Ultima Under World2 プレイ記録15 死の闘技場2


1

さて、Level2のフロアに降りてちょっと歩くと、洞窟の行き止まりに墓標を見つける。



ドリクという男の墓のようだが、そんなものはどうでもいい。
肝心なのは墓の後ろに落ちていたメイスである。
手にしてみると、『高い威力』の魔法が付加された逸品であった。
これはメイス使いのアバタールにとって、ほぼ最強の装備となりそうな予感がする…大切に使おう。



2

上の居住区の荒くれ者達が危険と言うだけあり、ここは広大なだけでなく、モンスターがとても多く出現する久々のバトルダンジョンで場所であった。

ヘッドレスの大群をはじめ、



クモの大群や、



他にモンバット、ゲイザー、スケルトンなど、各種モンスターが勢揃いしていた。



だが、こちらもジョフリーの厳しい指南の下で、戦闘スキルは十分な数値となっているので、この程度の敵であれば問題なく蹴散らす。



3

ここの壁に隠されていた扉では、アースゴーレムが待ち構えていた。



かなりの強敵だったが、上手く扉を使って攻撃を防ぎ、ヒット&アウェイを繰り返して撃破する。

そして部屋に入ると、中には宝石の盾が落ちていた。



この宝石シリーズの武具は、前作では最強クラスの装備であり、おそらく今回も同様だろう。
重量は結構 あるが、これは装備しておいて損はない。


 

4



中央の広間に架けられた橋を渡り、東の高台に到達する。
その先にあった仕掛けられた扉の間を抜けると、奥には魔法使いが暮らす部屋があった。



彼の名はゾランサス、上のフロアの気性の激しい女魔道士ザリアからも、その名を聞いたマスタークラスの魔術師だ。



彼はかつて牢獄の塔で出会ったビショップと同じく、魔法の力で別の次元と交信しながら、ガーディアンと戦う術を探していると言う。
この世界も、元々は武芸に秀でた者が尊敬を集める世界ではあったが、ガーディアンの影響により、必要以上に相手を痛めつけたり、強い者が弱い者を支配する ようにまでなってしまったらしい。
暴力化された人々はガーディアンの尖兵にされ、他の世界の侵略に用いられるのだが、その中でも狂暴すぎてガーディアンでも手に負えないよう者のみが、この 闘技場に封印されているそうだ。

それならば、打倒ガーディアンのために強力してくれ!
と持ちかけると、現在は別の研究に没頭していて忙しいと、やんわり断られる。
その研究とは、魔法の精霊エアデーモンを捕らえることだそうで、概要を説明してくれた。



まず、エアデーモンを捕らえるための壷を、フィラニウムを含んだ泥とバシリスクのオイルを混合したものでコーティングし、溶岩で焼き上げる。
そして、捕らえたデーモンを解放する時にはエーテル空間の中にある『束縛の印』を使うこと、だそうだ。
それ以外の場所で解放したら死ぬ、と注意される。

じゃ、その壷を1つ分けてくれ、とずうずうしく頼むと、『死の追跡者』と呼ばれるセプターとなら交換してやるとのこと。
そのセプターは、夢について研究していたゾランサスの同僚が持っていたそうだが、ある日忽然と姿を消してしまったそうで、おそらく他の次元にいるのでは、 と言う。

なんだか面倒くさそうな取引だが、話で聞いたバシリスクのオイルは魔法大学のエーテル空間で拾っているので既に持っている。
フィラニウムを含んだ泥というのは、氷に包まれた古都アノデュノスにあるらしく、以前に幽霊からも話を聞いている。
だが、『死の追跡者』とかいうセプターは心当たりないなー。
とりあえず、先にレベル3に降る階段を見つけたので、そのまま下へ行ってしまおう。



5

レベル3も、上のフロアと同様にモンスターがわんさか出てくるダンジョンであった。



ここは強敵のリーパーが多く潜んでおり、鍛えこんだアバタールであっても油断しているとあっさりやられてしまう。
リーパーよりも強力な、地獄リーパーというふざけた名前の奴まで出てくるので、危険度は上のフロアよりもかなり大きい。






6

さらに、この隠し扉の先の部屋にはリッチがいた。
サイズも他のモンスターより大きく、いかにもといった強敵である。



こいつの唱えてくる火炎魔法の威力は絶大で、下手したら即死級のダメージを食らうが、お供のスケルトンらを上手く盾にして魔法を防ぎ、接近戦にもちこんで 辛くも撃破。
そして、リッチの残骸からHurとFlameのルーンを発見。

が、これは既に魔法大学の試験で入手済みのルーンであった。
なるほど、あの無茶なエーテル空間で見つけられなかった人への救済措置かな…。



7

道を塞ぐ岩はロックハンマークで砕いて先に進む。



先は行き止まりであったが、『高い耐久力』の魔法がかかった小手が落ちていた。
装備品もなかなか充実してきた感じだ。



8

この部屋には手前に戻されるワープ床が仕掛けらていたが、テレキネシスの魔法で脇の扉の鍵を開け、奥にあるお宝をいただいた。



まあ、斧だから不要なんだけど。



9

レベル3もおおよそ見回ったかな…といったところで、妙な部屋を発見。
表札には『ブログの家とブログの石』と書いてあり、中には1匹のトロルが暮らしていた。





このブログという名のトロルは、話しかけるなりゲームをしようと言い出す。
彼は石を集めるのが趣味で、その石を使ってゲームをするのが大好きなのだが、こんな洞窟の奥ではコウモリやクモくらいしかおらず、一緒にゲームをするには 物足りないのだそうだ。

ルールは、白い石を取ったら勝ちで、黒い石を取ったら負け、というものらしい。
なるほど、彼の部屋には白い石と黒い石が数個ずつ置いてあるから、これを使ってゲームをするのであろう。



石を拾って彼に話しかけ、ゲームとやらをやってみる。
試しに白い石をアイテムの交換ウィンドウに差し出してみたら、アバタールの勝ち、黒い石を差し出してみたら負け、となった。



どちらの石を差し出すかは自分で見て選ぶことができるため、もはやゲームでも何でもない気がするが、ブログ君はとてもご満悦で、何度もこのゲームをせがん でくる。
面倒なので、黒い石を出して負け続けてやると、彼は喜んでアバタールの友達になってくれた。
まるで幼児相手にゲームでわざと負けてあげている心境である。

晴れて友達となったブログ君に、ブラックジェムが欲しいんだけど…と話すと、ドルスタッグに頼むのを助けてやると申し出てくれた。
こんな顔して心優しい奴!






Level1 ドルスタッグの部屋

これで全て探索したと思うので、ブラックロックジェムを入手するため、闘技場のフロアに戻ってドルスタッグに会いに行った。
もう闘技場でも幾度か勝利しているので、アバタールの強さも認められているはず。



ドルスタッグに話しかけてみると、そのそばからブログが部屋に乱入してきた。
先ほどの約束どおり、友人のアバタールのために交渉の手伝いに来てくれたのだ。



ドルスタッグは、ブログを見るなり顔の傷を撫でて震えだし、ジェムを渡して逃げてしまった。
どうやら、この傷はかつてブログにやられたもののようだ。
こいつとは戦うことになるのだろうと予想していたので、こうもあっさりと手に入ってしまい肩透かしだ。




こうして、ブログのおかげでジェムを入手。
荒んだ人間が多い世界で、このトロルのなんと友情に厚いことか。





ちなみに、ドルスタッグとは戦って倒すことでジェムを入手することもできる。
部屋の中にはお供の戦士達が大勢いるため、戦いを挑むことは無謀だが、闘技場で勝ち続けて強さを認められたアバタールであれば、彼に決闘を挑むことがで き、1対1の闘いができる。



しかし、このドルスタッグは闘技場で最強の男と謳われているだけあって非常に強く、まともに戦ってはまず勝てない。
魔法使いザリアとゾギスから聞いた『ミサイルプロテクション』と『勇気』の魔法を使ってアバタールを強化することで、ようやく少し勝機が見える程度であ る。

こんな奴に勝って手傷を負わせるとは、ブログ君ハンパない強さだな。
トロルってブリタニアではザコ敵だったんだけど、こいつといい、前に牢獄の塔でゴブリンを皆殺しにしたガーグといい、この世界のトロルはデーモンよりも強 い気がする。


さて、これで死の闘技場も攻略したので、一旦ブリティッシュ城へ戻る。




***現時点のステータス***

LV 14
STR:23 DEX:13 INT:20
VIT:94 MANA:55

スキル

攻撃:21 守備:21
メイス:21
マナ:21 呪文:20
学問:13
軽業:6


←プレイ記録14へ   プレイ記録16へ→