Ultima Under World2 プレイ記録13 シンティラス魔法大学2
第6セクション
さあさあ、次なるは第6セクション『危険の回避』である。
またしても広めの部屋からのスタートだ。
中央に大きな柱が4つ立っており、その周囲には色の付いた怪しげな床。
いかにも中に何かがありますといった感じだ。
そーっと覗いてみると、ちょうど柱の中心部分に、白骨死体と一緒に鍵とアイテム袋、そして矢が落ちている。
何となく嫌な予感がしつつも鍵に手を伸ばしてみると、不意にダメージを受けた。
そう、この周囲に落ちていたものと同じ矢が、四方から飛んできたのだ。
別段大したダメージではなかったので、さっさと鍵とアイテム袋を拾って脱出するが、周囲をよく見回すと、柱の外にヘッドレスがウロウロしていた。
もしかしたら、こいつを上手く盾にすることで危険を回避する、という試験だったのかもしれない…。
アイテム袋を調べると、体力が全快するポーションが入っていたので、それを飲んで治癒する。
こんな薬がありながらも、矢の罠程度で死んでしまった持ち主に合掌。
ともあれ、拾った鍵で扉を開けて第6セクションをクリア!
と、いきたかったが、扉の先は細い迷路のようになっており、行き止まりには何箇所ものワープ床があった。
正しい床に入ると次に進むことができ、間違った床に入ると戻ってしまうという、よくあるタイプのやつだ。
これがウンザリするほど長かった…。
長いだけならまだしも、踏むと試験を中止して、最初の試験準備室まで戻されてしまう床もある。
全然先に進めない迷路に苛立って闇雲にダッシュしていると、うっかり踏んづけてしまうという、地味にタチが悪い罠だ。
ともあれ、ひたすら長いだけで、特に困難な謎解きはないような迷路だったので、これを無事に突破する。
第7セクション
第7セクションは『非可逆的過程』、なんだか小難しそうなタイトルだ。
部屋の中は一面水たまりで、その上にジャンプで届く距離の1マス分の床と、これまた小難しそうである。
その1マス床には矢印が刻んである。
とりあえず飛び乗ってみると、なんと、矢印で指された先にある床が消えた。
別の方向の床にジャンプすると、そこにも矢印が刻まれており、着地と同時に指されている方角の床が消える。
なるほど、こういう仕掛けか…。
床はジャンプでギリギリ届く範囲にしかなく、引き返しても消えた床は元に戻らないため、ゴールまで到着できるルートは限られているということだ。
これが非可逆的過程のようです。
何度も失敗して水に落ち、引き返してはルートの確認…と繰り返しているうちに、水に落ちた先で鍵を発見。
例によって、これがゴールの扉を開ける鍵であった。
相変わらずジャンプの操作が難儀なため、1マスの床に跳び移るのは非常に苦労したが、その後なんとか正解ルートを探し出してゴールに到着。
直線距離は短いものの、ぐるっと大回りしないとゴール前の床が消えてしまうような構成だった。
第8セクション
そして第8セクションに到着。
今までにあったような試験のタイトルは何も書かれていないが、ウルティマの伝統的に、この第8が最後であろう。
狭い部屋にはワープゾーンがあり、その他に『3:5:2:9』と書かれたプレートが掲げられていた。
他には特に何も無いためワープゾーンに入ってみると、一段上のフロアにワープ。
が、またしてもワープゾーンが見える。
しかも、今度は1つだけでなく、複数箇所に設置されていた。
フロアはほぼ正方形で、淵に沿って等間隔でワープが並んでいる。
間違ったワープに入ると最初に戻り、正解に入ったら次に進むのだろう。
やれやれ、またこれか…。
なんとか正解ワープを探し出すと、さっきよりまた一段上のフロアに着く。
ここは、さっきのフロアより一回り大きく、したがってワープの数も多い。
だがしかし、ここで謎を解く。
一番最初に見た『3:5:2:9』のプレートがヒントであった。
各フロアにはワープゾーンが並ぶ中に、1箇所だけ不自然に赤い床があり、上の数字は、そこからの正しいワープゾーンの距離を示していた。
最初のフロアは、赤い床から時計回りに3、次のフロアは5、次は2…といった具合である。
法則が分かれば、数多く仕掛けられたワープも何の問題もない。
後はあっさりと正解ワープを見つけ出し、最終セクションを突破した。
まあ、ワープゾーンの数もそこまで多くはなかったから、総当りで調べても、いずれ正解となっただろうが。
全てのワープを突破した先は、居住区のようなフロアになっていた。
落ちていたメモ書きには、『ジャッシュー:C+、ベリン:F(死亡)、オドラーンジ:A-、ラベンナ:死亡…』などとあり、一番最後は『エルスター:未受 験』と、この試験の挑戦者の成績のようなもの書かれていた。
ということは、ここがおそらくは試験官達の部屋だろう。
だが、試験を突破したアバタールを認定してもらおうと試験官を探してみるも、誰の姿も見当たらない。
入口でエルスターが、呼び出しボタンを押しても誰も来ないと言っていたが、やはり何かが起こったのであろうか。
部屋の中には試験官達の生活用品や食料、アイテムなども残され、特に荒らされた形跡もない。
『非常に強力な存在が我々の惑星に近づいている…』といった内容の書置きがあったが、他に詳しいことは分からない。
仕方ないから俺が荒らしてやろう、と片っ端から宝箱を開けてアイテムを物色する。
魔法使いの試験官の部屋だけあって、珍しい魔法のルーンやワンドなど、色々と手に入った。
隠し扉の中にあったフラズニウムの冠もゲット!
こいつは価値がありそうだ。
試験官の部屋の隣には、大きな広間がった。
そして、広間の奥には怪しげなペンタグラムの魔法陣が描かれている。
周囲にはおびただしい数の人骨、そして中心にはブラックロックのジェムが置かれていた。
ブラックロックジェムはガーディアンの魔法の残りカスのようなものなので、つまり、この魔法陣の上でガーディアンが魔法を使ったということか…?
ということは、この周囲の人骨は、ここの魔法使い達なのだろうか…?
一通り部屋を全て調べ回っても、結局誰も見つからず、彼らに起こった出来事の手掛かりも他にない。
うーむ、苦労して試験を突破したというのに…。
とりあえず、ジェムは手に入れたので外に出ることにした。
ちょうどよく試験会場の入口にワープする床があったため、これを使用。
一番最初のホールに戻ってくる。
さて、これで城に一旦帰ってスキルを上げて、次の世界に行こうかな…
などと考えていたら、1つ重要なことを思い出した。
ここで63年間待っていた男、エルスターの姿が見当たらない。
あの臆病者まで、いったいどこに行ってしまったのか。
彼は試験に挑む以外、ここから出る方法は無いはずなので、もしやと思って第1セクションの試験の部屋を探してみると…
部屋の中に、骨と血の跡があった。
そして、傍らには『エルスター、お勉強進んでますか?試験、頑張ってちょうだいね、ママより』と書かれたメモが…。
おお、なんてこった…エルスター!
エセリアル・ボイド
ここから先は、本編と直接関係のないエリアについてなので、最後に付記しておきます。
最後の試験官の部屋では、ガーディアンに関することは分からなかったが、彼らの保管所に関する文書を発見した。
『委員会は保管所に関して投票を行ったが、その結果、虚無空間エセリアル・ボイドにそれを建設するのが最も安全だということになった…(中略)…すべてが 順調に運べば、1ヶ月以内には工事が完了するだろう』
という内容である。
一箇所だけ入れなかった扉には『セキュリティー空間』と書かれていたので、きっとここのことであろう。
部屋の中で見つけた鍵を使って中に入ると、そこには白いムーンゲートがあった。
そしてゲートをくぐると、そこは虚無空間エセリアル・ボイドである。
テレキネシスでボタンを押して開く扉、広大な水路で構築された迷路、
通過する壁、ワープゾーン…などなど、様々な仕掛けのエリアが広がる。
しかも、ここは地図に表示されないため、周囲の構造も分かりづらいばかりか、自分の現在位置も全く把握できない。
迷路や仕掛けだけでなく、これまでに会ったこともないような強敵も待ち構えている。
そうして、ようやく突破した先で、さらに隠し通路を見つけることで、魔法使い達保管所らしき部屋に入ることが出来る。
そして更に、この隠し部屋の中に、もう1つ隠し部屋がある。
普通は宝の部屋に到着したら、もうそれで終わりだと思ってしまうことの裏をかいた仕掛けである。
この通路は、以前にゴブリンの牢獄の塔で見たフォースフィールドの結界が張られているため、フラズニウムを装備していないと通過できない。
さらにその上、この部屋に入ったとしても、パッと見は何も無い。
その何も無い置かれていない床を調べると、隠されていたパネルが開き、中から更に貴重な宝が出てくるのだ。
いやー、こんなの分かるわけないっしょ!
しかし、ここで見つけたVasとTymのルーンは役立ちそうだが、最も価値のあると思われるファイアドゥームの斧は、メイス使いのアバタールにはあまり意 味がない物だ。
この空間には、わざわざ来なくてもよかったかな…。
***現時点のステータス***
LV 13
STR:23 DEX:13 INT:20
VIT:89 MANA:35
スキル
攻撃:16 守備:17
メイス:18
マナ:12 呪文:13
学問:11
軽業:2
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