Ultima Under World2 プレイ記録02 地下水路1


1

さて、ブリティッシュ城の地下である。
雑草が生えていたりゴミが落ちていたりと、懐かしのダンジョン風景だ。



蠢くコウモリやワームを棍棒で叩き潰しつつ周囲の探索を開始する。
UW1に比べれば初期装備は充実しているし、敵も弱いので当分は楽勝かな。



2

少し歩いた場所にある部屋には寝袋や焚火などがあり、いきなり人の気配がする。
慎重に奥に進むと1人の男がいた。



どうやら敵ではなさそうだ。




彼の名はフィシフ、バッカニアーズ・デンからやってきた泥棒で、昨夜城に忍び込んで色々と物色していたらしい。
そういえばウルティマ6でもブリティッシュ城の地下はバッカニアーズデンにつながってたな。
よりによって、こんなタイミングで城に盗みに入ったなんて不運としか言いようがない奴である。

いったい何を盗んだのか問い詰めると、アバタールの部屋から懐中時計を盗み出したと嬉々として語ってくれた。



盗みの名手であるアバタールから持ち物を盗むとは、このコソ泥なかなかやる。
とりあえず、私がアバタールだと名乗りをあげると、フィシフは驚いて懐中時計を返してくれた。
そのまま、そそくさと立ち去ろうとしたが、ここで現行犯逮捕。
正義の徳の元に城に出頭させることになった。
フィシフは、他にも武器庫の鍵も盗んだけど、緑色の奴に襲われて途中で落してしまったと言う。
あの武器庫の中身も意外と早く手に入りそうだな。



3

その隣の部屋にも人影が見えた。
ん〜?変わったシルエットだな。



と思ったら、こいつはヘッドレスだった。
ウルティマではおなじみの雑魚モンスターだが、現時点ではかなりの強敵。
UW1では地下2階の中盤くらいで戦った相手だが、その時でもかなり苦戦したものだ。
試しに戦ってみたが、レベル1のアバタールでは全く歯が立たなかったので、部屋の奥に落ちていたバックラーを回収して一目散に逃げた。
他には何も無い様子だったので、レベルが上がったら再度挑戦してみよう。



4

道なりに進むと、今度は落し穴だらけの部屋に出た。



写真では分かりづらいが、この部屋の床は一定のブロックごとに出現したり消えたりを繰り返している。
さっきのフィシフは、この部屋のことを兎の穴と言っていた。
ジャンプを駆使して越えろということだろう。
いきなり高度なアクションが要求されるが、そこは歴戦のアバタール、この程度は序の口である。





落ちた。
下は水溜りになっており、水棲モンスターのラーカーまで巣食っていた。
幸い水溜りは小さかったので慌てて逃げ出し、元の部屋に上がる階段を見つけた。
危ねえ危ねえ…。


再び兎の穴をジャンプし、なんとか向こう側に辿り着く。
ここにあった鉄格子はショートカットになっているで、次からはジャンプはしなくてもよさそうだ。



ちなみに、このフロアはいきなりレベル3(地下3階)である。
レベル1がブリティッシュ城、レベル2が地下倉庫などのあるフロア、そしてこのレベル3が地下水路というわけだ。



5

さて、次に現れたるは一本橋。
ただの橋ではなく、一定間隔で床が上下に浮き沈みしているのだ。



まあ、さほど危険な仕掛けではないが…





落ちた。
あまりジャンプの微調整が効かないのに狭いんだよ畜生!
まあ、待っていれば橋が降りてくるから無理にジャンプする必要はないんだけどさ。



6

さらに橋が続く。
最初のフロアだというのに、なかなか高低差に富んでいるな。



ここにいくつか小部屋があったが、扉に鍵がかかっていては入れなかったので、一旦引き返して別ルートを探すことにした。



ここでレベル2となったので、城に戻ってデュプレからメイスのスキルを教えてもらった。
キャラメイク時の割り振りからして、もうメイス一筋でいくしかないのだが、本当にこれで良かったのか不安になってくる。
どうせ最終的に一番良い武器が手に入るのは剣だろうしなー。



7

さて、別ルートを探索する。



こちらは一本道に人骨が散乱しており、奥に潜む何かを予感させる。
そこに待ち受けたるは…





ゲイザー!
浮遊しながら魔法攻撃をしてくる強敵である。
前作でも地下2階のボス的な存在であった。
正直、レベル2の羊飼いが勝てる相手ではないので、一目散に逃げ出した。
まだ最序盤だってのに、ずいぶん飛ばしてくるじゃないの!



8

気を取り直して別の分岐点を進む。
こちらも突然床に落し穴が開くようなアスレチカルなステージだ。



で、穴に落ちる。
まだ操作に慣れてないんだから無茶言うなっての。


穴の下は巨大蜘蛛の巣窟だった。



この数はあかん!これは絶体絶命のピンチや!


しかし慌てるなかれ。
落ち着いてよく見てみると、この蜘蛛はこちらに襲ってくる気配がない。
そう、彼らは、こちらから手を出さない限りは攻撃をしてこない平和的なクモさんだったのだ。



早とちりして棍棒を振り下ろしたら、たちまち囲まれて絶命してしまったので、序盤からやりすぎだろこの無理ゲー!
とか思ってたら、こういう仕組みだったわけだ。
まあ今は平和的に解決するが、レベルが上がったらこいつら全員経験値に変えてやるか。



穴に落ちたということで、いきなり地下2階相当のエリア(Level4)となる。
ここは広大なドーム状のエリアだ。





出てくる敵もなかなか強い。



毒攻撃をしてくる緑ワームや、素早くて攻撃の当りにくいモンバットなど、現状では手強い相手ばかりだ。
しかし、ここでしばらく敵を退治していたら、あっという間にレベル4まで上がった。
これで多少は安全になったかな。



ブリティッシュ城1階

程なく上に戻る階段は見つかったので、スキルを上げるために一旦城に戻る。
アバタール以外の人々も色々と調査しているようで、話しかけるとメッセージが変わっている人もいる。
今後はこまめに話しかけておく必要がありそうだ。




ここで新たに分かったことは、ブラックロックのジェムはこちらが発した音と同じ音程を、こだまのように返す性質があるということだ。



ネルソンがこのことを発見して教えてくれた。
これが何の役に立つのかは分からないが、覚えておいた方がよさそうなことである。


他には、市長のパターソンが使えないとジュリアが愚痴っていたり、城内に食料はあるけど水が不足しているとチャールズが危惧していたり、色々あった。





牢獄には先ほど地下で見つけたフィシフが服役していた。



ちゃんと牢の中に入るとは律儀なことだ。


彼には軽業や開錠などのスキルを教えてもらえる。



3ゴールド支払わなくてはならないのがシャクだが、今回は高低差で落下ダメージをよく受けるので、ここで少し鍛えておくことにした。
何せ軽業0の状態だと、自分のジャンプですらダメージを受けてるような気がしてならない。
跳躍力のあるスペランカーみたいな感じだ。



6

さて、再び地下迷宮。
ちょっとヘッドレスと戦ってみたが、まだ敵わなかったのでそそくさと逃げて、先ほど見つけたアップダウンの橋の先にある3つの小部屋に行った。
扉は閉ざされているが、ここは原点に帰ってパンチでぶち破る。



アバタールの鉄拳は今回も健在だ。
どの部屋にも大した物は無かったが、一室に妙なメモ書きが落ちていた。



どうやら、この部屋にいたハリーという男が、サポという男に宛てた手紙のようだ。
『プラットフォームシステムに異変が起こり、城に登るはしごの近くにあるエレベーターが異常動作をしている』
という内容であった。
そして、この部屋に大きなナメクジが入り込んで大変なことになっている、ということも付記されていた。

この部屋を開けた時に飛び出してきたナメクジやワーム共は全て退治したが、ここに肝心のハリーの姿は無い…。



9

お次は水路を探索する。
どこに何が隠されているか分からないから、こんな汚水の中でも地道にマップを埋めておかなくてはならないのだ。



アバタールの水泳スキルは0だが、そこそこの距離は泳ぐことができる。
途中で少しでも陸地に上がってインターバルを挟めば問題は無い。
とはいえ、これだけの広さの水路を泳ぐのは大変だ…。



10

頑張って水路を埋めていくと、緑色のナメクジが大量に巣食っている部屋を見つけた。
こいつらは毒液を飛ばしてくるので、なかなか危険な奴らだが、ヘッドレスやゲイザーほどではない。



全て叩き潰して部屋の中を探すと、ここでもメモ書きを見つけた。



『木曜日にはそっちにナメクジの駆除剤を届けることができると思う。それまで、なんとか持ちこたえてくれ。ナメクジは食料に寄ってくる。ヤツらがいる間は 貴殿のオフィスに食料を貯蔵しておかないように  サポ』
…だそうだ。

上の部屋で見つけた手紙の相手の部屋のようだ。
隅にある樽を調べると、チーズと一緒にさっきの緑ナメクジがまた大量に出てきたから、この部屋にいた者はきっとナメクジにやられてしまったのだろう…。



11

他にも鍵のかかった鉄の扉を見つけたが、こいつはさすがにアバタールの鉄拳をもってしても開かなかった。



レベル3のフロアは、これで現状で行ける所は大体見回ったはず。
ヘッドレスやゲイザーにはまだ到底勝てないから、先にレベル4の探索を進めようか。





***現時点のステータス***

LV 5
STR:23 DEX:13 INT:20
VIT:53 MANA:22

スキル

攻撃:12 守備:12
メイス:14
マナ:8 呪文:11
軽業:2


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