Ultima Under World2 プレイ記録06 キローン城1


ブリティッシュ城内

牢獄の塔を攻略したので、一旦ブリティッシュ城内に戻り人々の様子を見に行く。
まずは隊長から騙し取ったブラックロックのジェムをニスタルに見せる。



すると、ニスタルは石に妙な呪文を唱え、これを地下にある巨大なブラックロックの塊の所へ持っていけと言う。
彼が言うには、この小さな石はガーディアンの呪文の影響で異世界で生じた物なので、母体となっているブリティッシュ城地下の塊に戻してやることで呪文のバ ランスが崩れるらしいのだ。
地下にあるものは、現在城を覆っているブラックロックのミニチュアだから、それを壊せばここから出られるはず、とのこと。
よく分からんが今回のニスタルは妙に頼もしいぞ。


続いて城内をまとめているミランダにも今回の顛末を報告しておく。



ついでに城の中の状況を聞いてみると、使用人たちの様子がおかしいと教えてくれた。
とりあえずアバタールになら心を開いてくれるだろうから、ナンナに話を聞いてほしいそうだ。
まったく、冒険だけでなく使用人の世話までしろと言うのかね。


ナンナに話を聞いてみると、なるほど憤っていた。



どうやら、彼女は自分達の身分が「使用人」ということに納得がいかないようだ。
自分達は城のために働いているのに、他の上流階級のような特権も無く、国の政策や方針にも携われない。
これは不公平だからロード・ブリティッシュに直訴して欲しい!…と、いった言い分ある。
この意見がガーディアンの影響かどうかは分からないが、このような状況で事を荒立てるのは得策ではない。
分かった、労働者の味方アバタールが直々にロード・ブリティッシュに訴えてこよう!と、この場は丸く収める。
なんで俺がこんな中間管理職みたいなことせなあかんのだ。


仕方ないから、この出来事をロード・ブリティッシュに報告するも、少し時間をくれとあっさり言われ、その話題は終了した。



まあ、王政を揺るがすようなことだから、彼の立場では簡単に承諾できないとは思う。
というか、あんたもアバタールと同じで元々は現代社会から来たんだから、こんな社会制度では問題が起こることくらい分かってるはずだろ。


他には、またしてもパターソンが問題となっている。
至る所で、パターソンがダメだの、パターソンがおかしいだの怪しいだのいった話を聞くのだ。

 

どうも、パターソンが皆の鬱憤のハケ口になりつつあるようで、なかなかマズイ空気である。
さすがに、イオロやデュプレといった徳の仲間達は、あからさまにそんなことは言っていなかったが(除ジュリア姐さん)、彼の様子が変だとは思っているよう だ。
イオロは、地下室で巨大な蜘蛛に襲われていたパターソンを助けたらしい。
本当に色々な所で足を引っ張っている。





だが、当のパターソンは意外と平然としていた。

 

地下室の件で、なぜそんな所にいたのかと尋ねると、デュプレのためにワインかウイスキーを探してこようとしていたのだと言う。
うーん、本当だろうか…。
ともあれ、城内では波乱が起こりそうな気配だな。



他に起こったハプニングとしては、ガーディアンの夢だ。
特にレディー・トリーは毎晩のように夢でガーディアンの声を聞くそうだ。



こうやって頭の中に呼びかけることで人々の意識を狂わせていくのがガーディアンの手法である。


フェリドウィンが見た夢では、アバタールにキローン城の地下を調査させるよう、けしかけられたらしい。
キローン城というのは、またしても別の世界であろうか。



しかし、フェリドウィンはフェローシップに入っていたとはいえ、ブリタニアに対する愛国心は強かったようだ。



城内〜地下水路

ひとしきりの話を聞いたところで、再び地下に行って異世界へ旅立つ。
ネルソンによると、あの牢獄の塔のような異世界は、いわゆる伝説上の事件や場所だそうだ。



完全な異次元というわけでなく、やはりこの世界とどこかで繋がっているのであろう。


シリアとジュリアは異世界への冒険に行きたがっていた。
このパワー系の女達は羊飼いのアバタールより戦闘力が高そうなので、何なら代わりに行ってきてもらいたい。

 



さて、牢獄の塔で手に入れた小さなブラックロックのジェムを、地下の大きなジェムの所で使用する。
すると、小さなジェムは大きなジェムに吸収され、面が1つ明るくなった。
これで新しい世界に行けるようになったということか。



新たに光ったのは2つの面で、交互に点滅している。
好きな方へ行けるみたいなので、どちらともなしに適当に入ることにした。


1

ジェムの中に入ると、整然とした感じの建物の中にワープした。



そして、いきなり衛兵に声をかけられる。



ここはキローン城という所らしい。
不審者アバタールが出会いがしらに逮捕されるようなことはなかったが、とりあえずミステルという女に会って身の上を明かすように言われて解放された。
キローン城といえば、フェリドウィンが見た夢と同じ名前の城だ。

他の衛兵から聞いた話では、この城はなんと砂漠の上空377メートルに浮かんでいるそうだ。
すげえなー、天空の城キローン!



確か、牢獄の塔のビショップから、砂漠の上空の要塞にいる女魔術師に会えと言われたっけ。
この城で間違いないだろう。



2

この城は上空に浮かんでいながら、中には行商人が大勢いた。

 

態度の悪い商人から物腰の低い商人まで、色々揃っている。
とりあえず荷物が一杯だったので買い物は後回しだ。


3

ホールの先には王座があり、王様らしき人物がいた。
しかし、この王様どこかで見たことあるような…。

 

ロード・ティブリス?
見るからにあのお方だが、勿論アバタールのことは知らない。
ビショップも言っていたが、これらの異世界には地形や人物など、どこかしら共通点があるそうなので、今回はこの国王や城がブリティッシュ城に当て嵌まった のだろう。
そして、このティブリスの台詞からすると、やはりここもガーディアンと関わりがあるようで、城が空中に浮かんでいるのはガーディアンの仕業によるものだそ うだ。
とりあえず、この国の歴史や状況など色々なことを聞いた。


まず、このキローンの国は、何百年も前に遊牧民の国と戦争になった。
その国のプレイコル・ロスという王がガーディアンからの和平を断ったからだそうだ。
戦争はキローンが勝利し、プレイコル・ロスも葬られたが、その時に強力なパワーを秘めたホルンも一緒にプレイコル・ロスの墓に入れられた。また、キローン の青い旗も戦場で失ってしまった。
プレイコル・ロスの墓は複雑な迷路になっており、地図も8つに切り離されて墓の中に隠されてしまったため、誰もホルンを発掘できないまま今に至る。
ガーディアンはホルンの力を引き出そうと考えているが、ホルンはプレイコル・ロスにしか使えないらしい。

…といったところである。
このロード・ティブリス、何百年前のプレイコル・ロスとの戦争に参加したという並外れた長寿で、8つの徳がどうこうと、しどろもどろに話してくることか ら、元の世界のロード・ブリティッシュが何かしら反映されているのだろうか。




4

城の中には使用人もいる。



このオグリという老人は、先ほどロード・ティブリスの話にあったキローンの旗を探し出してほしいと依頼してきた。
もし取り戻してくれたら、この城が地上にあった頃の秘密を話してくれるそうだ。
この老人、王も知らないようなことを知っているような含みだ。


続いて、この女性キンタラはジャブラという異国からの出身者である。
これからマシャンという所へ行き、シャラシアンのドリームスパイスとやらを仕入れてくるらしい。
ドリームスパイスとは一種の幻覚剤のようだが、なんと異世界の夢を見ることができるそうだ。



他にも、耐火ブーツも売ってくれると言っているが、持ち合わせが無かったので諦める。
これから先、マグマの上を歩く機会はあると思うので、早めに仕入れておきたい。


台所には酔っ払いの兵士もいる。
めんどくさそうな奴だが悪人ではなさそうだ。



名前はロバールというそうだ。どことなくデュプレに似ている気がする。
彼は帝国の決闘大会でも4回連続で優勝しているほどの戦士らしいが、数年前からガーディアンの内なる声が聞こえてきて、人殺しを命じられているらしい。
彼はそれを拒むために、酒を飲んで声を聞かないようにしているそうだ。
馬鹿な奴だが、ガーディアンに反抗する人物ということで、こちらの味方になってくれそうである。



適当に相槌を打つアバタールにすっかり打ち解けたロバールは、ミステルに気を付けるようにと助言をくれた。
外部から来た人間は、皆スパイだと思われているらしく、ここに来た女魔術師も疑われているらしい。
なるほど、その女魔術師というのが、おそらくビショップが言っていた人物だろう。



彼はガーディアンの8つの徳を教えてくれた。
威厳、正確、服従、警戒、順応、効率、沈黙、勤勉、だそうだ。
アバタールの徳とは全く異なる物である。


とりあえず、最初に衛兵に言われたとおり、そのミステルという女を探して会ってみる必要がありそうだ。
キローン城でも今のところ戦闘無いので、ステータスは変わっていない。


***現時点のステータス***

LV 8
STR:23 DEX:13 INT:20
VIT:66 MANA:30

スキル

攻撃:13 守備:14
メイス:18
マナ:11 呪文:11
学問:3
軽業:2


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