Wizadry8 プレイ記録 09.7つの大枝

第2の大枝

トシ
「このロープをつたって上まで登って…」





ディージア
「あー疲れた…。やっぱ人の暮らせる住環境じゃないわ…」

ファロウ
「ずいぶん上まで登ったなぁ…。今度はこの枝の上を歩くのか」





ルガード
「この枝が、いくつかに分かれていて町の区画になっているということですね」

メタル
「第4の枝にいるマドラスという者に会うように言われていたから、とりあえずそこに行かないとな」

アイス
「この看板、マーテンズ・パゴダ(塔)って書いてあるけど、先に続く橋が無くなってるわ」





ルガード
「この先はもう行き止まりのようですよ」

トシ
「まったく、誰が橋を壊したんだろうな…」

メタル
「おいおい、あんまり身を乗り出すと足を踏み外して…」


 


メタル
「…ということになるぞ」

ファロウ
「ははは、んなわけねーだろ」

ディージア
「こういう所は、どうやっても踏み込めないようになってるものでしょ」

アイス
「ねえ、突き当たりがエレベーターになってるみたいよ。これで更に上へ昇れるわ」

トシ
「まだ上があるのかよ…どこまで続くんだ…?」





ルガード
「ここは第2の大枝と書いてありますね」

ディージア
「これだけ歩いて、やっと第2?」

ファロウ
「お、あそこに泉があるぜ!ちょっとここらで一服…」

メタル
「待て!さっき下で見つけたも泉には毒が入ってたから、注意した方がいい」

ルガード
「と言っても、飲んでみないことには効果が分かりませんからね」

ディージア
「じゃあ、ジャンケンで負けた人が最初に…」


「時は流れ…人は宿命を学ぶ。私は一つでありそれ以上である。…私はあなた方が知っていて、見て、行ってきたことだ。さて、私は何者だか答えなさい?」





ファロウ
「うおっと、泉が喋ったぞ!」

メタル
「これはもしや…リドルというやつか?」

トシ
「こんな所で唐突だな」

アイス
「何だろう…。過去とかかな?」


「違う…」

ディージア
「影!戦い!宝!…違う?じゃあ…」

メタル
「少しは考えてから答えろ」

トシ
「うーん、うーん…」

ルガード
「答えは『経験』ですね」


「そう、私は…」

メタル
「正解だったみたいだな」

トシ
「おお!知性が5くらい上がった気がするぞ!」

アイス
「これは、ありがたいボーナスね」

ファロウ
「しかし納得のいかない答えだな。こんなの何とでも答えられるぜ」

ディージア
「悪問よ悪問」

ルガード
「あなた達も、もう少し知性が上がれば分かるようになりますよ(知性73)」

ディージア
「ぐぬぬ…!(知性45)」

ファロウ
「けっ、俺はそんなに低くないぞ(知性65)」

メタル
「ま…まあ、知性の話はもういいだろう(知性50)。そこにある家がファズファスのポーションパレスのようだから、入ってみよう」





アイス
「店主らしきトリニーがいるわ。この人がファズファスさんかな?」

ファズファス
「はにゃああ!ふにゃぁー!」

トシ
「何やってんだ…?」





ファロウ
「うおお!…ば…爆発した!」

ファズファス
「ああ・・・これは…何が起こったかね?ありゃりゃ、これ見てくれ。このザマだ。オリは新しいポーションを作ろうとしていたのに。どこかで1つ手順を抜か したようね。2つかも…いや5つくらい抜かしたかな?ああ、とにかくアンタたちを歓迎するね。オリはファズファス。魔法のマスターで、ここはオリの店だか ンね」

ルガード
「ずいぶんと危なっかしい魔法のマスターですね」

アイス
「確か、アルニカの酒場のへ・リから、この人によろしく伝えておいてほしいって言われてたわね」

ファズファス
「アルニカは大きな町だヨ。よく買い物に行ったものさ。オリのポーションは世界中で有名なンよ。でも、今は行けない。トルーパーやラパクスがいて、オリみ たいな奴は危なくて行けナイ」

ファロウ
「ラパクスって…あの武器屋のアントンか。ちゃんとした武器屋みたいだから、さすがに襲ったりはしないだろ…」

ファズファス
「連中に会ったかい?ケチで邪悪な連中!自分達のことしか考えない。でも、チーフ・ガリがオリたちを守ってくれているンよ」

メタル
「町の中にはパトロールも大勢いたし、何よりこんな場所だし、町の防備はちゃんとしてそうだな」

ファズファス
「ここには色々あるンよ。トリントンはみんなが思っているより大きな町。大地から見たら一本の木だけンど、上に登ると大きな町があるのさ。第7の大枝につ いてもっと知りたいんなら、実際に行ってみる方が早いよ」

ルガード
「第7の大枝とは…?」

ファズファス
「そう、第7の大枝は幻影なんだよ!そこはアンタ達の肉体が行ける所じゃないかンね。精神が行く所さ。トリニーはそこに行って、自分の運命を見るんだ。試 してみるといいよ!2つのアイテムさえ準備しておけば簡単さ。1つめはズーズーの花びらで、この周辺に生えている。2つめはミステリー・ポーションという 特別なポーションが必要なンよ。シャーマンは誰にでも現れる訳ではないけど、アンタ達には現れるかもしンないよ」

ディージア
「なんか、よく分からない話ね。シャーマンって誰なの?」

ファズファス
「彼が誰だか知らないのかい?勉強がたりないなぁー!マーテンの財宝の監視者なンよ」

メタル
「マーテン…彼のことで知っていることを教えてくれないか?俺達はデスティネ・ドミナスの行方を追っているんだ」

ファズファス
「マーテンのことかね?彼はずっと昔にトリントンのとこに来たことあるね。デスティネ・ドミナスをハイガルディから盗んで、それを持って来たンよ。伝説で はここには長くいなかったんだって。でも、シャーマンに何かを託して、いつかは使者を送るって言ったそうだ。これは大昔の話だ」

ファロウ
「やっぱ、とっくの昔にいなくなってるみたいだぜ」

メタル
「マーテンと言えば、マーテンズブラフという場所は知っているか?今はティーラングが住んでいるらしいが…」

ファズファス
「でっかい連中が来るまで、良い場所だったよ!マーテンが生きていれば、占領されることなかったンよ。勝手な判断かもしれないけど、あんなたくさん手足が あると何か気味が悪いね」

ルガード
「そういえば、この町も一部が見慣れないネズミに占領されたと聞きましたが…」

トシ
「もしかして、そいつらはラットキンという奴らじゃないか?」

ファズファス
「そのネズミのせいでアンタ必要になっているね!連中を追い払おうとしたけど、まだ居座ってるンよ。オリはスゴイポーションを調合して、連中を空高く吹き 飛ばしてやりたいけど、必要な成分が手に入らないンよ」

メタル
「やはりか…。奴らは宇宙進出に意欲を持っていたからな。ガーディアでティーラングの宇宙船を乗っ取ったのかもしれないな」

ラットキン Rattkin
パーティーがドミナスに到着するほんの数日前にドミナスへ到着した種族で、土着の種族はラットキンについてほとんど何も知りません。
しかしティーラングとアンパニには良く知られています。
ラットキンはアンパニ、ティーラング、ダーク・サヴァントの3者戦争では重要な役割を持っています。
本質的に盗賊であり、暗殺者であるラットキンは、盗品を売っては利益を上げていて、そのような技術レベルの低い種族がなぜこの惑星まで到達できたのかは謎 です。
(マニュアルより抜粋)


アイス
「他に何か、これといった話はないかしら?」

ファズファス
「ヴィ・ドミナについての噂なら聞いてるね…」

トシ
「ヴィを知っているのか?」

ファズファス
「その女の子のこと知っているけど、話していいのかな…。シャーマンの話じゃ、彼女はフォーンザングの孫娘だそうなンよ」

ファロウ
「え?そ…そうなのか…?」

ルガード
「それで、アストラル・ドミナを手に入れる鍵と言われていたのですね」

メタル
「ともあれ、そのシャーマンという者にも会って話を聞いてみる必要があるな」

アイス
「会うために必要なミスティックポーションは、ここで販売してるみたいよ」

ディージア
「高っ!1100ゴールドもするわ!」

トシ
「うまいことカモにされてるような気もする…」











メタル
「ここは寺院のようだな」

アイス
「厳かな雰囲気だけど、特に何も無いわね」

ファロウ
「ここに巻きついてるツタが何かの役に立ちそうだから取っておこうぜ」

ディージア
「いかにもロープの代わりになりますって感じね」

ルガード
「2本のツタを繋いで、1本の長いツタにできそうですよ」

トシ
「ガーディアの山で、崖の上からツタを垂らして昇り降りしたのを思い出すな」






第3の大枝

ファロウ
「やっと第3の大枝に着いたぜ。本当にでかい木だな…」

ディージア
「狭い枝の上だってのに、そこかしこにトリニーのパトロールが歩いてて邪魔!」





アイス
「何か獣みたいな鳴き声が聞こえるわ…」

ディージア
「トリニーの鳴き声じゃないの?」

アイス
「もっとこう、大きい生き物のような…」

トシ
「うわ!この家…獣がいるぞ!」





ルガード
「『HOGARに餌を与えるな』…これはトリニーが檻の中で飼育している獣でしょうか…?」

メタル
「こっちの水槽にはワニまでいるぞ」





アイス
「どうやって、こんな木の上まで連れてきたのかしら…」

ルガード
「檻の中にアイテムが落ちているのが見えますが、これはやはり中に入らないと取れないでしょうね」

ディージア
「遠くからじゃ分からないけど、なんだか良さげなアイテムに見えるわ」

トシ
「気付かれずに取れるかな…」

ファロウ
「こういうのは得意だ。こっそりと忍び込んでアイテムを取ってこよう」

メタル
「じゃあ頼んだぞ」

ファロウ
「よーし…いい子だから、じっとしてろよ…(ガチャ)」

ファロウ
「……」

アイス
「気付かれたわ!」

トシ
「お…襲ってくる!」


<戦闘略>



メタル
「まったく、無駄な殺生をしてしまった」

ディージア
「さよなら、ボーボー…」

トシ
「開けた瞬間に気付かれたじゃねえか」

ファロウ
「ま…まあ、こんな凶暴な動物は、いずれ同じ結果になってたと思うぜ、俺は」

アイス
「こっちのワニの水槽にもアイテムがありそうよ」

トシ
「おい、この装置のレバーを引くと、中から肉が出てくるぞ」





メタル
「どうやら、ここの動物達のエサみたいだな。ここで飼育係が肉を取り出して、与えているというわけか」

ルガード
「モグモグ…腐っていて食べられたものじゃないですね」

トシ
「食うなって」

アイス
「飼育してる動物を倒して回るのは心象が悪いから、ここは後回しにしない?」

ファロウ
「じゃあ、向こうにある寺院に入ってみるか」

ディージア
「また寺院?トリニー族って、ああ見えて意外と信心深いのかな」





メタル
「表には『成長するニレ』と書いてあったが…この一番奥の木のことか?」

ディージア
「あ、花が咲いてるわ。これってファズファスが言ってたアレじゃない?」

ルガード
「ズーズーの花ですね。シャーマンに会うためにはこれが必要と言っていましたから、持っていきましょう」

トシ
「あとは、この花とミスティックポーションを持って第7の大枝に行くだけだな」






第4の大枝

メタル
「ようやく第4の大枝か…」

トシ
「ここに誰かいるんじゃなかったか?」





ファロウ
「正直、どこからどこまでが大枝の範囲なのか、さっぱり分からん」

ルガード
「向こうに家があるから、入ってみましょう」

ディージア
「トリニーの家って狭苦しいし、灯りもあんまりついてないから薄暗いのよね」





メタル
「誰もいない…」

アイス
「階段があるわ。上の階があるみたいよ」

トシ
「誰かいる気配がするぜ」

ディージア
「あれじゃない?」





ファロウ
「望遠鏡を見てるのか…?」

マドラス
「おぅ、ガリに頼まれたかネ?ずいぶん気が早いねぇ!」

トシ
「あんたがマドラスか。ネズミについての詳しい話はあんたに聞けって言われたんだけど…」

マドラス
「ガリはラパクスとの戦いだと思っているのかネ?そんなの今の問題と比べれば全然たいしたことないヨ!巨大なネズミの方が問題!とにかく大きい…君達と同 じくらいダヨ!でも、君達が来てくれたから、問題は解決した同然ネ。やってくれるかネ?」

ルガード
「解決できるかは分かりませんが、やってみましょう」

マドラス
「やったーぁ!すぐに始めてよ…」

ファロウ
「お、ポーションやスティンクボムをくれたぞ。気前いいな」

マドラス
「きっつい仕事になるよ。連中は第6の大枝全てを占拠しているんだ。駆除しようと10匹20匹と始末しても、すぐまた現れるのヨ」

ディージア
「あいつら、どこからともなく湧いてくるからね」

マドラス
「そこで、この望遠鏡で連中を観察していると…。なんとも巨大で、すっごく醜いネズミを見つけたんだヨ。ブリーダーさ。家くらい大きくて、幅は山のような のヨ。その醜いこと、醜いこと…。とにかく、そいつ等が諸悪の根源さ。そこでブリーダー達を始末してもらいたいんだ。いわば、ネズミ駆除大作戦!他の連中 は簡単に駆除できるからネ」

メタル
「なるほど…。その親ネズミを倒せば、他のネズミもこれ以上発生しなくなるというわけだな」

トシ
「異星に来てまで町を乗っ取るほど増えるだなんて、すごい繁殖力だよな」

ルガード
「ラットキンに目を付けられてしまうとは、彼らも運が無いですね」

アイス
「ラットキンの他にも、ラパクスが天敵なんでしょ?」

メタル
「そっちはどんな感じなんだ?」

マドラス
「最悪にひどい連中さ。ラパ・バキュームという、連中を吸い込む装置を発明したのだが…。基本的には、トゲのある掃除機で吸い込んで刻んじゃう装置だった けど、オペレーターが全員刻まれちゃったのよネ。あの装置はある程度は成功して、ある意味では失敗だったヨ」

アイス
「トリニーって、どこか抜けてるわ…」

ルガード
「マーテンやデスティネ・ドミナスのことは、何か知っていますか?」

マドラス
「トリニーはマーテンのこと、良く知ってるヨ。何百年も前の話だけど、彼はここに来たことあるんだヨ!いやいや、この部屋じゃなくてぇ、トリントンにさ。 デスティネ・ドミナスを盗み出したのは彼さ」

トシ
「行方は分かるか?」

マドラス
「いろんな人たちがその在処を知りたがっているネ。それがどこにあるかは知らないけど、ある場所を知っている人ならオイラも知っているヨ!お金をもらえる ともっと思い出すよ…」

メタル
「足元を見てくれるな…。ほら、これで足りるか?」

マドラス
「クロックさ!彼ならスワンプにいるけど、簡単に教えてくれないかもしれないヨ。まずは彼に気に入られるようにしないとダメだヨ」

メタル
「クロック?」

マドラス
「友達さ」

ルガード
「トリニー族のようですね。どこかに沼(スワンプ)があるのでしょう」

アイス
「デスティネ・ドミナスに関する大きな手がかりね」

メタル
「ダーク・サヴァントのことは何か知っているか?」

マドラス
「アイツのことは考えたくもないネ!ほかのトリニーも何も言わないヨ。多分、奴を怖がっているんだヨ」

メタル
「そうか…。トリニーはアルニカとも交流があるみたいだから、何か知ってると思ったんだがな」

マドラス
「オイラのいい品、あそこから仕入れてる。ハイガルディ、品物置きっぱなし、捨ててあるのよ、もったいないネ。あいつらのガラクタ、オイラのお宝、うれ ピーね!」

ファロウ
「こいつら、よくハイガルディから敵視されねーな…」

マドラス
「この間、宇宙港から不思議な銀色のボールを拾ってきたネ。でも使い方、分からないネ」

トシ
「銀色のボールって…下の枝で見つけた、このボールのことか?」





ルガード
「よく見ると、HLLという文字がありますね。あの警察署に何か関係した物かもしれません」

アイス
「アルニカに戻った時に聞いてみましょう」

メタル
「では、そろそろ行くとするか。ラットキンを追い払い、第7の大枝でシャーマンに会って、マーテンの行方を追う…。やることは多いな」


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