Wizardry #1 プレイ記録 IBM版 その3:ワードナ編




オルドゥス
「行くぞ!地下10階!」

ハーメイ
「ここから先は、全ての戦いが決戦だ!各々気を緩めるなよ!」

メネッティ
「ウガ!」

ストラッド
「さあ!第1の玄室だ!扉を開けるぞ!」





ベッス
「オワタ」

ストラッド
「う…おおおお!!」

ハーメイ
「ぐわああぁぁ!!ブ…ブレスが…!!」

メネッティ
「志を抱き、死を抱かずば迷宮の、我が身消え行く紫の霧」

オルドゥス
「おい、落ち着け!俺たちは、まだ生きているぞ!」





ハーメイ
「あれ?本当だ…1匹しかブレスを吐いてこなかったのか…?」

ベッス
「うう…俺も生きてる…本当に不幸中の幸いだ…」

ストラッド
「逃げろ!ここは出直しだ!」







ハーメイ
「ふ〜、いきなり走馬灯がよぎったぜ…。さすがに、あんな所で死んだんじゃ、今までの苦労が報われないってもんだ」

オルドゥス
「気を取り直して、もう一度行こう。さすがに、あんな事は立て続けに起こらないと思いたいが…」

ストラッド
「さあ…今度は、どうだ!?」





ベッス
「ホッ…これなら安心だ」

メネッティ
「ウシャア!!」

ストラッド
「よしよし、一発で倒したな。じゃあ、次の玄室だ!」


  


ハーメイ
「ふう…奇襲された時は驚いたが、シーフなら何てことはないな」

ベッス
「第3の玄室も、マダルトで一掃したよ」

ストラッド
「よし、次!」


  


オルドゥス
「この調子なら突破できそうだぞ!もう悪運は使い切ったみたいだ!」

ハーメイ
「次で最後の玄室だ…突入するぞ!」





ストラッド
「…ふう、一瞬シルエットに驚いたが、こいつなら容易い」

メネッティ
「ガオン!」

ベッス
「…倒した!ファイアジャイアントすら一発とは…凄いなメネ!」










ハーメイ
「ついに…ここまで来たな。長いようで、あっという間の道のりだった…」

オルドゥス
「俺は正直…こんな弱い奴等と一緒では、とても辿り着けないと思っていた…だけど…」

ストラッド
「続きは、ここにいる悪のウィザードに勝ってからだ。大丈夫、ここまで来れた俺達なら、絶対に勝てるはずだ!」

ベッス
「まあ、やばくなったらマロールで逃げるよ。俺が生きてればだけど…」

メネッティ
「グルルル…扉、開ける…!」





ハーメイ
「え!?ちょ…!あんたら落ち着いて…グワッ!」

メネッティ
「ウガッ!!」

オルドゥス
「メ…メネ!!」





ベッス
「えっと…なんで俺が前に出てるの…?」

ストラッド
「そ…そんな!!奇襲を受けて、メネとハーメイが麻痺だと!?」

オルドゥス
「まずいぞ!メネがいないと、ワードナにダメージを与えられない…!マディで治すとしても、この1ターンの遅れは致命的だ…!」

ベッス
「ダ…ダメだ…ティルトウェイトだけでは、ワードナとヴァンパイアロードは倒せない…この2人の攻撃を受けたら全滅してしまう…」

ストラッド
「メネ!動くんだ!気合で麻痺を治せ!」

メネッティ
「が…ぐ…」

ハーメイ
「み…みんな…少しは俺のことも…」

ベッス
「こうなったら仕方がない…ハマンを使う!こんな事態を想定して、転職しなくてよかった…!」

オルドゥス
「ハマンか…先に唱えることができれば、8割方、相手を無力化できるはずだが…」

ストラッド
「もしも役に立たない効果だった場合も考えて…俺はマリクトを唱えてヴァンパイアの数を減らしておこう…」





ストラッド
「まあ、気休め程度にしかならないがな…。おそらく、ハマンをしくじったら全滅するだろう…」

オルドゥス
「幸運を祈る…!」

ハーメイ
「うう…果たして…誰が一番最初に動くのか…」

メネッティ
「……」

ベッス
「ヘーアー ミームアリフヌーン… HAMAN!」





ハーメイ
「や…やった!ベッスが一番最初に動いた!」

ベッス
「引き当てたぞ!『テレポート エネミーズ』だ!」

メネッティ
「ぐご…!」

オルドゥス
「おお…ワードナとヴァンパイア達が消えていく…!」

ストラッド
「か…勝ったのか…?」

ベッス
「アミュレットが落ちている…」












ハーメイ
「見ろよ、この称号!これで、俺もすっかり近衛兵の一員だぜ!」

オルドゥス
「おまえは、この冒険で本当に何もしてなかったのにな…」

ベッス
「ハーメイは出世しそうだよ」

メネッティ
「最後の戦い…何もできなかった…」

ストラッド
「気にするな、メネ。あれは仕方がなかったさ。誰も死なずに済んで良かった」

オルドゥス
「あの時、地下10階で見つけた銀の小手を着けていれば、もしかしたら攻撃をかわせたかもしれなかったけどな…」

ハーメイ
「まあ、結局勝てたから良かったじゃないか。これも、皆で力を合わせたおかげだ」

ベッス
「最後は反則勝ちのようなものだったけどね」

ストラッド
「勝ちは勝ちさ。これをバネにして、もっと修行に励めばいい」

メネッティ
「また…冒険に出る日のために…!」


END








あっさりですが、これで終了です。
毎度のことながら違った展開となるので、Wizは面白いです。

このIBM版は、エンディングを見るまでやったのは、実は今回が初めてだったりします。
まあ、基本的には他のバージョンと同じなんですが、このバージョンならではのシビアすぎる特性値上昇率が、なかなか心地よかったです。
バグなのかもしれませんが、ノーリセットやキャラ一発作成向きですね。


あと、今回は稀に見るアイテム運の良さでしたが、あまりそれを活かせませんでした。
カシナートの剣は、結局最終戦では使えなかったし、悪の盾とか悪の兜とかも手に入ったけど、何を思ったか善のパーティーでやってたし…。
銀の小手なんて、今まででも滅多にお目にかかったことなかった代物なのに、コレクター魂には勝てず、商店の展示品となってしまいました。

やっぱ、アイテムは使ってナンボです。
ノーリセットならば、ケチケチせずに思う存分使うべきだと感じましたね。


←プレイ記録02へ   IBM-PC版Wizardry2プレイ記録へ→