Wizardry #1 プレイ記録 08.ワードナ

いよいよワードナに挑むべく地下10階へと降り立つ。

しかし彼の事務所に行く前に、6回に及ぶ玄室戦闘を抜けなくてはならない。

なるべく消耗を避けるため、強敵が出たら逃げて、弱い敵が出るまで粘ることにした。
マポーフィックを唱えて出陣の準備をする。


1戦目はシーフ×3人。
こいつは楽勝だ。
それぞれ一撃で倒し、無傷で突破した。


2戦目はウィルオーウィスプ×2匹。
こいつらも弱いので楽勝。


3戦目はマスターニンジャ×2人。
これも一撃で葬る。


4戦目はマーフィーズゴースト×2人。
宝を持っていないのでいつもはスルーするが、こんな時は嬉しい相手だ。


5戦目はゴーゴン×1匹。
ブレスの前に倒せたので、こちらは無傷。いい調子だ。


6戦目はシーフ×4人、ゴーゴン×1匹、キメラ×2匹。
ブレスを吐かれると厄介なことになるが、幸いティルトウェイトが先制し、無傷で勝利。


無事、ほとんど無傷でワードナの事務所の前に辿り着くことができた。

さあ、あとは幸運を祈り全力で戦うのみだ。





そして、いよいよ事務所の扉を開ける。


先制も不意打ちもなく、戦闘となった。



お供のヴァンパイアは1匹。
これは最高に理想的な数だ。


そして、前衛が全員ワードナに攻撃、弁慶がマリクト、リフがバマツ、ポップがジルワン、の作戦で戦いが始まる。


まず弁慶のマリクトが炸裂する。
ワードナには効かなかったが、ヴァンパイアロード、ヴァンパイアにはダメージを与えられる。
しかし両方とも倒すことはできない。

続いてリフがバマツを唱える。
いいぞ、気休め程度だが死ぬ確率は下がる。

そして、Hitとカテリーナがワードナに攻撃。
共に4回ヒットの大ダメージを与えることができた。
さすがレベル16!さすがカシナートの剣!


しかしここで、ワードナの呪文・マダルトが唱えられる。
ティルトウェイトでなくて幸いだったが、それでも大ダメージを受ける。

間髪入れずに、敵ヴァンパイアがモリトを唱える。
この攻撃でポップが死亡した。
何ということであろうか!ジルワンを唱える前に死んでしまった!
これではヴァンパイアロードが残ってしまい、非常に危険な状況となる。

続いてルイージがワードナに攻撃して4回ヒットのダメージを与えるが、まだ倒すことはできなかった。
くそっ!もう少しだと思うんだが……。


そこへヴァンパイアロードのマダルトが襲い掛かかる。
強烈なダメージの中、ルイージとリフが死亡した。



かなり絶望的な状況となってしまった。

逃げ出したかったが、マロールは使えない。
Hitにマラーの冠を持たせておけばよかった……。


こうなった以上、戦うしかなくなった。


続いてのターン

まずカテリーナがヴァンパイアに攻撃して、これを撃破。

次に弁慶が行動し、自身にマディをかけることに成功。
これで首の皮一枚つながった。
彼が死んだら、もはや勝ち目はなくなってしまう。

そしてHitがワードナに渾身の攻撃をする。
この一撃でワードナは倒れた。

遂にワードナを倒した!



……が、しかし戦いはまだ終わっていない。

この後、再びヴァンパイアロードがマダルトを唱え、カテリーナが死亡。
Hitも瀕死の状態となった。

残る敵はヴァンパイアロードのみだが、こちらは重傷のHitと弁慶の2人。
まだ勝負の行方は分からない。


さらに次のターン

まず最初にヴァンパイアロードがHitに直接攻撃を仕掛けてくる。
……
……
しかしこれは当たらず。

その後、間一髪でHitにマディをかけることができた。
リフのバマツのおかげか、九死に一生を得た。


そして、このターンと次のターンのHitの攻撃で、遂にヴァンパイアロードを倒す。

全ての敵を倒した……。

我々は勝利したのだ。




もはや全滅を覚悟した戦いだった。
満身創痍の状態だったが、護符の力で町に戻る。

そして凱旋の時。
何度も見たエンディングの時だ。



例のごとく勲章を頂いた。



ついでながら死んだ仲間も全員復活に成功した。
皆ちゃんと二つの称号が付いていたので安心だ。




これで彼らは目的を達成した。

苦難の道のりが思い出となって甦る。

数多く倒した敵、

多くの財宝、

志半ばに死んでいった仲間達(ハッサンだけだが)……


それら全てが、ついに終わったのだ。

しかし、それは新たなる旅の始まりにすぎない……






と、これでシナリオ1は無事クリアとなりました。
どうなることかと思ったが、何とかワードナを倒せた。

使用したキャラクターは13人目まで、戦死者(ロスト)が1名。

やはりノーリセットにはドラマがあります。
ワードナとの最終戦などは、小説や漫画のような展開だった。

さて、標題の限定パーティーについてだが、幸いなことに最初のパーティーに僧侶が2人いた上、そのうち1人の能力が高かったため、そこまでの苦労はしなかった。

マゾなプレイヤーからすれば、ややヌルイ構成となってしまったが、こうなるのも運のみで決まることなので仕方ない。
たまたま運がよかっただけで、初期パーティーに戦士や魔術師がいない場合なども十分にあり得るし、そうなった場合には難易度は大きく変わっていただろう。


今回に関しても、魔術師が完全にいなくなるサードパーティー以降を使うことになった場合には、かなりの難易度となったことが想像される。
いや、このプレイ記録とて、初期パーティーに盗賊2人という無駄のある編成だったため、通常とはかなり違ったプレイとなった。


このような、完全に運によって決まる事項をテクニックと戦略でカバーするというのは、なかなか楽しかったように思う。

全体的にアイテムにはあまり恵まれなかったが、地下10階で一度も全滅しなかったのは、レアアイテム入手以上に奇跡的な確率だと思う。
運の悪い部分もあったが、このような幸運も同時に起こるものだ。


さて、称号を手に入れて無事クリアできたが、これで終わりではない。
題目は、あくまで「リルガミンサーガ」のプレイ記録なのだ。
#2、#3がまだ待っている。

一応計画では、順番どおり#2、#3と転送させていく予定だが、キャラの転送などはどうしようかと、ちょっと考え中。


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