Ultima Under World2 プレイ記録12 シンティラス魔法大学1


ブリティッシュ城地下のブラックロックの間に行き、ジェムを使う。
これでまた新たな世界に行けるようになった。



なお、こうやって毎回ジェムを使った後にブラックロックの一面が明るくなるが、いくつかの面が交互に入れ替わって輝き、それぞれ別の世界に入ることができ る。
このように、旅立つ世界の順番は ある程度選択できるようだ。


1階

さて、次なる世界は広いホールであった。
見渡す限りガランとしており、動く物の気配がない。




周囲を探索すると、部屋の隅に人間を見つけた。
彼はエルスターという名の魔法使いであった。





彼はアバタールのことを教官だと勘違いしている模様。
どうやら彼はシンティラス魔法大学という学校の卒業試験を受けている学生のようである。
なるほど、次の世界は魔法大学というわけか。

詳しく話を聞くと、ここは卒業試験の会場らしく、いつ受験するかは自由だが、ほとんど合格した者がいない上に、命に関わる程に難しい試験のため、彼はずっ とここで 尻込みしているそうだ。
ふーん、どのくらいここにいるの?と聞くと、何と彼は63年間もこの部屋にいると言う。

本来であれば、この壁のボタンを押せば、教官がやってきて助け出してくれるらしいが、故障してるのか、上で異変が起こったのか、待てど暮らせど誰もやって こ ないため、いよいよ試験を受ける他に出る方法が無くなってしまったとのことだ。

まったく、情けないヤローだ…。
このアバタールが試験を突破して教官を呼んできてやらんことには、彼はここで老後を向かえることになってしまうな。


周囲をグルッと探してみると、ホールには試験の部屋と思わしき扉があり、エルスターの言うとおり、ここから先に進む他ないようだ。



第1セクションとか書いてあることから、きっと第2、第3もあるのだろう。
そして注意書きとして、『第1セクション以降はマナの回復はできません』とある。
やれやれ、結構きつそうな試験だ…。


また、このホールの隅には、ダイヤルを回して代金を置くと、それに対応したアイテムが出てくる、自動販売機のような装置もあった。



出てくるのは食料、ダガー、ヒル、といった珍しくもない物ばかりだったので、特に利用はしなかったが。



第1セクション

ということで、『第1セクション:側方推論』と書かれた部屋に入ってみる。



大部屋の先に3つの扉があり、部屋の中には踏み板式のスイッチが3つある。
このスイッチを踏めば扉が開くが、足を外せば再び閉じる、という仕掛けであった。
ここは、不自然に落ちていた箱をスイッチの上に置き、おもし代わりにしてスイッチを押さえておくことで、扉の先に進むことができた。

左と中央の扉の先にそれぞれ行ってみたが、矢の罠があったり弱いモンスターが出たりする程度で、別段大したことはない。
最後の右の扉から進むと、通路の行き止まりからワープした。



プレートには、『第2セクション : 平衡感覚及び非局地的人身事故』とある。
あれ…?もしかして、これで第1セクションクリア?

<第1セクション(左側はエントランスホール)>




第2セクション

第2セクションは以前の氷の洞窟のように床が凍っており、走ると滑るため思うように進めない。
なるほど、平衡感覚ね。
だが、それだけのことで特に危険は無いため、滑らないようにゆっくり歩いたりジャンプしてブレーキをかけたりして、徐々に先に進んで行く。

しばらく行くと、『第2セクション第2部 : 同期』と書かれたプレートが見つかった。



この先は、マグマの中にある橋が上下に動く床で作られており、同じ高さになった時にタイミングを見て渡る、というものであった。
別にタイミングを見ないでもジャンプやダッシュで無理矢理に渡れる程に短い距離だったので、何ら問題なし。

これにて第2セクション突破。
おいおい、エルスター君、こんな簡単な試験に63年間も怖気づいてたの?

<第2セクション>




第3セクション

第3セクションは、『念力と地形の変化』とある。



マグマの中には1マス分の足場があり、ぎりぎりジャンプで届く距離である。
ここを飛んで渡れということか。
アクションゲームばりのアスレチックステージやないか。

しかし、問題がある。
この足場は高さが不揃いであるため、一度下の足場に降りてしまうと、もう上の足場には届かなくなってしまうのだ。
ここは何の考えもなしにジャンプしていたのでは、決して出口まで到達はできない。
さて、どうしたもんか…。


そう思って、来た道を戻ってみると、ワンドが落ちていた。



拾って鑑定してみると、なんとテレキネシスの魔法の杖であった。
この魔法は、遠くの物を動かすことができるようになる魔法で、プレートに書いてあった念力とは、この魔法のことであろう。


写真では見づらいが、遥か遠方の壁にボタンが付いている。
こういった物も、テレキネシスを使えば押すことができるのだ。



ボタンを押すと、いくつかの足場の高さが変わり、移動できる範囲が広がる。
壁には複数のボタンがあるので、これをテレキネシスを上手く使って切り替えて、ゴールを目指して進んでいくのだ。
なんだか、ようやく魔法の試験らしくなってきたじゃないの。

とはいえ、ジャンプはひたすら精密な動作が要求されるため、上手く足場を揃えられたとしても、ちょっとでも着地がズレたら溶岩にドボンである。
強靭なるアバタールは溶岩に落ちた程度で即死することはないが、なかなか消耗させられる…。

<第3セクション>




第4セクション



何度かマグマにダイブしながらも、何とか第3セクションをクリアし、次は第4セクション、『空間的推論』とある。
最初の注意書きにもあったが、この試験中は休息してもマナが回復しないため、だんだん苦しくなってきた。

少し歩いたら把握できたが、このフロアはとにかくデコボコである。
ちょっとの距離の移動でも遠回りしなくてはならなかったり、何気なく歩いたら高所から落ちてダメージを受けたりと、見た目以上に厄介な所だ。



それでも、仕掛けを解かないと先に進めない、という類のものではないので、猪のごとく転がりながら進み、空間的推論は一切無視してマップを埋めにかかるア バタール。


途中、南東と北西の端っこにある塔のような所で、鍵をそれぞれ入手。



ゴールには扉が2つあり、それらの鍵を使わないと開かないようになっていた。
ただでさえデコボコで見づらいマップなのに、見落としやすい小さな鍵が必須アイテムとは、なかなか意地悪な試験だ。

<第4セクション>





第5セクション

次、『第5セクション : 効果と拘束』!
今度は見た感じ普通の部屋である。



この部屋には、閉ざされた扉の他に、奥にレバーがある。
レバーの前には踏み板式スイッチが敷かれており、これを踏んだまま操作すると、何も動作しない…といった仕掛けのようだ。


しかし、ここは簡単に攻略。
落ちていた木の棒を使うことで、スイッチを踏むことなく遠くからレバーを操作できるというものだ。



テレキネシスでも操作できるであろう。
一体何が効果と拘束なのか。


レバーで開いた扉の先で出口の鍵を発見。




そして、出口の付近には、骨やガラクタに混じってムーンストーンが落ちていた。



これは前作Stygian Abyssではゲートトラベルの魔法を使う時に必要なアイテムで、置いた場所に瞬間移動できるという便利なものであった。
いずれ役に立つ時が来るだろう。

<第5セクション>



これで第5セクションも突破したが、どうやら、まだ先に続くようだ。
この試験、いったい何番セクションまであるのだろうか。
そして、魔法大学の卒業試験だというのに、ほぼ魔法を使っていない気が…。




***現時点のステータス***

LV 11
STR:23 DEX:13 INT:20
VIT:80 MANA:32

スキル

攻撃:16 守備:17
メイス:18
マナ:12 呪文:13
学問:11
軽業:2


←プレイ記録11へ   プレイ記録13へ→