Ultima Under World2 プレイ記録16 プレイコル・ロスの墓1
ブリティッシュ城地下
ブリティッシュ城に戻るついでに、下水道にも足を伸ばしてみる。
目的は、この下水道で一箇所だけ開かなかったLevel3フロアの鉄の扉だ。
以前に下男チャールズが古い倉庫から見つけたとかいう鍵を使うのはここしかない、と思って差し込んでみたら、見事に予想は当たって扉は開いた。
部屋の中には赤い幽霊がいたが、襲ってこなかったのでスルーして先に進む。
すると、奥には鍵のかかった宝箱があった。
この箱は『幽霊の所有物』と表示されたので、おそらくこの幽霊を倒して鍵を手に入れるのであろうが、短気なアバタールは箱を殴って破壊して中身を取り出す。
このゲーム、こういったゴリ押しプレイができるのが魅力だ。
叩き壊した木片と共に現れたのは、なんとムーンストーン。
先の魔法大学の試験で、もう１つのムーンストーンを手に入れているので、これでゲートトラベルを設置できるようになり、大幅に移動の手間が省ける。
ただ、今回の舞台のような異次元の世界間ではワープができないようなので、使うところも限られそうではあるが。
ブリティッシュ城
用も済んだので、ブリティッシュ城に戻ってスキルを高める。
ついでに人々の話を聞くと、ガーディアンの精神攻撃は徐々に強まってきているようで、イオロも夢の中で取引を持ちかけられたと言っていた。
彼は、サーペントアイルに冒険に出ている妻グウェノの安全を保証する代わりにアバタールを裏切れ、と言われたとのこと。
イオロは断固として断ったと言うが、イオロまでこんなに揺さぶられていることを見ると、城内の人々の精神状態はそろそろ限界だろうか。
続いてニスタルに会うと、彼の新しい見解を話してくれた。
なんでも、これまでにアバタールが異世界で出会ったガーディアンの手の者の中には、このブリタニアでガーディアンが使った呪文の写しを持っている者がいるはずだとのことだ。
その呪文を解析できれば、逆のプロセスを実行してブラックロックの結合力を弱められる…と言う。
今回のニスタルは、本当に頼もしく感じる。
これまでの老害のようなイメージを大きく払拭して株を上げている。
その後、ミランダに冒険の報告をしに行くと、今度はネルソンが何やら発見したらしいから会いに行ってくれと言われる。
ニスタルといいミランダといいネルソンといい、ここの学者連中は武官達と違って頼りになる奴ばかりだ。
その足でネルソンの部屋に赴くと、中にはネルソンともう１人、パターソンが話をしていた。
パターソンもネルソンに何か用があるのか？
とりあえず優先するのはパターソンよりもアバタール様だろう、と構わずネルソンに話しかける。
ネルソンは図書館で発見したという、バタル・タームという学者の研究について嬉しそうに語ってくれた。
ネルソンの話は回りくどいが、どうもブラックロックに影響を与える方法についての研究のようである。
しかし、ネルソンが話すたびに、パターソンが会話を遮ってくる。
いったい何をそんなに慌てるような用事があるというのか。
ネルソンもネルソンで、それを退けながら説明を続ける。
パターソンは、どんどん躍起になって口を挟んでくるが、ネルソンの話はいよいよ本題に差し掛かる。
ブラックロックやエーテル空間はコントロールすることができるようで、その呪文も分かったそうだ。
そして、ネルソンがその呪文のルーンについて話そうとした時…
突如パターソンが短剣を取り出し、ネルソンの首に後ろから突き刺した！
声も立てずに倒れるネルソン…
いったい何が起こったのか？
なぜパターソンがネルソンを？
本当に刺したのか？
この突然の光景がすぐには理解できず、しばらく目を奪われていると、パターソンはアバタールにも刃を向ける。
まさか、パターソン…あんたが…
問いかけるのもむなしく、パターソンはアバタールに襲い掛かってくる。
こうなってしまっては、防衛しなければこちらが殺されてしまう。
アバタールはメイスを構えて、ためらいながらもパターソンに向かって振り下ろす。
パターソンは非力な一般市民のため、アバタールの必殺のメイスの前に脆くも倒れた。
最期に彼はガーディアンに助けを求める。
あなたに従って命令を全て実行したのに助けてくれないのか…と。
やはり、裏で糸を引いていたのはガーディアンだったか…。
パターソンは自分が皆から嫌われていると思い込み、絶望していた。
時折優しい言葉をかけていたアバタールすら信用できなくなり、孤独に陥っていたようだ。
確かに、これまでの経緯から城内のみんながパターソンを煙たがっていたことは知っていたが、彼はいつも平然としていたので、大丈夫だろうと思っていた。
だが、それは気丈に振舞っていただけだったのか…。
こうして、レディ・トリーに続いてネルソン、そしてパターソンの計３名が死んだ。
いずれもブリタニアの名士ばかりである。
一応事件は解決したが、この城内 に残した傷跡は大きく、人々は皆、ネルソンの死を悼み沈鬱なムードになっていた。
犯人のパターソンを非難する者もいたが、同じようにガーディアンからそそのかされていた者もいたため、同情的な意見も多かった。
ジュリア姐さんもパ ターソンを哀れんでいたが、姐さんは彼をここまで追い詰めた一因であることを忘れてはならない。
そして、当初容疑者として疑われていたフェリドウィンはというと、もう許してやるから、さっさと解放の手がかりを見つけろ、とアバタールに嫌味を言う。
英雄なら英雄らしく早く仕事をしたらどうなんだ、と食ってかかってくる。
アバタールの血塗られたメイスを見ても、そんな口の利き方ができるのは大したものでだ。
フェリドウィンは元々フェローシップとつながっていたこともあり、下男チャールズなどは、まだ信用していない様子であるが…。
その後、一通り城内の人々から話を聞いたが、ネルソンが最後に語ろうとしたバタル・タームのルーンについて、まだ城内では他に聞いた者はいないようだ。
おそらく、ネルソンとレディ・トリーは、何らかの核心を知ったために、ガーディアンから殺害の指示を受けたのであろう。
とりあえず、これ以上情報は得られなそうなので、スキルをトレーニングしたら次なる世界に行くことにする。
知識のスキルをトレーニングしてくれるネルソンがいなくなったのは、アバタールにとっても痛手で、今後はこのスキルを鍛えるためにキローン 城にまで行かなくてはならなくなってしまった。
1
ニスタルから魔法をかけられたジェムを使い、次なる世界に入る。
これで異次元世界も７つ目であり、そろそろ大詰めといった感じだ。
降り立った先の世界では、壁 の看板に『プレイコル・ロス 我らが国の守護者にして我らが民の魂 愛する家族と３人の同志に囲まれてここに眠る』と書かれている。
プレイコル・ロスとは、以前にキローン城の王から聞いたことがある名前だ。
ガーディアンと対立してキローンと戦争をし、敗れて死んだ王である。
その墓には強力な力を秘めたホルンが埋葬されているという話や、キローンの蒼い旗も戦場で失われたという話も聞いた。
キーとなるアイテムがいくつか見つかりそうだな。
フロアの中央から８方向に通路が伸びていたので、まずは１つ１つ潰していくとしよう。
2
水路を進むとファイヤーエレメントがいた。
遠距離から炎攻撃をしてくる強敵で、前作ではこいつらの集団にかなり苦しめられた。
ここにいるのは１匹だけだったので、難なくメイスで破砕すると、見慣れないアイテムを落とす。
拾って調べてみると、マップの切れ端のようであった。
このプレイコル・ロスの墓のLevel3の地図のようで、そのフロアのマップの一部とヒントと思われるような記述がかかれている。
だが、かなり狭い範囲しか書かれていないため、これだけでは何のことだか分からない。
同じようなマップの切れ端を探す必要がありそうだ。
3
この部屋のプレートには、『マップを探せ。今、この手で８つに裂かれた断片を集めるのだ。さもなくば、このほとんど未知の土地で死に向かうのみだ』と書かれている。
どうやら、マップの切れ端は８つあるみたいだ。
そして、文面からしてLevel3を突破するには、このマップに書かれたヒントが必要になると思われる。
なお、この部屋にいたゴーレムは襲ってくることもなく、ただ黙って立っているのみであった。
この墓の守護者か何かであろうか。
4
スケルトンがずらっと並んだ細長い部屋の奥に、例のマップらしきものが落ちている。
スケルトンは、先ほどのゴーレムと同様に襲ってくることはなかったが、奥のプレートには『油断禁物』と書かれている。
何となく予想はできたが、マップに手を伸ばすとスケルトン達が一斉に襲ってきた。
その数、１０体を超えているが、今更スケルトン程度は何てことのない敵なので、メイスをぶん回して全員粉々にする。
やはり、それぞれの切れ端を入手するのには、ちょっとした仕掛けがあるのだろう。
改めて地図の切れ端を確認すると、先ほどと同じくLevel3の地図であり、新たなマップとメッセージを書き加えられた。
まだ８分の２ではあるが、結構複雑そうなマップだ。
そして、日本語版の仕様上マップにはカタカナ入力しかできないから、ヒントのメッセージが非常に読みづらい…。
＊＊＊現時点のステータス＊＊＊
ＬＶ １５
ＳＴＲ：２３ ＤＥＸ：１３ ＩＮＴ：２０
ＶＩＴ：９９ ＭＡＮＡ：６０
スキル
攻撃：２４ 守備：２３
メイス：２１
マナ：２３ 呪文：２１
学問：１６
軽業：８
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