Ultima Under World2 プレイ記録11 タロラス2

1

さて、穴から落ちて地下の階層である。
ヒストリアンから話に聞いた情報記録クリスタルを取りに行かなくてはならない。



眼前に溶岩が広がっていることからも、見るからに居住区ではないようだ。



2

さっそく、廃棄物らしき物が沢山置かれているエリアを見つけた。



しかしまあ、見渡す限りゴミだらけである。
こんなに大量にゴミが捨ててある中で、情報記録クリスタルなんか見つかるかー?


と思ったら、意外と簡単に見つかった。



赤くて目立つから見つけやすかった。
上のフロアで沢山見かけたクリスタルと見た目には何も変わらず、手にしてみても違いは分からなかったが、他になかったので、これで間違いないだろう。



3

このフロアには、あの紫色の不気味な生物ボルズを生み出しているエリアもあった。



ここを管理しているのはボルズ・ダクトスノアーというタロリッド。
ボルズは、知的作業に特化して進化したタロリッドに変わって力仕事や簡単なお使い等をするために生み出されている生物とのことだ。



この部屋にあるデルグニゼーターという装置で、2つの異なる情報クリスタルを組み合わせることで、彼らの思い通りのコードをプログラムされたボルズが生ま れてくるという話だ。



4

地下には他には何もなかったので、上のフロアに戻る。
ヒストリアンの話だと、情報記録クリスタルを見つけ出した後のことは未来を担当するフューチュリアンの仕事だ、とのことなので、彼を探し出して報告した。



正しい製造者、ダクトスノアーを再構築するために必要な物は、先ほど地下で拾った情報記録クリスタルの他に、この部屋の裏にあるもう1つの情報記録クリス タル、そして、さっきボルズを製造している部屋で見たデルグニゼーター、この3つだそうだ。
それらの使い方は、データ・インテグレーターに聞いてくれと言われた。
そう、彼らは自分の専門外のことは全く分からないのだ。

そして、現在のダクトスノアーを殺して、奥の部屋に入ってそれを使えと言う。
ん?今、殺せって言いました?

詳しく聞いてみると、ダクトスノアーの部屋の奥は、新しいダクトスノアーの製造所となっており、そこへ通じる扉は通常はダクトスノアー自身でなくては開け ないとのこと。
しかし、彼に異変が起こった時に限り、他の誰かが中に入って新たなダクトスノアーを製造できるように、自動的に開くようになっているそうなのだ。
つまり、現在のガーディアンに忠実なダクトスノアーは自発的にドアを開くことはないから、彼を殺さない限りは中に入る方法はないということである。

うーむ、この聖者アバタールに罪もない人間(ではないけど)、それも自分達の同胞とも言える者を殺せと仰るのですか。
だが、こうしなくてはタロリッドはガーディアンによって支配される未来しかない、と彼は言う。
これができるのは、タロリッドではない外部の人間、アバタールしかいない…。

また、最後に教えてくれたことは、アバタールがこの世界に来る前に、ガーディアンから連絡を受けて、ボルズの生産を増やすことになったと言う。
それはガーディアンによるタロラス支配の妨げであるアバタールを排除するためであり、間もなくボルズ達はアバタールを攻撃するようにプログラムを書き換え られて生み出されると言うのだ。


ともあれ、言われたとおりに裏の部屋に行ってみると、『アバタール用』と書き置きされた情報記録クリスタルが置かれていた。
あとは、先ほどのボルズ製造所に行けばいいのだな。



ちなみに、このヒストリアンは、他のタロリッドと違ってクセのある話し方ではなく、標準的な言葉で会話ができる。
それは、これから先の未来において、彼らの種族は他の次元の世界とより深く交わることになり、異世界の言葉も上手に使えるようになるため、未来の見える彼 は一足早くその段階に達しているからだそうだ。
つまり、彼に見えている未来では、タロリッドは救われているということか。



外に出ると、フューチュリアンから言われたとおり、ボルズ達がアバタールに襲ってくる。



見た目からして戦うことになるだろうとは思っていたが、今まで安全だったエリアが全て危険になってしまった。
ボルズは、この狭い部屋や通路にギッシリといたので、こいつはなかなか油断できない。


3

再び地下のボルズ製造所に行く。
製造してるだけあって、まあ沢山沸いてくる。



こいつらは毒攻撃をしてくるのが厄介だ。


ボルズを全てミンチにして、壁に埋め込まれていたデルグニゼーターを回収。
これで必要な物は3つとも揃った。




5

フューチュリアンから言われた通りに、3つのアイテムの使い方をデータ・インテグレーターに聞きに行く。



すると、情報記録クリスタルをどうやって組み合わせたいのか、どういった物を作り出したいのか、もっと正確に伝えてくれないと分からない、とか言う。
そう、彼らは専門業に特化するあまり、意思伝達の融通が全然きかないのだ。


6

そんな時のために、ダイアロギャシンという役割の者がいる。



彼らはアバタールの言いたいことを他のタロリッドにも伝わるように翻訳したスクロールをくれた。

これに書かれていることを先ほどのデータ・インテグレーターにそのまま告げると、ようやく欲しかった答えが返ってきた。
これで、どうやってアイテムを使って新しいダクトスノアーを生み出すのか、具体的な方法が分かった。


7

さて、準備が整ったところで、ブリー・スカップ・ダクトスノアーの部屋に赴く。
あとは彼を殺すだけである。



何も知らないダクトスノアー君は平和そうに佇んでいるが、そこに金棒を持ったアバタールがジリジリと近寄り…

脳天に重い一撃を喰らわせる。



こんなフワフワした虚弱な奴では、幾多の修羅場を潜り抜けてきたアバタールに敵うはずもなく、あわれなダクトスノアーは大した抵抗もできないままに昇天。
中心の赤いゴム鞠みたいなのを残して消滅してしまった。
さらば、君の死は無駄にしない…。


ダクトスノアーが死ぬと、奥の部屋へ続く通路が開いた。
部屋の中はにはカラフルな床が敷き詰められ、そこに情報記録クリスタルが置かれている。
さあ、ここでデータ・インテグレーターから聞いた通りに操作すればいいのだな。





まず、紫色の床に、地下のゴミ捨て場で拾った正しいダクストノアーのクリスタルを置き、黄色い床にフューチュリアンの部屋にあったクリスタルを置く。



中央の青い床にはボルズ製造所から持って来たデルグニゼーターを置く。
そして壁のスイッチを入れてレバーを引くと…


見事成功!新しいダクストノアーが生まれた。



彼は正しくプログラミングされたダクストノアーなので、早速この世界の異変に気付いて、修復作業に取り掛かる。
しかし、こうなってしまった経緯も、何をどうしていいかも分からないと言うので、とりあえずヒストリアンとフューチュリアンに会って、過去のことと未来の ことを聞いておくように助言しておいた。
アバタールによる前世の悲惨な最期のことを知らないのは幸いであった。



8

さて、これで約束どおりタロリッドを救った。
ヒストリアンに会いに行くと、彼はアバタールにお礼を述べて、ブラックロックジェムの在り処を教えてくれてた。



それは、かつてガーディアンが作り上げた地下の溶岩の真ん中で、そこはガーディアンが呪文を唱える時に立っていた場所なので、島になって残っているそう だ。

そして、今は使われなくなったテレポートの魔法でアバタールをそこに送ってくれた。
テレポートなんて不便だから使わなくなった魔法らしいけど、ヒストリアンだから過去のことを知っているそうだ。
やはり大した文明力である。


瞬間的に溶岩の真ん中に到着すると、言われた通り、ここにはブラックロックが置いてあった。
これでミッションコンプリート!



なお、アバタールの超人的な体力であれば、このくらいの溶岩の海は飛び跳ねながら無理矢理に渡ることも、何とか可能であった。
まあ、タロリッド達を救ったってことで…。


これで目的は全て果たしたので、一旦ブリティッシュ城に戻ってニスタルに会い、ジェムに魔法をかけてもらう。
今回はボルズを沢山倒してレベルが11まで上がっていたので、城内での出来事を情報収集がてら、各種スキルを鍛えてもらった。
だが、レディ・トリー殺人事件も含め、特に新しい出来事や情報も無かったようだ。
このまま次の世界に行ってみるかな。


***現時点のステータス***

LV 11
STR:23 DEX:13 INT:20
VIT:80 MANA:32

スキル

攻撃:16 守備:17
メイス:18
マナ:12 呪文:13
学問:11
軽業:2


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