Wizadry8 プレイ記録 20.安らぎの兜

マーテンズ・ブラフ

ファロウ
「あれ?このエレベーターの向かいの建物…扉が開いてるぜ。前に来た時はビクともしなかったのに」



メタル
「地下で動かしたスイッチで鍵が開いたのかもしれないな」

ルガード
「中は普通の居住区のようですね。どうして厳重に施錠されていたのでしょうか…」

アイス
「奥の部屋に不思議な像が置いてあるわ」



メタル
「こ…これは、もしや…トリントンのシャーマンが言っていたマーテンの偶像ではないか!?」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 シャーマン・ダス
「マー テンズ・ブラフへ行くのだ。そこで、マーテンの偶像と彼の残したメッセージを探しなさい。そして、第6の大枝にいるシャーマンに会いなさい。これが汝の運 命だ」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

トシ
「そういえば、あの時そんな事を口走ってたな。マーテンの言葉ってのは、前にここの地下で見つけたマーテンの日記のことだろ」

ルガード
「では、この像を持ってトリントンに戻れば、シャーマンから次の使命が与えられるというわけですか」

メタル
「うむ、この輝き、材質、芸術性…間違いないな。さあ、持っていくぞ」

ディージア
「えー、ほんとに?こんなチンケな像、私でも作れそうよ」

ファロウ
「ん…?変な音が…」

トシ
「あれ?何か暗くなって…」



アイス
「うう…意識が遠くなっていく…」





メタル
「はっ!いったい何が…?」

トシ
「ずいぶん長いこと気を失ってたみたいだ。あー…頭いてえ」

ディージア
「眠りの罠でも仕掛けられてたの…?」

アイス
「像は…無事…?」

メタル
「ここにあるぞ。どうやら無事だったみたいだ」

トシ
「ほっ、それなら一安心だな。俺達が寝てる隙に、何者かに奪われたのかと思ったよ」

アイス
「でも、何か足りなくない?」

ファロウ
「ざっと見たところ、無くなってるアイテムとかはないみたいだぜ」

ディージア
「きっと疲れが溜まってたのよ。最近敵が強くなってきたしね」

メタル
「うむ、それではシャーマンに会いにトリントンへ向かおう…」

アイス
「……」

トシ
「おい!!ルガードがいないぞ!!」

ディージア
「あれ?そう言われてみれば…」

メタル
「まったく、この状況で俺達を放って1人で出歩くとは…」

ファロウ
「前々から身勝手な奴だとは思ってたけどな」

アイス
「いや、これって私たちが寝てる間にルガードがさらわれたんじゃないの…?」

ファロウ
「部屋の入口に紫色の花が落ちてるぞ。この花は…どっかで見たことがあるな」



メタル
「この花は、トリニー族のシャーマンを呼び出した時にポーションに混ぜて飲んだ花だ。何故こんな所に…?」

アイス
「ルガードの失踪と何か関係があるのかもしれないわ」

ディージア
「そいつらの仕業ってこと?」

ファロウ
「どのみちトリントンへ行かなくちゃならなそうだな」




トリントン



トシ
「ここを登るのも久しぶりだな」

メタル
「シャーマンは、像を見つけたら第6の枝に来るようにと言っていた」

ファロウ
「第6の枝っていうと、この辺りのはずだぜ」

ディージア
「あの建物がいかにも怪しいけど、扉が開かないのよね」



アイス
「扉の前にある台座の窪み…もしかして…」



トシ
「おお!像がはまって扉が開いたぞ!」



メタル
「なるほど、そういうことか」

ファロウ
「中に誰かいるぜ!こいつがシャーマンか?」

メタル
「シャーマン・ダス…今度は幻影じゃないみたいだ」



シャーマン・ダス
「誰に使わされたのじゃ?」

ディージア
「誰にって…あんた、あからさまな花びら残しておいて…」

メタル
「待て!俺達は『マーテン』に使わされた」

シャーマン・ダス
「そなた達は彼の足跡をたどり、ここに至った。それは何百年もの間 待っていた質問じゃ…。もしそなたがマーテンの使者なら、伝えるべき メッセージを持っておろう?」

トシ
「メッセージってのは、日記の最後にあった変な言葉だな。『Eternal Trust Survives the Soul(永遠の信仰により魂は生かされる)』だ!」

シャーマン・ダス
「おぉ、預言は成された!ヘルム・オブ・セレニティを受け取りに使 者が現れるというマーテンの預言は実現した。そなたこそ使者じゃ−運命 の第3の使者。わしらはそなた達を長いこと待っておった」

メタル
「マーテンの予言だと?」

シャーマン・ダス
「10の世代を経て兜を守る鍵は、代々受け継がれてきた。そして今 こそ、この鍵をそなたに渡す時が来た。隣の大枝に秘密の入り口がまって おる…彼の兜はそなた達のものじゃ。さあ、使者殿、今度はマーテン自身を探し出してくだされ。それが運命じゃ」

トシ
「鍵を貰ったぜ」

ディージア
「ちょっと、何のことか全然分からないんだけど」

アイス
「何でマーテンの兜を守ってるの…?」

シャーマン・ダス
「マーテンが姿を消す前に、彼の使者がその兜を手に入れるように計 らった。デスティネ・ドミナスを持つ者はヘルム・オブ・セレニティを身 に付けなければならんのじゃ。しかし、その理由はマーテン自身しか知らない」

ファロウ
「てことは、俺達がその兜を持っていれば、他の奴らにデスティネ・ドミナスを先に見つけられる心配もないってことか」

アイス
「とりあえず、隣の第7の大枝に行ってみましょう。確かに鍵のかかった部屋があったわ」

メタル
「ありがとう、世話になったなシャーマン!」




トリントン〜第7の枝

ファロウ
「貰った鍵で閉ざされていた扉が開いたけど、中には何もねーぞ。どうなってんだ?」

ディージア
「あんたのスカウトスキルが低いんじゃないの?」

メタル
「待て、この床が何か変だ…。うわっ!」



トシ
「落し穴だ!」

ファロウ
「ぐおっ!…床が抜けて下の階に…!」



アイス
「いたた…。ここは…座敷…?」

トシ
「この格子の向こう側には来たことがあるぞ。格子の鍵が開かなくて中に入れなかった部屋だ」

メタル
「あった!この宝箱の中に兜が入っているぞ!」



メタル
「これが伝説のマーテンの兜、ヘルム・オブ・セレニティ(安らぎの兜)か…!何と神々しい…!」

ディージア
「(うわ~ダサい兜…。絶対かぶりたくないわ)」

アイス
「(何か性能もあんまり大したことないような…)」

ファロウ
「(今の装備の方がまだマシだな…)」

トシ
「(げ、これ全職業で装備できるのか…。こんなもの着けさせられたらどうしよう…)」

メタル
「では、これは俺が装着しよう」

アイス
「(よかった…)」




スワンプ

トシ
「なあ、結局ルガードが見つからないままなんだけど、いいのかこれ…?」

ディージア
「まあいいんじゃない?縁があればまた会えるわよ、きっと」

メタル
「あいつなら、この星でも楽しくやっていけるだろう」

アイス
「みんなひどいわ…」

ファロウ
「マーテンズ・ブラフからだと、どこに行くにしても必ずこのスワンプを通ることになるから、ここにも何か手がかりがあるかもしれないぜ」

トシ
「前にラパクスの香水を買った商店に行って聞き込みしてみるか」



メタル
「やあオヤジ、元気かい?」

クロック
「あんた達、あのクモ野郎の仲間だな!」

ディージア
「失礼ね!仲間じゃないわよ。1人連れ歩いてるけど…」

アイス
「実は人を探しているんですが…」

クロック
「仲間を探しているのかい?ここはおっかねえ場所だよ。特にティー ラングの仲間にはよ。けんど、あんた達を助けてやってもいいだよ…ただし…条件 があるだ。どうだ、興味あるかい?」

トシ
「おお!何か知ってるのか?」

メタル
「こんなに早く手がかりが見つかるとはな。とりあえず話を聞かせてくれ」

クロック
「そう来ると思っただよ!最近この辺りじゃトラブルが多くて困って るだ。おまけにどんどん悪くなってきているだよ。ブレケクがスワンプに帰ってき ちまっただ!」

ファロウ
「ブレケク…?なんだそいつは?」

クロック
「奴は家みたいにバカでかくて百人以上は殺しているだ!そこで頼み だ。ブレケクを見つけ出して殺して欲しいだよ。できるならの話だがよ…。んで、 奴を始末したという証拠を持って戻ってくるだよ」

メタル
「情報料の代わりにトラブル解決ということか。まあ、仕方ないな」

トシ
「そんなヤバそうな奴に勝てるかな…」

ディージア
「とにかく、そいつをやっちゃえばいいのね?」

クロック
「そうすれば、あんた達の仲間が、んーと、戻れるように何とかして やるだ。じゃ、頼んだだよ!奴を始末するまでは戻って来なくていいだよ!」

アイス
「何とかするって…どういうことかしら…」





トシ
「おい、いたぞ!あいつがブレケクじゃないのか!?」



メタル
「こいつは巨大なカエルだな…!おそらく間違いないだろう」

トシ
「うおお!すごいスピードで襲いかかってきたぞ!」

ディージア
「ハッ!」

ファロウ
「お、クリティカルヒット!」



アイス
「粉みじんになって死んだわ」

トシ
「一応ボス敵っぽいのに、こんなにあっさり倒しちまっていいのか…?」

メタル
「クリティカルなんて滅多に決まらないのに、よくこんな場面で出たもんだな」

ディージア
「こいつの足を証拠として持っていけば、クロックも満足するでしょ」

ファロウ
「じゃ、さっさとクロックの小屋に戻るか」



クロック
「あんれ、まんだブレケクを探しているんかね?」

メタル
「いや、奴はもう倒したよ」

ディージア
「さっさとルガードの居場所を教えなさい」

クロック
「オラには信じられねえ。死んだっちゅう証拠を何か持ってきてくれ ねえと…」

ファロウ
「ほら、これがあの怪物の足だ」

ディージア
「私にかかれば、あんなのワンパンよワンパン」

クロック
「おお、こりゃすげえだ!遂にやってくれただな…おまけに食いもん まで持って来てくれただか!」

トシ
「食うのかよ」

クロック
「約束は約束だな。んじゃオラも約束通り、んーと、何とか、えー と、調べてきてやるだ。ちょっと待っててほしいだ…」

メタル
「……」

ディージア
「調べるったってねえ。どこで何を調べるつもりかしら」

クロック
「ちょうどいいだ、オラが見つけたもんを見るだ!」

ルガード
「どうも、お久しぶりです皆さん」

ファロウ
「おお!ルガードじゃねーか!」

トシ
「ルガード!無事だったか!…ていうか、何でこの家にいるんだ?」

ルガード
「分かりません…気付いたらここに監禁されていました」

メタル
「どういうことだ…?」

クロック
「信じらっか?ティーラングが裏の丸太小屋に押し込めやがっただ。 誘拐をオラの仕業に仕立てようとしただよ。オラがやったんじゃねえだ。あんた達なら分 かってくれるよね?」

トシ
「なるほど、そういうことだったのか〜」

ディージア
「って信じられるわけないでしょ!」

クロック
「まあ、何にしろハッピーエンドだあな?あの化け物は死んで、あん た達は再会できたんだから!」

アイス
「この人、私達にあの化け物を退治させるために、こんな回りくどいことしたの…?」





ディージア
「ふ〜、理性を抑えるので精一杯だったわ」

メタル
「あの男は優良な商品を取り扱ってるからな。凶行を踏みとどまってくれてよかった」

ファロウ
「まあ、結局のところ実害は無かったし、よかったんじゃねーの?」

ルガード
「しかし、皆さんがあの小屋に立ち寄ってくれて助かりましたよ。何の手掛かりも無い中で、よくぞ見つけてくださったものです」

ディージア
「世界中を必死で探したのよ」

メタル
「ここまで苦難を共にした仲間だからな」

アイス
「(放置して先に行こうとしたのに…)」

ファロウ
「せっかくスワンプに来たから、この前修理したサヴァント兵も連れて行こうぜ」

トシ
「坑道の近くに放置されてたサヴァントガードだな。あいつは色々と役に立ちそうだな」



ファロウ
「さあ任務だポンコツ、とりあえず俺達について来るんだ」

RFS-81
「RFS-81は任務承認シーケンス作動」

アイス
「まさかサヴァントガードを連れて歩く日が来るなんて思いもよらなかったわ」



ルガード
「アンドロイドだけあって、魔法は使えないみたいですね」

ディージア
「頑丈そうだから盾の代わりくらいにはなるでしょ」

ファロウ
「じゃ、タンタリスとはここでお別れだな」

タンタリス
「さらばだ…」

トシ
「さて、次はどこに行くんだ?」

メタル
「一度アルニカに戻ろう。ムーク基地にあるカオス・モライリィのことで、ちょっと思いついたことがある」


←プレイ記録19へ   プレイ記録21へ→






ステータス画面


Metal   レベル : ロード 13

メイン武器 : デモンズベイン/スタンロッド     サブ武器 : ライスバックラー
頭 : ヘルム・オブ・セレニティ    体(上) : プレートメイルU    体(下) : プレートメイルL
手 : カッパーグローブ    足 : シルバーサラレット    マント :
アクセサリ : ドラゴンズティース ヴァレンタインネックレス

 





Toshi  レベル : サムライ 10 ニンジャ 3

メイン武器 : ポイズンダート     サブ武器 : スローイングナイフ
頭 :    体(上) :     体(下) : 
手 :    足 :     マント : オイルスキンクローク
アクセサリ : リング・プロ・フロスト  ブラーニィストーンアミュレット

 





Lugard  レベル : サイオニック 6  バード 7

メイン武器 : ダブルショットスリング     サブ武器 : バレットストーン
頭 : ウィザードコーン    体(上) : ローブ+1    体(下) : ローブ+1
手 :   足 : バスキン   マント : 
アクセサリ : アミュレット・オブ・ヒーリング  グラナイトリング

 





Falow  レベル : レンジャー 9  ガジェッティァー 5

メイン武器 : デーモンスティング/ソード・オブ・ハート    サブ武器 : バードアロー/シーブズバックラー
頭 : スティールヘルム   体(上) : スタッドホウバーク    体(下) : レザーレギング
手 : シャモアグローブ    足 : チェインホーセン    マント : フォレストケープ
アクセサリ : リング・オブ・ブリーズ  フィッチャーズバンド

 





Disia  レベル : モンク 2  ヴァルキリー 11

メイン武器 : ミスティックスピア     サブ武器 : 
頭 : スカルキャップ    体(上) : ローブ+1   体(下) : クロースパンツ
手 :             足 : サンダル    マント : オイルスキンクローク
アクセサリ : リング・オブ・プロテクション  ブレイサー・オブ・ディフェンス

  





Ice  レベル : ビショップ 12

メイン武器 : スピリットスタッフ/モーニングスター     サブ武器 : シールド・オブ・ウィンド
頭 : ブリリアントヘルム    体(上) : ジャザラントチュニック    体(下) : レザーグリーブ
手 : シャモアグローブ    足 : レザーブーツ    マント :
アクセサリ : ダイヤモンドリング  リング・オブ・ブリーズ