Ultima Under World2 プレイ記録18 プレイコル・ロスの墓3

1

さて、プレイコル・ロスの墓3階だ。
1階で見つけた地図の破片により、このフロアのヒントがいくつかマップに書き込まれてはいるが、見るからに複雑極まりないフロアである。

まずはどちらに行ったものか迷っていると、階段の近くにシラヌスという名の幽霊を発見した。





彼はガーディアン軍の戦士で、プレイコル・ロスのホルンを探すためにこの墓に来たと言う。
そのホルンというのは、一吹きで城も揺らがし軍隊も凍り付かせるという魔法のホルンであった。
結果は見ての通りの姿であるが、シラヌスはガーディアンの指輪をしているアバタールに、彼が見つけた隠し通路を教えてくれた。
シラヌスはガーディアンから預かった鍵を持っていたが、毒に冒されて死ぬ間際に、北東の区画の水路にアル隠し部屋で息絶えてしまったそうだ。
その鍵というのは、三人組のうちの二人の部屋を開けるものだと言う。

また、プレイコル・ロスを射抜いたのは、ガーディアンのお気に入りの若き戦士ティブリスだということも教えてくれた。
ティブリスというのは、以前に会ったキローン城のロード・ティブリスのことか?
プレイコル・ロスを討ち取った功績で城主となったのであろうか。


2

地図によると、南東のエリアには『コントロールレバー』と書かれている。
このエリアに並ぶスイッチを上手く切り替えて奥に進むことで、排水量コントロールと書かれたレバーを発見した。



地図の北東部には、『この扉を開くにはコントロールレバーを引く必要あり』と書かれているため、こいつを操作しなくては先に進めないのだろう。
ガコンと作動させておく。


3

コントロールレバーを操作したので北東部に向かってみると、格子状の通路の交差点の床にスイッチが仕掛けられており、踏むと通路の向こうから炎が飛んできた。



炎のダメージは甚大で、通路も細いため避けようがない。
しかも、交差点すべてに罠が仕掛けられているため、一つ凌いでもまた次が襲ってくる。
地図のヒントには、『ここを素早く真っ直ぐに通れ』などと書かれているが、とても走り抜けて回避できる数じゃないため先に進むことができない。
うーむ、何か対策があるのだろうか…。


4

他のエリアから迂回できないものかと探索してみると、道中でブラックソードと魔法のかかった指輪を拾う。





ブラックソードは前作の最強の武器であったが、ずいぶんと無造作に落ちているも んだ。
1階で拾った石の打撃のロングソードといい、やはり強い装備は剣が優遇されてしそうな感じがするから、剣スキルも少し鍛え てみようか。
指輪の方は現在の知識では識別できなかったが、何かしら効果のありそうな感じだ。

それにしても、スイッチで開閉する通路や落とし穴、そこかしこに飛び交う火球など、ここは今までとは比にならないほど広く複雑な迷宮だ。
モンスターがほとんど出てこないことだけが救いだけど、それでも探索は困難を極める。


5

『骸骨がいっぱい、走り抜けろ』と書かれたエリアでは、注釈の通りスケルトンが大量に棲息していた。



倒しても倒しても続々と沸いてくるため、まともに戦ってもキリがない。
経験値稼ぎには良さそうだが、指示通りに走り抜けてやり過ごさなければ、床一面が骨だらけになってしまう。


6

どうしても火球トラップのダメージが大きすぎて即死してしまうので、何か方法はないもんかと攻略情報を調べてみたら、なんと、このフロアには炎のダメージをほぼ無効化する耐火の革ベストがあるとのことだった。

早速探してみると、これもまた無造作に落ちており、しかも他の武具と違い、手に取ってみても魔法がかかっているという表示がされない。



そのため、一度拾いはしたものであったが、普通の革ベストかと思って見過ごしてしまっていた。

パッと見、本当に普通の革ベストであるが、着てみると本当に炎のダメージを受けなくなっている。



この火炎吹き荒れる迷宮の中では必須のアイテムっぽいのに、ずいぶんと無茶な隠し方をしてくれるなぁ。
まあ、仮に無くても耐火の呪文とかを使えばゴリ押しできないこともないけど…。


7

シラヌスが言っていた隠し部屋は、この水路の隠し扉の奥であった。



中にはシラヌスと思われる死体があり、彼の言っていた鍵もあった。
これがあれば三人組の部屋を開けられるらしいな。




8

耐火の革鎧のおかげもあり、この大迷宮も何とか攻略し、上に昇る階段を見つけた。
いやー、ここは本当に苦労したな。



そこかしこに、ガーディアンの印章が入った指輪と骨が転がっていることから、ここに挑んだガーディアン兵が、かなりの数死んでいるようだ。


9

4階に上がると、骸骨の姿をしたリッチが待ち構えている。
彼こそが三人組の1人、モルフィウスであった。
近づくと話しかけてきたが、ただならぬオーラである。





王妃の話だと、三人組は王が死んでから暗黒に堕ちていったそうだが、彼の話す言葉は少し食い違っている。
モルフィウスはここで、プレイコル・ロスの墓に近づくガーディアンの尖兵を退けているとのことだ。

かつてプレイコル・ロスは、どうしようもないゴロツキだったモルフィウスを取り立てて側近にし、戦う目的を教えて英雄に育て上げたらしく、モルフィウスは700年経った今でも、そのことに恩義を感じているそうだ。



それなら話が早い、ここを通してくれとアバタールが頼むが、モルフィウスはアバタールのことをガーディアンの手先だと疑い、先に通してくれない。

この様子だと戦わないと先に進めなさそうな感じであったが、3階で手に入れていたシラヌスの鍵を使うことで、部屋の奥の扉が開く。
とりあえずモルフィウスはスルーして先に進む。





10

次の部屋には三人組の一人、ロード・アンブリアがいる。
彼は暗黒の魔術師と呼ばれていた男である。





彼もまた、ここでガーディアンの手先からプレイコル・ロスの宝を守っており、アバタールにも襲い掛かってきそうな気配であった。
だが、彼も先ほどのモルフィウスも少し様子がおかしい。
まるで、まだプレイコル・ロスが生きているかのような口調なのだ。

また、彼はモンデインのことを知っているようで、アバタールがブリタニアから来たと言うと、モンデインやミナクスのことを少し話してくれた。
彼が相当高位な魔術師だったということを窺わせる。




ロード・アンブリアも同じく通してくれなかったため、またシラヌスの鍵で先に進んでしまおうとしたが、今度は通路の先が宇宙になっており、鍵を使っても先に進めなくなっていた。
これはロード・アンブリアの魔法によるものだろうか。




11

ロード・アンブリアの部屋の隣には、格子状に敷かれた飛び石のエリアがあった。
この飛び石にもワープの魔法がかかっており、正しい順番で跳ばないと先に進めないという、いつもと同じようなやつだ。



どうやら、石の真ん中を踏むとワープするようなので、落ちるか落ちないかのギリギリの淵をジャンプすることで、ワープせずに向こう岸まで辿り着くことができた。
操作性が悪く何回か水に落ちてしまったので、普通に正しい順番を見つけた方が早かったかもしれないが。

向こう岸には、蝋燭と水晶が置かれたペンタグラムがあり、水晶には先ほど通路の先にあった宇宙が映っている。
これが魔法を発生させているのだろう、ということでペンタグラムから蝋燭を動かした。





戻ってみると、突然ロード・アンブリアが襲い掛かってきた。
先に進もうとする者に対しては容赦なく攻撃してくるようだ。
しかも、先ほど扉を閉め忘れていたため、モルフィウスまで来てしまったようだ。
リッチ2人を相手に、アバタールも大苦戦である。



モルフィウスの毒攻撃がなかなか強力だったが、ロード・アンブリアの火炎の呪文は耐火の革ベストのおかげで防ぐことができたため、何とか勝利することができた。
このベストが無かったら勝負にならなかっただろうな…。


12

宇宙の幻影は消えて先に進めるようになっており、続く部屋には三人組の最後の一人、女戦士レセが待ち構えていた。
歴戦の猛者達も見とれてしまう美しさだったと言われていたレセだが、既にその面影は無いようだ。





彼女は死の闘技場のアリーナで戦っていたところをプレイコル・ロスに拾われて、直属の剣客、そして愛人として仕えていたそうだ。

王妃からの命令で、プレイコル・ロスに会いに来たと告げるも、彼女も他の2人と同じく通してくれない。
もう少し王と2人だけでいさせてくれ、と泣き出しそうな顔をする。



この三人組の話からすると、プレイコル・ロスは死んではいるものの、三人組達はそれを認めることができず、その怨念だけでこのような姿になってもまだ王を守っているかのように思える。
死してなお君主に忠義を尽くすような英雄達と戦うのは気が進まないが、こちらもプレイコル・ロスに会わなくてはならない身、君たちには安らかに眠ってもらおう。


レセはこれまでの2人よりも更に強力で、アバタールよりも完全に上を行く実力であった。
後方に退きつつ魔法のワンドで火球を浴びせ、ヒットアンドアウェイで少しずつ削り、ようやく勝利することができたが、こちらの装備品にもかなりのダメージを負ってしまった。



レセは、彼女の使っていたブラックソードを残して消滅した。
これで三人組は700年の呪縛から解き放たれたのだ。


13

その先の扉をシラヌスの鍵で開け、中の鎖を引く。
これでプレイコル・ロスの墓の大扉が開いた。




14

マグマの先には陵墓があり、そこに見える亡霊はプレイコル・ロスであった。
ついに会うことができた。




プレイコル・ロスの亡霊は、穏やかにアバタールを迎えてくれた。
しかし、様子が少しおかしい。
彼はここを自分の宮廷だと思っており、自分が死んだことにも気付いていないようであった。



だが、アバタールがヘレナに遣わされてここに来たことを話しているうちに、彼も少しずつ思い出してきたようで、その姿がぼやけてくる。



プレイコル・ロスは三人組によって、まだ自分が生きているかのように思い込まされていたようだ。
だが、彼らも自分を思っての行為だったのだろうと、それを許した。
そして、皆死んでしまった真実を全てを思い出して消え行く直前に、アバタールにホルンを手渡す。



強大な力を発揮するホルンであるが、超人的な肺活量がないと吹くことができないため、プレイコル・ロスにしか扱えなかったそうだ。
そして、プレイコル・ロスは安らかに消えてゆく。


奥にある陵墓には、プレイコル・ロスの宝の数々が埋蔵されていた。



キローン城のロード・ディブリスが失ったという青い旗、魔法のかかった宝石のメイス、などなど貴重な物が沢山だ。


これで、この墓は全て探索したようで、装備品やアイテムなど、必要な物も手に入れただろうか。
いよいよ、残す世界は1つとなった。



***現時点のステータス***

LV 15
STR:23 DEX:13 INT:20
VIT:99 MANA:60

スキル

攻撃:24 守備:23
メイス:21
マナ:23 呪文:21
学問:16
軽業:8


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