Wizardry #3 プレイ記録 ルール

転送先のシナリオ

シナリオ#1「狂王の試練場」をクリアし、いよいよ次のシナリオへの転送となりました。

リルガミンサーガでは、3つのシナリオ間での転送は自由に行うことができますが、転送元と転送先のシナリオによって、キャラクターの扱いに多少の違いがあります。


シナリオ#2「ダイヤモンドの騎士」は、オリジナルのPC版に準拠しているため、前シナリオをクリアしたキャラクターを転送することを前提とした難易度となっており、#1・#3のどちらから転送しても、レベルやステータスはそのまま引き継がれます。

シナリオ#3「リルガミンの遺産」は、#1・#2よりも後の時代という設定のため、レベル1からスタートする仕様となっています。
#1・#2のどちらから、どれだけ強力なキャラクターを転送してもレベル1に戻され、引き継がれるステータスにも上限15までとなっています。


さて標題にもある通り、最初に転送するシナリオは、#2を飛ばして#3とします。

理由としては、

・#3は#1よりもクリアレベルが低いため、#1→#2と転送するより、#3→#2と転送する方が、#2の難易度が高くなる。

・強力な敵やアイテムが数多く登場する#2と、上記の通りクリアレベルが低くアイテムや敵も地味な#3とでは、最後に#2をプレイする方が気分的に盛り上がる。


といったところです。
マゾですいません。



ルール

基本的には、これまでのルール(ノーリセット・登録ナンバー順のパーティー編成)を踏襲しますが、このシナリオは迷宮とクリア条件が特殊であるため、別途ルールを何点か設定しておく必要があります。



1.パーティー編成について

 このシナリオでは善悪の2つのパーティーを使用する必要があるため、全登録キャラを善・悪の2つグループに分け、それぞれのグループ内でパーティー編成を行うこととします。

具体的には、今回転送するキャラクターは全18人なので、ナンバー1〜9を善のグループ、ナンバー10〜18を悪のグループとなるように転送し、それぞれのグループ内で番号順に編成をします。

異なるグループ間でのメンバー入れ替えやアイテム譲渡は不可とし、友好的な敵が出た時の対応も、グループの性格に従ったものを取ることとします。



  2.クリア条件について

このシナリオでは、2つのパーティーでそれぞれの属性のキーアイテムを集めた後に最終フロアに挑み、そしてクリアアイテムを持ち帰ることでクリアとなります。

持ち帰ったパーティーには称号が授けられますが、さらに6人に追加で称号を与えることができます。

これは最終フロアの探索に参加しなかった方のパーティーメンバーに与えるためものですが、どういうわけか、この追加の称号を与える人数は、必ず「6人」でなくてはならないのです。

もう一つのパーティーで使用した人数が6人未満だった場合でも、無理矢理6人を選ばなくてはならないため、クリアとは全く関係ないキャラクターにも称号を与えなくてはならなくなります。

こうなることを回避するため、最終フロアに挑む際には次のような方法を取ることとします。

善悪の各パーティーで、それぞれキーアイテムを持って最終フロアに突入し、ル・ケブレスの間で合流してキーアイテムの受け渡しをする(編成可能となるように合計で11人以下でなくてはならない)。


どちらかのパーティーで無事クリアアイテムを入手したら、再びル・ケブレスの間で合流し、パーティーを再編成する。


この時の編成で、クリアアイテムを持たないパーティーの人数を6人にして迷宮に残してから帰還する。
そして追加の称号は、この迷宮に残った6人を選択する。

こうすることにより、最終フロアに参加した者のみに称号を与えることができます。



3.その他

最終フロアに入る前に、炎の杖・大地の杖・空気の魔除けの3つのアイテムも入手することとします。




キャラクター転送

さて、いよいよキャラクターの転送となります。
転送にあたって、性格によるグループ分けと、ナンバーの振り直しを行います。

シナリオ#1をクリアしたキャラクターの内訳は、善5人、中立7人、悪6人の合計18人です。
しかし、#1で盗賊の短刀を使用して中立の忍者となったルイージのみは、転送の際に強制的に悪の性格に変更されてしまいますので、彼を悪としてカウントすると、中立6人、悪7人となります。
ちなみに他のキャラは、転送の際に性格の変更はしません。


これらを善悪で均等のグループに分けるには、中立6人を4:2に分けることになります。

その振り分けの決め方、そして全員の登録順番の決め方には、シナリオ#1クリア時の各キャラクターの「経験値」の値を使用しようと思います。


まず中立キャラクターに関しては、経験値の「1の位」の数値が最も高い者2人を悪のグループにし、それ以外を善のグループに振り分けます。


そして、次に各グループ内での登録順の決め方です。

例えば、
経験値250000だったら2+5+0+0+0+0=7ポイント
経験値99999だったら9+9+9+9+9=45ポイント


と、いった感じで、各桁の数値を合計し、ポイントの多い者順に並べ替えます。
ポイント値が同じだった場合は、年齢の高い者が上とします。
更に年齢まで同じだった場合は、HPを除く能力合計値の高い方とします。

これで、いい感じに登録順番をシャッフルできるのではないでしょうか。



まずは転送するキャラクターの一覧。


Hit

経験値1361431 = 19ポイント


リフ

経験値1332226 = 19ポイント


弁慶

経験値 675812 = 29ポイント


ルイージ

経験値 1865173 = 31ポイント


カテリーナ

経験値 926380 = 28ポイント
1の位 = 0


ポップ

経験値 1212054 = 15ポイント
1の位 = 4


ティナ

経験値 609868 = 37ポイント


マイルス

経験値 586477 = 37ポイント


ゴリ

経験値 574945 = 34ポイント
1の位 = 5


イアナ

経験値 558298 = 37ポイント


マリオ

経験値 310659 = 24ポイント


シャミノ

経験値 431030 = 11ポイント
1の位 = 0


兀突骨

経験値 809307 = 27ポイント


ミンウ

経験値 712586 = 29ポイント


ピッコロ大魔王

経験値 808414 = 25ポイント


シモン

経験値 651606 = 24ポイント


牙大王

経験値 90733 = 22ポイント
1の位 = 3


テリー

経験値 185684 = 32ポイント
1の位 = 4


中立のキャラで経験値の1の位が最も大きかったのは戦士ゴリ、次点で魔術師ポップと魔術師テリーでした。
年齢の高いポップの方を悪のグループに入れることとします。


そして、ポイント順に並べて表にまとめると、下のようになりました。

この順番で転送して(ナンバーは転送した順となる)、この順番でのみパーティー加入が可能となります。

Gグループ

Eグループ 

Point 名前 種族 性格 職業   Point 名前 種族 性格 職業  
37 ティナ Elf 魔術師 37 マイルス Hum 戦士
37 イアナ Elf 僧侶 34 ゴリ Hum 中立 戦士
32 テリー Hum 中立 魔術師 31 ルイージ Hob 忍者
29 弁慶 Dwf 29 ミンウ Gno 僧侶
28 カテリーナ Elf 中立 27 兀突骨 Gno 戦士
22 牙大王 Dwf 中立 盗賊 25 ピッコロ大魔王 Elf 戦士
19 リフ Gno 司教 24 マリオ Hob 魔術師
19 Hit Hum 戦士 24 シモン Hum 僧侶
11 シャミノ Elf 中立 盗賊 15 ポップ Hum 中立 魔術師



善グループには最初の6人に戦士がいなく、悪グループには最初の6人に魔術師がいないという、また無茶な状況となってしまった。

#3って雑魚戦が非常にシビアなシナリオなんだけど、大丈夫なんだろうか……?



……まあ、とにかく、これでようやく転送が完了した。




では、シナリオ#3「リルガミンの遺産」を開始しよう!


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