Wizadry4 プレイ記録
10 ワードナと古の三原理
*今回は、今までに通過した場所に再度訪れるのですが、選択を間違えると即死したりアイテムを失ったりするので、セーブは頻繁に行っています。
まあ、既に突破したフロアということで……。
第百二十死 ワードナと古の三原理
いざ地下に戻ろうとマロールを唱えるも、地下10階以外はワープできないようだ。
おいおい、この呪文、今回は役に立たないのか?
道は分かっているとはいえ、再び地下10階から地下4階まで歩いて戻るのは100歳の身体には堪えるものがある。
仕方ないから、冒険者パーティーと戦ってアイテムを回収しつつ、今まで残しておいたイベントを順番に確認していくか……。
もはや、出現する冒険者などは、最初の頃のワードナ並に弱い。
さて、まずは地下9階。
ここには地獄の門なるものがある。
門の前で『デーモニックチャイム』を使うことで何かが起こるようだが、最初に来た時には、その次に使用するアイテムを持っていなかった。
とりあえず、これまでに見つけたアイテムの中から、それっぽい物を手当たり次第使っていくと……
『アラビックダイアリー』が門に反応した!
狂気の本という不確定名だけあって、この地獄の門に捧げるに相応しいアイテムだったようだ。
だが、まだ何か使う必要があるみたいだ。
続けて、ブラッドストーン、ウィッチングロッド、ブラックボックス、などなど怪しい名前のアイテムを使ったり、スペシャルパワーを解放したりしている
と……
『ブラックキャンドル』の炎で門が崩れる!
まさか、一番最初のフロアで見つけたブラックキャンドルがイベントアイテムだったとは……こいつは見落としていた。
これで、ついに地獄の門が開いたようだが、一体この中に何があるというのだろうか……?
ボス戦?
アイテム入手?
それとも……
「踏み出した先は、地獄の落とし穴"アビス"であった!
ア〜〜〜〜〜ッ
燃えてる!なんてこった!燃えてる!!!
無限とも思えるほどの長い間、地獄の業火が君の体を焼きつくし、責めさいなんだ。
そしてその責め苦もついに終わりの時を迎えた。
君はともかくも、解放されることを神に感謝しつつ、忘却の彼方、すなわち死へと落ち込んでいった。
最後に君が目にしたのは、炎の形作る樹に実った宝石でできたパイナップルであった。そして暗闇がやってきた。これこそが本物の死だろうか?永遠の安息だろ
うか?
残念!今度も間違いだ!」
…と、地獄の業火に焼かれてワードナ死亡!
ここまでやったのに死亡オチですか!
しかも、今までの中で最も詳しく描写された死に様でありました……。
そりゃ生身で炎に飛び込んだら死ぬわ。
それにしても、この地獄ことアビスの門を開く展開は、ウルティマ4の同イベントを思い起こさせる。
ウルティマ4のラストダンジョン、グレート・ステイジアン・アビスの入口を開くためには、3つの原理を象徴する『勇気の鐘』、『真実の本』、『愛のロウソ
ク』を使わなくてはならないのだけど、今回使ったアイテムといい、わざわざ『アビス』という単語を使っていることといい、まさにこれを暗示している。
このウィザードリィ4もウルティマ4も(ついでにウルティマ3も)、ホークウィンドことロー・アダムス3世が同時期にシナリオを手がけているから、共に彼
がゲーム中に登場し、共通のイベントもあると聞いたことはあるが、まさかこれだったとは……。
でも、やっとイベントが進んで元ネタも分かったけど、死なないためには、まだ他のアイテムが必要なようだ。
ミスティックソードとか出てきたりするのか?
第百二十一死 ワードナと三本の魔剣
地獄では焼き殺されてしまったが、あのイベントで1つ分かったことがあるので、地下7階へ向かう。
道中の地下8階の地雷は、ウィングブーツによって無効化されるみたいだったので、これを機にマップのすべてを回ってみたが、特に何も見つからなかった。
こんな便利なアイテムがあるなら、最初に来た時に苦労してマッピングする必要はなかったな。
続く地下7階のジグラットも、ウィングブーツのおかげで外周を歩けるようになっており、以前に届かなかったオレンジ色の浮遊物を取ることができた。
手に取ってみると、『ホパロング・キャロット』というアイテムであった。
キャロットって…ニンジン?
また、ジグラットの反対側にはこんなメッセージも。
ボッタクリ商店は、この時代にも健在なようだ。
こんな地下深くに広告飛行船を飛ばすなどという無駄に豪華な宣伝をしているところを見ると、繁盛しているのだろう。
そして、ジグラット頂上の石版に到着。
ここには、石を嵌めこむような窪みがあるが、以前は手持ちの石を入れても何も反応しなかったばかりか、雷に打たれて死んでしまった。
別のアイテムが必要なのかと思っていたが、先ほどアビスの門を開くために色々試している時に、気付いたことがあった。
ブラッドストーンやアンバードラゴンなどの石は、スペシャルパワーを解放することで、「微妙に輝いた」というメッセージが出るのだ。
この状態にした後、石版に石を3つ嵌め込む。
すると、見事に寺院が復活し、"我にささげられしこの寺院を、いにしえの姿に戻しし行いはこの剣の一つで報われよう!"と、メッセージが現れた!
どうやら、緑の剣、青の剣、琥珀の剣から、1つを選ぶことができるようだ。
ここは琥珀の剣、『ドラゴンクロー』を選択。
どうやら武器として装備できるようだが、これも後々のイベントで必要になるのだろうか?
その後、地下6階に行って回転床をグルグルしていたら、トレボーに捕まって死亡した。
戦闘ではまず負けることはないのだが、こればかりは未だに防ぎようがない。
第百二十二死 ワードナとアミュレットへの希望
地下6階には、「汝が捜し求めし物は?」と聞かれる場所がある。
そこの謎を解いてみようと、手当たり次第に答えてみると……
『アミュレット』が正解であった。
よくよく考えれば、オープニングにも表示されるような内容だな。
簡単すぎて逆に盲点だった。
で、ここで手に入ったアイテムは、『グッド・ホープ・ケープ』というマントであった。
外伝シリーズで言うところの『希望のマント』というやつだ。
これを装備すれば、アビスの業火にも耐えられる……なんてことはないかな……?
また、ここを徘徊する冒険者パーティーから、『STリンボーの指』なるアイテムを入手。
小手扱いで装備できるようだが、防御効果もスペシャルもない。
これもイベントアイテムだったりするのか?
そして、回転床をウロウロしていると、放浪の御言葉師ムロンに何度も遭遇し、ヒントを貰った。
相変わらず何のことを言ってるのか分からないような内容だが、
「ドリームペインターの生贄にはウサギがいいんだとよ」
「ドリームペインターの魂を探してみな」
という情報が気になる。
ドリームペインターというのは、地下7階のジグラットで聞いた名前だ。
あのジグラットの中央部には、未だに入れない部屋があり、そこに何かがあるのは間違いないと思われる。
うーん…ウサギ、ウサギ、何のことやら……。
といったところで、今回もトレボーに捕まって終了。
第百二十三死 ワードナと伝説のドリームペインター
地下7階のジグラットに戻って、入れない部屋の周囲を隈なく調べてみるも、やはり手がかりはない。
生贄はウサギとか言うから、わざわざボーパルバニーを召喚したのにダメだった。
ウサギとくればニンジンということで、もう1つの怪しいアイテム『ホパロング・キャロット』を装備してみるも、隠し扉などは現れず。
うーん、となるとスペシャルパワー?
このホパロング・キャロット、スペシャルパワーを解放すると、「空高く飛び上がった!」というメッセージが表示されるが、それだけで何も起こらない。
この状態でジグラットの外周を歩けないことから、ウィングブーツのように浮遊するのではなく、一瞬だけジャンプするかのような……。
と、そこまで思って閃いた。
これは、おそらく壁を飛び越えるために使うアイテムなのでは?
そういえば、ムロンもこんなことを言っていた。
このキャロットは1回SPを解放すると無くなってしまうので、何度かセーブ・ロードを繰り返して、中央の部屋の外周で試してみると……
やった!!
壁を飛び越えて部屋の中に入れるポイントが一箇所だけあった!!
ボーパルバニーも一応連れていたが、あまり関係ないような気はする!!
こうしてジグラット中央の部屋に入り、伝説のドリームペインターを見つける。
寺院を復活させた御礼に何か貰えるものと思っていたが、ここは予想に反して戦闘となる。
こちらが連れていたモンスターは弱かったけど、ドリームペインターの職業はファイターだったので、さして問題もなく呪文攻撃で撃破することができた。
あ、連れてきたウサギは、ちゃんと生贄となりました。
こうしてドリームペインターを倒すと、『ドリームペインターKA』なるアイテムを落とした。
不確定名は『羽』だったが、これがドリームペインターの魂とやらだろうか?
これで、ようやく地下7階を全て回ることができた。
なかなかに難しい謎解きだったが、怪しいアイテムが比較的少ないのと、怪しいポイントが明確だから、まだ何とかなる範囲だったように思う。
続いて、再度地下9階へ向かうことにしたが、道中でマカニトメイジによって殺された。
酸素マスクやウィングブーツなどのアイテムは、SPを解放すると一定確率で破損するようで、無防備になったワードナを窒息の空気が襲ったのだ。
SPアイテムが破損するのは従来と同じのようだ。
第百二十四死 ワードナと黄金の果実
アイテムも大分増えてきたので、再び地下9階の地獄の門へ向かった。
果たして、ドラゴンクローは神秘の剣の代わりとなるのか?
グッドホープケープやSTリンボーの指で、地獄の火炎は防げるのか?
ここで色々と装備を変えながら試してみることにすると……
地獄の炎は、君を焼き尽くすことはできず、落下は次第にゆっくりとなっていった!
見回してみると、ドリームペインターの魂が、地獄の業火の恐るべき熱さをすべて吸い込み、体を守り、浮楊のブーツが、落下の速度を緩やかにして、君の降下
を食い止めていたのだ!
そして、ついに落下が止まり、体が再び上昇を始めた。そして伸ばした手の中に、炎の樹に実った宝石のパイナップルが納まった!
そのまま昇り続け、ついに、打ち砕かれた地獄への門を通り抜けた!
そんな君をあざけるように、遥か彼方から声が響いた・・・
何か忘れていないかね?ハハハ!
なんと、いきなり正解!
持っていたドリームペインターの魂が、自動的に地獄の火炎を吸い込んでくれたようだ!
ついでに、地雷地帯を通過するために着けていたウィングブーツも役立ったようである。
ドリームペインターとアビスに何の関係があるのかは分からないが、とにかく生還したワードナは、宝石のパイナップルこと「HHG of AUNTY
OCK」を入手した。
うーむ…このアイテム何だ?
ますます分からん…どう見てもコデックスではなさそうだが……。
あと、最後の『何か忘れていないか』というメッセージが非常に気になる。
人を不安にさせないでほしい。
その後、迷宮を駆け上がって地下5・6階も一通り回ったが、ここには何もなかった。
となると、残るは地下4階だが……
この魔女の秘薬の材料が、まだ不足しているらしい。
アビスで手に入れたパイナップルとかが該当していると思ってたのだが……。
最後の『かき混ぜ器』ってのは、おそらくカシナートの剣のことだと思うけど、この階の敵をいくら倒しても落とさない。
『スペインの塗薬』ってのも、単にディオスの薬とかポーフィックの薬かと思っていたが違うようだ。
そもそも、既に持っているハズの、虫よけとかタンニン酸の正体が未だに分からない。
これは……やっぱ、地下4階のマップをちゃんと完成させないとダメかな……?
まだ踏み込んでないポイントとかも間違いなくあるから、もしかしたら、そこに材料があるのかもしれない……。
仕方ない……腹をくくるか。
こうして、ワードナは再び険しき道を歩み始めた……。
とりあえず、マッピングが完了する前にトレボーに捕まったのは言うまでもない……。
第百二十五死 ワードナ、悪夢再び
トレボーのクソ野郎に捕まる。
やっぱ、この階の完全マッピングは無理じゃ……。
第百二十六死 ワードナとロン・ウォルトウのプール
こんなメッセージが出る場所を見つけた。
ロン・ウォルトウ未記念プールだそうだ。
やっぱり、見つけてない場所があったじゃねーか!
これでスペインの塗薬か、かき混ぜ器が手に入るんだろ?
と、勢い勇んで中に飛び込む。
が、プールに入っても、上のような意味ありげなメッセージが表示されるだけで、アイテムは何も得られない。
どういうこと?
そもそも、ロン・ウォルトウって誰?
謎が謎を呼ぶ!
そして、呼んでないのにトレボーが……!
ワードナとコズミックキューブへの道
多分、行ける場所は全て行った。
一方通行とかは完全には把握してないが、少なくとも進入可能な全ての地点には足を運んだはずだ。
だが、魔女の秘薬とウォルトウのプールについては何も分からない。
この地下4階までの情報では、解けない謎なのかもしれない……。
戻れなくなるというのが不安だが、ここは先に進んでみるか?
セーブスロットが8箇所あることだし、一番下にでも予備で保存しておいて、取り返しが付かなくなったらロードするってことで……。
続く地下3階は、道中の死体のダイイングメッセージにもあった、コズミックキューブという所らしい。
入った早々に、こんなヤバそうなサインが出てくる。
どうでもいいが、この「(簡単には帰しませんよ!)」は、かの有名な「死んでしまいますよ!」と並ぶ名文句だと思います。
なんとなく、メッセージの出る場所の雰囲気も似てるし。
では、残してきたイベントが不安で仕方ないけど……このコズミックキューブに入ってみますか!
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