Wizadry8 プレイ記録 08.森の住人

モナステリー修道院




トシ
「……やっと修道院に着いた。ここまで戻るのは結構大変だったな」

ルガード
「ホイールキーは、この扉にピッタリですよ。これで修道院のリーダーが封印した武器とやらが手に入りますね」

ディージア
「シアーダンの墓とか言ってたっけ…。こんな大層に封印してあるくらいだから、よっぽど凄い物なのかしら」

メタル
「この棺の中だな…。よし、開けるぞ…!」





ファロウ
「うおおお!これは…!」

アイス
「剣と弓が入ってるわ!」





トシ
「ちゃんとした物が入ってて、少しホッとしたぜ」

ルガード
「これが封印された武器ですか…。しかし、スキル不足で鑑定できませんね。名前はおろか、武器の性能も全く分かりませんよ」

ファロウ
「さすがに強力な武器なんじゃねーのか?こんな所にあるくらいだしさ」

メタル
「この材質、刃紋、焼き…素晴らしい逸品だ。これぞ名剣と呼ぶにふさわしい」

ディージア
「ほんと?鑑定できないのに何で分かるのよ」

アイス
「効果は使って試してみるしかなさそうね」





アルニカ郊外




トシ
「この道を歩いて行けばトリントンに着くのかな」

ルガード
「モンスターも増えてきましたし、道のりは険しそうですね」

アイス
「そろそろ、敵を一掃できるような強力な魔法を覚えないと厳しいかな…」

ディージア
「あ、向こうに家があるわ。ちょっと一休みしていかない?」





ファロウ
「いや、この家も鍵がかかって入れないぜ。アルニカへ行く途中で見つけた家と同じだ」

メタル
「また野外でキャンプをするしかなさそうだな」

アイス
「そういえば、さっき修道院で見つけた剣はどう?」

メタル
「ん?まあ…もう少し武器に馴染んでスキルを上げてみないと、何ともな…」

トシ
「ずっと剣で戦ってるからスキルは十分だろ」

ディージア
「なんか、その剣イマイチじゃない?」

ファロウ
「教会のおっさんが、その武器を使う時期が来たとか何とか言ってた割には、微妙な威力だな…」

メタル
「き…きっと攻撃力以外の何かがあるんだ。何と言ってもほら、あんな所に封印されてた剣だぞ」

ルガード
「そもそも、あなたの攻撃があんまり当たらないから性能を測りづらいんですよ」

アイス
「アルニカの金庫で見つけた、アントンの呪われた剣の方が強いんじゃない?」

メタル
「だが…ロードとしては、そういう呪われた装備はイメージ的にNGっていうか…」

トシ
「そのロードってのが、いまいち強くない気もするよな」

ディージア
「完全にヴァルキリーの下位互換よね〜」

メタル
「な…なんてことを言うんだ!(薄々気にしてはいたが)伝統ある上級職だぞ!」

アイス
「(伝統はあるけど、実は昔からそんなに強くなかったような…)」

ルガード
「サムライはたまに4回攻撃ができ、ビショップは解呪と全系統の魔法が使え、レンジャーはオートスカウトと遠距離クリティカルができるようになって、ヴァ ルキリーなどは死んでも自動で復活できるのに、ロードは…」

メタル
「HPが自動で回復するんだぞ。凄いじゃないか」

トシ
「ターンごとに1ポイントとかだろ。ほとんど効果ないスピードだし、ヒーリングアイテムがあれば補えちゃうからなぁ…」

ディージア
「うわー、微妙」

ファロウ
「おい、向こうから敵が近づいてきたぞ。戦闘の準備をしようぜ」

メタル
「くっ…いいだろう、俺の力をよく見ておけ。これからが本番だ!」












メタル
「…行ったか…?」

アイス
「なんとか逃げ切ったみたいね…」

ファロウ
「ふう…このあたりの敵は強いな…」

*ちなみに、あまりにも戦闘が厳しいので、ここらで難易度をエキスパートからノーマルに切り替えました*


トシ
「HP200以上のやつ6体なんて、どう間違っても勝てそうにないぜ」

ディージア
「全然歯が立たなかったじゃない。力を見せてくれるんじゃなかったの?」

メタル
「真の強さとは、単に戦闘力が高いということではない…。争いだけで全てを解決することはできないものだ…」

ファロウ
「今のは争いで解決しなくちゃいけない場面だろ」

ルガード
「もう少し効率的なスキルや職業を考えた方がいいかもしれませんね」

トシ
「おい、みんな、あの木を見てみろよ」





アイス
「火が灯ってる…。もしかして、近くで誰かが暮らしてるの?」

メタル
「そういえば、トリニー族は木の上で暮らしてると聞いたな」

ルガード
「とすると、ここらの森一帯が彼らの居住区かもしれないですね」





マイルス
「ここは知っているかい?トリントンと言って、トリニーの町だ。連中の盗みの腕はまあまあだが、おつむの方はどうかな?連中はビスケット全部を同じ皿の中 に置くようなことはしない。ま、その意味はいずれわかるさ。それと、連中はマーテンについて何か知っているみたいだぜ」

ディージア
「どうでもいいけど、こいつどこまで着いてくるつもりなの?」

トシ
「まあ、パーティーに空きがあるうちはいいんじゃないか。マイルスの開錠能力は役立つしさ」

ヴィ
「トリントンについて2つの事を知っておかないとね。1つは、トリニーはこの星で最高の魔法を使うということ。1つは、見た目はかわいらしいのに連中とき たら、釘を打ち付けておくか、くくり付けてない限り何でも持っていくってこと。でも最近では、普段はないようなトラブルが起こっているみたいよ」

ファロウ
「あんな半漁人みたいな顔して、魔法が得意な種族だったのか」

アイス
「しかも、根っからの盗賊みたいだから注意しないとね」

メタル
「森の中は危険だから、早いところトリニーの集落を探そう」

アイス
「高い木はいっぱい立ってるけど、どこで暮らしてるのかな…」

ルガード
「あそこに一際巨大な木がありますよ」





ディージア
「これ相当な大きさよ。何フィートあるのかしら…」

トシ
「あ、木の根元にトリニーがいたぞ!」





メタル
「トリニーの警備隊のようだな。ということは、この大きな木が彼らの住処か」

アイス
「でも、どうやって木の上に登るんだろう…」

ファロウ
「おい、あそこに変な仮面をかぶった奴がいるぜ」





ガリ
「連中どこにいる?お前達にスパイするように頼んだラパクスはどこだ?仲間は何人いるのだ?直ちにトリントンを出ていけば追いかけない。しかし、依頼主に 『トリントンは渡さない』と伝えておけヨ!」

トシ
「なに言ってんだ、この仮面?」

ルガード
「我々をラパクス族の一味と勘違いしているようですね」

ディージア
「どこをどう見たら、あのバッファローマンの一味だって思うのよ!」

ガリ
「えーと…あんたラパクスに雇われているんじゃないの?それなら面白いことがある…。手伝ってくれる?」

ファロウ
「あっさりと信用したな…。門番がそんなのでいいのかよ」

アイス
「できることなら手伝うけど…。どんなことなの?」

ガリ
「そうくると思っていた!遂に神はわれわれの願いをかなえてくれたね!ネズミ共、ずいぶん長いこと町を占拠している。おまえ達、トリントンへの入場を許可 する。第4の大枝に行って、マドラスに会うといいね。彼が詳しいことを説明するよ」

トシ
「トリニーが、見たこともないような巨大なネズミに住処の木を占領されたって、アルニカでも噂で聞いたな」

ガリ
「衛兵の話じゃ、まだネズミ共は樹の上にいる。まだ退治できてないの?連中はそれほど強いとか…どぉ?」

ル ガード
「ドミナス土着の種族とは良い関係を築いておきたいところですね。それに、そのネズミには多少心当たりがありますし…」

メタル
「では、まずは情報交換といこうか。トリニー族について教えてくれないか?」

ガリ
「このガリもトリニーだ!何を聞いているか知らないけど、われわれドミナスで最も誇るべき種族!体は小さいけど、魔法はスッゴイのある。あんた達が仲間に なってくれて心強いね!」

ディー ジア
「あんまり知性的には見えないのに魔法が得意って変わってるわね」

トシ
「ダーク・サヴァントについては、何か知ってるか?」

ガリ
「ある程度は知っているね?奴が誰でどこから来たのかは知らない。奴、ネズミ共を探している。一度アルニカまで奴を尾行したことがある、でも建物の中にき えてしまった。その建物に入り口がない。詳しいことはいずれ、きっと分かるね」 ファロウ「やっぱ、あの塔には入れないみたいだな。どこかで手がかりを探 さないと…」

アイス
「デスティネ・ドミナスを盗んだマーテンが、昔このトリントンに来たって聞いたんだけど、本当なの?」

ガリ
「彼ならトリニーでは有名。トリニーのシャーマンが詳しいことを知っている。ガリ、彼の秘密を守っている!彼との契約は何百年も前にできたもの、大事にし ているよ」

メタ ル
「契約だと…?やはり、過去にマーテンと何らかのやり取りをしていたみたいだな」

ルガード
「そのシャーマンとやらに会って話を聞いてみましょう。この木の上に行けばいいんですね」 

ガリ
「気を付けて」

ヴィ
「トリニーは体こそ小さいけど、いい連中よ。子供の頃のことだけど無くした物は何処にあったと思う?たいていはトリニーが持っていたけどね」

ファロウ
「全然いい連中じゃないじゃねーか…」

トシ
「そういえば、あのネズミも泥棒が生業のような種族だったよな…」






トリントン内部




メタル
「これがトリニーの住処か…!」

トシ
「巨大な木の中をくり抜いて、それを暮らしやすいように改造してるのか。こりゃ凄い!」

ファロウ
「こんなことして、よく木が枯れないな」

ルガード
「自然と共生しているようで、あまり木には優しくない家ですよ」

メタル
「とりあえず…そのシャーマンとかいう奴か、第4の大枝にいるマドラスという者を探そう」

トシ
「木だけあって、梯子で上下のフロアを移動するようになってるみたいだぜ」

アイス
「どこがどの部屋に繋がってるのかゴチャゴチャね」





ディージア
「でも、この中って宝がいっぱいありそうじゃない?」

ルガード
「トリニーは色々な所で物を盗んでるみたいですからね。意外と目ぼしい物が隠されているかもしれません」

メタル
「じゃあ、周囲の探索は頼んだぞ、ファロウ」

ファロウ
「え?いや、俺さっき転職したから、もう無理」

メタル
「なに!?」

アイス
「転職って…もうオートスカウトの能力が使えないってこと?」

ファロウ
「ああ、ガジェッティアーに転職した。これからはモダンウェポンのスペシャリストになるぜ」

ディージア
「ちょ…ちょっと、なに勝手なことしてくれちゃってんのあんた!」

トシ
「あのオートスカウトは珍しく役に立ってたのに、何で転職しちゃったんだよ」

ファロウ
「星空を飛ぶ船や鋼鉄の兵士なんてのを目にして、何で弓矢やナイフで戦わなくちゃならないのか…。そういった事に疑問を感じて、俺は転職を決意したのさ」

アイス
「強い武器が回ってこないからスネちゃったみたいね…」

メタル
「今回の弓矢は結構便利なんだがな。まあ、レンジャーじゃなくても装備できるが」

ファロウ
「とにかく、これで今までに手に入れた用途不明のガジェットを扱えるようになったから、色んなことができると思うぜ」

ルガード
「しかし、アイテム探しは面倒になりましたね。いちいち怪しい場所で探索をするのは、結構な手間ですよ」

メタル
「いざとなればマイルスを転職させるかな」

トシ
「すっかり雑用係だな…」

アイス
「それにしても、この木の中はかなり広いわ。入口で聞いた話だと、枝がいくつにも分かれてるみたいだから、目的の場所を探すのが大変そうね」


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