Ultima Under World プレイ記録 07 LEVEL3-2 トカゲ語入門
1
道中のどこだったかで見つけたトカゲの模様の入った鍵を使うと、トカゲ人達の居住区の扉が開いた。
鍵は緑と赤があるので、それぞれが緑トカゲ人と赤トカゲ人の居住区に対応しているのか。
と思ったが、緑も赤も一緒に暮らしている。
ざっと見回した感じ、西側が緑色、東側が赤色、と大雑把に区画されているようだ。
彼らの言葉は分からないが、襲ってくることはない。
2
居住区の中を物色していると、牢獄のような所に人間が囚われていた。
話しかけてみるも、どうやら彼は喋ることができない様子。
名前がアーゴということは辛うじて分かったが、まともな会話は無理そうである。
ここから出してくれと訴えているようであるが、捕まった理由も分からないし看守のトカゲ人とも会話ができない。
どうしろと言うのか、と困り果てていると、彼はトカゲ族の言葉が分かるというようなジェスチャーをする。
前回灰色トカゲ人から聞いた、トカゲ語の分かる人間とはこいつのことだったようだ。
だが、前述の通り彼は話すことができないため、アバタールが知りたい単語を彼に尋ねて、ジェスチャーでおおよその意味を教えてもらう、という方法しか取る ことができないようだ。
うわー面倒くさい!
ウルティマ6のガーゴイル語みたいに、簡単に教えてくれるんじゃないのかよ!
こうしてアバタールは、付近にいるトカゲ人から聞きだした単語をメモに取り、それをアーゴに尋ねておおよその意味を調べ上げる。
トカゲ語はどんな言語にも属さないような言葉なので、ひたすらに単語を覚えるしかない。
この作業はなかなかにキツかったが、彼らと話ができないことには、このフロアの攻略もできないだろうから、苦学して何とかトカゲ人と会話が出来る程度のト カゲ語力を身に付けた。
Issili ossili Thepa (私はもう十分にトカゲ人である)
では、早速看守の緑トカゲ人・スシーサリーに、アーゴを解放してくれるよう交渉してみる。
「イェシュルクリック!スセス!スセス!」 「スストレス!イシリ セルア ゼカ!」
オーケー!交渉成立だ。
どうやら、あのアーゴという男は、トカゲ族の食料を盗んだとかで捕まっていたらしい。
あわや処刑されそうなところであったが、アバタールが盗まれた分の食料を立て替えるということで話がついた。
アーゴの盗んだ量が多かったのか、かなりの食料を積まないと首を縦に振ってくれなかったが、ここは食料生成の魔法を使えばなんとでもなる。
アバタールの怪しい術で製造した合成肉や遺伝子組替トウモロコシなどを献上すると、彼は喜んでアーゴを解放してくれたものだ。
晴れて自由になったアーゴは喜んで駆けて行く。
このアビス自体が巨大な牢獄のようなものだから根本的な解決にはなってない気がするが、ようやくアバタールらしい行いができてよかった。
見た感じいい歳なんだから、もうこんな事はするんじゃないぞ!
3
トカゲ人の居住区の中には神殿まであり、その隣の部屋には宝石の飾られた部屋があった。
そこにいた赤トカゲ人イススリークはアバタールに頼み事があるらしく、何やら手紙を見せてくれた。
手紙の内容は、灰色トカゲ人が書いた人間の言葉である。
「赤いルビーを探して来てほしい」とのこと。
丁度、汚れてはいるが赤い宝石のルビーを2つほど持っていたので彼に差し出してみると、これでOKだったらしく、御礼にと1枚の紙切れをくれた。
ルビーの交換対価が紙切れってのも割に合わないが、この紙切れには水上を歩く魔法のルーンについて書かれていた。
これは、上のフロアで見つけた大ジャンプの呪文と同じく、いわゆる隠し呪文というやつらしく、マニュアルの呪文一覧にも載っていない。
この水だらけのフロアでは役立ちそうだ。
4
こちらの水路にある小島には、骸骨と一緒にプレートの胸当てと兜が落ちていた。
チェインメイルでさえギリギリのアバタールには、これ以上重量のある物は装備できないが、このように武器防具は意外と沢山落ちているものだ。
これまでの戦いでも防具が傷むようなことはあまりなかったので、特に修理などしなくても新たに拾って着替えていけば十分に事足りるかもしれない。
5
この細い通路を歩いていると、突然アバタールが壁に引っ掛かる。
これは隠し扉の合図だ!
入念に壁を調べてツタをどかすと、中にスイッチのある小部屋を見つけた。
スイッチを押すと、どこからか水の流れる音が聞こえる……。
何が起こったのかと下の通路をを見てみると、ここらに流れていた水が無くなっており、底に降り立てるようになっていた。
底には扉が見える。
何かが隠されてそうな予感!
6
扉の先で、初登場のモンスター、幽霊と戦う。
壁際で戦っていたので、勢い余って石壁を殴ってしまい、大事なライトメイスが少し傷んでしまった。
その奥の部屋には、神殿と回復の泉がある。
そして……
剣の刃が落ちている。
これこそが、灰色トカゲ人イシュタスや山人族シャクが言っていた、サー・カビルスの8徳のアイテム『正義の剣』の刃であった!
柄の部分も見つけ出して修理しなくては使い物にならなそうだが、これらサー・カビルスの遺物を全て集めるのが目標の1つであることは間違いないだろう。
ようやく1つ目の半分を手に入れた。
7
ここの部屋の扉には『倉庫』と書いてある。
途中の道端で拾った鍵で扉は開いたが、そろそろ鍵の管理ができなくなってきたので、もう用済みだと思う物から順次捨てていくことにした。
赤い鍵、白い鍵、山人族の鍵、倉庫の鍵、トカゲの鍵……これだけあると重量もバカにならないものだ。
アバタールは聖人ですが、ゴミをポイ捨てすることに抵抗はありません。
8
この倉庫は、ここに住んでいる盗賊達の領域らしい。
話し合っても何も生み出さないタイプなので、勝手に中を漁っていると、奥に隠し部屋を発見する。
武器・ルーン・魔法のワンドなどが見つかった。
魔法のルーンなど、君達には必要のない物だろうから頂いておくぞ。
9
続いては、灰色トカゲ人のイシュタスから頼まれていた、酋長オスシッカの捜索だ。
だが、大体このフロアも一回りできたが、どこに行ってもそれらしき人物が見つからない。
彼が討伐に向かったクリクラとかいう怪物と戦うのかと思っていたのだが、そんな怪物もいない。
ここより下のフロアに流されてしまったのか……。
と水路の隅々まで回って探していると、こんな紙切れが落ちている入り江を見つけた。
「オスシッカ殿 あなたの双肩にトカゲ民族同盟の運命が掛かっています。期待しています。サー・カビルス」
とある。
どうやら、サー・カビルスがオスシッカ酋長に宛てて書いた手紙のようだ。
こんな物が落ちているということは、ここにある骨ってつまり……。
10
灰色トカゲ人イシュタスに手紙を見せて事の顛末を話すと、困った事になった……と嘆くが、一応御礼の品として魔法のルーンとワンドをくれた。
というか、あの骨があった場所って君達の居る場所のすぐ近くなんだけど、何で誰も気付かなかったの?
まあ、これでようやくレベル3のフロアも全て回ったかな。
ここはかなり構造が掴みにくい場所だったから探索には苦労したが、8つの徳のアイテムも手に入ったし、魔法のルーンも沢山集まった。
これだけ揃えば中級クラスの魔法も十分に使えるのだが、ルーンの入れ替えが面倒なので、ほとんど回復魔法しか使っていない。
ここで覚えた水上歩行の魔法をはじめとして、上の階で貰った空中歩行の薬などを駆使して進まなくてはならない仕掛けとかも、そろそろ出てきそうだ。
***現時点のステータス***
LV 10
STR 22 DEX 14 INT 20
VIT(HP) 74
MANA(MP) 35
スキル
攻撃:13 守備:15
格闘:1 剣:5 斧:4 メイス:15
マナ:13 学問:13 呪文:9
探索:9 修理:5 話術:8 鍵破り:5 軽業:7 水泳:7
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