Ultima Under World2 プレイ記録14 死の闘技場
城に帰る前に一眠りすると、またしてもガーディアンの夢を見た。
私はブリタニアで、たくさん友だちを増やしている…とのことだ。
明確には分からないが、ここで見た数々の異世界と同じく、ブリタニアも少しずつガーディアンに侵略をされているということか。
ロード・ブリティッシュ城
さて、城に戻ったところで、まずはスキルのトレーニングをする。
今作では経験値に応じて技能ポイントが増えていくようになったため、経験値の少ない序盤は全然ポイントが増えなかったが、このくらいのレベルとなると、 ちょっと戦っただけでいつの間にか技能ポイントが溜まっているのである。
続いて、戦闘や魔法関係のスキルを集中して鍛えた後、ミランダやイオロに会って現状を尋ねる。
特段変わったことはないそうだ。
人が死に物狂いで冒険してるのに、相変わらず呑気に暮らしとるねえ君達。
下男のチャールズに話しかけると、古い倉庫のチェストから鍵を見つけたと言って、アバタールに手渡してきた。
城内で特に何かの仕事がある様子もないのに、いつもブラブラしてるだけのイオロやジュリアらと比べ、この青年の何と気の効くことか。
しかし、この城でまだ鍵を使うような所はあったかな。
また、パターソンも地下室で古い巻物を見つけたそうだ。
タロラスの溶岩の近くに、秘密のフィラニウム貯蔵所があるとか書いてあったらしい。
アバタールの異世界での活躍が、この世界にも少なからず影響を与えるそうだから、あの時のタロラスでの行動によって、何かしらこの城とのつながりができた のだろうか。
しかし、パターソンですら一生懸命に冒険の手伝いをしてくれているというのに、いつもブラブラしてるだけのイオロやジュリア(略)
ともあれ、後はいつものようにニスタルからジェムに魔法をかけてもらい、次の世界へと旅たつ。
いよいよ異世界も6つ目だ。
ブラックロックの塊には8つの面があることから、残す世界はあと3つということか。
1
ブラックロックから次なる異世界に入ると、今度はいきなり洞窟の中から始まり、少し歩くと通路に人を見つけた。
彼の名はクルリナーといい、アバタールを見るなり命乞いをはじめ、どうか家来にしてください!とすがってくる。
いったい何なのか分からない。
よほどアバタールの人相が悪かったのか。
アバタールたる者、従者の1人2人いてもいいだろうと、とりあえず二つ返事でOKしておくと、彼はこの世界について教えてくれた。
ここは強さのみが絶対的な価値の暴力的な世界であり、男は常に決闘を挑まれて闘技場で戦わなくてはならないのだそうだ。
自分のような弱者は強者の餌食になるのみだから、こうやって隠れて暮らす他ないが、逆に2つ3つと決闘に勝ち続けていけば、ここでの名声は高まっていくだ ろうと言う。
さらに詳しく聞くと、この世界もやはりガーディアンが支配しており、ここは牢獄のようなものらしい。
そして、この死の闘技場で最も強いのがドルスタッグという男で、彼がブラックロックのジェムを持っているそうだ。
しかし、彼はクロスボウの達人であるばかりか、自分が闘技場で下した強者達を配下にして常に従えているから、手出しすることは難しく、もしやるなら、彼に 決闘を挑むしかないと言う。
ふーむ、なるほど…分かりやすくていいじゃないの。
2
さらに歩いていくと、また別の戦士がいた。
やあ、こんにちは!と爽やかに挨拶すると、この戦士はいきなり決闘を挑んでくる。
クルリナーが言っていたように、ここは本当に修羅の世界のようだ。
戦うアリーナを地、気、火、水の中から選べと言うので、とりあえず地のアリーナにしたら、いきなり場所が移動して決闘が始まった。
話しも通じず、いきなり襲い掛かってくるので、こちらも愛用のメイスを構える。
この戦士はなかなかの腕前で、こちらも随分とスキルが高くなっているのに、なかなか苦戦する。
強さとしてはヘッドレスや雪男よりは遥かに上であろう。
だが、それでもやはりアバタールには及ばない。数合の斬り合いの末、アバタールの冷徹なメイスの一撃により、ついに相手の戦士は力尽きる。
うむ、相手が悪かったな。
3
決闘に勝ったアバタールは、血まみれのメイスをひきずって闘技場を後にし、再び探索を続ける。
周囲には気・火・水の他のアリーナもあり、同じような戦士達がうろうろしていた。
こいつらにも決闘を挑むことができるようなので、こうやって闘技場で勝ち続けて強さを認められればいいのだな。
闘技場の中央には『敗者の殿堂』とかかれた広間があり、おびただしい数の死体が積み上がっていた。
不意に脳内にガーディアンが語りかけてくる。
「この世界は私のものだ。どうだ、気に入ったか?」とのこと。
うん…わりとアバタール向きの良い世界じゃないかな…。
4
周囲を歩いていた戦士に話しかけると、またしても決闘になった。
まったく、気性の荒い連中だ。
今度は『気のアリーナ』に入ってみた。
ここには踏むとハイジャンプする床が仕掛けられており、空中に舞いながらの戦いとなる。
が、基本は変わらないので、うまく相手を闘技場の隅に追い込んでメイスのラッシュを食らわせ、ここも難なく勝利。
これで2勝だ。
5
ここには数多くの戦士達が暮らしており、そこら中を闊歩している。
基本的には皆同じように決闘を挑んでくるが、話し方次第では友好的に接してくれる奴もいて、この世界について教えてくれたり、金を払えば武器スキルのト レーニングをしてくれる奴までいる。
クルリナーからも聞いたが、この闘技場は牢獄のようなもので、みんな地上からここに放り込まれたらしい。
その放り込まれた際の扉は北の端にあるが、ガーディアンによって封印されているため、ここから決して出ることができないそうだ。
6
だが、ここには穏やかな奴も暮らしていた。
この魔法使いのゾギスは、ここでは珍しい魔法使いである。
Flameのルーンを探しているそうなので、前に魔法大学のエセリアル空間で余分に拾ったルーンを分けてやると、お礼に戦闘能力を高めるValorの魔法 を教えてくれた。
また、このジョスパーという男は、ここで賭博業を営んでいる。
彼に金を払って闘技場で対戦相手を見つけてもらい、それに勝ったら賭け金が多く戻ってくる、というシステムのようだ。
このゲームは金に大した価値がないからイマイチ気乗りしないが、探索が終わったら一回くらい挑んでみるかな。
7
北西の区画には、話に聞いていた闘技場で最強の男、ドルスタッグがいた。
こいつがブラックロックジェムを持っているらしい。
だが、アバタールがまだ無名だからか、彼は全く相手にしてくれない。
といって、周囲には大勢の戦士がいるため、この場で戦ったら、さすがのアバタールも負けるであろう。
うっかり顔にある大きな傷のことを尋ねたら、怒鳴られて危ない状況になってしまった。
まずは、こいつと決闘を挑めるほどに認められなくてはならないわけか。
8
ここにはザリアという魔法使いの女がいた。
女ながらに気性が激しく、いつかドルスタッグを倒し、この闘技場の覇者となることを目論んでいるようだ。
とはいえ、ドルスタッグのクロスボウはかなりのものなので、ミサイルプロテクションの魔法をマスターして上手くガードするのが秘策だと言う。
この魔法に必要なルーンは持っているので、いざ戦う時には使ってみるか。
9
このフロアは一回りしたので、残った火のアリーナと水のアリーナも試してみる。
対戦相手には事欠かないから、その辺に歩いてる奴を捕まえて決闘を挑む。
火の闘技場は、溶岩の上がリングになっており、間違って落ちたら大ダメージを受けてしまう。
だが、そんなに激しく動き回らなければ、十分に動ける広さなので問題はない。
そして水の闘技場は、水というか氷の床のため、ツルツル滑って上手く戦えない。
だが相手はそんなことお構いなしなので、なかなか理不尽である。
ともあれ、これで闘技場では合計4勝した。
もう強者として認められてることだろうが、まずは探索を進めよう。
北西部に下り階段を見つけたので、次はそこに降りてみる。
***現時点のステータス***
LV 13
STR:23 DEX:13 INT:20
VIT:89 MANA:45
スキル
攻撃:18 守備:18
メイス:18
マナ:17 呪文:17
学問:13
軽業:6
←プレイ記録13へ
プレイ記録15へ→