Ultima Under World プレイ記録 08 LEVEL4-1 トロルと騎士団



1



南の階段からレベル4に降りると、いきなりカビルスの旗のかかった居住区が現れた。

扉を開けて中に入ると、広間には何とも頭の弱そうな外見をした連中がうろついている。



彼らはトロル。
ブリタニアでは、橋の付近にたむろして通行人を襲うという習性を持つが、ここでは他の住民同様に、サー・カビルスに教化されているため友好的なようだ。

早速、名のあるトロルを探し出して話をしてみる。
彼はロウスタッグと言う名前らしい。



ロウスタッグ「誰だ? 見ない顔だな」 
アバタール「Metalと申します」
ロウスタッグ「なに言ってんだか、わかんねー。ロドリゲスって呼んでもいいか?」


いきなり会話にならない……。
絶句するアバタールであったが、何とか話を続けていると、彼はこの部屋の奥の扉を管理しているらしいことが分かる。

では扉を開けてくれと頼むも、だったら何かよこせとのこと。
持っている食料やらガラクタやらを提示してみるが、彼は興味を示さない。




他のトロルから、彼の趣向について聞きだす必要があるかな。





2

トロルの居住区は、やたらデコボコしているし、そこら中に骨とかガラクタとか落ちているような殺風景な所だ。
意外と文化的な暮らしをしていたゴブリンやトカゲ人とは大違いだ。

しかも何故か、スケルトンやヘッドレスが蠢く部屋まである。



さすがに、集団で襲われると厳しい。





3

この老トロル・セザールは、かつてドラゴンを倒した猛者だと言う。

 

本当にトロルがドラゴンを倒せるのか疑問に思うところだが、戦利品としてドラゴンのウロコを持っているらしい。
もう彼には必要のない物だから譲ってもいいが、交換条件として、彼の大好物であるロットワームのシチューが欲しいと言う。
彼曰く、おふくろの味らしい。
とんでもねーおふくろだ。


だが、このロットワームシチューは、かつてグリーンゴブリンのラヌゴーからレシピを貰っているので、材料さえあれば作れるはず。
よーし、いっちょう腕を振るって、アバタール特製シチューを作っちゃうか!

材料は、ロットワームの死骸とキノコとワイン。
これらは既に非常食として携帯している。
どうせトロルに食わせるんだから毒キノコとかでも問題ないだろう。

そして、これらをボールに入れる。
ボールはその辺に落ちていたやつを使おう。
材料の準備が整ったら、レシピを読んで出来上がり。


何だかジャイアンシチューよりも酷い食べ物の気がするが、セザールは喜んでドラゴンのウロコをくれた。



うむ、良い行いをした後は気分が良い。





4

この落とし穴の下にはルーンが落ちていた。



ルーンと一緒に骸骨があり、『ついに呪いの術を手に入れたぞ! あとは、この穴から出るだけだ…』というメッセージの書かれた紙もある。

このルーンがあれば、麻痺や混乱、そして最終的には時間凍結の魔法が使えるようになるみたいなので、なかなか重要な物であろう。
なお、ちょっと付近を探したら隠し扉が見つかり、穴から出ることができた…。





5

先ほどのロウスタッグは赤い宝石に目がないという情報を得たので、手持ちのルビーを与えて奥の扉を開けてもらった。



いまだにロドリゲスと呼ぶのは納得いかないがな。



奥の部屋は神殿であったので、とりあえず祈ってスキルを上げておく。



このくらいのレベルとなると、1度のレベルアップで複数回のスキルアップができるようだったので、今回は剣スキルも上昇させておいた。
カビルスの護符の正義の剣といい、やっぱ剣が一番優遇されてるのかな……と思って。


また、この部屋には『ローンの書』という本が落ちていたので拾っておく。
書いてある内容は、イマイチ分からないが……。




6

この付近には流れ者も暮らしている。

 

彼らの話によると、このフロアには先ほどのトロルと、クラックス・アンサタ騎士団なる騎士達が暮らしており、互いに小競り合いを繰り返しているらしい。
サー・カビルスが生きている頃には仲良くやっていたのだが……と。

また、ロドリックという者が、『カオスの騎士』を自称し、北の古い食堂を占拠しているため、騎士団からもトロルからも敵対視されていることを教えてくれ た。





7


こちらの昇り階段付近には、なぜか灰色トカゲ人がいる。



話しかけることはできないが、襲ってくることもない。
間違って上のフロアから迷い込んだのであろうか?





8

宝箱を発見!
鍵が開かないから殴り壊した。



鍵開けのスキルとか意味なくね?




また、こちらに怪しげな滝があったので、水上歩行の魔法と大ジャンプの魔法を駆使して上に昇ってみる。



これ初めて使ったけど、なかなか快適だな。
特に大ジャンプは、移動スピードまで上がるから楽しい。
これから多用しちゃうかな。





9

こちらは騎士団の居住区。
打って変わって石壁の整然とした部屋となり、中には騎士が大勢暮らしている。

 

見た目は盗賊とかと変わらない気がするが、彼らはこれでも騎士である。
その辺の雑魚と違って、全員に名前があるようだ。



話しかけると、アバタールから尋常ならぬオーラを感じたのか、しきりに騎士団へと勧誘してくる。



まあ悪い奴等じゃなさそうだから、加入しても問題はないだろう。
情報を集める上でも有利に働きそうだ。
とりあえず、団長のドーナに会ってくれとのこと。





10

それにしても、このクラックス・アンサタ騎士団の区画には、「本部事務所」とか「出納係」とか、「トロル・ウォッチング事務所」なんてものまで、廊下にず らりと並んでいる。



お前ら、こんな所で本格的に暮らしすぎ。





11

騎士団長のドーナを見つけたので、謁見して入団希望の旨を告げると、自己紹介をしろと言われる。



「戦闘と魔法の業に長けた勇敢な戦士であります」
と紹介すると、お前には謙譲心が足りんな、と言われて入団を断られた。

羊飼いという最も謙譲的な職に就いているアバタールに対して、なかなか言ってくれるじゃないの。


もう一度他の騎士に話して団長への取次ぎの許可を貰った後、今度は「名もない母の名もない息子であります」と自己紹介。
すると団長は、その謙虚さに感心して話を進めてくれる。

何か、謙虚さとは違う気がするが、まあいいだろう。


続けて、騎士団に命を捧げることを誓わされた後、「死を約束したのであれば、この毒薬を飲め」、と命じられた。



なんと無茶な命令であろうか。
軍隊にありがちな、上官からの理不尽なシゴキってやつですか?


でも、毒になってもヒルに吸わせればいいや、と水を飲み干す。
どうせ勇気の試験のようなものだろう。
準備万全のアバタールにぬかりはない。




が、それは毒ではなく普通の水であった。

「この者、コップの水を飲みここに死す。そして、そこに立ちたるは、クラックス・アンサタ騎士団Metal殿なり」

とのこと。
なかなか手の込んだ演出だな。



そして、騎士団と認められたアバタールに、ドーナは早速使命を命じる。




かつて、このクラックス・アンサタ騎士団をアビスに創設した、最初の騎士・ローンが記した書物を探して来いとのこと。
コロニーができて間もない頃に書かれた物なので、当時の状況が克明に記されているらしい。

ローンの書……さっきトロル居住区の神殿で見つけた本のことか?








***現時点のステータス***

LV 11
STR 22 DEX 14 INT 20
VIT(HP) 78
MANA(MP) 40

スキル

攻撃:13 守備:16
格闘:1 剣:9 斧:4 メイス:18
マナ:15 学問:15 呪文:9
探索:10 潜入:2 修理:5 話術:8 鍵破り:5 軽業:7 鑑定:5 水泳:8


←プレイ記録07へ   プレイ記録09へ→