Wizardry #1 プレイ記録 外伝・七人の勇者達 04

後半戦の準備は整った。
まずはアイテムを集めるために地下8〜9階あたりで戦うとしよう。

力17の牙大王にもショートソード+2を買い与え、前列の攻撃力は万全となった。
多少打たれ弱いが、盗賊としてはまずまずだろう。


魔術師がいないとはいえ、この辺りの敵であればロルトで十分対処できるし、ブレス攻撃の先制や敵メイジのマダルトなどを喰らわなければ、特に問題はない。


しばらく戦うと、宝箱から「?輪」を見つけた。
これは鑑定するまでもなく、マラーの冠であろう。
守備力にすぐれているだけでなく、魔術師のいないパーティーでは、この冠による移動呪文は非常に重宝する。
早々に良いものを発見したものだ。


と、調子に乗っていると、敵忍者のクリティカルでピッコロ大魔王が死亡!



いくらHPが高くとも、これだけはどうしようもない。
1人欠けただけでパーティー崩壊のきっかけとなりかねないから、常に用心しておかなくては。


また、こいつらに奇襲を喰らったため、



牙大王がドレインされてしまった。

まあ、彼なら別にいいんだけど、HPが一気に40まで下がってしまったのが痛い。
生命力はあるから、次で挽回できるはずだ。





と、上で予想した通り、牙大王が次のレベルアップで一気にHP71まで上昇。
オヤジ凄ぇぜ!


しばらく地下9階で戦うが、ジャイアントが全然出てきてくれないので、経験値が入らない。
アイテムも、マラーの冠が出たきりで、その後ロクなものが出ない。
その代わり、特に危険な目にも合わず、ちまちまと稼ぐことはできている。


うーむ、経験値はともかく、宝に関しては地下10階と地下9階で格段の開きがあるな。
やはり低リスクで高価な物は得られないということか。


今のところ、一度も全滅はしておらず、僧侶2人がしっかりと補助をすれば、どんな戦闘でも危なげなく勝利できている。

考えてみれば、このパーティーh魔術師がいないだけで、他のメンバーは平均以上に強いのだ。
そうそう危険な目には合わないはず。


と、妙な自信を持ち、ちょっとだけ……という軽い気持ちで地下10階へと潜ることにした。
やはり経験値と宝の誘惑には勝てないものがある。





地下10階の最初の玄室のみで戦う。
すると出るわ出るわ、ウィルオウィスプちゃんやフロストジャイアントくん。


こりゃたまらねぇ!地下9階で真面目に経験値稼ぎしてたのが馬鹿みたいだ。


と、すっかり気を良くしていると、



逃走失敗→マバディ→ダルトのコンボを喰らい、シモンが死亡。
他のメンバーも壊滅的な打撃を受ける。


何とか逃走できたが、全滅してもおかしくなかった……。

ここで全滅したら「詰み」である。
テリーがティルトウェイトでも使えない限り、救助は絶望的だ。

最近経験値稼ぎが続いたので、つい軽率な行動に出てしまったと少し反省。


これに懲りて、せめてマリクトを覚えるまでは地下9階で粘ることにした。





地下9階にて、果て無き戦いを続けていると、このあたりでは珍しい強敵が出現した。



敵の数が多いので、逃走は失敗する可能性が高い。
このメンツで逃走失敗すれば、間違いなく全滅するだろう。

とすれば戦う他ないが、手数の少ない我々は多少の犠牲を覚悟した作戦を立てなくてはならない。


まず前列全員でハイウィザードを攻撃。
そしてロルトでキマイラを攻撃し、モンティノでレベル8ビショップを封じる。
ゴーゴンには手を出せないため、ブレスの直撃を喰らう可能性が高い。
ロルトではキマイラを倒しきれないため、こちらのブレスも覚悟しなくてはならない。

全員がすみやかに行動できてもかなりのダメージは負うので、運が悪ければ悲惨なことになるかもしれない……。



戦闘開始が始まると、まず兀突骨の強烈な攻撃でハイウィザードは斬り捨てられる。

モンティノとロルトも比較的早く決まったため、味方の被害は小さく収まった。

ゴーゴンのブレス、呪文を封じそこなったビショップのモリトなどを受けるが、こちらのHPは半分も減らなかったので、次のターンできっちりトドメを刺すことができた。


ふぅ、死者を出さずに倒すことができた。
こんな風に大群で出られると、やはり手数が少ない分不利になるな……。





ついに、ピッコロ大魔王、兀突骨、ミンウがレベル13となった。

ミンウは待望のマリクトを習得!
一回しか使えないが、それでもかなり大きな戦力アップだ。




しかしながら、信じられないことにミンウはレベル13になってもマディを覚えなかった。
これだけ信仰心に特化した白魔道士だというのに、最も重要な回復呪文を覚えないとは……。


まあ、回復はシモンに任せるとして、全体攻撃呪文マリクトさえあれば、大抵の敵とは何とか戦えるだろう。


戦士2人は、現状ではロングソード+2しか揃えられないが、魔術師不在の火力不足を補うためにも、最終決戦にはカシナートか悪の剣が欲しいところだ。


最終決戦用の装備を整えるためにも、地下10階へと向かうことにした。
ボルタックで可能な限りの装備を買い集めて準備は万全だ。





さあ、戦うぜ!
地下10階!

最初の玄室は!




……と、いきなり酷い目に遭ったが、その後はまあ順調だ。
フラックは全滅のリスクが少ない心優しい敵。


しばらく最初の玄室と城を往復すると、シモンがレベル13となり無事マリクトを覚える。
マリクト×2があれば、ワードナ戦の勝機も半分くらいは見えたようなものだ。


と、そこへ、ハイマスターとハタモトのパーティーが奇襲!



首刎ねを覚悟したが、奇襲後にも無事全員が生きていた。
なめたマネしてくれちゃって……当然リベンジですよ。


思えばこれが良くなかったのだが、全員生存の状態=この後も死者を出さずに戦わなくては!と思ってしまった。

牙大王が重傷を負っていたので、シモンにマディをかけさせ、ミンウはマリクトを準備。
どうせマリクトで一掃できる相手、と思い、あろうことかレベル10メイジへのモンティノを怠ってしまったのだ。


そんな隙を突いてきたのか、先制する敵のラハリト・マダルト!
これは……ヤバイ!

さらにゴーゴンのブレスまで!

ミンウ!早くマリクトを唱えてくれ!牙大王が死んだ!

戦士達の強烈な攻撃で、敵は一撃で倒れていくが、一体二体倒しても、大勢に影響はない。


そして更に襲いかかってくる敵のラハリト……!

この攻撃でミンウは死んだと覚悟したのだが、次の瞬間マリクトが炸裂した。


一瞬で壊滅する敵パーティー。

あっという間の出来事であったが、どうやら戦闘には勝利したみたいだ……。




あれだけの攻撃を受けてよく生きていたものだ……。

ゴーゴンのHPがあと3〜4ほど高かったら、あるいは敵のラハリトがマダルトだったら、完全に終わっていたな……。

丈夫に育ってくれて本当によかった。





この時点でのパーティーの能力

No

名前

職業

Lv

種・属性

HP

コメント 

15

兀突骨 

Fig

13

Gno・E

18

13

18

18

18

15

115

あとはこいつの武器さえ手に入ればワードナに挑める

16

ミンウ 

Pri

13

Gno・E

16

7

18

17

17

12

83

マディがないのはいただけないが、HPが伸びたので安心

17

ピッコロ大魔王

Fig

13

Elf・E

18

18

12

18

18

16

117

信仰心だけが低いところが良い

18

シモン

Pri

13

Hum・E

18

18

17

18

18

14

106

高い確率の先制マリクトで無敵状態

19

牙大王

Thi

12

Dwf・N

17

10

15

18

18

8

74

前列でも十分戦える肉体派

20

テリー

Mag

8

Hum・N

14

10

11

12

15

11

44

願わくば出番は来ないでほしい


地下10階はやはり恐ろしすぎる。
これは早期決戦を挑むべきであろうか……?


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