Wizardry#5(FM-Towns)
プレイ記録07 ジグソー信託銀行


続く地下4階へは、まずは拷問部屋にあるエレベーターから行ってみる。
階段で行くと、そこまでに結構な距離を歩かないとならないので、先に近い方から探索して経験値やアイテムを稼いでおきたいという方針だ。


エレベーターで地下4階に降りると、そこは『ロングダンジョンホール』と書かれた長大な通路になっていた。

その名の通り、ここの通路はとてつもなく長い。
座標表示もすごいことになるため、マッピングしようにも対応が難しい箇所だ。
かつて方眼紙で紙マッピングしていたプレイヤー達は、さぞや苦しめられたことでしょう。

通路に固定戦闘は無いけれど、これだけ長いと途中でどうしても敵とランダムエンカウントすることになる。
地下4階の敵は、想像したとおり結構な強さである。

ここまで来ると、呪文を使ってくる敵がかなりの驚異になってくるので、ロードとビショップはモンティノを最優先で唱えることになる。
こちらの最大の攻撃呪文はいまだマハリトなので、一気に殲滅することができないのだ。


また、ブレスを吐いてくるファイアドレイクも非常に手強い。
こちらの攻撃が当たれば1〜2発で倒せるものの、体力満タン状態でブレスを吐かれるとラハリト級のダメージを受けてしまう。

ボルタック商店で買える最強の武器であるファイアーソードは炎攻撃に耐性があるため、HPの高いロードに装備させておけば死亡率はかなり下がる。
この剣は攻撃力もかなり高いので、できれば人数分欲しいところだが、宝箱から手に入る頃にはもっと強い武器があるんだろうな…。
ともあれ、パーティーの回復を一手に担っているのはロードなので、こいつだけは何とかして生き残らせる。


こうして何度か町と往復して回復しつつ奥へ進んで行くうちに、レベル12に上がった。
ここでロードが第5レベルの僧侶呪文をほぼ全て習得。
ディアルマを覚えたおかげで回復がかなり楽になったし、召喚呪文バモルディも手数の少ないパーティーには役立つことだろう。

また、宝箱から手に入る武器防具もボルタックで買い揃えられる物より強力な物が手に入り始めてきたので、ここでニンジャにもちゃんと武装させることにした。
ここまでよく裸で頑張ってこれたものだ。




長い通路の先にはダークゾーンがあり、そを抜けた広間には水たまりがあった。
ついでにムチを持ったセクシーな女性までいる。

例によって、ここも水泳ポイントとなっているが、この女に2500ゴールド払わないと泳がせてもらえないという大人向けのプールだ。
しかも、浅いレベルから順番に潜って調べていこうにも、この水たまりではダメージを受けたり麻痺させられた後に立て続けに戦闘になることが多いので、潜るたびに回復をしないと危ない。
そうすると、一度水たまりから出なくてはならず、再度潜るためにはまた2500ゴールドを払わされるのである。
この女、なかなかの商売上手だ。
水底の一歩手前のレベルでは何と石化させられてしまったので、治療するために一度町に戻ることになり、ここまで払った遊泳料と合わせてとんでもない出費になってしまった。
何百もの魔物を切り殺してきた冒険者が、なぜこんな女にヘコヘコ従って金を払わされているのか。


なんとか水底まで泳ぎ着くと、中に潜んでいた怪物ネッシーとの戦闘になる。
お供のロックベイビーも大漁だ。

サムライとビショップがマハリトで雑魚を片付け、ロードが防御呪文や回復呪文を、そしてニンジャがネッシーに攻撃する。
いい加減、ラハリト以上の攻撃呪文が無いと厳しいところ。
ここで強烈な打撃を受けてビショップが死んでしまったが、ニンジャのクリティカルでネッシーを仕留め、無事に戦闘終了。
レベルが上がってきたからか、クリティカル率も結構なものになってきた感がある。

戦闘終了後、宝箱からスケルトンキー(骸骨の鍵)を入手した。
これで、エレベーターから行けるエリアは全てのようだ。



<地下4階 エレベーター側>







続いては、上の階で青い蝋燭を使い、階段から地下4階に降りて探索する。
こちらは降り立った早々に『LOONの部屋はこちら』という標識が立っている。
上の階でも何度か目にしたルーン(LOON)とは何なのか、それはまだ謎である。


ここでも相変わらず敵には苦戦させられる。
呪文攻撃を喰らうのはある程度仕方がないが、ロード以外のメンバーのHPが軒並み低いのがきつい。
サムライもニンジャもHPはあまり伸びないから、この辺のレベルになると結構響いてくる。


しばらく進むと、『ジグソー信託銀行』なる看板が見える。
そう、今度は銀行だ。リルガミンの民は、なぜ地下にこうも色々と建てるのであろうか。

この銀行は一見すぐに行き止まりのように見えるが、各部屋の中に黒い円盤が置いてあり、それに触れることでアクセスゲートが作動して通路の先に進めるようになる、というセキュリティの高い銀行ならではの仕掛けがされている。

そして、開いた通路の行き止まりにはさらに別の円盤が置かれている。
ここに付いている謎の文字を押すことで、それぞれ対応した方角の壁が開き、その先で同じようにアクセスゲートの円盤を探す、という構造になっている。

黒い円盤の中にはアクセスゲートを開くだけではなく、警報を発してモンスターを呼んだり、顧客の預けてる保管物を入手できるものもあり、いかにも銀行といった感じだ。


こうしてジグソー銀行のセキュリティをかいくぐり、冒険者達はついに最奥部の金庫室へと辿り着く。
ここは鍵がかかっているが、地下3階で見つけた金の鍵で安全開錠。

ジグソー銀行は何も悪いことしていないのに、警備は殺されるわ預かり物は奪われるわ、さらに金庫室にまで侵入を許してしまい、銀行としての信用は完全に地に落ちてしまっただろう。
冒険者達はこの銀行に何の恨みがあるのか。


さて、広大な金庫室の中央の部屋には、二体の像と箱が置いてあった。

何か金目の物が入っていないかと箱を調べてみると、中にあったスイッチを押してしまい、それによって二体の像が目を覚ます。
このジグソー銀行の保管金そのものである、ゴールドスタチューとの戦闘だ!

この金塊、攻撃力はなかなかのものだが直接攻撃しかしてこない愚物なので、バマツを重ねがけして安全に討ち取る。
その名が示すとおり、こいつは結構な金額のゴールドを落としてくれたので、先ほどの水泳で消費した分を多少は補充できた。


戦闘終了後、部屋の中に秘密のトンネルを発見する。
ここから別のエリアへとつながっているようだが、消耗したのでひとまず町に戻ることにした。


<地下4階 ジグソー信託銀行>






ジグソー銀行から先に進む前に、レベルを13まで上げておく。
レベル13になればサムライとビショップが第4レベルの呪文を覚えるので、ラハリトやリトフェイトなどが使えるようになる。
特にリトフェイトは、罠だけでなく敵からの先制攻撃を防ぐ効果があるので、これからは半ば必須となる呪文だ。


手っ取り早く経験値を稼ぐために、エレベーターで地下5階へ向かう。
ここは現在の地下4階よりも当然敵が強いものの、エレベーターから降りた先がすぐに戦闘ポイントのある玄室になっているため、万が一のことがあっても死体の回収が容易なのだ。

ここの経験値と宝はかなり美味しく、ロングソード+2、プレートメイル+1、ブレイサー+1など、前衛を一回り強化してくれるような装備が続々手に入る。
わざわざ遠い道のりを歩いて地下4階に行くよりも効率は断然良い。


…とは言え、やばい時も当然あるけど。

まあ、やっぱこんなパーティーじゃ危険だわな…。
ビショップが宝を識別できるから金には困らなくなったけど、戦死することもそれなりに多くなってきた。



それでも何とかレベル13にまで上げた。
これで待望の第4レベル呪文を習得したわけだが…

なんと、ビショップ、サムライともにラハリトを習得せず!
リトフェイトだけは何とか覚えてくれたが、最も必要なグループ攻撃呪文を覚えないとは…。
こいつ序盤から知力18あるのに、なんでこんなに物覚えが悪いんだ…?

レベル13は、いわゆるマスターレベルというやつだが、このパーティーにとってはマスターなんてのは程遠い。
ここから先はレベルアップに必要な経験値も膨大なものになるから、ちょっと厳しくなるなぁ…。



<現時点のステータス>

名前

種・性格

LV

AC

HP

SAMURAI

Hum/N

13

0

18

16

12

16

18

17

87

18

4

装備 ロングソード+2 ターゲット+1 スケイルメイル+1 レザーサレット レザーグローブ ブレイサー
LORD

Dwf/G

13

-1

17

14

18

18

10

16

126

17

3

装備 ファイアーソード ヒーターシールド+1 プレートメイル+1 レザーサレット レザーグローブ
NINJA

Hum/G

13

-1

17

14

12

17

16

18

82

22

3

装備 バトルアクス+1 スケイルメイル+1 ブラスサレット アイアングローブ ブレイサー+1
BISHOP

Elf/G

13

4

17

18

18

14

16

10

57

17

3

装備 モーニングスター チェインメイル+1 レザーサレット レザーグローブ



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