Wizadry8 プレイ記録 03.使者




ルガード
「上の階にも人の気配はありませんね」

ファロウ
「ネズミはいっぱいいるけどな」

アイス
「このラビットラット、結構強いわ」

トシ
「ぐぬぬ…なぜサムライの俺が、ネズミごときを斬れないんだ…!」

ディージア
「その刀、ナマクラなんじゃない?いくらなんでも、ちょっと弱すぎるわ」

トシ
「ガーディアから持ってきたスコップ(ロングステムスペード)の方が攻撃力が高いってどういうことだよ…」

メタル
「こっちの部屋は、管制室か何かかな」





ルガード
「怪しげな教会のわりにはハイテクな物を使ってますね」

ファロウ
「どれ、俺がちょっと操作して…。あれ?動かないぞ」

ディージア
「こっちの装置も動かないわ」





アイス
「アクセス拒否…。ハイガルディ達が、この教会から出る時にロックをかけたのかしら…」







トシ
「なあ、この部屋の奥に人がいないか…?」




ディージア
「あ、ほんとだ。5〜6人くらいいるわ」

ルガード
「モンスターや亜人間ではなく、ヒューマンのような外見ですね」

メタル
「あれは…もしや、ハイガルディか!?」

Higardi ハイガルディ(ヒガルディ)
ハイガルディはドミナス固有の種族で、知能が高く寛容です。
技術的にも精神的にも優れている彼等は千年紀でもアセンションを計画しています。
しかし事は計画通りには進まず、ダーク・サヴァントの登場により首都であるアルニカは混乱しています。
そして今は、まだ避難してない者達だけが町に残り、ダーク・サヴァントの軍隊と絶望的な戦いをしています。
さらに悪いことに、アセンションに必要な物体であるデスティネ・ドミナスは随分前から紛失していて、いまだに見つかっていません。
(マニュアルより抜粋)


トシ
「デスティネ・ドミナスって何だっけ?」

メタル
オープニング くらい見ておけ」

アイス
「ハイガルディは皆、この教会を引き払ったって聞かなかった…?」

ファロウ
「何にせよ、こいつらから色々聞きだせるな。おおーい!」





トシ
「…って、何か様子がおかしいような…」

ルガード
「戦闘のフォーメーションを組んでいますね」

メタル
「これがハイガルディ流の挨拶なのかな?」

ディージア
「普通に襲われてるわよ。こいつら、ただの野盗なんじゃない?」

アイス
「せっかく出会ったハイガルディだけど、戦った方がよさそうね」

メタル
「くそっ…仕方がない!」






ファロウ
「ふう、そんなに強敵ではなかったな」

アイス
「ラビットラットの方が、よっぽど強かったわ」

ルガード
「しかし、自分の一族が信仰する教会を荒らすとは、どこにでも不届きな輩はいるものですね」

ディージア
「この御神体にカリスマがないんじゃないの?見るからにいかがわしい老人の石像よ」





トシ
「しかし、この顔どこかで見たことがあるような…」

ファロウ
「これってフォーンザングじゃね?」

アイス
「あ、本当だ!台座にPHOONZANGて書いてあるわ!」





ルガード
「ガーディアでさんざん目にした像ですね」

メタル
「惑星ガーディアの創始者ファーザー・フォーンザング…。ガーディアのスカイシティで聞いた伝承だと、遥か昔に一族のハイガルディを連れてガーディアを旅 立ったんだったな…」

ファロウ
「ここでも銅像建てられるくらいには崇められてたんだな」

アイス
「こっちの扉が教会の正門みたいね。ここから外に出られるわ」

トシ
「アルニカに行くには、この道を歩いていくみたいだぞ」

メタル
「他にも部屋があるみたいだから、もう少し教会の中を探索してみよう」






トシ
「ここの2階は書斎になってるのかな?」





アイス
「技術の本やマニュアルばかりね。読んでて眠くなってきたわ」

ルガード
「部屋の隅にあった箱に、どこかの鍵が入っていましたよ。一応持って行きましょう」

ファロウ
「このガラスの向こうにも、本やアイテムが見えるぜ」





メタル
「ここにあるコンピュータでガラスを開閉できそうだが、これもアクセス拒否で動作しない…」

ルガード
「ガラスはかなり頑丈ですから、さすがに破れそうにありませんよ」

ディージア
「せっかく誰もいないのに、これじゃあアイテムを持って行けないわ!」

トシ
「俺達って、さっきの野盗とやってる事が変わらないような…」







メタル
「今度はこっち側を探索だ」

ルガード
「壁に何か書いてありますよ」





ファロウ
「『瞑想のホール 魔法厳禁』…だってよ」

アイス
「呪文を使おうとすると、聖歌隊の幽霊が現れて『シィー!』と言って沈黙させられてしまうわ!」

ルガード
「そんなことをされてしまったら、呪文を使うわけにはいきませんね」

メタル
「ああ、ルールには従っておくべきだな」

ディージア
「なんか納得いかないんだけど…」

トシ
「うわー、ここも本棚でいっぱいだ」


 


メタル
「コズミックロードやフォーンザングについて書かれた本…。あとは、哲学とか形而上学とかの小難しい本ばかりだ」

アイス
「『ラパクス戦争史』、『現代における預言』、『技術とハイガルディ社会の変化』なんて本もあるわ」

ファロウ
「図書室みたいな部屋なのかな」

ルガード
「さっき拾った鍵で、ここの扉が開きましたよ」





トシ
「中は小さな倉庫みたいだな」

ディージア
「奥に宝箱があったわ!」

ファロウ
「よーし!他には何かないか?」

トシ
「ん…?これは何だ?」





ルガード
「何かの装置のようですが…いったいどうやって使うのでしょうか?」

メタル
「フム…きっと、この真ん中のダイヤルを回してスイッチを押せば装置が動くはずだ。こうやって…」

アイス
「何も動かないわ」

メタル
「おかしいな。もうちょっと目盛りを……うわっ!」

トシ
「ば…爆発した…?」

アイス
「凄い音がしたけど…本当に大丈夫…?」

メタル
「う…動かなくなった…」

ディージア
「あーあ、壊しちゃった。知―らない」

ルガード
「よく分からない物を適当にいじらないでくださいよ」

ファロウ
「これが原因でハイガルディとの関係が悪化したら、おまえのせいだからな」

メタル
「あわわ…」






トシ
「こっちにも小部屋があるぜ」

ファロウ
「なんだこりゃ?何か書いてあるぞ?」





ディージア
「『焦がすな』…って書いてあるわ」

ルガード
「この壁に何かの装置が付いていますね」

トシ
「焦がすなって…何のことだろうな」

メタル
「フム・・・きっと、この真ん中のダイヤルを回してスイッチを押せば装置が動くはずだ。こうやって…」

アイス
「何も動かないわ」

メタル
「おかしいな…。もうちょっと目盛りを……うわっ!」





トシ
「ば…爆発した…?」

アイス
「凄い音がしたけど…本当に大丈夫…?」

メタル
「う…動かなくなった…」

ディージア
「あーあ、壊しちゃった。知―らない」

ルガード
「よく分からない物を適当にいじらないでくださいよ」

ファロウ
「これが原因でハイガルディとの関係が悪化したら、おまえのせいだからな」

メタル
「あわわ…」

トシ
「ん…?中に何かが落ちてるぞ。爆発で部品が外れたのかな?」

アイス
「マイクロウェーブ・チップね…。一応持って行く?」








ファロウ
「お?この書斎のガラスが、いつの間にか割れてるぜ」





トシ
「本当だ。でも、いったいどうして…」

ルガード
「さっきの瞑想の間で装置を壊してしまった時に、遠くでガラスが割れるような音がしました。もしかしたら、それが原因かもしれませんね」

アイス
「中に本があるわ。『アセンション教団史 全32巻』…あと、これは誰かの日記ね」


君主の月25日。
ついにその時がきた。しかし、何かがとても変だ。
どの預言書にもダーク・サヴァントについては何も語っていない。
奴の出現をコズミックロードですら予知できなかったというのか?
さらに調査する必要がある。
私は教団員を情報収集のために派遣した。
近いうちに彼らと合流するつもりだ…。


メタル
「ダーク・サヴァントの出現により、色々とおかしくなっているようだな…」






メタル
「うぐ!毒のブレスが!」





トシ
「くそっ!このトカゲ、やけに強いぞ!」

ファロウ
「とう!やはり俺が手を貸さないと戦闘は厳しそうだな」

ディージア
「ふう…やっと倒した…。とんでもない生物を中庭に飼ってたもんだわ」

アイス
「中庭の先は礼拝堂みたいよ」

ルガード
「中に回復の泉くらい用意していてほしいものですね」

メタル
「ここにも敵がいるかもしれないから、用心しておくんだ」





トシ
「なあ…奥に何かいないか…?」

アイス
「ハイガルディの誰かが、まだ教会に残っているのかしら?」

メタル
「いや、こいつは…」





アレセイデス
「私はお前達を長いこと待っていた。私の名はアレセイデス。コズミック・ロードの使者としてお前達に会うよう遣わされてきた」

ファロウ
「て…敵か!?」

トシ
「あれ?なんか、こいつどこかで見たことないか?」

ディージア
「さあ…?こんな頭が透明な金属男、知り合いにいたっけ?」

アイス
「アラム城でコズミックフォージを奪っていったやつよ!」

ファロウ
「あ!思い出した!ベラが追って行った奴じゃねーか!」

アレセイデス
「お前達は、この惑星ドミナスに来た最初の者ではない。最後に到着した者だ。ティーラング、アンパニ、ムーク、ダーク・サヴァントは既に到着している。こ こに来た全ての者の目的はただ1つ、コズミックサークルへアセンションする事だ」

ルガード
「アセンション…?」

アレセイデス
「しかしアセンションするにはコズミック・ロードとして知っておくべきことを身に付けなくてはならない。生命、知識、変化、それぞれの知識を習得すること は容易ではない。誰が最初に習得するのか?誰がアセンションピークまで辿り着けるのか?それはお前達かもしれないし、サヴァントかもしれない。それとも誰 にもできないのかもしれない」

メタル
「なんだ?何のことを話しているんだ?生命、知識、変化…」

ファロウ
「どうでもいいけど、コズミックフォージ返せよ!」

アレセイデス
「結末はこの私にもわからないが、最後の候補者が到着したことをロード達に伝えておこう」





メタル
「あ!消えた…!」

アイス
「聞きたいことが一杯あったのに、一方的に喋って消えちゃったわ…」

トシ
「しかし、こんな所で再会するとはな…。こいつを追っていたベラはどうしたんだろうか…」

ディージア
「あの金属男には逆らわないほうがいいわ。問題を起こさないようにしましょう」

ファロウ
「お…おい!後ろに…!」





サヴァント・ヘンチマン
「まさかお前達はアセンションを成し遂げ、コズミック・ロードになろうというのか?」

トシ
「うお!びっくりした!なんだこいつは!?」

サヴァント・ヘンチマン
「お前達のような哀れな連中が宇宙を支配できると思っているのか?アセンションにふさわしい方は一人しかいない。それはダーク・サヴァント様だ!それを阻 止しようとすれば、サヴァント様はこの星を破壊することになるのだぞ」

ルガード
「ダーク・サヴァントの手下のようですね」

サヴァント・ヘンチマン
「アルニカへ行き、サヴァント様の塔を見るがいい。あの塔に詰まっている爆弾は、この星を吹き飛ばすことができるのだ。まあ、精々がんばることだ!とっと とここから失せるがいい。友よ、我々はいつでもお前達の動きを監視しているからな」

メタル
「こいつも消えた…」

ディージア
「何しに出てきたのよ」

ルガード
「我々に対する脅しじゃないですか?」

トシ
「奥の祭壇の上に、何かが置いてあった形跡があるぞ」





ファロウ
「こんな所に置かれていたくらいだから、かなり大事な物だったんじゃねーのか?」

アイス
「もしかして、ここにあったのがデスティネ・ドミナス…」

メタル
「そいつの行方も捜さなくてはならないな。ともあれ、これで修道院の中は全て探索したようだ。外に出て、アルニカの町とやらに向かうとするか…」


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