Ultima Under World プレイ記録 10 LEVEL5 霊園



1

いよいよ装備重量が限界になってきたので、装備の一部を革製品にすることにした。
チグハグで見栄えが悪いが、このままだと重要アイテムすら持てないので、背に腹は代えられない。


装備を整えた後、レベル4のブルフロッグのパズルを抜けてレベル5に降りると、すぐに墓が見つかった。



ガラモンという者の墓のようだ。


さらに、階段の付近に隠し扉があり、奥には何とサー・カビルスの墓があった。

 

カビルス様は、こんな所に葬られていたのか……。
何か重要な物が供えてあるかと思ったが、以前にもどこかで拾ったようなセプターが1つ置いてあるだけであった。
一応バッグに詰め込んでおいたけど、せっかくの有名人の墓だというのに何か物足りないな。

いや、さすがに遺骨は拾っていかなかったよ。





2

この区画には墓が数多くある。
中にはガーゴイルの墓なんてのもあった。
このウルティマアンダーワールドは、時代的にはウルティマ6の後だから、人間とガーゴイルは共存しているのだ。



これら墓の主かどうかは分からないが、行く手を塞ぐ幽霊やスケルトンを叩き潰しつつ、供物を拾い集めて行く。
アバタールは相変わらず罰当たりな男である。


そうやって墓荒らしをしているを、とある墓で剣の柄の部分を拾った。



これは、もしかして……以前に話に聞いた、2つに折れた『正義の剣』ではないか?
既に刃の部分は持っているので、もしこれが残った部分であれば、修理すれば直るかもしれない。
一応回収しておこう。





3

墓場の区画は、すぐに行き止まりとなってしまったため、レベル4にある別の階段から入り直す。

こちらには、『シルバーサーペント騎士団』と書かれた部屋があった。



レベル4にあった、クラックス・アンサタ騎士団とは別の騎士団であろうか?


取りあえず、中に入ってみるが……



荒れ果てた部屋の中には躯が散らばり、モンスター以外に動く者はなかった。
この状況を見るに、部屋に蠢いているヘッドレスの集団によって壊滅させられたのであろうか……。

シルバー・サーペント騎士団といえば、ウルティマ6でも登場した、サーパンツホールドの騎士団である。
セントリやサー・サイモンのような重鎮は来ていないだろうが、この伝統ある騎士団すらも壊滅しているとは、ただごとではない事態だ。





4

この部屋にいた魔法使いアンジョールは錬金術士らしく、錬金の材料となるザニウムという石を80個持って来るように頼まれた。

 

80個って……相当な数なんだけど……。

ザニウムは、このフロアの奥に坑道が採取できるらしく、そこの急送室とやらの操作をオペレーターをやっていたグールに教えてもらうようにと言われた。
グールって……ゾンビのことか?



また、こちらには神殿があったので、祈ってスキルを上げておいた。
戦闘スキルは随分高まってきたのだが、鍛冶や鑑定のような技術スキルは、あまり役立っていない感じだ。
鍛冶なんて一度もしてないけど今のところ問題ないし、鍵開けはパンチで十分だし、追跡とか潜入とか一体何の役に立つのか分からない。





5

ここには祭壇のような物があり、部屋の四方の角にスイッチが設置されていた。



これこそが、上にいた騎士デレクから聞いた、『謙譲の指輪』の隠された部屋であった。
彼から教わった通りに四隅のスイッチ操作すると、中央の祭壇から指輪が現れる。



何の変哲もない指輪で、拾ってみても『鉄の指輪』としか表示されないところが、いかにも謙譲の徳を示すような護符と言えよう。
……これ、本物だろうな?





6

崖の上から溶岩が見える。



このような光景を見ると、いよいよアビスの深層まで来たという感じがする。





7

細い道を下っていくと、崖の下の溶岩地帯に降り立った。
この溶岩に入ると大ダメージを受けてしまうため、間違って落ちてしまったら大変なことになるみたいだ。

慎重に足元を見ながら周囲を回ると、溶岩の川の畔に女性が立っているのが見えた。



何故こんな所に?


敵ではなさそうなので近づいて話しかけると、遠くから見たのと違って、随分と年老いた女性であった。

 

話を聞いてみると、彼女はサー・カビルスに仕えていたトムという男と結婚をする予定であったらしい。
しかし、2人でここを歩いている時にヘッドレスに襲われ、トムは溶岩の川に流されてしまったと言う。
それ以来、ずっと彼の帰りを待って溶岩の川の畔にいるのだとか。

結婚する予定だったってことは、きっと若い頃の話だろう。
こんな老人になるまで待っても来ないってことは、常識的に考えて……。


とりあえずアバタールとして、彼女を刺激しないように当たり障りなく会話を続けると、話の流れでアバタールが溶岩の川の中から恋人を探して来ることになっ てしまった。

おいおい、随分と無茶を言ってくれるじゃないの。
私に死ねと申されるか。





8

溶岩の探索は、とてもじゃないが無理そうなので、先に行っていない場所を見回ることにした。


上のフロアに戻って別の階段から入ると、すぐに居住区の印であるサー・カビルスの旗が見える。
今度はどんな住民が暮らしているのだろう……と中に入ると、いきなりゾンビの姿が見える。



おいおい、ここもシルバーサーペント騎士団みたいに壊滅させられちゃったか?
とメイスを構えたが、どうも襲ってくる様子がない。


恐る恐るゾンビに話してみると、陽気な返事が返ってきた。



そう、この第5レベルの居住者は、何とグールであった!
こいつは異種族や異文化の相互理解とか言う以前に、色々と別の障害があるような気がしてならない!





9

グールの部族リーダー、シャンクリックに挨拶する。

 

どうやら彼女達グールの仲間が何者かに騙されて、悪い脳ミソを食べてしまったらしく、笑い病となってしまって困っているらしい。
犯人を見つける良い方法はないかと尋ねてくる。

もはや私のような人間には、この善悪定かならぬ問題に正しい判断を下す自信がないが、取りあえず解決策として、『被害者に結婚を迫られて困っていたので、 毒を盛ってくれた者にお礼をしたいと言って犯人をおびきだす』方法を提案した。

そもそもグールなのに結婚とかいう問題ではないような気はするが、彼女は喜んでくれたみたいだ。
御礼として、トロルにさらわれたアルムリック男爵の娘が、おそらくこの下にある魔術師の巣に連れて行かれたのではないか、と教えてくれた。

いよいよ解決に近づいてきたかな。





10

他のグールの住民にも話しかけてみる。

アイスナックというグールは、元はサー・カビルスに仕える音楽家であったらしい。



以前に拾ったフルートを見せると、『マーディンの驚きの歌』という曲を教えてくれた。
この曲はサー・カビルスが好きな曲で、これをどこかで吹くと凄いことが起こると言っていたらしい。




また、先ほど出会った錬金術師アンジョールから聞いた、坑道の急送室オペレーターであった男エーエブルにも出会った。



彼に魚を10匹渡すと、引き換えに急送室のダイヤル操作の方法を教えてくれる。




入口で出会ったグールのマロウサックは、生前は腕の良い仕立て屋だったらしい。
ドラゴンのウロコと丈夫な糸があれば、溶岩をも平気で歩けるドラゴンのブーツを作れると言う。
両方とも既に持っているので、早速作ってもらうことにした。
懐かしいな、夜の目のナブリー。



ちなみに代金は、食べ物かグリーンゴブリン1匹とのことだった。
ゴブリンを連れて来る手間を考えると、魚を釣った方が早いだろう。





11

「命ある仲間から別れた者、ここに眠る。この者と運命を共にする覚悟なき者は入るべからず」という看板の掛けられた部屋に入ると、黒い幽霊が襲ってきた。



幽霊だけど、メイスで軽く叩き潰す。
運命を共にできなくてスマンな。


で、この幽霊が落とした鍵で奥にある扉を開くと、中に墓があった。

 

「元騎士ノラント ここに眠る。無残にも若きエンディコットを殺害し徳の道を踏み外したるにより、爵位を剥奪される」と書いてある。

彼も重要な人物だったのだろうか?
幽霊殺しちゃったけど。





12

この部屋が坑道に続く急送室とやらだ。



元オペレーターのグール・エーエブルから聞いた通りに、壁に並ぶ3つのダイヤルとスイッチを操作すると、鉄格子が開いてワープ装置が作動した。





13

そして、ここが急送された先の坑道。
地面にザニウム石が一杯落ちているのが見える。



アンジョールから貰ったサンプルを持っていれば、磁石のように自然に寄り集まってくるらしく、歩いていると自動的に回収できた。

この坑道はひたすら広いが、ただただ歩いてザニウムを回収するのみの場所であった。
その数、実に80個。
隅々まで回って、ようやく集めることができた。





4

集まったザニウム80個超をアンジョールに渡すと、御礼として巨大な金塊をくれた。



すげえ!
あんたは本物の錬金術士だ!
この技があればブリタニアは安泰じゃないか!

でも、この金塊やけに重いから、あまり持ち運びたくないんだけど……。







さてさて、これでレベル5のフロアは一通り回った。
このフロアは短かったけど、謙譲の指輪やカビルスの墓など、重要なポイントが多くあったな。
なお、ドラゴンのブーツによって溶岩を歩けるようになったから、待ち続ける老女ジュディーの恋人トムを探しに溶岩の川を探索してみたのだが、手がかりにな るような物は何も見つからなかった。
もっと下の階に流されてしまったのかもしれない。



***現時点のステータス***

LV 12
STR 22 DEX 14 INT 20
VIT(HP) 82
MANA(MP) 40

スキル

攻撃:14 守備:16
格闘:1 剣:13 斧:4 メイス:18
マナ:18 学問:19 呪文:13
探索:10 潜入:2 修理:5 話術:8 鍵破り:5 軽業:7 鑑定:5 水泳:8


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