Ultima Under World2 プレイ記録17 プレイコル・ロスの墓2

1

引き続き、プレイコル・ロスの墓の探索である。
こちらの通路は岩で道が塞がれていて通れないため、ロックピックで砕いて奥に進む。



ちょっと進んだら、すぐに行き止まりとなっていたが、足元に妙な石が落ちているのを見つけた。
何かと思って拾い上げると、何とブラックロックのジェムであった。



おいおい、こんな簡単に見つかってしまっていいのか…これで次の世界に行けてしまうじゃないか。
とはいえ、おそらくはこの墓の中に他の重要アイテムやイベントがあるだろうから、ひとまずはここを全て探索してしまおう。



2

ずらっと並ぶ壁のレバーは、1つ下げると別のレバーの高さが変わって手が届かなくなるため、下げる順番を考えないと全て作動させることができない。
まあ、念動力を使えば関係ないですが。





全てのレバーを下げると鍵のかかった扉が開き、中にマップの切れ端を発見。
この程度の仕掛けならば楽勝。






3

こちらの部屋には、「愚かなドロボウ猫め!ここには金目のものなど、なにもない。引っかかったな!モフィアス」という書置きが置かれているのみで、一見何も無い部屋である。



だが、よく調べると部屋の隣にもう1つ隠し扉があり、その中にマップの切れ端が落ちていた。
仕掛けを隠すための書き置きだったとは、なかなかやる。



4

ここは一面に水が敷き詰められた部屋で、水面には3本の柱が立てられている。その柱の上を跳び越えていくと、格子に閉ざされた部屋の前まで行けるが、当然のように格子には鍵がかかっている。

だが、水上の柱をよくよく見ると、1つだけ踏み板式スイッチが仕掛けられており、これを踏んでいる間は格子が開くようだ。



踏んだ足を離すと格子が再度閉ざされてしまうため、代わりに重しになる物を置くことでスイッチを作動し続けさせ、その間に自分は格子の前まで行く…という仕掛けである。

操作性の悪いこのゲームにおいて、この僅かなスペースに物を置くのは非常に難しかったため、手当たり次第に物を置いてようやくスイッチを押すことができた。




こうして開いた格子の中の部屋では、地図の切れ端だけでなく『石の打撃』の魔法がかかったロングソードもバックパックに入っていた。



いかにも強力そうな剣ではあるが、果たして剣スキル0のアバタールに使いこなすことはできるだろうか。



5

この通路には地獄蜘蛛が大量にうごめいている。



非常に強い蜘蛛であるが、温和な性質のため、こちらから手を出したり卵を盗まなければ何もしてこない。
よーし、いい子だ…オーケー、いい子だから、そこで大人しくしてるんだぞ…とアバタールは忍び足で通路を進んで行く。

すると、突如ガーディアンが現れた



『私に逆らうもの、すべて』
ガーディアンはそれだけ言って消えてしまった。
全て何なんだ…?

注意して奥に進むと、そこには地図の切れ端と、上に昇る階段が見つかった。



これで見つかった地図の切れ端は7枚。
確か8枚あるとか書いてあったから、あと1つだ。


6

その後も1階で地図の破片を探すも、残り1つがどうしても見つからなかったため、先に2階を探索することにした。
まあ、1枚くらい無くても何とかなるやろ。



上がるなり、壁のプレートに警告文が書いてある。
『この墓は彼の最後の退却地を記念して凍てつく孤独の地に建てるものなり。通行者に告ぐ。ここを通らんとする努力は報われず悲惨な運命に終わることを覚悟されたし』…とのことだ。



7

プレイコル・ロスの墓、という名のとおり、このフロアは本格的な墓になっているようだ。





フロア内では所々に名前の書かれた墓が並び、骸骨や幽霊なども闊歩している。
これらは、プレイコル・ロスの従者の成れの果ての姿であろうか。

中には話すことのできる者もおり、プレイコル・ロスは、副官が知らせを持って行った時に突如飛んできた矢に射られて死んだ、という話をしてくれた。
戦って死んだ、というわけではなさそうだ。





8

水上歩行の魔法を使い、流れが急な水路の上流に行くと、そこには狭い洞窟があり、宝石のメイスが落ちていた。



今装備している『高い威力』の魔法がかかったメイスとどちらが強いのか分からないが、一応拾ってサブウェポンにしておく。



9

墓にいたトリステロという名の幽霊は、自分の骨を無くしてしまったと言っている。



ガーディアン軍の最後の侵攻の際、宝石の斧を運んでいる最中に落盤があり、気付いたら骨が無くなっていたとのことだ。
宝石の斧は、下の階で先ほどブラックロックを拾った通路に落ちていた。
確かにロックピックで砕くような大岩がゴロゴロしていたから、落盤があったのは、そこで間違いないだろう。

1階に降りて先ほどの場所に行ってみると、宝石の斧の隣に骨が落ちている。




その骨を拾ってトリステロに渡してやると、見事に正解だったようで、彼は晴れて骨と一つになることができた。



ずいぶん不気味な姿となったが、喜んでくれてよかった。
彼は、ここに生えている植物を飲むと、寝ている時に少し幻覚を見るということを教えてくれた。



10

一番奥は王妃の墓であった。
この女王ヘレナも、当然既に死んでおり幽霊となっている。





彼女は、プレイコル・ロスが死んだという知らせを受けた時に、ツンドラの氷原の上で自決をしたそうだ。

プレイコル・ロスはガーディアンに敗れてここに倒れたが、王妃とは別の場所に葬られており、そこに辿り着くまでには数々の罠を潜り抜け、三人組の部屋を通らなければならないと言う。
三人組というのは、かつてのプレイコル・ロスの側近で、戦士のモルフィウス、魔術師のロード・ウンブリア、そしてレセという妖艶な女のことであった。
彼らはいつも王と行動を共にして王国にも多大な貢献をしていたそうだが、ガーディアンによってプレイコル・ロスが死んで王国が滅びると、その3人は昔のように戻り、それぞれ残虐な戦士、暗黒の魔術師、堕落の女王、となってしまったそうだ。

この墓で眠る者全ての安らぎのためにも、どうかプレイコル・ロスに会ってほしい、と王妃はアバタールを祝福して送り出した。





『強き者のみ入れ』と書かれた、上に昇る階段はすぐに見つかった。
どうやら、ここからが本番のようだ。







***現時点のステータス***

LV 15
STR:23 DEX:13 INT:20
VIT:99 MANA:60

スキル

攻撃:24 守備:23
メイス:21
マナ:23 呪文:21
学問:16
軽業:8


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