Wizadry8 プレイ記録 19.トンネル

マーテンズ・ブラフ


ディージア
「アンパニとティーラングの任務でいっぱい経験値稼いだから、ここらで転職して新しいスキルを習得しておくわ」

アイス
「そのままヴァルキリーを続けても十分だと思うけど…何になるの?」

ディージア
「やっぱステルスとクリティカルが身に付くモンクね。槍もそのまま使えるし、まさに私にピッタリでしょ」

ルガード
「殺生の技術を磨くために修道僧に転職するだなんて、いつか神罰が当りますよ」

ディージア
「いいの!転職!」



ディージア
「ふう、ローブだけでも装備できてよかったわ」

トシ
「(チッ…)」

メタル
「今後は2つの職業を転職しながら不足しているスキルを補っていくのが良さそうだな」

ルガード
「さあ、マーテンズ・ブラフに着きましたよ。最近はアンパニとティーラングの間を行ったり来たりですね」



アー
「すばらしい。ここがあのマーテンズ・ブラフなのだろ?ハイガル ディの話ではこの土地はマーテンという背徳的な盗賊の名前で呼ばれているそうだな。彼とその共謀者はハイガルディにとって最も神聖なデスティネ・ドミナス を盗み出し、ここに逃げ込んだということだ」

ファロウ
「マーテンズブラフ砦の中は大体見て回ったけど、まだ周辺には行ってない所があるぜ」

トシ
「確かスワンプの途中に、いくつか分岐点があったな」

アイス
「あの先にはマイントンネル(坑道)と大平原があるみたいよ」

ディージア
「どっ ちも楽しい場所じゃなさそうね」

ルガード
「先に坑道の方に行ってみましょうか。鉱山なら金目の物が見つかるかもしれません」







トシ
「ハアハア…さっきから羽虫の群れがひっきりなしに出てくるぜ…」

メタル
「サヴァント兵もちらほらと見かけるぞ。この辺はダーク・サヴァントが侵攻しているのか…?」



ファロウ
「これじゃ肝心坑道に辿り着く前に過労死するぜ…」

アイス
「フルパワーで呪文を詠唱しても大した威力にならないから、集団で襲ってこられると手ごわいわ」

ルガード
「あの小屋の中にもサヴァント・トルーパーがいますよ」

ディージア
「よーし、私が急所突いて機能停止させてやるわ」

メタル
「待て!様子が変だ…襲ってくる気配がない」



RFS-81
「RFS-81は…存在を確認…ジジッ…。マスター!RFS-81 が報告します…について…ジジッ!ジジッ!RFS-81は修理が必要」

トシ
「何だ…?こいつ壊れてるのか…?」

アイス
「修理が必要って言ってるわ」

RFS-81
「RFS-81は修―ジジッー理にはNAS-81が必要」

メタル
「上手く修理できれば、サヴァント軍の情報を収集できるかもしれないな」

ディージア
「じゃあ、ちゃちゃっと直してよガジェッティアー」

ファロウ
「無茶言うな」

RFS-81
「ウイイーン。ジジッ。ジジッ」

ルガード
「さっき、修理にはNAS-81が必要と口走っていましたね」

アイス
「前にアルニカの塔の近くで、そんな名前の薬を拾ってるわ。試しに使ってみる?」

RFS-81
「RFS-81はNAS-ジジッを中央ルータに使用…」

RFS-81
「RFS-81サヴァント・トルーパーが任務を報告します。マス ター」

トシ
「おお!直ったんじゃないのか?」

メタル
「質問に答えられるか?おまえは何者だ?」

RFS-81
「A-クラス サヴァント・トルーパー。戦闘用」

ファロウ
「やった!じゃあ、ダーク・サヴァントの情報を引き出そうぜ。何か知ってることはないか?」

RFS-81
「メモリをメンテナンス中…。マスター。非常に強力。RFS-81の存在目的。何か御用は、マスター?」

ディージア
「非常に強力…て、それだけ?」

ルガード
「やはり、ただの一兵卒には重要な情報は与えられていませんか」

メタル
「俺達のことをマスターと呼んでいるから、命令すれば一緒にパーティーに加わって戦ってくれそうだが…。とりあえず、今は先に進もう」

トシ
「先にトンネルを探さないとな。じゃあ、ここで大人しく待ってろよ」

RFS-81
「RFS-81はスキャンモードに復帰…」





ディージア
「まだ坑道に着かないの…?もういい加減疲れたんだけど」

ファロウ
「おい、あそこに何か書いてあるぜ。えーと…『ティーラング帝国の所有地。不法侵入者は押しつぶす』…」



ルガード
「崖の上に巨大な岩のトラップが仕掛けられていますね。この通路を通ろうとしたら潰されて即死ですよ」

メタル
「走り抜けても無理そうだな…。この他に道は無さそうだし…どうしたものかな」

トシ
「おいおい、こんなに苦労して上まで登ってきたのに、ここまで来て引き返すのか?」

ディージア
「あ、そうだ!さっきのサヴァント・トルーパーを連れて来て、先に通路を歩かせればいいんじゃない?」

ファロウ
「おまえは鬼か!」

ルガード
「待ってください。ここの壁…よくよく見ると何か変ですよ」

アイス
「壁?…あ、ほんとだ!ここの岩が動いてスイッチになってるわ!」



メタル
「こんな所に隠し通路か!」

ルガード
「さっきのトラップの迂回路のようですね。あれではティーラングも先に進むことができませんからね」



ファロウ
「よかった!これで先に進めるな」

ディージア
「洞窟の奥にティーラングがいるわ」

アイス
「こんな所に1人で何をしているのかしら…?」



タンタリス
「おまえ達がじきに来ることはウォッチャーから聞いていたぁ。帝国 のために我々がするべき仕事はたくさんあるのだぁ…。ウォッチャーの報告で は、おまえ達はマウント・ギガスにあるアンパニ基地にぃ潜入しようとしているそうだなぁ」

メタル
「ああ、アンパニ基地にはもう何度も潜入しているぞ」

トシ
「潜入と言うか、まあな…」

タンタリス
「俺も仲間に入れてくれぇ。俺の剣スキルはぁきっと気に入ってもら えるはずだぁ」

ルガード
「ほう…ティーラングの剣士ですか。どうします?この先のティーラングの領域へ入るのに役立つかもしれません」

アイス
「ディージアも転職したばかりで攻撃力が落ちてたから丁度いいかもね」

メタル
「では、アーとはここで別れて彼を仲間にしよう」

アー
「君達には非常に感謝している。では、さらばだ」

ディージア
「こんな山奥だけど気をつけて帰るのよ」

トシ
「1人でアルニカまで帰れるのだろうか…」

ファロウ
「じゃあ、よろしくな、タンタリス!」



ルガード
「あまり強くないですね…」

メタル
「サムライなのはいいとしても、レベルもスキルも能力も低すぎて、とても前線で戦える力じゃないな…」

アイス
「その辺に飛んでる羽虫より弱いわ」

タンタリス
「ウォッチャーの話ではアンパニがマウント・ギガスにいるそう だぁ。もうすぐぅ我が剣をそこへ向かわせてやるぅ!」

トシ
「その自信はどこから来るんだろうか…」







メタル
「山小屋だ!どうやらここで行き止まりみたいだ」

トシ
「中にトロッコが置いてあるぞ。これに乗って坑道に入るんだな」



ルガード
「壁にあるパネルを操作して線路の分岐点を切り替えるみたいです。行き先は2つあるようですが、どちらが正しいのか…」

アイス
「さっきタンタリスのいた基地に、分岐図のようなものがあったわ。あの通りに設定すればいいんじゃない?」



ファロウ
「(カチ)(カチ)…よし、これであの図の通りのはずだ」

メタル
「では出発だ!」



トシ
「うおお…!!は…速い!!」

メタル
「振り落とされないように気をつけろ!」

ディージア
「8人で乗るもんじゃないでしょこれ!」

ルガード
「かなり長い距離を下りますね。一体どこまで行くのでしょうか…?」

ファロウ
「うごっ!!止まった!」

トシ
「つ…着いたか?」



アイス
「何か…すごい所に出ちゃったみたいよ…」

メタル
「もう引き返せないから先に進むしかないな」

ディージア
「え?引き返せないって…」

ルガード
「トロッコは一度坂を下ったらもう戻れませんよ。ほら、『トロツコ』という小説でも主人公の少年が…」

トシ
「この先に強い敵がいたらどうすんだよ!詰んじゃうじゃないか!」

アイス
「こっちに洞窟があるわ。何かの建造物とつながってるみたいよ」



ファロウ
「ふう、助かった…。とりあえず人がいそうな気配はあるな」

ルガード
「しかし、ここはどこなのでしょうか?」

タンタリス
「マーテンズ・ブラフだぁ。また戻って来れて何よりだぁ」

メタル
「マーテンズ・ブラフだと?あの要塞の地下に通じていたのか」

アイス
「ここは来たことのない通路ね。正面からだと入れない場所を探れるかもしれないわ」

ルガード
「ティーラングの秘密が隠されているかもしれませんね」

ディージア
「秘密っていっても、どうせまた卵とかでしょ。そんなもの見たくもないわ」

トシ
「まあ、とりあえず探索してみようぜ」

ファロウ
「この扉は…あれ?開かねーぞ」

メタル
「電子錠ならば、さっきそこで拾ったパルスピックというやつを試してみよう」



ルガード
「開きました!これで電子回路をハッキングできるのですね」

アイス
「見て!何かの装置があるわ!」



メタル
「母船通信基地…?」

「Nargisstコマンドステーション  母船の状態は次の通り
母船通信状況:正常 幼体繁殖レート:最高 幼体転送レート:正常  転送装置パワーフロー:正常」

トシ
「ここでティーラングの母船と通信してるのか…。幼体転送とか不穏な単語が表示されてるぜ」

ルガード
「ふーむ…ガーディアの時と違って、孵化したティーラングを直接送り込んでいるのかもしれませんね」

ディージア
「あーやだやだ。どっちにしろおぞましいわ」

メタル
「ん?あそこにいるティーラングは…」



ファロウ
「こいつは…ズ・アントじゃねーか。ティーラングのリーダーなのに、こんな狭い部屋に閉じこもってたのかよ」

アイス
「ズ・アントの窓口がここにあるってことは、地上に上がるエレベーターの近くね」

トシ
「よかった、とりあえず戻れそうだな」

ルガード
「まだ奥に進む通路もありますから、地上に出る前にそちらの方へ行ってみましょう」







アイス
「ここは動力室みたいね」

ファロウ
「うし、開錠成功だ!なかなか頑丈な鍵だったぜ」

トシ
「この衛兵達も、目の前で扉をこじ開けられているというのに一切手出ししてこないとは…」

メタル
「部屋の中でティーラング達が整列している…奥にいるのは誰だ…?」



ルガード
「ティーラング・オーバーマインド…司令官クラスのティーラングでしょうか…?」

ィージア
「こいつ話しかけても全く相手にしてくれないわ。おーい、聞こえてる?」

アイス
「無反応ね」

メタル
「話しても応えてくれないならば仕方がないな。じゃあ、動力スイッチを切らせてもらうか(カチッ)」



トシ
「おいおい、大丈夫か…?ていうかこれ何の動力スイッチなんだ?」

メタル
「いや、分からん。とりあえず切ってみただけだ」

アイス
「でも相変わらずティーラングは無反応よ」

ディージア
「何なのこいつら」

ルガード
「他には何も無いみたいですから、引き返して別の場所へ行きましょう。向こうに階段がありましたよ」





トシ
「ふう、随分奥まで来たな…」



ィージア
「こっちにも変な装置があるわ」



メタル
「外の風景が映っているが…目まぐるしく画面が切り替わるし、故障しているのかスイッチも効かないな」

アイス
「そこの配線を修理すれば直りそうよ。前に砦の外で拾った赤と黄色のコードが使えるんじゃない?」

ルガード
「トラップの傍にあったティーラングの死体が持っていたコードですね。試してみましょう」



ファロウ
「お、画面が止まった。上手く直ったみたいだな」

ディージア
「直ったのはいいけど、これ何なの?」

メタル
「おそらく、これはティーラングの転送装置だ。ガーディアでも似たような装置を見た。画面に映っている場所に、そこの青い床からワープできるのだろう」



アイス
「切り替えられるのは、アルニカ付近、アンパニ基地入口、マーテンズ・ブラフ入口…あと1つは見たこともない場所 よ」

ルガード
「アンパニ軍にある転送装置よりも性能がいいみたいですね」

ディージア
「こいつら、直接アンパニ基地にでも攻め込むつもりなの?」

トシ
「おい…向かいの部屋に、もっとデカい装置があるぜ」



ファロウ
「こりゃまたデカいな…いったい何なんだ?」

メタル
「この装置から向かいの転送部屋まで、ティーラングの粘液の跡が一直線に続いている…もしや…」

アイス
「多分、これは宇宙からこの星にティーラングを送り込むための装置ね」

ルガード
「そして、ここに降り立ったティーラングは、そのまま転送装置を 使ってアルニカやアンパニ基地へ送られる…ということですか」

ファロウ
「こいつら、このまま放っておいたらヤバイんじゃねーのか…?」

メタル
「友好関係にあるとはいえ、この星を侵略させるわけにはいかないな。ティーラングの性質はあまりに危険だ」

アイス
「向こうの梯子から地上に出られるわ。これで砦の地下も一通り回ったわね」



トシ
「ふう…坑道に行くために山を登ってから、ここまで戻って来るのに随分かかったぜ」


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