Ultima Under World プレイ記録 13 LEVEL7 - 1 ティバルの迷路



1

アビスの第7レベルへと降りる。
ここへ通じる階段は1つしかないようだ。

階段を降りた早々、手負いの騎士に出会う。

 

彼の名はカルドン。
魔法使いに捕まった弟を探しに来たらしい。
彼が言うには、その魔法使いによって、このフロアでは一切の魔法が使えなくなっているとのことだ。
そういえば、この階に来た途端にMPがゼロになっている。

で、その魔法使いの隠れ家に行く途中には、多くの怪物達が行く手を塞いでいて、彼自身も戦いで手傷を負ってしまったらしい。
それらの怪物が守る地域を通るために必要な通行メダルを持っていたが、途中で落としてしまったと言う。

なるほど、事情はよく分かった。





2

まずは周囲の水路を探索してみると、色の違うラーカーが大量に棲息していた。



深層で出現するだけあって攻撃力が高く、毒まで持っているので手強い。
回復魔法が使えないので、毒は例によってヒルに吸わせて治す!





3

先の部屋には、話に聞いた警備兵らしきゴブリンがいた。



まだ通行証のメダルを持っていなかったので出直そうとするが、こいつらは問答無用で襲ってくる。




まったく野蛮な連中だ。
まあ、今更グレーゴブリンなどは何匹来ようが物の数ではないので、揃って血祭りにして奥の部屋に進んだ。





4

カルドンから聞いた通りに南東部分を探索していると、メダルが落ちていた。



これが通行証に違いないだろう。
ここまででもかなり消耗してしまったが、魔法が使えないので、体力を回復するには寝るしかない。


ということで、ゴブリン共から強奪した肉を喰らってゴロリと横になると……



ここで、またしても夢を見た。
断片的にしか分からないが、どうやら、このガラモンの弟が今回の変事に関与していると思われる。





5

先に進むと、またしても警備兵が行く手を遮った。



拾った通行メダルを見せれば安全に通してくれるのであろうが、さっき問答無用で襲われたのを根に持ったアバタールは、実力突破することにした。

「バカだからバカにして何が悪い!」とメイスを振り回すアバタール。
このゲーム、相変わらず選択肢がヒドイな。

トロルとゴブリンが大勢いたが、細い通路に隠れて1体ずつ戦ったので、何ら問題なく屍を重ねていくことができた。
やはり、こいつらはバカだ。







6

その先の通路にはナルトーという男がいた。

 

彼によると、ティバルという魔法使いが魔法のオーブを使ってフロアから魔力を吸い取っているらしい。
そのオーブを破壊するためには、同じ材質の破片が必要だと言う。
他にも、ティバルに捕まった友人達が役立つ情報を持っているとのことだ。


この場所から少し歩いくと、死体と一緒に鍵が落ちているのが見つかった。
ナルトーによると、これは蜘蛛に襲われて死んだ友人らしい。
この鍵で、『ティバルの迷路』とやらで必要な物のある場所に行けると言っていたが…今のところ、何のことだか分からない。

このフロアは、必要なアイテムや情報が多くて、何とも面倒そうな所だ……。





7

所々で、レベル8の階層へと下りる階段が見つかった。



それにしても、魔法が使えないと本当に不便である。
回復、食料、ジャンプ、浮遊など、全て魔法に依存してたから、段差を飛び越えるだけでも一苦労。
久し振りに自然の中で運動をする現代っ子のような感覚だ。





8

ここで神殿が見つかったので、最後のスキルアップをする。
経験値からして、このレベル16が最大のようだったので、残ったスキルは全て武器と魔法につぎ込んだ。
スキルは30が最大値のようだが、もう一歩届かず。
羊飼いという職業にも似つかわしく、実に器用貧乏なステータスとなってしまった。





9

階段の1つからレベル8の階層に下りてみる。



ここで行ける範囲は狭く、すぐにまた上に昇る別の階段が見つかった。
どうやら、レベル7とレベル8の階層は、複雑に入り組んでいるようである。

また、レベル8では普通に魔法が使えるようなので、回復のために緊急避難するのも良いかもしれない。





10

レベル8から上がった先には死体があり、傍らには手紙と鍵が落ちていた。



何かしら重要な鍵のようであるが、死体の目の前にある「危険 前方に悪霊あり」と書かれた扉には合わないようだ。



先ほど拾った、ナルトーの友人の鍵も合わない。
うーん……仕方ない、戻ることにするか。





11

空中浮遊がないと行ける場所も限られるし、ちょっとジャンプを失敗したら戻れなくなるかもしれない。



上下にかなり入り組んでいるから地図を見ただけで全ては把握できないし、さすがに敵も強い。
この階層は、思った以上に難解だぞ……。





12

吊橋から飛び降りると、下のマグマの川にはファイアエレメントがウヨウヨしていた。



こいつらの吐く炎は強烈で、耐火炎の魔法がないと、とてもまともに相手ができない。
しかし、もう行ける場所もないので、ここを強行突破しなくてはならなそうだ。

腹をくくって……突撃!!





13

黒コゲになりながらも、溶岩の川沿いに扉を見つける。
この扉はナルトーの友人の鍵で開き、レベル8へと通じる階段があった。


そこから、またすぐにレベル7の別の場所へ通じる階段を昇ると、奇妙な部屋に辿り着いた。

部屋の中にはインプとゴーレムがおり、突然インプが話しかけてくる。

 

「私は泥棒」
「欲しいものを取れ、必要なものだ。お前の目を覚ますものだ」
「それは王冠だ。それ以外のものには手を出すな。それを着ければ、お前を安全に導く黄色い道が現れる」
などと、意味不明なことばかり言って姿を消してしまった。

何のことやら、といった感じだが、部屋を見回すと数多くの財宝が落ちている。



王冠を取れ、と言っていたが、その王冠も沢山落ちている。
いったい、どうしろと言うのだ?


仕方ないから、王冠を全部拾って見てみると、ことごとくに『呪われている』と表示が付いていた。
スキルを高めたアバタールには、手に取るだけで、こういった魔法効果が分かってしまうのだ。

その中で、たった1つだけ、『迷路ナビゲーション』と表示される王冠がある。



迷路というのは、ナルトーが言っていた『ティバルの迷路』という所のことだろうか?
とにかく、この王冠が正しい宝だろうから、ありがたく持って行くことにした。





12

さっきのファイアエレメントが蠢くマグマの川に戻る前に、レベル8階層で耐火炎の魔法を唱えておいた。
この魔法は有効時間が限られているが、レベル7に昇って、しばらく行動するくらいの時間は持つ。
おかげで、炎のダメージをほとんど受けなくなったので、楽勝でエレメントを殲滅できた。



この方法を使えば、少しの時間であれば空中浮遊や大ジャンプも使えそうだ。





11

上に戻る途中で巻物を拾ったので読んでみると、そこには文書ではなく地図が書いてあった。



何かの仕掛けを印したものであろうか?
この階層には謎が多すぎる。





10

行ける所が無くなってしまったので、さきほどの開かずの扉、「危険 前方に悪霊あり」と書いてある場所へ行く。

そして、このアビスに閉じ込められた最初の頃を思い出して、扉に執拗にパンチを浴びせてみると、程なく扉は開いた。




アビスには、こうやって無理矢理開けられる扉と、特定の鍵を使わないと絶対に開かない扉があり、下に行くほどに後者の方が多くなってきたので、最近では試 し殴りをしていなかったのだ。
やはり基本は大切だな。

扉のメッセージは意味ありげだったが、部屋の中には幽霊が何匹か潜んでいただけで、特段危険も無く、先に進むことができた。





14

続く通路の先には迷路が控えていた。



「さてと!あとは迷路を探索するだけだ・・・」と壁に書かれた傍には骨が落ちている。
見たところモンスターもいないのに、こんなにいきなり死んでるとは驚きだ。
ここが、ナルトーから聞いた『ティバルの迷路』であろうか?


どれほどの迷路なのかと踏み込んでみると、いきなりアバタールが倒れてゲームオーバーの表示が!
え?何事ですか!?

そういえばナルトーから、この迷路を通るのに必要なアイテムがあるとか聞いたような気が……。



ということで再スタートして、先ほどのインプの部屋から持ち出した『迷宮ナビゲーターの王冠』を装備してみる。
名前からして、この王冠以外に該当のアイテムが考えられない。

すると、迷路の中に黄金の道が現れた!



なるほど……この道に沿って歩けば出口に辿り着き、踏み外したら即死ということか。
迷路入口に落ちてる骨は、こうやって死んだんだな……。









そして、黄金の道を通ってティバルの迷路を抜けるアバタール。
無実の罪を晴らすためのアビスでの長き冒険も、いよいよ終焉に迫ってきた。




***現時点のステータス***

LV 16
STR 22 DEX 14 INT 20
VIT(HP) 100
MANA(MP) 0(この階層では使用不可)

スキル

攻撃:24 守備:29
格闘:9 剣:25 斧:11 メイス:26 飛び道具:10
マナ:24 学問:20 呪文:21
探索:12 追跡:2 潜入:4 修理:7 話術:10 鍵破り:8 軽業:7 鑑定:10 水泳:13


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