Ultima Under World プレイ記録 15 LEVEL8 アビスの中心

ステイジアン・アビス、レベル8階層に降り立つ。
なお、今回が最後のプレイ記録となりますが、この最終局面では非常に難解な謎解きが多発するため、攻略情報を存分に活用しております。


1

レベル8階層は、一面にマグマが広がる地獄のようなフロアであった。
敵もワサワサ沸いてきて、障害物の少ない広大な空間の四方八方から襲い掛かってくる。

 

特に、攻撃力の高いゴーレムや、遠くからブレスを飛ばしてくるファイアエレメントが大量発生するため、気付いたら大ダメージを負っていることが多く、探索 は困難を極めた。





2

しばらく進むと、フロアの中央に巨大な門がそびえている。
門を開くことはできなかったが、中央に三叉の鍵穴を見つけた。



いかにも、この中に何かがある。
まずは、これに合う鍵を探すということか……。





3

ブラックソードを振るい、リーパーやファイアエレメントを撃退しつつ進むと、扉のある部屋が見つかった。
鍵がかかっていたので、例によってパンチングで叩き壊す。




すると、なんと中には人が閉じ込められていた!




彼の名はカラッソ。
金脈を探しに来たらティバル捕まってに閉じ込められてしまったらしい。
数週間閉じ込められて腹が減っているらしかったので、手持ちの食料を渡すと、御礼に魔法のワンドをくれた。



このワンドは南西にあった骨のそばに落ちていたらしい。
遺品を見るに、さぞや強い魔法使いだったのだろうとのことだ。
これはもしや……。





道中

そんなわけで南西部に向かってみる。
道中でも数多くの敵と戦い、通路や部屋に隠されたアイテムを発見した。



ここのアイテムは、いずれも強力な魔法がかかった武器防具ばかりだったが、力が無くてこれ以上持てないアバタールには無縁なものだ。

そういえば、ここで初めて気付いたのだが、実は武器防具の他にも指輪が装備できたらしい。
あまりにも小さい装備スペースだったので、今まで全く気付かなかったのだが、指輪はここに装備しないと効力を発揮しないようだ。



ずっと前に拾っていた跳躍の指輪を装備すると、ジャンプ力が倍くらいになったため、移動が非常に楽になる。
最終フロアにして、ようやく気付いた驚愕の事実であった。
これを活用していれば、もっと楽に探索ができていたのは間違いない……。





4

ここには神殿がある。
もう最大レベルまで上がっているアバタールは、マントラを唱えてもスキルは上昇しないが、実は神殿にはスキルアップ以外の用途があった。
上の階で魔術師イロモから聞いた、真実の鍵についてのヒント、『Falanae Fanlo』という言葉である。

なんと、この言葉『Fanlo』をマントラの代わりに唱えると、『真実の鍵』が突然出現するのだ。
神殿で特別なマントラを唱えると、何かが具現化することがある…という情報を魔術師達から聞いたことはあるが、まさか、この言葉がそうだったとは思わな かった。


さらに、神殿にはもう1つ謎が隠されている。

香を焚いて眠った時に見た奇妙な夢…



あの夢で見たカップに書かれている文字を、順番につなげて神殿で唱えると、なんと8徳の護符の最後の1つ、『奇跡のカップ』の在り処が示されるのだ!



おおよその方角しか教えてくれないが、アビスに存在する各地の神殿でマントラを唱えて方角を示すことにより、次第に場所を特定していくようである。





道中

レベル8階層には、ウルティマでおなじみのウィスプもいる。





そして、おなじみの魔法も教えてくれる。



敵も味方も含め、全ての生命を消し去る禁呪・アルマゲドンだ。
ウルティマ6に続いて、本作でもウィスプから教わることができた。

もっとも本作の場合は、話を聞かなくてもルーンの組み合わせが正しければ使用可能のようだが、この魔法に関しては唱えることはないだろう……。





5

南西部に着いたものの、骨はそこら中に大量に落ちている。
この中からガラモンの骨を見分けるのは至難の業だ。





カラッソの話からすると、魔法使いの物らしき遺品が落ちていたらしいから、こっちにあるルーンやスクロールに囲まれた骨であろうか?



拾ってみても、『ガラモンの骨』などとは表示されず、ただの骨ではあるが……。





Level 5 - ガラモンの墓

とりあえず、骨を墓に戻すためにレベル5階層にあったガラモンの墓に向かう。





そして、拾った骨を使ってみると……



どうやら当たりだったようだ。
どれだけ見ても、ただの骨で名前が表示されないから不安で仕方なかった。
ここから一番下まで降りるだけでも、かなりの時間がかかるもんな。


さて、ようやく対面を果たした夢の男・ガラモンからは、様々な話を聞くことができた。



まず、アビスの中心の門を開くには、3つの原理の鍵が必要だと言う。
これの在り処は分かっているし、一部は既に入手している。


その門の中の部屋には、ティバルが召喚してしまった、スラッシャー・オブ・ベイルズという悪魔が閉じ込められているらしい。
この悪魔はあまりに強大なため、いかなる方法をもっても滅ぼすことはできず、何とかして封じ込めないことには、ブリタニアは滅びてしまうだろうとのこと だ。

この悪魔を封じるため、ティバルはオーブの力を利用してアリエルの体に封じ込めようとしたらしいが、アバタールが阻止したため失敗に終わった。
ガラモンが言うには、より純粋なるエネルギー、つまり徳の力を吸収した物を使い、ブリタニアの力を借りる必要があるらしい。
これらの物を火山に投げ込んで徳の力を放出すれば、ボルテックスを巻き起こす波動が生まれるから、その力を使ってムーンゲートを作り、異空間の中に悪魔を 送り返す……と言う。

ティバルは、ブリタニアを救うためとか何とか言ってたが、やはり奴こそが諸悪の根源だったようだ。


とにかく、悪魔を封印しないと仕方ないだろう。
徳の力を吸収した物とくれば、サー・カビルスの8つの護符しかない。
現在7つが集まっており、残るは崇高な心(=霊性)にあたる、『奇跡のカップ』のみだ。

では、最終決戦の前に、この護符と三原理の鍵を取りに行くとするか。





Level 7 - 勇気の鍵の間

レベル7の北西部には『勇気の鍵』に通じる扉がある。
牢獄に捕まっていたスモンデンから鍵は貰っているので、ここを開けて中に入った。





この通路はレベル7からレベル3まで続いており、道中にはおびただしい数の敵が出現した。



なるほど、勇気の鍵に続く道というだけのことはある。

だが、この迷宮に出てくる敵は、もはやアバタールの敵ではない。
逃げ惑う敵に容赦なく止めを刺しつつ階段を駆け上がり、最後の間に控えているアイアンゴーレムをメイスで打ち砕く。



部屋の奥に置かれていた『勇気の鍵』を拾い、三原理の鍵は全て揃った。





Level 3

レベル3階層の、とあるエリアに行く。
神殿で奇跡のカップのマントラを唱えることによって、導き出される場所だ。
しかし、ここは既に探索したことのある場所で、奇跡のカップどころか、特段怪しい物も見当たらない。

この場所で、おもむろに懐からフルートを取り出すアバタール。
曲目は以前にグールの音楽家アイスナックから教わった『マーディンの驚きの歌』だ。

そして曲が終わると、何も無い空間からカップが現れた。



そう、これが8徳の護符の最後の1つ、『奇跡のカップ』であった。
かつてアイスナックから聞いた話では、この曲を特別な場所で吹くと何かが起こる、ということであったが、まさかこんな事が起こるとは、誰が想像できたであ ろうか。





6

必要なアイテムは全て揃った。
レベル8階層に降り立ち、アビスの中心にそびえる門に向かった。

そして……



勇気・真実・愛の3つの鍵を合わせて1つの鍵を作り、これを鍵穴に差し込む。
この鍵は『永遠の鍵』というらしい。
なぜ『永遠』なのかは、ウルティマ4をクリアした人ならば分かるであろう。


そして、巨大なる門が開いた!

アビスの門を開く三原理……サー・カビルスは、かつてアバタールが三原理の神器を用いて、このアビスの入口を開いた事にちなんで、このような設計としたの であろうか……。


部屋の中にはマグマが広がっており、その中心に異形の姿が見える。



この悪魔こそが、スラッシャー・オブ・ベイルズ!

ティバルの魔法により動きを封じられているため微動だにしないが、アバタールの力をもってしても、この化け物を倒すことはできない。
むしろ殴りかかったら、こっちが死んでゲームオーバーになるという有様だ。
ここは、ガラモンから言われた通りに、集めた護符を使用するしかないようだ。


さあ、頼むぞ!
サー・カビルスの8つの遺物よ!



苦労して集めた8つの護符を中央のマグマに投げ込んでいく……。

こういった重要アイテムは、通常は水やマグマの中に落としても消滅しないものであるが、この場所に投げると光を放って消滅する。
そして、最後の1つをマグマに投げ込んだ時……




ムーンゲートが現れて、スラッシャー・オブ・ベイルズを異次元に飲み込む!





と同時に、アバタールまで中に連れ込まれた!

ここが異次元ボルテックス空間か……。
ふーむ、興味深い……。


って、おい!
シャレにならねーぞ!!
どういうことだよガラモンさんよ!!









この異次元では、じっとしていてもダメージを受けてHPが減り続けてしまい、魔法も使用できない。
周囲を見回すと、緑色の道が宙空へと続いているので、そこを目指して駆けた!






周囲では奇妙な物体が蠢く……





どれだけ走っても、この悪夢のような光景は終わらず、道は延々と続く……

この道は永遠にループしているんじゃないか……





次第に失われていく体力、道を踏み外す恐怖……

このまま異次元で力尽きてしまうのか……



と思ったその時、緑の道の果てにゲートが見えた!




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