Wizadry8 プレイ記録 06.散策

アイス
「ヴィの職業はヴァルキリーみたいよ」


 


トシ
「まあ、イメージ通りだな」

ディージア
「私とかぶってる!」

メタル
「じゃあ、ファロウの装備しているミスティックスピアを彼女に持たせよう。この槍は強力だから、レベルが多少低くても戦闘はバッチリだろう」

ファロウ
「え?じ…じゃあ俺は…?」

ルガード
「遠距離から弓矢でも撃っててくださいよ。レンジャーは、本来そういう職業でしょう」

アイス
「遠距離攻撃の武器は昔より使い勝手が良くなってるから大丈夫よ」

ルガード
「そうそう足手まといにはなることはないと思いますよ」

ファロウ
「余計なお世話だ!」

メタル
「さあ、酒場についたぞ、ヴィ」

ヘ・リ
「あらまあ、信じられないわ!ヴィ!ヴィ・ドミナじゃないの!」

ヴィ
「ヘ・リじゃない!とても会いたかったのよ!久しぶりね」

ヘ・ リ
「長い?そうね!あなたは一週間ほど離れるって言ったはずよ!どうしてたの?」

ヴィ
「7年よ、ヘ・リ。長い7年間だった」

へ・ リ
「一体何があったの、ヴィ?一週間と7年間じゃ、えらい違いじゃないの…」

ヴィ
「長い話になるわ。あたしは宇宙の隅から隅まで旅をしたの。想像以上のことを体験したわ」

ヘ・ リ
「大事な事はそれだけかしら…つまり…」

ヴィ
「彼の事?ダーク・サヴァントの事ね?そう、そうね…あたしも若かりし頃にずいぶんとバカな選択をしちゃったものね。サヴァントなんかと一緒にドミナスを 離れるべきじゃなかった。今となっては取り返しがつかないけどね」

ヘ・ リ
「彼ならここにいるわ、ヴィ。このドミナスにね。少なくとも私の聞いた限りではね。知ってた?」

ヴィ
「だからあたし達も、こうして戻ってきたのよ。本当は2日前にはここに着いていたんだけど、トルーパーに捕まってしまってね!それでこの人達があたしを助 けてくれたの。一息ついたら全部話してあげる。でも、まずはあたしとこの人達に飲み物を持ってきてくれないかな…」

ヘ・ リ
「これはおごりよ、ヴィ」

ヴィ
「さすが、心得てるわね!恩に着るわ、ヘ・リ!」

ヘ・ リ
「どういたしまして…」

トシ
「おお!おごってくれるのか!」

ファロウ
「…って言ってもエール1本か」

ディージア
「8人でこれは、ちょっと少なくない?」

ルガード
「あれから、何か目新しい噂はありましたか?」

ヘ・リ
「不思議に思うかもしれないけど、うわさによると、トリニーは大きなネズミに樹の1つを占拠されたそうよ。でも、大きなネズミなんてドミナスにはいないは ずなのに。どこから来たのかしらね」

トシ
「この星にはいない大きなネズミねえ…。少なからず心当たりがあるような…」

メタル
「他にこれといった情報は無いみたいだな。では、そろそろ行くか」

アイス
「次は教会へ行きましょう」







ブラフィット
「ヴィタリア・ドミナ?あなたですか?これは驚きです。とても久しぶりですね…」

ヴィ
「ああ、また会えて光栄です、ロード・ブラフィット!ここへこうして戻って来れたことを、とても幸せに思っています」

ブラフィット
「やはり、あなたはあのヴィタリアなのですね。危険を省みずに狂った男と行動を共にし、安全なドミナスを離れて宇宙を旅していた…ああ、その目は…目はど うしたのですか?」

ヴィ
「サヴァントに取られてしまいました。何故なのかはわかりません。抵抗はしたのですが、あたしの力ではあの者にはかないませんでした。あたしは未熟で愚か 者でした。それを冒険と勘違いしていたのです…」

ブラフィット
「彼はここドミナスにいるのですよ」

ヴィ
「ええ、知っています。事実、あたしはこの町を目前にして奴の手下に捕まってしまい、今まで監禁されていたのですから!この人達がいなければ、あたしはこ うして戻ってくることはできなかったでしょう!この人達があたしをガーディアから連れ出してくれました。それに、あたしが困った時にはいつでも手を貸して くれたのです」

ディー ジア
「ガーディアの時もすぐにサヴァントに捕まってて大変だったわ」

ヴィ
「どうしてサヴァントがあたしを必要としているのか、あたしにはわかりません。あたしはここで自由になれるものと思っていたのに…」

ブラフィット
「我々のせいではないのです。彼がここに塔を立て、その中にアルニカを吹き飛ばしてしまう爆弾を仕掛けたと言っています。気をつけてください。理由はよく わかりませんが、彼はあなたを必要としているようですから」

ヴィ
「あたしを信じてください。奴の思い通りにはなりません。それは、あたしだけではなく全てにおいて、です」

ブラフィット
「で、あなた達なのですね?彼女をここまで安全に連れて来て下さり、アルニカの全ての民は、あなた達に感謝致します。皆さんもサヴァントには近づかないこ とです」

ファ ロウ
「そんなに感謝するようなことでもないさ」

メタル
「ヴィがいなかったら俺達もこのドミナスには来られなかったしな」

ブラフィット
「ドミナスは変化しています。アセンションが始まって以来、多くのことが変わりました。ハイガルディは何かが違うと考えています…。我々が現在直面してい る以上のことを、我々は予期しているのです」

アイス
「たしかに、この星には色々な謎が隠されてそうね」

ディージア
「ま、どうでもいいけど、これで教会に用はないでしょ?さっさと行こうよ」

ルガード
「ヴィを助けた御礼に経験値も貰えましたし、これで一件落着ですかね」

メタル
「では、次は教会の外にあった階段から地下に行ってみよう。納骨堂に鍵があるとか何とか言ってたからな」









 


トシ
「なんだか、地下の方が綺麗だな。表よりも広いし」

アイス
「MPを回復する石像も置いてあるから便利ね」

ルガード
「扉の先が納骨堂のようですね。しかし…何かしらの気配を感じます」

メタル
「では開けるぞ…!」





トシ
「うわー、亡霊がウヨウヨしてるよ…」

ファロウ
「こういう教会の地下って、必ずと言っていいほど出るよな」

ディージア
「埋葬するなら、ちゃんと成仏させておくべきよね」

アイス
「ホーリーウォーターの呪文と聖水で一掃しておくわ」

ルガード
「奥にいる亡霊が魔法で攻撃してきますよ」





ディージア
「スローとか麻痺とか鬱陶しい攻撃ばっかりしてくるわ!」

アイス
「そろそろ状態異常を回復する呪文も覚えないと危ないわね」

トシ
「よし、俺の疾風迅雷の4回攻撃で撃破したぜ…!やっぱり武器が変わると大分違うな」

メタル
「床に鍵が落ちているぞ。これが話に聞いたホイールキーか…」





ルガード
「しかし、どこを開く鍵なのでしょうか…」

アイス
「やっぱりモナステリーの修道院じゃないの?確か、1箇所だけ開かなかった扉に円形の窪みがあったわ」

ファロウ
「アルニカを一回りしたら、戻って確かめてみようぜ」





メタル
「さて、この町でまだ行っていない所ば…」

トシ
「この銀行だな。受付がいるところを見ると、ちゃんと営業してるみたいだぜ」





ロラック
「アルニカ銀行へようこそ。ご入金ですか、それともお引き出しですか?または他のご用事でしょうか?」

アイス
「えーと、町の様子について聞きたいんですけど」

ロラック
「ここでは旅行案内は致しかねます。組合の規則でして」

メタル
「ここには、どんな客が来るんだ?」

ロラック
「お客様の個人情報を漏らすことは、私共のポリシーに反しますので」

ディージア
「融通の利かない女ね」

トシ
「どうするんだ?俺達は銀行に預金があるわけでもないから、ここに用は無さそうだぜ。彼女がパーティーに加わってくれるわけでもなさそうだし…」

ロラック
「お客様とデートすることは、規則違反ですので。それにお客様にもご迷惑がかかりますから…」

アイス
「ねえ、前に酒場と武器屋で見つけたカードキーって、もしかしたらこの銀行のカードじゃないの…?」

ルガード
「なるほど、その可能性はありますね…。この受付に見せてみましょうか」

ファロウ
「このカード、ここで使えるのかい?」

ロラック
「ありがとうございます。確認させて頂きました。金庫エリアの入口はホールの下になります。どうぞお進みください」

メタル
「おお、やったぞ!」

トシ
「おいおい、こんなにずさんな確認でいいのかよ…」

ディージア
「こっちにエレベーターがあるわ。これで金庫エリアに行けるみたいよ」

ファロウ
「む…!ちょっと待て、敵だ!」

アイス
「敵…?こんな店の中で…?」


 


ルガード
「路上を徘徊しているハイウェイマンですね。いつの間にか店に入り込んでしまったようです」

トシ
「場所を選ばず襲って来るんだな」

ファロウ
「これじゃ銀行強盗みたいだぜ」

ディージア
「あ、受付が逃げたわ」

アイス
「かなり数が多い…。銀行の守衛もいるけど、彼1人じゃ到底太刀打ちできそうにないわね」


 


メタル
「仕方がない…囲まれないように注意して戦うぞ!」








 


トシ
「ふう、やっと全部片付いた…。やっぱハイウェイマンは強いな」

メタル
「では、エレベーターに乗って金庫エリアへ行くとするか」

ファロウ
「金庫エリアってことは、色々と期待できそうだよな」

ルガード
「下の階には、ネームプレートの付いた扉がいくつかありますね。こちらがアントン、こちらがへ・リ…」


 


アイス
「それぞれの部屋が貸し金庫みたいになってるのね」

メタル
「で、このカードリーダーにカードを通せば、鍵が開くと…」


 


ディージア
「やったー!中にアイテムが置いてあるわ!」

トシ
「あの…何度も言ったけどさ、これって犯罪だよね?」

ルガード
「まあまあ、この星じゃ犯罪に当たる行為じゃないかもしれませんよ?」

ディージア
「そうよ。私達がいなかったら、さっきのハイウェイマンに銀行の守衛も殺されて根こそぎ奪われてたんだから、銀行から謝礼を受け取る権利があるわ」

ファロウ
「守衛も少ないし、カードを見ただけで通した受付も悪い。銀行の管理体制の不備を指摘してやったことになるんじゃねーのか?」

メタル
「利用者からしても、セキュリティーについて考え直すきっかけとなっただろう」

ルガード
「銀行の貸金庫に預けておけば絶対に安心…そう思っていた時期が私にもありました」

トシ
「とんでもねえ理論だ…」

アイス
「武器屋アントンの金庫には剣が置いてあるわ」


 


アイス
「武器名:ブラッドラスト…。威力も高めだし、剣スキルアップ、バーサーク効果(ダメージ2倍)が付属しているみたい。これは、なかなかの業物ね」

メタル
「ふむ…。この剣は騎士である俺にこそ相応しい」

メタル
「……(**呪われている**)」

トシ
「まあ、そんなことだろうと思ったよ」

ファロウ
「へ・リの貸金庫にあった宝もいただいておいたぜ」

ディージア
「こっちには、アンナって人の貸金庫があるわ。さすがに本人のカードが無いと開かないみたいね」

メタル
「あとは、この通路の奥か…。扉に鍵はかかってないみたいだ」

ルガード
「では、開けてみますよ…」


 


アイス
「中に何かいるわ!」

ルガード
「この銀行のガーディアンのようですね」

ディージア
「こいつ、問答無用で襲ってくるわ!」

トシ
「そりゃ当然だわな」

メタル
「うぐっ…!強い…!」


 


ファロウ
「あ、やられちまった!」

ルガード
「早めに勝負を決めないと危なそうですね…!」

ディージア
「あの弱い守衛の代わりに、こいつを上に配置しておけばいいのに」






メタル
「ふう、さっきは酷い目に遭った…」

ルガード
「何とかガーディアンを倒して、部屋にあった宝も入手しましたよ」

ディージア
「あそこは大漁だったわね。さすが銀行ってだけあるわ」

トシ
「このことがアントンやへ・リにばれたりしませんように…」

ファロウ
「さ、次はこっちに行ってみようぜ」

アイス
「この建物にはまだ入ってなかったわね。ここが入口かな…」

トシ
「うわっと!なんだこいつは!」





メタル
「待て!敵じゃなさそうだ…!」

スクラグ
「ムーク連合同盟は君達を歓迎する。これはインタラクティブ・ホログラムである。君達の安全を考慮してのことだ。構内には我々と同盟関係にある者以外は立 ち入りできない。私はスクラグのホログラムだ。ドミナス調査隊のリーダーである」

ディージア
「ムーク連合同盟…?あのムーク族のこと?」

アイス
「そういえば、ムーク族も秘宝カオス・モライリを探してドミナスを探索してるって聞いたわ」

ルガード
「彼の言う通り、ムーク連合同盟の一員として認められないと中には入れないようです。ここは後回しにしましょう」






 


トシ
「やった、開錠に成功したみたいだぞ!」

ディージア
「やるじゃん、マイルス!ファロウより確かな腕前ね」

ファロウ
「ま…まあ、なかなかの腕だな。レンジャーには開錠スキルが無くなっちゃったから、俺も本領を発揮できないのが残念だぜ…」

ルガード
「なぜかバードにはスキルが残ってましたがね」

アイス
「扉の中にはサヴァント兵が一杯よ」

メタル
「囲まれると厄介だから、門で食い止めるぞ!」

ディージア
「こいつら体力はないけど、攻撃力が高いから油断できないのよね」

トシ
「マイルスがやられた!」


 


ルガード
「彼は体力や守備力が低いから、前列に出すのは危険ですね」

ファロウ
「まあ、この激動の時代を生き残るには鍵開けだけじゃダメってことだ。俺が言いたいのはそういうことだ。分かるか、みんな?」

メタル
「よし!全部倒したぞ!」

トシ
「ふう、これだけ大勢いると苦戦するな」

アイス
「新しく覚えたファイアボールの呪文は、もう少し高いパワーレベルで唱えられるようにならないと、大したダメージにならないわ」

ルガード
「では、中に入るとしますか。マイルスも生き返らせておきましょう」

マイルス
「俺の身に何が起こったんだ…俺を見殺しにしやがったんだな!どういうつもりだ?!」

ファロウ
「甘ったれるな、自分の身は自分で守るんだ」

トシ
「おまえは後ろに隠れて弓を射ってただけだから安全だろうけどな」

ディージア
「広場に黒い船が泊まってるわ。近くに行ってみましょ」


 


「こんにちは。私はムークの宇宙船のカリストです。警戒システム作動中。不用意に接近しないで下さい。近づ くと防御システムが作動します」

メタル
「な…なんだ?ムークの宇宙船だって?」

アイス
「自動で声が出てるだけで、中に誰かがいるわけじゃなさそうよ」

ルガード
「警告に従って、あまり近づかない方がよさそうですね。向こうの建物に入ってみましょう」


 


メタル
「サヴァント兵に占領されていたということは、もう中には誰もいないかもしれないな…」

トシ
「何か手がかりになりそうな物が見つかればいいんだけどな」

アイス
「これは…」





フライトレコーダー分析ステーション
システムバージョン4.12
スロットにデータレコーダを挿入して下さい。


ルガード
「フライトレコーダーの分析機ですか。ヴィの誘拐現場で拾った、壊れたフライトレコーダーを再生できるかもしれませんね」

ファロウ
「この窪みに嵌め込めばいいんだな。よし、試してみようぜ」


ウイーン、ザッ!ジッジッジ…
フライトレコーダは破損が激しいため読み取れません。
データは復旧できません。


ディージア
「…ダメっぽいわね」

メタル
「先にこいつを修理しなくては解析は無理そうだな」

トシ
「しかし、あのムーク族がこんなに高い技術力を持ってるとはなぁ…」

ファロウ
「他には何も無いみたいだ。外にエレベーターがあったから、上の階に行ってみるか」







 


アイス
「ここにも凄そうな機械が置いてあるわ」

ルガード
「何者かによって破壊されていますね。回線もいくつか抜き取られているようです」

ディージア
「適当にいじってみたら動かないかしら…」





軌道計算中

** エラー **
トラッキング・モジュールがインストールされていません。
システムファイルにアクセスしますか?


ディー ジア
「あ、動いた!わたし才能あるかも!」

ファロウ
「とりあえず、アクセスしてみようぜ」


システムログを表示します…

呼出:Black Ship
追跡:002:21 − 追跡失敗
状態:「不明」
……
呼出:HILL Guardia I
追跡:010:34 40X:21Y:152Z ドミナス
状態:着陸許可制限

呼出:HILL Guardia I
追跡:011:34 12X:2Y:30Z ドミナス
状態:衝突 衝突 衝突
警告:システム損傷。アルニカ。

呼出:HILL Defender
追跡:011:37 − ドミナス離陸
状態:遭遇 − Black Ship

呼出:UME mk Callisto
追跡:着陸済み…
状態:地上追跡へ切替


トシ
「なんだこりゃ?」

ルガード
「宇宙船の情報でしょうか…?」

アイス
「ブラックシップって、ダーク・サヴァントの乗っている船のことね」

ディージア
「でも、他の船は名前を見ても分からないわ…」

ファロウ
「ん…?よく見ると、機械に何か書いてあるぜ…。『マジックボールに感謝。ボボはきっと気に入るよ』…だってよ。いたずら書きか?」





メタル
「肝心のムークとコンタクトが取れないから、まだまだ分からないことだらけだな…。引き続きアルニカの探索を続けよう」


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