Ultima Under World2 プレイ記録07 キローン城2


1

引き続きキローン城の探索である。
広間では警備隊長が出迎えてくれた。



彼の名はレルク。
何故かこちらの名を知っており、アバタールだということも知っている様子だった。何か怪しい感じだが、そそくさと立ち去ってしまう。


また、この城には、そこら中にトリルクンという動物がいる。
見た目は豹のようだが大人しい動物のようで、襲いかかってくる様子はない。



おそらく、城の中で放し飼いにされているのだろう。
ブリティッシュ城で放し飼い状態になっているネズミとは大違いだ。

このトリルクン、試しに話しかけてみると、なんと人語を喋る。
ここでは何なので、あとで厩舎に来てほしいとのこと。




2

厩舎を探し出して行ってみると、そこには馬番の男がいた。



どうやらこの城では荷物の運搬などのためにトリルクンを飼っているらしい。
しかし、トリルクンが賢い動物だという認識はあっても、話ができることは知らないようだ。


厩舎の奥にいるブラッキーというトリルクンに話してみると、アバタールの溢れる徳を見抜き、力を貸してほしいと頼まれた。



彼らトリルクンは、知性を持っていることが人間に知られると滅ぼされる恐れがあるため、こうやって従順な動物のふりをしているらしい。
しかし、かつては高度な文明を持ち人間と戦っていたそうなのだ。

彼らもそのことを伝聞してはいるが、より詳しいことを知る者がいないので、当時のことを知っている者がいたら教えてほしいとのことだ。
現時点では心当たりはないので、約束だけしてしておいた。


また、ジョシーという名のトリルクンは喉が渇いているらしく、アバタールに水をねだってきた。
ちょうどバックパックの中に手持ちの水があったので、気前よく分けてやると、お礼に情報を教えてくれた。



レルクはアバタールを憎んでいるので、ブラックロックを地下牢に隠して誘き寄せ、捕らえようと企んでいる…とのことだ。

レルクと言えば、先ほど会った警備隊長である。
どことなく怪しかったが、そういうことだったのか。
しかし、ブラックロックの在り処は分かった。



3

城の中を歩き回り、ようやくアルタラという女を見つけた。
彼女こそが、ビショップが言っていた女魔術師であろう。



しかし、彼女の前で身の上を明かし、ビショップの名前を出してみるも、あまり反応が無く、忙しいからと追い返されてしまった。
いったいどういうことだ…?


隣の部屋にはミステルという女がいた。
何度か名前を聞いていたが、彼女こそがこの城を取り仕切っている女だ。

 

彼女は見慣れない身なりのアバタールを見て怪しみ、色々と詰問してくる。
どこから来たのか?何の目的でここへ来たのか?といった内容だ。
さきほど台所で会った女から聞いた話をそのまま使い、ジャブラから商用でマシャンへ行くところだと告げる。

ミステルは尚も怪しんでいたが、最後に徳の質問をしてきた。
8つの徳のうち7つ目の徳は何か?とのことだ。
ここで言う徳はブリタニアの徳とは異なり、ガーディアンの徳のことである。
これもちょうど、飲んだくれの騎士ロバールから聞いていたので答えることができた。



これでようやくミステルも警戒を解き、アバタールを迎え入れてくれた。

彼女は早速アバタールに仕事を頼んでくる。
魔法使いアルタラを監視して、ガーディアンの敵だという証拠を掴めというのだ。
アルタラはかつてガーディアンの高等議会に加わるのは確実と見られていたほどの有力者だったのに、なぜかこんな辺鄙な場所に留まっているのが怪しいそうな のだ。
もし反逆者だという証拠を掴めれば、ミステルは昇格して都に栄転するのも夢じゃないとか。

なるほど、アルタラはやはり反ガーディアン側の人間のようだな。
もう少し城内を探索したら、また話しかけてみるとしようか。



キローン城地下

これで1Fはほぼ見回ったので、続いて地下へ行く。



先ほどトリルクンが教えてくれた罠が気になるが、ブラックロックのジェムがあることも確かなので、どのみち行かなくてはならない。


地下はさほど複雑ではないようで、細い通路と小部屋があるだけだった。
敵もネズミばかりで大したことはない。




ジェムを探しながら進んでいくと、通路の先に色の違う床が見えた。
床の四隅には蝋燭が置いてあり、何かの儀式を髣髴とさせる。



ついでに部屋の中にはヘッドレスがチラチラと見える。
最近満足にバトルしてないから、ここらで発散しておくとしましょうかね。


と、意気揚々と中に踏み入れると…



突然周囲の景色が変わった。
さっきまでとは全く違う奇妙な風景、真っ暗な床と天井、マグマ…
そして前方には巨大な骸骨!
お、バグッた?

ではなく、ワープしたのだ。
おそらく、あの妙な蝋燭の置いてある床を踏んだことによるものだろう。
さっきの城の地下とは到底思えないので、異空間だろうか…。
幸い、骸骨はこちらには襲ってこず、他に敵らしき物もいなかったので、とりあえず出口を探す。
マップの機能もここでは役に立たないため、道ともつかないような道を闇雲に歩いていく…。

気付いたら、アバタールはブリティッシュ城地下のブラックロックジェムの部屋ににいた。



ガムシャラに歩いていたら、いつのまにか脱出できたようだ。
あの異空間が、トリルクンから聞いたレルクの罠ということか…。



キローン城地下

再びキローン城の地下へ赴く。
あの妙な色の床に足を踏み入れたら異世界にワープしてしまったので、今度はジャンプして飛び越えてみよう。
垂直跳びは苦手だが、横方向には驚異的な跳躍力を誇るアバタールであれば、この程度を飛び越えるのは造作もないこと。

念のために四隅に置いてある蝋燭を全て吹き消し、ひょいっと飛び越えたら、今度はワープすることなく部屋の中に入ることができた。



軽くヘッドレスを叩き潰して辺りを見回すと、ブラックロックのジェムが落ちていた。
これで目的は達成かな。



3

とりあえず、これでキローン城の内部は全て見回ったと思うので、女魔術師アルタラにもう一度会いに行く。



ミステルの名前を出して揺さぶりをかけ、アバタールが異世界から来たことを明かすと、アルタラは心を開いてくれた。
どうやら、ビショップの言った通り、彼女は味方だったようだ。


彼女はかつて政治結社を作っていたが、ガーディアンの意志に反するものだったため、多くの同士の殺されたそうだ。



しかし、彼女は別次元間交信の研究をしていたのがガーディアンの目に留まり、こうして監視付きで辺境に追放されることで済んだらしい。
ガーディアンが殺すに惜しいと考えた人間は、同様の措置にあっているという。


ガーディアンとの戦いに力を貸してほしいと頼むと、彼女はダガーを取り出してアバタールに手渡した。



彼女の経験上、下水道やトンネルのような所に、ガーディアンの連絡係として魔法の生物が配置されているはずだと言う。
そこは通常は炎の壁で囲まれているが、このダガーを使えば壁を消すことができ、連絡係を倒すこともできるそうだ。

なるほど、確かにブリティッシュ城の地下でも思い当たる場所が…。



1

さて、あとやり残したことは、この男だ。



ブラックロックジェムでアバタールを誘き寄せ、罠を仕掛けて異世界に飛ばそうとした件をきっちり問い詰める。
レルクは答えに窮してしどろもどろだ。
しまいには激昂し、さてはノクティクル・サルトルの手先か?とか、エンジンルームで探っていたな?とか、言われるも、何のことだか分からない。

尋ねる間もなく戦闘となる。
うむ、その意気込みやよし。
しかし、君はアバタールを相手にするにはまだ若すぎるようだ…。

 

アバタールの必殺のメイスで頭を砕かれたレルクは、あっさりと息絶える。
彼の持ち物の中には、ガーディアンの印章の入った指輪があった。
これは何かの役に立つだろうか…?


ブリティッシュ城地下2階

ブリティッシュ城に戻る前に、アルタラから渡されたダガーでガーディアンの連絡係とやらを倒しに行く。
通常は下水やトンネルのような所に配備され、そこだけ炎の壁に囲まれていると言っていたが、そんな場所はブリティッシュ城の下水道では一箇所しか心当たり がない。



地下2階で水流に流されて戻れなくなった先に、何故か不自然な炎の壁があったのを覚えているので、とりあえずそこへ行ってみる。


ダガーを装備して炎を調べてみると、壁の中に通路が現れていた。





そこを道なりに進むと、小さな部屋に行き着いた。
よくよく周囲を見回すと、インプ・リスナーというモンスターが飛び回っていた。
名前からして、こいつがガーディアンの連絡係で間違いないだろう。



見た目どおり、このインプ・リスナーは大した強さではなく、アバタールの短刀術により無残な姿となる。
そして、こいつを倒すとダガーも役目を終えたかのごとく壊れてしまった。
とりあえず、これで目的は達成したようなので、キローン城へ戻ってアルタラに報告してみようか。



キローン城

アルタラに会うなり、いきなりレルクを殺したことを責められた。
レルクはガーディアンのお気に入りだったから、自分やアバタールの命が危険に晒されることになったと言う。



うーむ、やはり城の皆にはバレてしまっているようだ。
ロビーで公開処刑して、そのままお咎め無しで済むってわけにはいかなかったようだ。
しかし、あれは正当防衛だったから仕方のないことなんですよ姐さん。

ともあれ、ガーディアンの連絡係を無事に始末したことを告げると、アルタラは次なるミッションとして、黒い真珠をアバタールに見せてくれた。
この真珠に最強の魔法を封入する方法が分ったから、そのために必要な材料を探してほしいのだそうだ。



材料は地獄グモの卵とアメジストの棒、とのこと。
地獄グモの卵はブリティッシュ城の下水道で見たな…。あれを回収するのは相当危険だぞ。

とりあえず引き受けると、黒い真珠と一緒にいくつかのルーンも貰った。
こいつは助かる!頼りになる女だ。



城内の他の人々も会ってみる。



レルクはすぐに暴力を振るうため城内で嫌われていたらしく、みんな概ねアバタールの行動を喜んでいるようだ。


しかし、ミステルだけはアバタールを疑っている様子である。



レルクを殺してしまったことは偶発的な事故として処理されているようだが、彼女はアバタールへの警戒を強めてしまった。
同じく彼女から常に見張られているアルタラのことが心配だ。


それはともかくとして、気付いたけど全然魔法を使っていない。
ルーンが見つからなくてロクなものを使えないからだ。
どこかで見落としたかなぁ…。


***現時点のステータス***

LV 9
STR:23 DEX:13 INT:20
VIT:66 MANA:30

スキル

攻撃:13 守備:14
メイス:18
マナ:11 呪文:11
学問:9
軽業:2


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