Wizardry #1 プレイ記録
外伝・七人の勇者達 07
地下10階へ降り立つ。
今日が決戦の日だ。
ある意味、ワードナ戦以上に恐ろしいのが、ワードナ事務所に辿り着くまでの6つの玄室での戦闘である。
そうそう無茶な敵は出ないと思いたいが、こればかりは運によりけりだ。
あまり大ダメージを喰らったらマディを大量消費しなくてはならないし、敵が多く出たらマリクトを使わなくてはならないかもしれない。
この2つの呪文は極力温存しておきたいので、打撃だけで倒せるような敵を選ぶことも重要だ。
幸運を祈りつつ、気を引き締めて進む。
まず第1の玄室!
……
……
……
……
はい、マスターニンジャに奇襲を受けて牙大王が首を刎ねられました。
今日は日が悪いみたいで。
再び地下10階へ降り立つ。
今日こそが決戦の日だ。
幸運を祈りつつ、気を引き締めて進む。
まずは第1の玄室!
敵はシーフ×2体!
これは楽勝で撃破して通過。
第2の玄室
グレーターデーモン×5が出たので、すかさず逃走……。
全員レベル20あってもこいつは無理かもしれない。
気を取り直して再度入ると、次の相手はマスターニンジャ×2!
今度は奇襲は喰らわなかったので、呪文を織り交ぜた攻撃で、これを撃破!
第3の玄室
ここではシーフ×5を難なく撃破。
第4の玄室
ファイアジャイアント×3と戦う。
多少のダメージを喰らうが、無事に撃破。
第5の玄室
今回の相手は、シーフ×3、ゴーゴン、キメラ×3、である。
前列がゴーゴンに攻撃、後列がキメラに呪文をかける。
倒し損ねたキメラからブレスを喰らうが、微小なダメージで済んだ。
無事突破!
第6の玄室。
相手はレベル10メイジとゴーゴンが1体ずつ。
メイジにモンティノをかけつつ、分散して攻撃。
無傷でこれを撃破。
これで全ての玄室を突破することが出来た。
いよいよ次はワードナだ。
ディオスやディアルなどで全員を完治させておこう。
そしてマラーの冠も、後列で一番体力のあるシモンに持たせる。
さあ、行くぞ!
途中の通路で出会ったウィル・オー・ウィスプを景気づけに血祭りに上げ、ワードナの事務所へと向かった。
後は全力を尽くすのみだ!
ワードナの事務所の扉を蹴りあける。
……このパーティーは本当に運が悪いらしい。
何でここまで来てこんな……。
奇襲時には、ワードナもヴァンパイアロードも直接攻撃を仕掛けてくる。
ワードナの直接攻撃には、クリティカル、石化、麻痺、ドレインといった特殊効果があり、ヴァンパイアロードにも麻痺とドレインの特殊効果があるため、ダメージは低くても攻撃を受けただけで戦闘不能に陥ることになる。
もう終わったかもしれない、と思った。
まず、ヴァンパイアロードの攻撃により、牙大王が麻痺+4レベルドレインを受ける。
さらにワードナの攻撃により、牙大王が石化させられた。
ヴァンパイアの攻撃は外れた。
……
お?
攻撃を受けたのは、この戦いで最も役に立たない牙大王のみ。
哀れ牙大王は半死半生の状態だが、ピッコロ大魔王と兀突骨のツートップは未だ万全の状態である。
これは……まだいけるぞ!
諦めたらそこで試合終了だよ!
撤退はしないで、戦うことを決意した。
幸いヴァンパイアは1体だ。
戦士2人はワードナに攻撃、僧侶2人はマリクト、そしてテリーは伝家の宝刀ジルワンをヴァンパイアロードにかける、という作戦でいく。
1ターン目
ミンウ、そしてシモンのマリクトが先制して唱えられる。
ワードナに一発、ヴァンパイアロードとヴァンパイアには二発とも当たった。
ヴァンパイアロードとヴァンパイアは、この攻撃で倒れた。
牙大王から吸い取った精気によって弱ってしまったのか、思いのほか少ないダメージで倒すことができた。
そして、間髪いれずに兀突骨の攻撃がワードナに直撃!
一刀のもとにこれを斬り捨てた。
そして、誰もいなくなった中に、テリーのジルワンが響く。
あっけなく勝利した。
僅か3回の攻撃で、ワードナのパーティーは全滅したのだ。
石+麻痺+4レベルドレインを喰らった牙大王以外は無傷である。
なんだか信じられないような気分が残るが、護符の力を使って城に戻る。
これで……全てが終わった。
ということで、なんとクリアできました。
前半の僧侶リサリサ消失、後半の全滅・魔術師テリーの単独行、となかなかスリリングな展開が続きましたが、本当によくクリアできたもんです。
テリー1人になった時点で9割方ゲームオーバーだと思ったのですが、あの時だけは最高にツイてました。
今にして思っても、地下10階の第1玄室まで到達できたのは奇跡的な確率だったと思います。
代わりに、その他が全くツイていませんでしたが……まあ、クリアできたので良しとしましょう。
今回は、魔術師不在の7人のみという一風変わった条件だったゆえに、普段とはかなり違った戦略となりました。
全滅のリスクを考えてパーティーを少人数に分割したり、僧侶のマニフォやリトカンを多用したり、盗賊を盾にするためにソピックの薬を使ったり、盗賊から魔
術師という普段では絶対にやらないような無意味な転職を余儀なくされたりと、初めてやるようなことばかりだったので、なかなか目測がつきにくかった反面、
新鮮な気分で楽しめたと思います。
今回のプレイで、あらためてWiz#1のバランスや設定は優れたものだな、と感じ入りました。
このゲーム、まだまだ色々な楽しみ方がありそうです。
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