Ultima Under World プレイ記録 14 LEVEL7 - 2 アリエルの牢



1

ティバルの迷路を抜けると広い部屋に出た。
しかし、何か様子がおかしい。
恐る恐る奥へ進むと、うっすらと人影が浮かび、突然火球が飛んできた!



慌てて壁に隠れるが、炎が直撃して大ダメージを受けてしまった。
このフロアで唯一魔法を使うことのできる者……こいつがティバルか!
どうやら、話し合う間もなく戦いとなってしまったようだ。

ティバルは宙に浮いて周囲を移動し、火球や電撃の魔法を連打してくる。
こちらは魔法を使えないし、飛び道具も持っていないので、何とかして近づいて叩くしかない。

やるしかないだろう。
アバタールは、ダメージ覚悟で敵に突進した!



魔法使いは、接近戦に持ち込めば魔法を使ってこなくなる。
この戦法は、インプやファイアエレメントのような敵と戦う時にも有効だ。
ティバルは宙に浮いて逃げようとするが、すかさず体当たりをして動きを封じて追い詰める。
あとは、ひたすらメイスを振り下ろすのみだ。
魔法使いの直接攻撃などは蚊の刺したようなもの。

勝負は決まった―― アバタールのラッシュがティバルを襲う!



そして数分後……息も絶え絶えのティバルが話を始める。



「おせっかい焼きめ!お前のせいで世界は破滅するのだぞ!
我が儀式は、その生き物を呪縛から解き放ち…再び、遠く離れた若い女性の体に拘束するためのものだ。
だが、お前に礼を言っておこう。とりあえず、第一段階は成功したからな。
あれはおおきな過ちだった。兄が去った今、私だけが世界を救える人間だったのだ。
私は、私自身にもっとも利益のある道を選択して、あの行動を決断したのだが…まったく、皮肉じゃないか。
私はブリタニアを救うために立ち上がった。だが、お前は、ひとりの少女を救うためだけに私を倒した。
私が捕まえたスラッシャー・オブ・ベイルズは、すぐにでも逃げ出すだろう。ブリタニア全体が、その危険にさらされる。
武器も、呪文も、人間が発揮できる力では、それを傷つけることはできない。その悪意に満ちた野望が解き放たれるのだ。
愚か者めが、私を倒した報酬を受け取るがいい。
おかげで、私は別の世界へ行く。それを見ずに済むのはありがたいことだ」



そう言って、ティバルは息を引き取った。
突然の話に驚いたが、ティバルは、ブリタニアに驚異を及ぼす『スラッシャー・オブ・ベイルズ』なるものを阻止するために、アルムリック男爵の娘を誘拐した ということであろうか?





2

広間にはオーブがある。



このオーブがフロアの魔力を吸い取っているようだが、まだ破壊するための破片を持っていない。


その奥には牢獄があり、中に少女が囚われている。



この少女こそ、アバタールがステイジアン・アビスに閉じ込めらた原因、誘拐されたアルムリック男爵の娘・アリエルであった。


 

「やっと助けに来てくれましたのね!でも、とても大変なことが起こりそうなのです!
あの化け物が逃げ出して、私達を殺しに来る前に、みんなに逃げるよう知らせなくては!
あなたが解放してくださったので、転移のアミュレットを使えます。これで父に危機を知らせなければなりません。
お願いです!私を助けてくれたようにブリタニアを救ってください!」


そう言い残して、アリエルちゃんは一瞬で地上にワープしてしまった。



うん、無事でよかった。
思いのほか美人だったから、助けた甲斐があった。

でも、命懸けで地獄の深淵まで来た恩人に対して、もうちょっとこう…なんと言うかさあ……。





3

奥には、本やポーションが数多く置かれた部屋があった。
ここはティバルの私室だろうか?

本やスクロールを読んでみると、奇妙なルーンについて、マントラについて、復活の方法について、などなど色々な内容が書かれていた。
そして、その中に、「ガラモン、許してくれ!これが済んだら、きっと生き返らせてやるからな」と書かれた紙が紛れていた。



これを見るに、夢の男・ガラモンを殺したのは弟のティバルなのか?
だが、一体何のために……?



その後、ダメージを回復するために眠りにつくと、ガラモンの夢を見た。



「…やったな。もし、物事が違う方向に動いていたなら、おそらく…だが関係ない。君はただ…を遅らせたにす ぎん。
スラッシャー・オブ・ベイルズは、すでに新しい肉体を持ち始めている。
知ってのとおり、我が弟は…が悪くなるばかりだ。弟も知っているが、人間が使える呪文や武器では、それを傷つけることすらできない。
せめて、私の遺骨がしかるべき場所に安置されたなら、私も力になれるのだが。
…は私を墓に埋葬してはくれず、弟が…た後に、骨を隠しただけだった。
…は、南西の方角にあるティバルの洞窟の下のどこかにいると…。
…を我が墓に安置してくれたなら、我がパワーを縛っているものが解かれ…」


と、かすれた言葉で何かを語る。

復活しつつあるスラッシャー・オブ・ベイルズとやらを倒すには、ガラモンの力が必要ということか?
ガラモンの墓はレベル5の墓地で見つけているが、そこに骨はなかった。
このアビスのどこかにあるガラモンの骨を見つけて、墓に埋葬しろということであろうか…?





4

ティバルが落とした鍵を使って扉を開けていくと、牢獄のような部屋があった。



牢の独房には骨が落ちていたり、壁に不気味な落書きがあったりと色々だったが、中には何人かの生きている人間がいた。
ナルトーから聞いた、ティバルに捕らえられた者達であろうか?





このグリフルが言うには、ここに捕らえられた人々はティバルの坑道で死ぬまで働かされるか、魔法の実験台にされていたらしい。
ティバルはブリタニアを救うため…とかのたまっていたが、所詮は悪人だったようだ。
また、このグリフルは、ティバルのオーブと同じ材質の石が落ちている場所を教えてくれた。
これで魔法が使えるようになりそうだ。




ポリナードという男は、せっかく助けてやったのに、「オレなど救う価値はないよ。もっとマトモなことをしたらどうだい」と、何とも自虐的な奴だ。



探索に少しでも役立ててくれと、絵の裏に周辺の地図を描いてくれる。
その絵を見ると、「トム」という名が書いてあった。
トムって、どこかで聞いたような名前だな……。




魔法使いグルスタングは、真実の鍵の在り処を突き止めたらしい。



「Folanae」という言葉を、上にいるイロモに伝えてほしいと頼まれる。




山人族スモンデンは、勇気の鍵のある場所に行くための鍵を持っている。



鍵のための鍵ってやつだ。
もう自分には取りに行く力はないからと、アバタールに鍵を託してくれた。

真実の鍵、勇気の鍵、とくれば、もう1つの鍵も存在するはずだ……。





2

レベル8に落ちていたオーブの岩を拾い、ティバルの部屋のオーブに打ち付けて破壊する。



このオーブの岩は、すでに探索した場所に落ちていたから回収には別段苦労しなかったが、外見が普通の石ころと変わらないので、注意して見ないと気づかな かった。

ともあれ、これで魔法が使用できるようになった。
空中浮遊や大ジャンプなどを使えば、今まで行けなかった場所にも行けるはずだ。





5

マグマの中に浮かぶ飛び石を空中浮遊の魔法で軽々と越える。


この飛び石は、途中で見つけた地図が何らかのパズルとなっていると思われるが、空を飛んで周囲を探しても何も見つからなかった。
単に、迷宮のショートカットのための場所であろうか?





Level 6 - ムーンストーン友愛会

先ほど牢獄から救助した人達から頼まれたお使いをこなすため、レベル6階層へ行く。
そして、魔術師イロモに会い、グルスタングの言っていた「Folanae」という言葉を告げた。



すると、この「Folanae」という言葉が書かれた本がアカデミーの図書館にあるので、それを見れば暗号が分かると言う。

早速、図書館を探すと、「Folanae Fanlo」というタイトルの本を見つけた。
この本は、調べてもタイトルしか読むことができないので、これがヒントということになるが……イロモに聞いても、これ以上のことは何も教えてくれない。





Level 5 - 溶岩の川

次はレベル5階層へ行き、溶岩の川にたたずむ未亡人ジュディーに会う。



牢獄で助け出したポリナードの描いた地図…の裏に描かれている『トムの肖像画』を手渡すと、ジュディーは突然涙を流し始める。

涙が溶岩に落ちると、そこに金色の鍵が現れた。
これこそが『愛の鍵』であった。

なるほど、この迷宮の中で最も愛を感じる人物だったしな……。





6

再びレベル7階層に戻り、残った部分の探索をする。

入口から少しばかり進んだところにある通路には、実は隠し扉がある。
この隠し扉は、「発見の目」の魔法を使わないと出現しないため、オーブを破壊して魔法が使えるようになってからでないと入れないのだ。


この奥は墓地になっている。



墓に刻まれた名前は、いずれも聞き覚えがなかったが、ここには更にいくつもの扉が隠されている。


そして、進んだ先にの部屋では、強力な幽霊が出現する。




幽霊だけではない、ここには多くの貴重なアイテムが置かれているのだ。



ブラックソード、盾、ヘルメット、いずれも強力な魔法が付加されており、おそらく最高クラスの武具である。
特に、装備するだけで周囲が明るくなるヘルメットは便利なことこの上ない。


はい、ここは攻略情報見ました。
この部屋に入るには、別段怪しくもない場所で「発見の目」の魔法を使う必要があり、普通にプレイしていては、まず分からないような仕掛けです。
中にあるアイテムも非常に強力なので、いわゆる隠し要素的な扱いだと思われます。









ついにアリエルを救い出し、濡れ衣を晴らしたアバタールだが、これでハッピーエンドとはならないようだ。
ティバルの最期の言葉、ガラモンの夢、3つの鍵と8つの護符……
まだ全ては解明されていないが、この後はアビスの最深部、レベル8階層の探索をしてみよう。



***現時点のステータス***

LV 16
STR 22 DEX 14 INT 20
VIT(HP) 100
MANA(MP) 62

スキル

攻撃:24 守備:29
格闘:9 剣:25 斧:11 メイス:26 飛び道具:10
マナ:24 学問:20 呪文:21
探索:12 追跡:2 潜入:4 修理:7 話術:10 鍵破り:8 軽業:7 鑑定:10 水泳:13


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