようだ…!」

ファロウ
「効いた!奴が麻痺したぞ!」



トシ
「この状態なら何とかなるぞ。まともにやったら勝ち目はなさそうだ」

ルガード
「ふふ…死者をも痺れさせる演奏でしたね」

ディージア
「それ、人前では絶対にやらない方がいいわよ」

メタル
「とう!」



トシ
「何とか倒した…こんな奴によく勝てたもんだ…」

ファロウ
「見ろ!埋蔵品がいっぱいあるぞ!」



ディージア
「これは久々の収穫ね。さぞや名のある王様だったに違いないわ」

アイス
「ジャイアントソードにダイヤモンドアイ…強力な物が沢山手に入ったわ」

メタル
「さっき滝の裏で見つけたスタッフ・オブ・ドゥームもかなりの武器だ。これで装備が整いそうだな」

ルガード
「中はこの玄室で行き止まりみたいですね。埋蔵品を全部回収したら、一休みしてラパクスの城へ向かいましょう」



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