Ultima Under World プレイ記録 12 LEVEL6 - 2 アビス・アカデミー



1

魔術師達の居住区を出たアバタールは、彼らから得た情報を元に、このレベル6の残った区画を探索する。



グールに作ってもらったドラゴンのブーツのおかげで、溶岩の上でも平気で歩ける。

逆に、このブーツがなかったら、このフロアの探索は厳しいかもしれない。
一応、空中浮遊の魔法を使えば対処できるが、消費MPが多く効果が短い上に、移動速度がかなり落ちるため効率が悪い。


しばらく進むと、小島の上に人影が見えた。

 

彼は話に聞いたゴーレムで、近づくなり呼び止められて戦いを挑まれた。
勝利すれば8徳の護符の1つ、武勇のシールドをいただけるらしい。

いいだろう、所詮は土塊、アバタールのメイスの敵ではないことを思い知らせてやろう!



とはいえ、なかなか強い。
余程のパワーなのか、殴られるたびに防具が傷んでいく。
アバタールも負けずにメイスを打ち付けるが、殴ったメイスが破損するほどの頑丈さだ。

乱れ飛ぶ拳と金棒、破片と血飛沫、そして、パワーとパワーのぶつかり合いを制したのは……




勝者アバタール!
見事、武勇のシールドを入手した!
正義の剣と同様に装備できるようであるが、壊れる可能性があるので大事に保管しておこう。





2

溶岩を歩いて北東部に行ってみると、『ビルス所有地』と書かれた看板があった。



居住区の魔術師から聞いた話だと、予言者ビルスの篭った洞窟には、罠やモンスターを数多く仕掛けられているから大変に危険だということだ。
だが、彼が図書館から借りた本を取り戻すように頼まれているので、アバタールとしては行かなくてはならないところ。





3

中では、蜘蛛とかインプとかヘッドレスとかが、上から下から襲い掛かってくるが、さほどの問題はない。

軽く蹴散らして奥へと進むと、途中で魔法強化されたダガーが見つかった。
ダガーは軽くて邪魔にならないし、メイスでは威力の低い下方向への『突き』ができるから、持っておいて損はないだろう。

また、魔法強化された革ベストも落ちていたので、チェインメイルから着替えることにした。
結局、羊飼いアバタールの力ではチェインの防具は無理だった……。
何より、カビルスの護符が重いんだよな〜。
これ以上かさばってきたら、まとめて別の場所に置いておくってのも、いいかもしれないな。


そんな感じで進んでいくと、見慣れないモンスターがいる。



ファイアエレメントというらしい。
ファイアだろうがエレメントだろうが、どうせ殴れば倒せるだろうから、拾ったダガーの威力を試してやろうと近づいたら、何と炎を吐きかけられた!

いや、こんな外見だから炎を吐いても別に不自然ではないのだが、このダメージが強烈だったのだ。
2〜3発も喰らったら瀕死の状態になってしまったので、慌てて逃げ帰った。
こいつは強敵だ……むしろ、さっきのゴーレムよりも遥かに強いぞ。
遠くから魔法や飛び道具でダメージを与えようにも、遠距離の火炎ブレスを吐きかけられたら結果は同じだろうしなぁ……。


回復した後、何か有効な魔法とかないものかと調べてみると、「耐火炎」という、炎のダメージを軽減する魔法があった。
居住区の魔術師から貰ったFlamのルーンを組み合わせることで唱えられるようになるものだ。

試しに、この魔法を使って再度挑んでみると、火炎ブレスのダメージをほとんど受けなくなり、簡単にファイアエレメントを倒すことができた。
まさに、このためだけに存在するような魔法だな。





4

このビルスの洞窟は、非常に入り組んでいる。
立体的にも迷路状となっているので、平面の地図を確認しても全然構造が分からない。

 

大ジャンプや空中浮遊の魔法などを駆使して進むが、現在地を把握するだけでも困難だ。
所々に強力な魔法のかかった装備品やスクロール、薬などが落ちているのだが、例によって重量いっぱいのため、あまり有難くない。


空中浮遊の魔法ばかり使っているのでMP消費が激しく、たまに高所から落ちたり、グールなどに襲われて毒に冒されたりで、かなり消耗してしまう。



最後の気力でヒルに毒を吸わせて治療するも、こうなってしまっては、しばらく休まないと危険だ。


瀕死の状態の中、アバタールは傷を癒すため、MPを回復するために眠りにつく……。

すると……



こんな所でも例の夢の続きを見る。
この夢の男・ガラモンは、毎回何かの手がかりとなるような話をしてくれてるのかもしれないが、こっちは今それどころじゃねーんだ!



この夢で思い出したのだが、魔術師居住区に、香を焚いて見た夢は真実となる、と話してくれた男がいた。
彼は悪魔に出合った夢を見たようだが、何やら意味深な言葉である。

香は居住区に落ちていた物をいくつか拾っていたので、試しに火にくべて使用してみると、突然奇妙な光景が現れた。



夜空に浮かぶカップに『hn』の文字。
なんともシュールな光景だ。

更に使ってみると、続けて同じようなカップが現れる。

 

アバタールの見た『悪夢』は、この3つだった。
全く意味不明であるが、この先に進むための何かが隠されていることには間違いなさそうだ。





5

探索を続けていると、『ルーンストーンの書』なる本の置かれた部屋を見つける。



これこそが、ビルスが図書館から借りパクしていた本であろう。
ちなみに、この部屋は『ビルス所有地』と書かれた看板の外の区域にあった。
苦労して探させておいて、これはヒドイ。


だが、肝心のビルスがどこにもいない。
もう洞窟の中は一通り探したと思うが……これだけ入り組んでいると、全てを見て回ったという自信も無い。

まあ、目的は果たしたから、この辺で切り上げるかな……。





6

ビルスの洞窟で数多くの死線を潜ったアバタールは、一気にレベル15になっていた。

レベル14、レベル15で得られた経験は非常に多く、神殿で祈ると合計10回以上もスキルを上げることができたため、ここで一気に強くなった気がする。







7

次は、上級魔法を唱えるのに必要なVasのルーンを取りに行く。

東に行くと奇妙な眼の印の旗が付いた壁があり、魔術師グラルワートから聞いた通りに眼の間に入ると、別の空間にワープした。





この部屋に落ちているエメラルドを、四隅にある祭壇にそれぞれ供えると、中央からルーンが現れる。

 

これで、「昼の光」、「ゲートトラベル」、「体力回復」などの強力魔法が使えるようになった。





8


北西部はアカデミーの廃墟のようだ。



魔術師達から聞いた話だと、ここには図書館があるらしいので、重要な情報が眠っていると思われる。





9

『ネッジの区画』と書かれた部屋には、かなりの数のモンスターが巣食っていた。



写真のワームの他に、奥から蜘蛛やヘッドレス達も続々とやってきた。

あまりの数に、ここで初めて処理落ちした程であった。
弱い敵ばかりだったので問題はなかったが、この数には驚いた。





10

ここが図書館らしく、小部屋に本が何冊か置かれている。



「ブリタニアの歴史」
「ルーンストーンの特性について」
「これからの魔法使いに求められるファッション」

など、タイトルしか読めないような本が大半であったが、中には魔力をアップするマントラや、召喚の呪文のルーンについて書かれている物もあった。

しかし、いかにもこの場所にありそうだったカビルスの護符、『誠実の本』は見当たらないようだが……。





11

居住区の魔術師達から聞いた話を元に、アカデミーに隠されたアイテムを探す。

このチェック模様の部屋の隅には、『慈悲のワイン』がある。



話に聞いたとおり、タイルの下に隠されていたようだ。
ワイン的には、タイルの下で保存ってのは、どうなんだろう。

試しに飲んでみようとしたが、栓が開かなかった。
大事なアイテムなので、間違って飲み干してしまわないようにとの配慮であろうか?





12

先ほどの『ネッジの区画』の奥には隠し扉が見つかった。

奥に進み、溶岩の川を飛び越えた先の部屋には、本の置かれた小部屋がある。



本のタイトルは、『歴史の書 ムーングロウのレーベンハースト著』とある。

あれ?
こんな意味ありげな場所に置いてあるからには、護符の1つ『誠実の本』かと思ったんだけど……

魔術師モーロックから聞いたヒントは、「誠実の本に通じる鍵が、砂時計の後ろにある」という言葉であった。
何か見落としてる物がないかと気になって、もう一度よく周囲を見回して調べてみたら……

ああ、なるほど!
地図を見て納得!
やはり、この本が誠実の本だったようだ。








これでレベル6の階層は終了だ。
正義、慈悲、誠実、と一気に3つの護符が見つかった。
おかげで重量がかなり圧迫されてしまい、食料を持つこともままならない。 
これを手放せる時は来るのだろうか……?



***現時点のステータス***

LV 15
STR 22 DEX 14 INT 20
VIT(HP) 96
MANA(MP) 52

スキル

攻撃:18 守備:22
格闘:5 剣:19 斧:8 メイス:20 飛び道具:8
マナ:20 学問:20 呪文:21
探索:12 追跡:2 潜入:4 修理:7 話術:10 鍵破り:8 軽業:7 鑑定:10 水泳:13


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