Wizadry8 プレイ記録 16.ミッション

アンパニ基地

ファロウ
「それにしても、ティーラングがこの惑星に100%いる証拠だなんて、何かあるのか?」

ディージア
「いることはいるんだけど、あいつらを直接アンパニ基地に連れてくるわけにもいかないしね」

メタル
「そうだ!以前マーテンの砦の罠にかかって死んでいたティーラングの腕…こいつがあれば信用してくれるんじゃないか?」

トシ
「指紋認証の扉を開く時に使った腕か…。確かにティーラングの腕そのものだから、これ以上ない証拠だな」

アイス
「じゃあ、バルブラグ軍曹に見せてみる?」



バ ルブラグ軍曹
「うっ、汚らわしい!それは持っていろ!オェッ…!」


ファロウ
「おお、ティーラングの腕だって信じてくれたみたいだぜ!」

ディージア
「私達だって、こんなの持ってたくないわ」

バルブラグ軍曹
「諸君は大したものだ!こいつを見つけて始末したのか!早速報告しておくことにしよう。ご苦労であった。さて、諸君があの連中を始末している間に、重大な ニュースが入ってきた。アストラル・ドミナについては知っているな?」


メタル
「俺達が始末したわけじゃないが…まあいいか。で、アストラル・ドミナが何だって?」

バルブラグ軍曹
「報告によると、その他にも同類の物体が2つあるとのことだ。そのうち1つでも入手できればいいのだが…この話はここまでだ」


ルガード
「やはりアンパニ達も、デスティネ・ドミナスとカオス・モライリィの存在は知っているみたいですね」

バルブラグ軍曹
「諸君は体調をベストな状態にしておくように。それからこのパスを歩哨室へ持って行き、ルブル軍曹に要塞内部の様子を報告しておくように。あと、物資補給 所に諸君の資材が用意されている。いつでも任務につけるように準備しておけ!」


メタル
「この功績でアンパニ軍からも認められたみたいだ。軍の中で動きやすくなるな」

バルブラグ軍曹
「しかしロダンはどこに行ったのだ?2日前に帰って来る予定だった。あいつはラパクスとトラブルを起こしているような予感がする」


トシ
「ロダン?ロダンってのは、ガーディアで会ったあのロダン・レワークスのことか?」

アイス
「親をティーラングに殺されて復讐に燃えていたアンパニね。彼も生きてガーディアを脱出したのね」

バルブラグ軍曹
「消息不明だ。ラパクスキャンプと思われる場所へ斥候として送ったのだが…連絡が取れなくなってしまった。心配していないと言えば嘘になる。しかし彼はタ フだ。無事でいるに違いない」


ディージア
「相変わらず勝手な行動ばかりしてるっぽいわね」

ルガード
「とりあえず、無事にアンパニ軍として認められたことですし、この基地の他の施設にも行ってみましょう」





メタル
「これは兵士用のロッカーみたいだな」

ファロウ
「片っ端から鍵開けて中身いただくぜ!」

ルガード
「私たちもアンパニ軍の一員ですから、もう問題ありませんね」

アイス
「問題あると思うわ…」

ディージア
「うわー、I.U.F.少女隊とかいうポスターが貼ってあるわ」



トシ
「アンパニの少女隊か…あんまり見たくないな…」

メタル
「よし、次は物資配給所へ行こう。軍の配給所なら、結構いい物が揃ってそうだ」



クーナー曹長
「オウ、新顔のようだな?俺は一度見た顔は忘れねぇからな。ちょっと待て!おまえ達はガーディアで戦った勇士か?しかし、おまえ達もヤモ将軍の役には立て なかったようだな。将軍が死んでから連邦はずいぶんと変わったぜ。畜生…誰のせいかは判っているんだ」


アイス
「アンパニ達は、ガーディアで基地が爆破されてからの出来事は知らないみたいね」

ルガード
「我々は一応、ヤモ将軍から死の間際に受けた特殊任務、ティーラング女王の暗殺は遂行したんですがね」

クーナー曹長
「ヤモ将軍…I.U.F.史上最も偉大な将軍だ!ガーディアで戦死された」


メタル
「将軍が死んでからは、アンパニ軍はあまり上手くいっていないのか?」

クーナー曹長
「俺にその話をさせるな。今俺たちは消極的な平和主義者になっちまった。ヤミアーが将軍になる前は、俺たちはこんな風じゃなかった。ヤモは本当に偉大な将 軍だった!」


ディージア
「ふーん、ヤミアーってのが今の司令官なのね。似たような名前」

トシ
「お、ここにアンパニ軍の旗が売ってるぜ」

メタル
「ティーラングの連中から、アンパニ軍がここにいる証拠として旗を持って来るようにと言われていたな。これを買って持って行くか」

ファロウ
「俺達はもうアンパニ軍だから、ここにある軍備品は買っていってもいいんだよな?」

クーナー曹長
「バルブラクの命令で、おまえ達にクレジット取引を許可する」


ディージア
「2500ゴールドもくれたわ。これが軍隊の支度金ってことね」

アイス
「買い物が終わったら、次はこっちにある酒場に行ってみない?」



トシ
「やっぱ訓練の後は酒にかぎるな。おーいオヤジ、一杯頼むよ」

ビルヅブル軍曹
「よお!俺はここで兵士達に酒を供給している…。おまえ達はまだ青っチョロイようだな。そう、海のように青いぜ」


ファロウ
「いいから早く酒出せよ」

メタル
「この店はヤモの酒場という名前らしいな」

ルガード
「さっきの配給所での話といい、ヤモ将軍は相当なカリスマがあったようですね。カウンターの向こうに彼の肖像画も飾ってありますよ」



トシ
「あの時アンパニ基地を襲ったのは、やっぱりティーラングだったのかな」

ビルヅブル軍曹
「もし連中がここへ来たなら、捕まえてその頭をモップ代わりにしてそこら中を掃除してやるぜ」


ディージア
「こいつなら、さっきのティーラングの手を有効利用してくれるんじゃないの?」

メタル
「酒場の亭主ならドミナスでの色々な噂話を知ってそうだ。何かこれといった話はあるか?」

ビルヅブル軍曹
「先日ある男がここへ来た。I.U.F.の作戦部の男じゃねぇかな?その男の話ではコズミックサークルは、伝説や神話ではないそうだ。その場所は実在する と言っていた。俺も奴の話を信じるぜ。そこへはアセンションピークから行くそうだ」


アイス
「アセンションピークって何ですか?」

ビルヅブル軍曹
「アセンションピーク?どうやらこの土地の信仰に関係する場所らしいぜ」


ルガード
「その辺の話は、アンパニもティーラングも核心的なことは分からないようですね」

ディージア
「まあ、この辺の下っ端には重要な情報なんて知らされないでしょうね〜」

トシ
「さっさと任務をこなして軍での地位を上げようぜ。上層部は色々なことを掴んでるかもしれない」

メタル
「そうだな…。だがアンパニの任務を進める前に、ティーラングの様子を見てこよう。依頼されていたアンパニ軍旗も手に入れたことだしな」





ルガード
「大平原を抜けて、修道院の道を歩いて、アルニカを横切って長い道をまた歩いて、トリントンの森を抜けて…」

メタル
「そして、このスワンプを横断すればティーラング基地だ。みんな、もうすぐだぞ」



ディージア
「遠すぎるわ!前に見つけた移動の呪文を誰か覚えてよ」

アイス
「ポートの呪文を覚えるには、まだ皆レベルが足りないのよ…」

トシ
「複合職や転職ばかりってのも考えものだなぁ…」

ファロウ
「ようやくマーテンズ・ブラフの砦が見えてきたぜ」

スパー クル
「これってマーテンズ・ブラフへ行く道でしょ?うーん、私は行かないよ。そういう命令なの。何でかは知らないけど、命令は命令!私はベースキャンプへ戻っ て、みんなはここにいるってバルブラクに報告しとくネ」


ディージア
「え?なに?もうお別れしちゃうの?」

ルガード
「アンパニ軍はここに近づくなという命令が出ているようですね。まあ私達は気にせず入りますが」

メタル
「俺達がティーラングの奴らと交渉してることがアンパニ達にばれるのはマズイから、ちょうど好都合だ」

ファロウ
「早いところズ・アントに軍旗を渡そうぜ」



ズ・ アント
「そうか、まちがいなぁーくアンパニの基地だったぁか…私はドラジクを派遣して、さらに詳しく調べさせることにしよぉーう。さて、別の任務があるのだが、 その前に約束どおり報酬を支払ぉう」


アイス
「2000ゴールドもくれたわ!」

ズ・ アント
「次の任務は重要ぉーだ!ラパクスの暗殺者がこの周辺をうろついていぃーる。奴には7人のウォッチャーが殺されぇーた!上の階の部屋に罠を仕掛けたの だぁーが…まだ奴は生きていぃーる!」


メタル
「ラパクス?ティーラングの奴ら、ラパクスとも敵対してるのか」

ズ・ アント
「ラパクスは視覚と嗅覚を使って襲ってくることがわかっていぃーる。そこで我々はラパクスの人形を使い、その部屋までおびき寄せようとしたが、なかなか罠 に掛からないのぉーだ!何か奴をひきつけるものがあるはずぅーだ。まずはそれを探し出してきてくぅーれ。そうすれば奴を罠に掛けて倒すことができるは ずぅーだ。奴を始末したら、奴の頭を持って来てくぅれ!私を失望させないでくぅーれ」


トシ
「ラパクスの人形なんて、どこに用意したんだろうな」

アイス
「あ…!もしかして、前にスイッチを押した時に上から落ちてきた人形じゃない?」



ファロウ
「この謎のターゲット人形か…。確かにラパクスっぽいツノがついてるけどよ…」

ディージア
「こんな布切れで誘き寄せようとか、ティーラングの連中は頭おかしいんじゃないの?」

ルガード
「まあ、独特の美的感覚を持つ種族ですからね」

トシ
「さすがに、この人形じゃ期待できないぜ。何か別の方法はないか?」

アイス
「視覚と嗅覚を頼りに…って言ってたわ。前にスワンプの小屋で買ったラパクスの香水とか、誘き寄せる効果がありそうじゃない?」

メタル
「ドリアンよりも強烈というラパクスのフェロモン香水か…確かにな。試しに人形に振りかけてみるか」



ファロウ
「ぬあっ!と…とんでもねえ臭いだ!」

トシ
「こ…こんなので本当に引き寄せられるのか…?」

ディージア
「うう…これは鼻のいい種族には生死にかかわるわ…!」

アイス
「こんな所にいたらおかしくなりそうだから、しばらく別の場所に避難しない…?」





ファロウ
「…そろそろ臭いも収まったかな…?」

ルガード
「ちょっと様子を見に行ってみますか」

メタル
「うむ…まだ少し臭うが、もう問題ないだろう。みんな、こっちに来ても大丈夫だぞ」

ディージア
「ほんとでしょうね?」

トシ
「おい、人形の傍に誰かいるぞ…」



アイス
「ラパクスよ!本当に引き寄せられて来たわ」

ファロウ
「ど…どうすんだ?首を持ってこいとか言われたけど、こいつと戦うのか?」

トシ
「誘き出して罠にかけるとか何とか言ってたから、そっちで何とかしようぜ」

ルガード
「ティーラングウォッチャーを7人殺したくらいですからね。まともに戦って勝てるかどうか…」

メタル
「まあ待て。まずは何事も話し合いだ。彼が凶行に及んだことにも何か事情があったのかもしれない」

ディージア
「悠長なことしてて殺されても知らないわよ」

メタル
「やあ、ちょっと聞きたいことがあるんだが…」



レ イブン・ラパクス
「おまえ達はまだ殺さないでおこう…簡単なことは後回しだ。ティーラングのリーダーに言っておけ!首を洗って待っていろ、とな!」


メタル
「あ、いや、どうも申し訳ないです」



メタル
「ふう…。あれは一流の殺し屋の目だ…」

ディージア
「結局逃げてきちゃったじゃない!どうすんのよ!」

アイス
「あのラパクス、この場所から離れようとしないわ。さっきの香水は余程魅惑的なフェロモンなのね」

メタル
「さっさと罠にかけてしまおう。このレバーを押せば部屋の壁が動くみたいだ(ガコン)」

トシ
「ひでえな…」

 

ファロウ
「うひゃ、壁で押し潰して圧殺か…。えげつない罠だな」

ルガード
「マーテンが砦に仕掛けた罠でしょうかね」

ディージア
「ちゃんと死んでるわよ。この首を持っていけば証拠になるわね」



アイス
「ティーラング基地の入口エレベーターって、この装置の真上なんだけど、何でこんな危険な場所を使ってるのかな…」

トシ
「ちょっと間違ったら潰されて死ぬよな」

メタル
「よし、ズ・アントに首を渡してこよう」



ズ・ アント
「それはあのラパクスの頭だぁーな!遂にやったぁか!よぉーし、報酬を受け取ってくぅーれ」


ファロウ
「おお、今度は4000ゴールドも!ここのティーラング達は、ガーディアと違って気前がいいな」

ズ・ アント
「危険に身をさらしてまでレイブンをおびき寄せるとは大したものぉーだ。これからは、おまえ達を最も信頼できる協力者として認めよぉーう…。次の任務を頼 めるのはおまえ達だけだ…」


ディージア
「なんか、ものすごく信頼されてるわよ。あんまり大したことしてないんだけど…」

ズ・ アント
「おまえ達、ムークの事はもう知っているはずぅーだな。ウォッチャーの報告ではぁ、彼らはアストラル・ドミナを組み立てる装置を持っているそぉーだ。我々 にはその装置が必要ぉーだ」


ルガード
「ムークですか。確かアルニカにムークの基地がありましたね」

アイス
「アストラル・ドミナを組み立てるって、どういうことだろう…?」

ズ・ アント
「しかし、彼らがおまえ達をすんあんり通すとも思えなぁーい。そこでこの親書を用意したぁぁ。これをムークのリーダーに渡すのぉーだ。この親書を渡せば、 おまえ達は中に入れるはずぅだ。しかし、そこからその装置を盗み出すのはおまえ達の腕にかかっていぃーる。おまえ達が装置を持って戻ってくる事を願って いぃーる」


メタル
「ティーラングのリーダーからの親書であれば、ムークも無視はできないだろうな。これまでムークとは全く接点を持てなかったから、糸口が見つかってよかっ た」

トシ
「でも装置を盗み出すって、結構危険な任務だよなぁ…」

ズ・ アント
「おまえ達が行く前に一言言っておきたぁーい…ドラジクがアンパニ基地の偵察に行ったのだが、まだ戻ってこなぁーいのだ。おまえ達ならばウォッチャーでも 分からなかった事を調べてこれるかもと思ってぇーな。では気を付けて行って来てくぅーれ」


ルガード
「トラジク…?ティーラングウォッチャーの1人ですか?」

ズ・アント
「ドラジクは貴重な存在だぁ。私は彼の事を心配していぃーる」


ファロウ
「ティーラングがアンパニ基地なんて行ったらただじゃ済まないぜ。もう死んでるんじゃねーの?」

メタル
「まあ、一応探してやるか。アルニカに行く前に、もう一度ギガスの基地へ行ってみよう。アンパニの任務もあるからな」

ディージア
「ええー!またあの道を歩いて戻るの!?」


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